【完全網羅】ケース面接の攻略4ステップから対策法まで解説

【完全網羅】ケース面接の攻略4ステップから対策法まで解説

2022年11月15日更新

はじめに

コンサルや外資の金融機関の選考で登場するケース面接ですが、

 

「ケース面接って、どんな内容なの?」

 

「どう答えればいいの?」

 

「何か対策法とかありますか…」

 

など、通常の選考にはない異形の選考内容に驚きと戸惑いばかりですよね。

 

でも、大丈夫です。

 

正しく恐れて、正しいやり方で、正しい努力をすれば、周りに引けを取らないスキルを身に付けることは可能です。

 

本記事ではケース面接の全貌を明らかにするとともに、攻略法から対策法まで、1つの記事内ですべての情報が入手できるように心掛けました。

 

10分後には安心して対策に取り組めるようになりますので、最後まで一気につまみ読みしてくださいね。

 

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1.就活で登場するケース面接とは

まずケース面接とは、面接官がクライアントの役割を演じ、面接の場で課題を提示し、制限時間内にその解決策の提案を求めるシミュレーション形式の面接です。

 

元々はマッキンゼーやボストンコンサルティングといった戦略コンサルティングファームから端を発した面接ですが、近年は総合系やITのコンサルティングファームをはじめ、外資の金融機関なども導入しています。

 

このような業界では重要な面接の位置づけで、評価ウエイトも50〜60%と高いため、対策は必須だと言えますね。

 

2.ケース面接:5つの目的

それでは、なぜケース面接を行うのでしょうか?

 

理由は大きく5つの能力を見極めるためです。

 

1つずつ細かく見ていきましょう。

 

①論理的思考力(ロジカルシンキング)

 

1つ目は、何といっても「論理的思考力」があるかないかを見極めるためです。

 

「論理的思考力」は、最も重要視されるコンサルのデフォルトスキルで、もはやコンサル業界では持っておかないと仕事にならないスキルですね。

 

論理的思考力があれば、 効率的かつ本質的に「問題解決」できますし、 相手(クライアント)を説得できます。

 

逆に、論理の反対の感情で説明されても、クライアントが首を縦に振って納得することは皆無です。

 

「AはBだから、BはCだから、なのでAのためにはCが必要なんです」

 

と論理的に説明できなければ、高い報酬を払っているクライアントはコンサルを信用してくれません。

 

なので、論理に飛躍はないか、前提は間違っていないか、一貫性は担保されているかなどの観点で論理的思考力を測っています。

 

➁コミュニケーション能力

 

実際のコンサルの現場ではチームを組んで案件に当たったり、クライアントとの円滑なやり取りは必須なので、コミュニケーション能力は切っても切り離せない必須アイテムです。

 

胸を張って理路整然とプレゼンする能力にスポットが当たりがちですが、問題の本質をつかむためにクライアント側からヒアリングするシッカリとした傾聴力も大切になってきます。

 

特にケース面接では自分の考えをできるだけ伝えようとするあまり、早口になったり、冗長的になったりしますが、これでは逆効果になります。

 

結論と根拠を端的に話して、質問を受けたら、それについてだけ答えるようにしましょう。

 

➂思考の柔軟性

 

いくら地頭力があって、優秀でも人の意見を聞けない人材は伸びしろがありません。

 

また、面接官は敢えて学生の思考の穴にツッコミを入れながら、学生の頭の回転の速さを見定めています。

 

その時に「私はそう思いません」など否定的な意見を言うと、素直さや柔軟性がないと捉えられて評価は下がる一方です。

 

逆に、面接官の質問や指摘が自分の考えとは異なっていても、一旦相手の意見を飲み込み、それを受け入れた上で自分なりの仮説に昇華させる思考の柔軟性を示せれば、評価がグッと上がるわけです。

 

➃時間的プレッシャー耐性

 

ケース面接では時間的なプレッシャー耐性も見られています。

 

すぐには思いつかない解決策を指定時間内でひねり出す必要があります。

 

また、回答のやり取りの中で、面接官に細かいところを突っ込まれ、間違いや論理の破綻を指摘される場合もあります。

 

そんな中で時間配分を意識しながら、時間内で1つの解決策を導かないといけないといった時間との戦いになる点で、時間的なプレッシャー耐性を鍛えておくことは肝心です。

 

➄精神的タフさ

 

コンサルの仕事は、脳に汗をかく仕事です。

 

コンサルの仕事として、相手の指摘をキチンと吸収しながら、自分なりに考え続けられるかといった「思考の持続力」も必要不可欠です。

 

無言になってしまったり、考えるのをあきらめるのではなく、ツッコミにも動じることなく、課題やコミュニケーションを楽しみながら、最後まで課題と向き合う姿勢を崩さないことが重要ですね。

3.ケース面接の流れ

「なるほど、5つの目的があってケース面接が実施されているんですね。では、実際にケース面接はどのような流れで進行していくのでしょうか?」

 

ケース面接の流れは大きく2つあって、

 

①お題を出されて、ディスカッションしながら進めるパターン

 

と、

 

➁解答を作成する時間を事前に与えられ、プレゼンの後にディスカッションするパターン

 

です。

 

後者のケースだと、まずは面接官から課題を与えられます。

 

15〜30分程度で、個室あるいは面接官の前で解答を作成していきます。

 

その後、作成した解答をもとに面接官とディスカッションを行います。

 

時間は10分程度で、ディスカッションを口頭で行うケースと、紙やホワイトボードに書いて実施するケースに分かれます。

4.ケース面接のお題は3種類

「なかなか緊張しそうな雰囲気ですね。次に肝心のお題はどんなものが出されるんですか?」

 

お題は大きく3種類あって、

 

①フェルミ推定(例:日本にあるマクドナルドの店舗数)

➁ビジネスケース(例:吉野家の売上を上げる施策)

③抽象系(例:平和とは何か)

 

に分けられます。

 

1次面接では単純なフェルミ推定、2次面接ではフェルミ推定からビジネスケースへの移行といった複合問題を出す企業もあります。

 

下記で企業ごとの出題傾向をまとめておきますね。

 

企 業 名種 類
マッキンゼー・アンド・カンパニービジネスケース

(22卒)

ある全国チェーンのレンタカー店において売上が減少している。

・低迷の原因として考えられるものを出来る限り述べよ。

・その原因に対する対策として考えられるものを追加資料を見た上で、出来る限り述べよ。

・売上向上施策を検討せよ。

ボストンコンサルティンググループフェルミ推定、ビジネスケース

(23卒)

貧困の再生産の原因とそれを解決するための施策立案

1) どのような原因・メカニズムで貧困の再生産が起きているか?

2) 解決するためにはどのような施策を打てば良いか?

ベイン・アンド・カンパニーフェルミ推定、ビジネスケース

(23卒)

東京都内の託児型保育の市場規模推定と、都内託児型保育サービスを展開している企業をクライアントと想定して短期的な売上向上施策を提案せよ。

ATカーニーフェルミ推定、ビジネスケース、抽象系

(22卒)

コロナで外出機会が減少したことで、ゲームの人気が高まっている。しかし、ゲームのしすぎで生活リズムが崩れている子どもがいる懸念から、香川県ではゲームのプレイ時間に規制がかけられた。ではゲームへの規制は行うべきか。

ローランド・ベルガービジネスケース

(22卒)

大手自動車メーカーの部品サプライヤーである、とある中小企業における、自動車の需要減少の中での成長戦略を提案せよ。

アーサー・D・リトルビジネスケース

(23卒)

コンビニ最大手の5年後の成長戦略を策定せよ。

PwC Strategy&フェルミ推定、ビジネスケース

(23卒)

東京都内の中学生用学習塾の市場規模の推定せよ。クライアントは中学生用学習塾のトップシェア企業だと想定して、中期的な売上向上施策を提案せよ。

ZSアソシエイツビジネスケース

(過去問)

都内で新しいショップを出すとしたら、どのように設計するか述べよ。

ドリームインキュベータビジネスケース

(23卒)

デジタル化の煽りを受け、売り上げが急落している老舗出版社の業績を短期的に復活させるには?

コーポレイトディレクションビジネスケース

(過去問)

書店の売上を伸ばすにはどうすればよいか教えてください。(20分のケース筆記)

経営共創基盤(IGPI)フェルミ推定、ビジネスケース

(過去問)

COCOAの普及率向上施策を考えよ。

アクセンチュア(戦略)ビジネスケース

(22卒)

コロナによるダメージで経営不振に陥った酒造企業の売上向上施策を検討せよ。

5.ケース面接:例題と解答例

「なるほど、ケース面接は大きく3種類あるんですね。それぞれの例題と解答例を知りたいのですが…」

 

それでは、「フェルミ推定」「ビジネスケース」「抽象系」のテーマに分けて、それぞれ例題と解答例を見ていきましょう。

 

①フェルミ推定

 

まず、「フェルミ推定」とは分からない数値を論理的要素を積み上げて推定する方法です。

 

概算といったほうがわかりやすいかもしれませんね。

 

それでは、さっそく例題を見ていきましょう。

 

【例題】日本の散髪屋の数を求めよ

 

〈前提〉床屋も美容室も含めた『散髪屋』の総数を推定

 

散髪屋の数=総需要÷総供給

 

で求めていきます。

 

まず、総需要は「人口×年間散髪回数」で求めていきます。

 

〈仮定〉

 

  • 日本の総人口は120百万人、男女別に同数でどの世代も同人数いる
  • 男性は2か月に1回、女性は3か月に1回、すべての人が散髪に行く

 

すると、

 

男性:60百万人×6回/年=360百万回

 

女性:60百万人×4回/年=240百万回

 

で、合計600百万回の散髪回数が算出できました。

 

次に、総供給は「店舗当たりの従業員数×1日の担当件数×営業日数」で求めていきます。

 

〈仮定〉

  • 店舗当たりの従業員:3名
  • 1人当たりの担当件数:4件(稼働時間8時間÷1人当たり1時間÷稼働率50%)
  • 年間営業日数:240日(360日の2/3を営業)

 

すると、

 

総供給=3名×4件×240日=1,440件/店舗当たり

 

の年間件数になります。

 

以上より、

 

散髪屋の数=総需要÷総供給=600百万回÷1,440件=約42万店舗

 

となります。

 

厚生労働省が発表した令和元年度衛生行政報告例(2021年2月18日)では、 美容室が25万4422軒、理容室は11万7266軒なので、合計37万1688軒となっています。

 

フェルミ推定のほうが若干多めですが、おそらく店舗当たりの供給数がもう少し多いことが考えられますね。

 

➁ビジネスケース

 

【例題】以下の前提条件でラーメン屋の売上推計と、売上を+50%にする方法を考えてください。

 

〈前提条件〉

  • 営業時間は10時から22時
  • 座席数は20席
  • 年中無休

 

それでは考えてみてください。

【回答例】

 

まず現状の売上は「客単価×客数」で計算できるので、「フェルミ推定」を使用して計算していきます。

 

推定する値フェルミ推定推定値
客単価近隣ラーメン屋の相場から推定900円
客 数〈仮定〉

・滞在時間30分/人→満席になると1時間に2回転する

・昼と夜の2回にピークタイムがある

上記の仮定による1日の客数は下記のとおり。

10~11時:0.5回転×20席×1時間=10人

11~13時:2回転×20席×2時間=80人

13~16時:0.5回転×20席×3時間=30人

16~18時:1回転×20席×2時間=40人

18~20時:2回転×20席×2時間=80人

20~22時:1回転×20席×2時間=40人

計280人

 

ポイントは理想の数値で仮定するのではなく、あくまでも現実的な数値を当てはめて算定することです。

 

上記の場合、

 

売上=客単価×客数=900円×280人=25.2万円

 

となります。

 

引き続き、売上を拡大する方法は、「客単価を上げる」あるいは、「客数を増やす」のいずれかに限られます。

 

いずれにしても、いずれか一方で50%増やすのは現実的にハードルが高いので、それぞれ20%前後増やす施策を考えていきます。

 

【客単価を上げる方法】

・アップセルを行う(トッピング、大盛、お持ち帰りなど)

・高価格メニューを設定する(ラーメン→ラーメン+チャーシュー丼セットなど)

・差別化要素を作って、メニュー自体の価格を上げる(鹿児島の黒豚を使ったチャーシューなど)

 

【客数を増やす施策】

・滞在時間を短くして、ピークの客数を増やす

・店舗を拡大して、ピークの客数を増やす

・ポイントカードの発行などによりリピート率を増やす

・商品の工夫や割引により、オフピークの客数を増やす

 

このように各種施策を思いついたら、実現可能性が高い施策をチョイスし、計算していきます。

 

たとえば、客単価を増やす施策の中で、テイクアウトの導入により平均単価が600円アップし、3分の1のお客が頼むとすると、平均単価が1,100円(=900円+200円)となります。

 

加えて、客数を増やす施策としてポイントカードの導入により、客数が30%増えるとすれば、客数は364人(280人×1.3)となります。

 

それを計算すると、

 

売上=1,100円×364人=400,400円≒40万円

 

となり、+58.7%(40÷25.2-1)の売上達成が計算上可能になります。

 

利益計算問題も同様に、「利益=売上-経費」なので、仮定を置いて分解した上で、施策を検討していけば、パターンなので解けるはずです。

 

③抽象系

 

【例題】社内用語を英語にすべきか?

 

区 分内 容
問題点・海外企業との交流が増えてきている

・通訳を介して交流しているが、費用がかかる

・今後、海外進出を目指している など

メリット・海外企業との連携が取りやすくなる

・通訳を必要としないため、通訳の費用がなくなる

・会社の発展と向上に繋がる など

デメリット・個人が仕事以外に英語力を身につけるための時間を割かなければいけない

・会社から研修費やセミナー代がかかる

・全ての人が英語で話せるようになるには時間がかかる

 

以上のような整理ができたら、今度は賛成・反対を決めるうえで重要な要素をピックアップしていきます。

 

たとえば、将来的に海外進出を視野に入れていて海外と交流する機会が拡大する場合は、英語を公用語にするデメリットよりもメリットのほうが大きいという比較考量を行えばいいわけです。

 

デメリットを打ち消せれば、賛成意見として考えをまとめていきます。

 

このように自由に考えられる課題の場合は、自分で前提条件やメリット・デメリットを多角的に考察し、賛成か反対の意見をまとめていきましょう。

6.ケース面接:攻略4ステップ

「例題と解答方法はイメージできました。でも、実際にやるとなるとできるかどうか正直不安です。何か解答するときの手順とかありますか?」

 

そうですよね、不安になりますよね。

 

これらの類の問題を解くにあたっては、下記の4ステップで攻略すれば大丈夫です。

 

【攻略4ステップ】

ステップ1:課題や前提条件を整理する

ステップ2:戦略の方向性を出す

ステップ3:実行案をひねり出す

ステップ4:実現可能性を検討する

 

1つずつ解説を加えていきましょう。

 

ステップ1:課題や前提条件を整理する

 

まず達成する課題や前提条件を間違うと、その先で検討する内容もズレが生じ、誤差が生まれ精度が落ちたり、論理が破綻するケースもあります。

 

たとえば、先ほどの例題だと

 

達成する課題前提条件
日本の散髪屋の数を求める床屋も美容室も含めた『散髪屋』の総数を推定
ラーメン屋の売上推計と、売上を+50%にする方法・営業時間は10時から22時

・座席数は20席

・年中無休

 

でしたね。

 

なので、戦略を考える前に、何を求められ、そのためにどんな前提条件があるのかを正確に整理しておくことが何にも増して重要です。

 

ステップ2:戦略の方向性を出す

 

ステップ1の後は、フレームワークや理論をベースに戦略を考えていきます。

 

たとえば、販売戦略に関するお題の場合、「ジェイ・エイブラハムの販売理論」を使うと有能です。

 

そもそも、

 

売上=客数×顧客単価×リピート率

 

で決まってくるので、

 

  • 客の数を増やすか?
  • 客が1回あたりに使う金額を増やすか?
  • 客の来店頻度を増やすのか?

 

を考える方法しかないわけです。

 

これが分かれば、

 

  • 客を増やす方法は?
  • 顧客単価を増やす方法は?
  • リピート率を上げるには?

 

といったMECE的な思考に飛べるわけです。

 

MECEとは”Mutually Exclusive、 Collectively Exhaustive”の略で、「ミーシー」または「ミッシー」と読み、「モレなく、ダブりなく」と訳されます。

 

MECEとはロジカルシンキングの基本中の基本で、物事を考えるとき、正確な答えを導き出すために必要な要素を網羅しながらも、それらが重複しないようにする考え方も同時に必要となります。

 

たとえば、上記の販売戦略を考えるときに、リピート率が抜けていると「モレ」が発生しますし、客を増やす方法を考えるとき、

 

  • 大人
  • 子供
  • 男性
  • 女性
  • 若者
  • 中年
  • 老人

 

と挙げて検討すると、顧客は網羅しますが、重複が生じるわけです。

 

なので、MECE的な枠組みで考えることが大切です。

 

その他、3CやSWOT、バリューチェーンなどのフレームワークがあります。

 

知っていれば効率的に簡略化しながら課題を解決できますし、知らない場合は「ああでもない、こうでもない」と堂々巡りし、やたらと時間だけが無残にも過ぎていくだけです。

 

フレームワークはケース面接で必要不可欠な武器となりますので、ぜひとも入手しておきましょう。

 

ステップ3:実行案をひねり出す

 

ステップ2で方向性が見えたところで、次のステップは具体策に落とし込む段階に入ります。

 

たとえば、先ほどのラーメン屋の例だと、

 

  • テイクアウト品の導入で、単価をアップさせる
  • ポイントカードの導入で、客数を増やす

 

でしたね。

 

実行案を出すステップでは、できるだけ多くのアイディアを多角的に出すことがポイントです。

 

アディアを無理やりひねり出すツールとしては、「オズボーンのチェックリスト」が有能です。

 

このツールは、ブレーンストーミングの考案者A.Fオズボーンによる発想の法則で、

 

1.他に使い道は?例:そのままで新しい使い道は
2.応用できないか?例)他にコレに似たものはないか
3.修正したら例)意味、色、動き、音、匂い、様式、型などを変えられないか
4.拡大したら例)強く、高く、長く、厚く、頻度は、付加価値は
5.縮小したら例)弱く、低く、短く、薄く、省略は、分割は
6.代用したら例)他のアプローチは
7.アレンジし直したら例)原因と結果を入れ替えたら
8.逆にしたら例)上下を引っくり返したら
9.組み合わせたら例)アイディアを組み合わせたら

 

など、9つのチェックリストで発想していきます。

 

この9つのチェックリスト自体がMECEで、漏れなくダブりなく発想を展開できますので、短時間で多くのアイディアを量産できますね。

 

ぜひ、使ってみてくださいね。

 

ステップ4:実現可能性を検討する

 

最終ステップでは、実行案の中で最も合理的でニーズに合った案を見極めていきます。

 

そのために、予算や期間、マンパワーの問題などを多角的に点検して、実現可能性が高いプランに絞り込んでいきます。

 

そこでは「A案ではなぜダメなのか」「B案がなぜ適切なのか」を論理的に答えることが大切なので、概算やメリット、デメリットを比較考量して説得できるようにしましょう。

 

7.ケース面接の回答の仕方

「ケース面接の例題や攻略ステップはわかりましたが、これをどのように説明すればいいのかわかりません…」

 

ケース面接の回答は、

 

①結論

➁ひねり出した実行案の説明

➂なぜその実行案に決めたのか

 

の順で説明していけばOKです。

 

これだけだと分かりにくいと思いますので、回答テンプレートを用意しました。

 

記号の部分に検討した内容を入れれば、いっぱしの回答ができます。

 

【ケース面接の回答テンプレート】

 

私は〇〇が有効だと考えます。

ここに至るまで、

A案:……

B案:……

C案:……

を考えました。

まずA案ですが、△△のため、却下しました。

続いて、B案についても××のため、却下しました。

最後のC案については、▢▢のため実現可能性が高いと考え、Cが最も適切なプランだと考えました。

 

ポイントとしては、回答が単なるヒラメキや思いつきではなく、論理的に考えられたものである思考の過程を示すことです。

 

どうしても、自分の記憶を頼りに答えようとするとあやふやになったり、度忘れする場合があります。

 

したがって、ケース面接の問題を解く過程で、自分の考えたことや概算内容をメモに残しておくことが肝要です。

8.ケース面接の具体的対策法

「なるほど、回答の仕方がイメージできました。最後にケース面接をクリアするために何らかの対策法がありますか?」

 

それでは、対策法として4つほど紹介しますね。

 

①書籍を読む

 

まずは書籍を購入して、一通りの予備知識や思考パターンを身に付けて下さい。

 

私がオススメする書籍は下記のとおりです。

 

  • 新版 問題解決プロフェッショナル―思考と技術(齋藤 嘉則著
  • 現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート(東大ケーススタディ研究会著)
  • 現役東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート(東大ケーススタディ研究会著)
  • 外資コンサルの面接試験問題 過去問で鍛える地頭力(大石 哲之著)
  • 戦略コンサルティング・ファームの面接試験(マーク・コゼンティーノ、辻谷 一美著)
  • ビル・ゲイツの面接試験(ウィリアム・パウンドストーン、松浦 俊輔著)
  • 地頭力を鍛える(細谷 功著)

 

➁問題を解く

 

次の対策法は、できるだけ多くの問題に触れることです。

 

それにより、「この問題はこういうアプローチで解けば大丈夫」といった当たりが付けられるようになります。

 

この類の問題は「習うより慣れろ」の世界があるので、できるだけ問題を数多く解いて、パターン認識を身に付けると短時間で効率的に解くことが可能になります。

 

➂フレームワークを習得しておく

 

記事内でも説明したとおり、ケース面接の問題を解くにあたって、色々と便利なフレームワークが世の中に出回っています。

 

しかも、無料ですぐに入手できますので、検索で「ケース面接 フレームワーク」とググって、武器を手に入れておいてください。

 

➃模擬面接を受ける

 

やはり、問題を解く行為と、それを理路整然と答える行為は似て非なるものです。

 

ケース面接では空中戦タイプ(口頭のみの面接)とプレゼンタイプ(ホワイトボードに書かせる面接)の2種類がありますが、いずれのパターンにも対処できるようにトレーニングしておくことが大切です。

 

そのためには模擬面接を十分に行って、アウトプットする量を増やし、スキルを磨いておくことは言うまでもありません。

 

もし、現役コンサルやコンサル出身者が知り合いの中にいれば、練習相手になってもらうことをお勧めします。

 

やはり、実戦を積んできたコンサルの意見やアドバイスを受けるのは貴重で即効性がありますね。

 

ベーコン指数ではないですが、知り合いを通じて6人を辿れば、コンサル経験者に行き付きますので、ぜひとも漕ぎ着けましょう。

 

9.ケース面接前のチェックポイント

最後になりますが、ボストンコンサルティンググループのサイトに記載されている「ケースインタビューのTips」を紹介して本記事を締めくくります。

 

☑面接官に質問する

☑理解が曖昧なまま分析に入らない

☑課題の構造化と、課題解決の枠組みを意識する

☑優先順位を考える

☑考えてから話す

☑課題解決の仮説を立てる際にクリエイティビティを意識する

☑定型の枠組みにとらわれない

☑実際のビジネスにおけるリアリティを考慮する

☑素早く正確に計算する

☑複数の考えを統合し、分析から結論を引き出す

☑答えがはっきりしなくても、うろたえない

☑自分の考えに拘らない

☑一人で考えない

☑ケース情報を外に流したり、事前知識を用いたりしない

☑自然体でケースインタビューを楽しむ

 

引用:面接準備と模擬ケース~BCGのWEBサイト

 

以上、本記事があなたのケース面接で何らかのお役に立てば幸いです。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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