【就活攻略】「その他の活動」を効果的にアピールする方法

【就活攻略】「その他の活動」を効果的にアピールする方法

2022年6月16日更新

はじめに

「大学でのその他の活動(課外活動)はどんなことをしてきましたか?」と聞かれた経験はないでしょうか。

 

またはESで「学生時代の課外活動でどんなことを学びましたか。また、それを入社してからどうやって活かしますか?」といった項目を目にしたことはないでしょうか。

 

就活では本番までの下準備が大切です。事前に対策をおこなっていれば、スムーズに答えられますが、そうでなければ言葉が詰まってしまうことも。

 

そこで今回は、就活におけるその他の活動に関するトピックを深掘りしていきます。加えて、アピール方法や活動をしてこなかった場合の対策も紹介していきますので、最後まで読んでいただければ幸いです。

1.そもそも課外活動・その他の活動とは

本題へと移る前に、課外活動・その他の活動が「どういった内容なのか」を一度整理していきます。おそらくほとんどの人が経験した内容もあるはずです。具体的には2パターンにわけられます。

 

・学内活動

・学外活動

 

では、具体的に見ていきましょう。

学内活動の例

学内の場合ですと、以下の例が挙げられます。

 

・委員会

・サークル

・クラブ活動

・学校行事(学園祭・文化祭など)

 

サークルやクラブ活動が盛んな大学であれば、何かしらのコミュニティに所属している人も多いはず。大学によって特色が異なるのもとても興味深いのではないでしょうか。就活でのアピール材料になりやすいです。

学外活動の例

次は学外の活動を見ていきましょう。以下をご覧ください。

 

・留学

・趣味

・習い事

・アルバイト

・ボランティア

・インターンシップ

 

アルバイトであれば、ほとんどの人が一度は経験があるかもしれません。就活に備えてインターンシップに行く人もいるでしょう。

 

学内・学外、どちらでも構いませんが、何かしら一つは経験しておくと就活時に役立ちます。また、周りと差別化を図るために、珍しいことに取り組む方もいますが、大切なのは「何を学べたか」です。

 

内容にこだわるのではなく、まずは一つ経験してみましょう。すでにいくつか経験がある学生の方は、新しいものにチャレンジしてみてもいいかもしれません。

2.就活をする際の課外活動・その他の活動で選ぶおすすめのトピック

課外活動・その他の活動は多岐にわたるので「一体、どれを取り上げたら就活で有利なんだろう?」と思う方もいるかもしれません。そこで下記のトピックを取り上げてみたので、参考にしてみてください。

 

・アルバイト

・サークル

・学校行事

・ボランティア

・インターシップ

 

それぞれ詳しく見ていきます。

アルバイト

多くの大学生が一度はアルバイトの経験があるかと思います。飲食店・接客業・派遣など、選択肢が幅広いです。

 

どの職種を選んでもいいのですが、自分にとって「学び」が得られるものが良いかもしれません。

 

「学び」を実感できる出来事は、人それぞれで異なるので「その人ならではのストーリー」が生まれます。

 

就活のESや面接時でもストーリーがあるものは惹き込まれますし、他の学生と差別化も可能です。

サークル

サークルも基本的には集団行動でおこなうものが多いです。そのため、他の人とのコミュニケーションや目標に向けての取り組みなどで学べることがあります。

 

また、大学によってサークルの特色は異なるので、珍しい体験ができるかもしれません。珍しい体験ができれば、就活でもユニークなエピソードとして面接官に印象付けが可能です。

 

内容で他の人と差別化したい人は、入会するサークル選びを重視するといいでしょう。

学校行事

大学での学校行事は、学園祭・オリエンテーション・オープンキャンパスなどが挙げられます。特に学園祭やオープンキャンパスは、学生も主体的に参加することが可能です。

 

企画・アイデア出し・チームリーダーなど、それぞれが役割をもって取り組めるので、それぞれならではの経験ができます。「どんな困難があったのか」「どうやって改善したのか」などを整理できると、就活でも濃いエピソードを表現できるでしょう。

ボランティア

在学中だと、ボランティア経験をした人は少ないかもしれません。だからこそ経験をすることで、周りの就活生と「差」をつくることが可能です。ESや面接の際に相手への印象付けができるはず。

 

加えて、ボランティア時の問題点・改善点・学びなどもあれば強いエピソードになります。内容が他の人と違うからと言って、そこから得られた経験がなければ意味がないからです。

 

せっかくの貴重な体験ですので、積極的に取り組んで、就活時に活用していきましょう。

インターンシップ

最後に紹介するのはインターンシップです。在学中に業務のお手伝いができるので、希望する企業や会社があれば、積極的に経験しておくといいかもしれません。入社してからのギャップを防ぐことができるからです。

 

また、実際の業務を経験してみると、仕事に対する見え方が変わることもあります。「経験したことで思っていたイメージと違った」「経験したことでさらに好奇心が高まった」など、さまざまです。

 

会社としても「在学中に経験してもらった方が、納得感をもって仕事に取り組んでもらえる」と考えているところもあるので、実は双方にメリットがあります。

3.面接やESの際に課題活動・その他の活動をアピールする方法

課外活動・その他の活動を通して「どうやってアピールすればいいのか」を以下4つのポイントで解説していきます。

 

①成し遂げたことを簡潔に伝える

②困難・原因・改善を伝える

③結果・学びを伝える

④入社してから学びをどう活かすのかを伝える

 

それでは具体的に見ていきましょう。

①成し遂げたことを簡潔に伝える

ESでも面接でも同じですが、まずは「どんなことを達成したのか」を初めに伝えます。冒頭で伝えれば「これからどんな話が展開されるんだろう」と、相手の興味を惹きつけることができるからです。

 

一方で「なぜそれをしたのか」といった背景を長くダラダラと伝えてしまうと「この学生は何が言いたいのか?」とずっとモヤモヤします。

 

話す順番を変えるだけで人は聞く耳をもってくれるので「結論ファースト」を意識しましょう。ESで書く際も同様です。

②困難・原因・改善を伝える

課外活動で取り組んだ人は、問題点や改善点などを経験したのではないでしょうか。

 

何かを成し遂げようとすると、必ず壁にぶつかります。その壁をどうやって乗り越えたのか、といった話もアピールポイントです。

 

話を展開する際は、困難・原因・改善の流れを考えるとスムーズに伝えられるでしょう。上手く整理ができない人は、一度箇条書きにして要点だけを洗い出すのも効果的です。

③結果・学びを伝える

「改善して最後はどうなったのか?」と相手は気になるはずなので、きちんと結果をセットで伝えていきましょう。

 

また、結果から「何を学べたのか」をまとめられるとさらにアピールできます。結果だけで終えてしまうと、ただの報告と変わりません。相手にアピールするためには「私は今回の経験から、こんなことを学べましたよ」というのを伝えるのが大切です。

 

そうすることで相手も「物事に学びの姿勢をもって取り組める人なんだな」と高評価に繋がります。

④入社してから学びをどう活かすのかを伝える

そして「学びをどう活かすのか」を伝えられると、さらに良いアピールになります。

 

たとえば、「役割分担することで、効率良く進行できました。入社してからも、適材適所を意識してプロジェクトに取り組んでいきます」など。

 

活かすポイントを伝えれば、企業に「入社後の働くイメージ」を与えることができます。「入社後の働くイメージ」を働く前にアピールすれば、安心して学生を採用できると言えるでしょう。

4.課外活動・その他の活動がない場合の対策

「私には、課外活動の経験がない…」といった方もいると思いますので、以下2つの対策をまとめました。

 

・過去の出来事を振り返る

・今から新しい物事に取り組んでみる

 

焦らず落ち着いて整理していきましょう。経験がないのであれば、経験をつくってしまえばいいのです。では、具体的に見ていきます。

過去の出来事を振り返る

在学中での経験がない場合は、小中高での出来事を洗い出してみるとよいです。周りと差別化できる内容ではなくても構いません。

 

部活動・文化祭・試験勉強などでもいいでしょう。今回ご紹介したアピールする方法に習って、順に箇条書きで要点をまとめていけば、論理的でスッキリした内容に仕上がるはずです。

 

ただし、企業からしてみると「大学時の4年間は、何も経験せずに生活していたのか?」とチャレンジ精神の低さなどを疑われる可能性があります。可能であれば、エピソードは大学生活に関するものがおすすめです。

今から新しい物事に取り組んでみる

就活を始める時期にもよりますが、今から何か取り組んでみるのもいいかもしれません。1〜2ヶ月あれば派遣アルバイトも可能ですし、先生にお願いをして、何か学校内のお手伝いをしてみるのはいかがでしょうか。

 

まずは何よりも経験が大切です。経験があればエピソードに具体性をもたせられますし、説得力があります。何も経験しないよりは経験した方が、就活では有利ですので、探してみるのが得策です。

 

頼み込んでみると意外とチャンスが巡ってくるので、あきらめないでくださいね。

おわりに

課外活動・その他の活動は、大学生にとってみれば当たり前と感じるかもしれませんが、あらかじめ下準備をしなければ就活で応用できません。扱うトピックを決めて伝わる構成を考えることで、初めて使いものになるのです。

 

また、経験不足により上手くアウトプットができない学生もいるでしょう。そのため、新しい物事にチャレンジできる準備期間はほしいところ。経験がある就活生とそうでない方では、説得力が違うからです。

 

逆を言えば、しっかりと下準備をしていれば、他の人よりも就活を有利に進めることができます。納得のいく就職ができるように、余裕をもって就活攻略をしていきましょう。

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就活ハンドブック編集部

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