【就活】美容系の仕事紹介!年収・安定性・資格を解説!
2024/9/6更新
はじめに
女性からの人気が高い美容系の仕事。
美容系に就職したいと考えている就活生の中には、以下のような悩みや疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか?
- 美容系の仕事って何がある?年収は?
- 安定性があったり、高収入な美容の仕事はあるの?
- 美容系の企業に就職するにはどうすればいいの?
この記事を読めば、こういった悩みや疑問はすべて解決できます!
ぜひ美容現場で働いている自分の姿を想像しながらお読みくださいね。
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美容系の仕事って何がある?年収は?
まずは美容系の代表的な仕事やその年収について解説していきます。
今回解説するのは以下の6種です。
- 化粧品メーカーの社員(美容部員を含む)
- エステティシャン
- ネイリスト
- 美容師
- 理容師
- 美容外科、美容整形クリニック等の受付事務
一つずつ見ていきましょう。
①化粧品メーカーの社員(美容部員を含む)
化粧品メーカーの社員として働くことで、広く美容に関わることができます。
化粧品メーカーの職種は大きく分けて次の3つ。
- 事務系総合職(営業・事務)
- 技術系総合職(研究・開発)
- 美容部員
主に文系の学生が選考を受けることになる事務系総合職は、営業・事務を担います。
具体的には、管理部門(総務・経理・人事など)・企画部門・営業部門などでの業務が担当です。
主として理系の学生が選考を受ける技術系総合職は、研究・開発を担います。
具体的な仕事は、化粧品の研究・開発・設計・品質管理などです。
美容部員は、ドラッグストアやデパート等の化粧品売場にて勤務し、製品の販売を担当します。
お客様と直接コミュニケーションを取りながら、顧客一人一人に合った商品を紹介するのがメイン業務です。
社員の平均年収は420万円程度。
業界動向サーチによれば、化粧品業界の売上高ランキングは以下のとおりとなっています。
【化粧品業界 売上高ランキングTOP10(2022– 2023年)】
順位 | 企業名 | 売上高 |
1位 | 資生堂 | 1兆673億円 |
2位 | コーセー | 2,891億円 |
3位 | 花王 | 2,515億円 |
4位 | ポーラ・オルビスHD | 1,663億円 |
5位 | DHC | 874億円 |
6位 | マンダム | 670億円 |
7位 | ノエビアHD | 611億円 |
8位 | ファンケル | 574億円 |
9位 | 日本コルマー | 556億円 |
10位 | 日本メナード化粧品 | 368億円 |
第1位の資生堂は売上高が1兆673億円億円と第2位以降に圧倒的な差をつけていますね。
②エステティシャン
エステティシャンの主な仕事内容は、お客様の美容追求のために様々な形の施術を行うことです。
施術の具体例としては、下記が挙げられます。
- フェイシャルケア
- ボディトリートメント
- マッサージ
- リラクゼーション
エステティシャンの平均年収は350万円程度です。
③ネイリスト
ネイリストの主な仕事は、お客様の爪を美しく見せるための施術をすることです。
施術内容は大きく以下の3つに分類することができます。
- ネイルケア
- ネイルアート
- ネイルカラー
お客様の要望や爪の状態に合わせて、最適な施術を提供することが求められます。
ネイリストの平均年収は300万円程度です。
④美容師
美容師の主な仕事は、お客様の髪の毛への幅広い施術です。
- カット
- パーマ
- カラーリング
- ヘアセット
などの施術がメインとなります。
美容師の平均年収は300万円程度です。
なお美容師として就職するためには、国家資格である美容師免許が必要となります。
⑤理容師
理容師の仕事は、髪の毛の刈り込みや顔そりなどの施術を行うことです。
髪の毛への施術という部分では美容師と共通しているものの、顔そり(シェービング)ができるのは理容師のみ。
一方でヘアセットなどの施術は美容師のみ行うことができます。
理容師の平均年収は300万円程度です。
なお理容師として就職するためには、国家資格である理容師免許が必要となります。
⑥美容外科、美容整形クリニック等の受付事務
美容外科、美容整形クリニック等の受付事務の主な仕事は、来院者対応や事務処理など多岐に渡ります。
具体的には下記を担当します。
- 来院者の受付
- 会計
- カルテの管理
平均年収は350万円程度。
なお美容外科、美容整形クリニックの施術は基本的に自由診療であるため、医療事務の資格は不要であるケースが多いです。
美容系の仕事はきついの?
「美容系の仕事はきつい」という声が上がることは少なくありませんが、実際はどうなのでしょうか?
結論から言うと、きつい要素も少なからずあるのが事実です。
美容系の仕事がきついと言われる主な理由として、以下の3つが挙げられます。
- 労働時間や休日が一定ではない
- 技術職は一人前になるまで低収入な傾向
- 美容部員などの営業職はノルマがある
【労働時間や休日が一定ではない】
美容系の仕事の多くはサービス業であり、お客様の都合に合わせて勤務することが前提となっています。
お客様の要望や予約によって労働時間や休日の取得日が左右されることは当たり前の世界なのです。
労働時間や休日の不安定さは、身体面にも精神面にも大きな負荷となると言えるでしょう。
【技術職は一人前になるまで低収入な傾向】
美容系の仕事はお客様への施術を担う技術職が多いのですが、技術職は一人前になるまでの期間は収入が低い傾向にあります。
見習い期間で技術を伴っていないから仕方がないとも考えられますが、収入の低さは「きつさ」に直結するでしょう。
世間で「美容業界は給料が安い」と言われることが多いのは、このことも要因の一つとなっています。
【美容部員などの営業職はノルマがある】
ドラッグストアやデパート等で販売を担当する美容部員。
一見華やかな仕事に見えますが、基本的に自社製品の販売ノルマが課せられます。
ノルマの存在は仕事のやりがいにもなりますが、多くの人にとって精神的にきつい要素となるのは間違いありません。
資格が無くてもできる美容系の仕事
お客様への施術サービスが多い美容系の仕事ですが、特別な資格が無くても就職できる職種もあります。
具体的には下記の通りです。
- 化粧品メーカーの社員
- エステティシャン
- ネイリスト
- 美容外科、美容整形クリニックの受付事務
資格を持っていない、あるいは資格を取得するつもりはないが美容系の仕事をしたい人は上記のような仕事に携わるのが現実的でしょう。
美容系の仕事で安定しているのは何?
「給料が低い」と言われることが少なくない美容系の仕事の中でも、特に安定している職種は以下のとおりです。
- 化粧品メーカーの社員
- 美容外科、美容整形外科の受付事務
- 美容師
- 理容師
化粧品メーカーの社員や受付事務は、基本的に経営規模が非常に大きく安定しています。
また資格が必要な美容師なども安定性が高いと言えるでしょう。
資格さえあれば地域を問わず転職しやすいということも強みの一つですね。
美容系の仕事では事務職も人気
美容系の仕事というと、直接的にお客様の美容に携われるエステティシャンなどの施術業務を想像する方も多いかと思いますが、実際には事務職も人気です。
特に美容外科、美容整形クリニック等の受付事務は、求人に対する応募者が非常に多く、就職が狭き門になっているのが普通です。
なおエステサロンや美容室等の受付事務は、事務仕事専門ではなく施術と併せて担うことが多いことを覚えておきましょう。
美容系の就職先として大卒に人気がある仕事
美容系の就職先として大卒に人気がある仕事は、化粧品メーカーの総合職です。
総合職は基本的に大卒(大学院卒)のみの募集であることがほとんどであるとともに、平均年収が高いことも人気の要因となっています。
化粧品業界に就職する大きなメリットは以下の3つ。
- 不況にも強い
- 高齢化社会にも強い
- 女性が働きやすい
【不況にも強い】
化粧品業界は景気に左右されにくく、不況に強いです。
どんな時でも化粧品は多くの女性にとって必需品であり、「不景気だから化粧はしない」という人はなかなかいませんからね。
化粧品業界は、不景気な時代でも極めて安定性が高いのです。
【高齢化社会にも強い】
「高齢化が進むことで業界規模が縮小してしまうのでは?」と考える人もいるかもしれませんが、実際には化粧品業界は高齢化社会でも強い存在です。
年齢を重ねていっても、化粧をするという習慣は中々無くなるものではないからです。
老人ホームの利用者を対象とした化粧品の出張販売も増えてきているんですよ。
高齢化が進んでも業界規模は簡単には縮小しないと言えるでしょう。
【女性が働きやすい】
化粧品業界は女性従業員の比率が67%と非常に高いため、他の業界に比べて女性が働きやすい職場環境が整備されています。
出産や育児に伴う諸制度が充実しており、長期休暇取得後の復帰率も当たり前の環境です。
福利厚生として化粧品の社割などを設けている会社もあったりします。
なお化粧品業界に関する詳細は、以下の記事でも徹底解説していますので併せてご覧ください。
美容系の仕事に就職するためにやるべきこと
最後に美容系の仕事に就職するためにやるべきことを2つご紹介していきます。
美容系を志望する就活生なら必ず押さえておきましょうね。
- 資格を取得しておく
- 美容系のインターンには必ず参加しておく
①資格を取得しておく
やるべきこと1つ目は、資格を取得しておくことです。
就職するのに資格が必須な仕事は当然ですが、必須ではない業界を目指す場合であっても関連資格を取っておくことをおすすめします。
美容への興味関心の強さや知識の証明ができるからです。
採用される可能性を少しでも上げたいのであれば、就職希望先に関連する資格取得を目指してみてください。
- 日本化粧品検定
- メイクアップ認定講師
- ネイリスト技能検定
- ネイルサロン衛生管理士
- スキンケアスペシャリスト
- Ajesthe認定上級エステティシャン など
②美容系のインターンには必ず参加しておく
2つ目は美容系のインターンには必ず参加しておくことです。
先述のとおり、美容業界の仕事はきつい部分があるのも事実。
働く現場の状況をきちんと把握し、自分に適性があるかを判断するためにも、美容系のインターンには必ず参加するようにしましょう。
インターンへの参加姿勢が選考に繋がるケースもありますよ。
なお、インターンに参加するメリットについては下記で解説しているため、ぜひ参考にしてみてください!
よくある質問
よくある質問をまとめました。
- Q.美容の仕事がしたいんだけど、どんな仕事があるの?
- Q.美容系の仕事に転職したいけど、未経験でも大丈夫?
Q.美容の仕事がしたいんだけど、どんな仕事があるの?
A.代表的な美容の仕事は以下のとおりです。
- 化粧品メーカーの社員(美容部員を含む)
- エステティシャン
- ネイリスト
- 美容師
- 理容師
- 美容外科、美容整形クリニック等の受付事務
Q.美容系の仕事に転職する場合、未経験でも大丈夫?
A.未経験者可としている美容系求人もあります。
未経験の場合は、採用確率を上げるために関連資格を取得しておくことをおすすめします。
さいごに
今回は美容系の就職事情について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
記事の内容を簡単にまとめます。
- 美容系の仕事にはきつい要素があるのは事実
- 資格が無くても就職できる仕事もある
- 「美容外科、美容整形クリニック等の受付事務」は狭き門。
- 大卒に人気のある仕事は「化粧品メーカーの総合職」
- 美容系へ就職したいなら「資格の取得」と「美容系インターンへの参加」が重要
美容系の就職事情、お分かりいただけたでしょうか?
同じ美容系の仕事でも特徴が大きく異なる職業もあるため、ぜひ本記事を参考に業界・職種への理解を深めてください。
また女性人気で有名な美容業界ですが、女性のキャリアを考える際に参考になる情報は下記で掲載しているため、必要に応じて目を通してみてください!