【男女別】就活での見た目の印象を上げるポイント5選

【男女別】就活での見た目の印象を上げるポイント5選

2022年5月5日更新

はじめに

「就活は見た目で決まるの?」「採用や面接では美男、美女が有利って聞いたけどほんと?」などの疑問に思った経験はないでしょうか?実は、就活で言われている「見た目」というのは、顔立ちや容姿を指しているわけではないのです。

 

そこで今回は、就活での見た目について男女別に印象を上げる5つのポイントを解説していきます。のちのちの就活を有利に進めたい人、少しでも採用活動の印象を上げたいと思っている人には、ピッタリの内容となっているので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 就活で見た目が全てと言われている理由とは

そもそも就活での「見た目」というのは、身だしなみ・言葉遣い・表情・声色などを指しています。「見た目が全て」とは、顔立ちや容姿が重要視されている意味ではないのです。

 

想像してみてほしいのですが、清潔感があり表情が明るくハキハキと話す人とスーツがシワシワでどこか暗くぼそぼそと話す人、どちらと一緒に働きたいと思いますか?

 

おそらく、前者の人と一緒にお仕事をしてみたいと考える人が多いでしょう。企業としてもせっかく働くのなら心地よい人がいいですし、何よりお客様も喜びます。

 

また、自分の心がけ次第では前者のような身だしなみ、振る舞いなどが簡単に実現が可能なんです。見た目の印象を上げるポイントをこれから説明しますので、さっそく取り入れてみましょう。

2. 【男性編】就活の見た目の印象を上げる5つのポイント

男性、女性編ごとに印象がグッと上がるポイントを紹介していきます。まずは男性編から次の5つのポイントをご覧ください。

 

・身だしなみ|清潔感を意識する

・髪型|短髪でスッキリさせる

・ワイシャツ|白の無地を選ぶ

・ネクタイ|志望する企業によって変える

・スーツ|正しいサイズ感を選ぶ

 

では、それぞれ詳しく見ていきます。

 

身だしなみ|清潔感を意識する

「そもそも清潔感ってわかりやすく言うと何?」と思っている人もいるのではないでしょうか。清潔感とは、汚れもなく衛生的であること。たとえば「髪が長くボサボサしていない」「スーツがしわくちゃではない」「革靴が汚れていない」などが挙げられます。

 

仮に自分では汚れていないと思っていても「清潔感があるかどうか」を判断するのは、企業です。そのため個人で判断するのではなく、大学の先生や親御さんに一度見てもらうのをおすすめします。

 

指摘されている部分が広いため、自分だけではチェックが行き届かない場合があるからです。

髪型|短髪でスッキリさせる

髪型に関しても清潔感に共通する部分がありますが、短髪でスッキリした印象に仕上げるのがいいです。目元・耳元にかからない長さにする。特に男性は、毛量が多い人もいるかと思いますので、しっかり軽くしてもらいましょう。

 

短髪でスッキリしていると不快感が減るので、働く人やお客様にとっても気持ちのいい印象に映ります。社会人になるということは、自分以外のさまざな人とも接するため、相手にマイナスな印象を与えない心がけが大切です。

ワイシャツ|白の無地を選ぶ

白のワイシャツはあらゆるシーンで使用されているので、着用することに疑問を感じた人はいないかと思います。しかし、理由や背景を押さえておけば納得感をもってスーツを着こなせるはずです。理由は次の通り。

 

・ダークスーツとの相性が良いから

・清潔感や信頼感を与えるから

 

白は非常に万能かつビジネスシーンで使用されるダークスーツによく合います。コーディネートを考えるのも一つのマナーと言えるでしょう。

 

また、白は「清潔感」「信頼感」「正しさ」などを象徴する色合いともされています。これから出会う人々に対して「潔き自分」であるのを伝えるために、白のワイシャツは有効なのです。

ネクタイ|志望する企業によって変える

色に心理的意味合いがあるように、ネクタイも異なる意味合いが存在します。スーツに合うのは大前提ですが、それを踏まえて志望する企業によって変えられるといいです。ここでは、色別に相応しい業界やシチュエーションをいくつかご紹介。

 

・ブルー|幅広い業界

・エンジ|営業職や最終面接

・イエロー|アパレル業界やクリエイティブ業界

・グリーン|グループワーク

・グレー|公務員や金融業界

 

ブルーはどのような業界・シチュエーションでも活用できるので、まずは一本持っておくといいです。志望する業界に合わせて、適宜追加するようにするといいかもしれません。

 

無地の色以外に、柄を選ぶのもいいとされています。具体的には「チェック」「ドット」「ストライプ」などが無難です。反対に「ペイズリー」「キャラクターもの」は避けるようにしましょう。

 

基本的に就活の場というのは「派手な場所」ではないので、ネクタイも落ち着いた色合いが好まれます。

スーツ|正しいサイズ感を選ぶ

ここではスーツのサイズ感について解説します。具体的に次の5つを意識してスーツを選んでみてください。

 

・前見頃|ボタンを閉めて握りこぶしが入るもの

・肩幅|肩に余りがでないよう大きすぎず小さすぎない

・袖の長さ|手を下ろしてワイシャツが1cm出る

・ジャケットの着丈|お尻が少し隠れる

・スラックスの裾丈|靴の甲に少し乗る

 

色は黒または濃紺で、シングルボタンが通例なのも覚えておきましょう。

3. 【女性編】就活の見た目の印象を上げる5つのポイント

次は女性編について解説していきます。次の5つの項目をご覧ください。

 

・髪型|前髪は目にかからない長さにする

・メイク|志望する企業によって変える

・ブラウス|白の無地を選ぶ

・スーツ|濃いめのグレーや紺を選ぶ

・スカート|セミタイトを選ぶ

 

特に「メイクのバランスをどう調整するか悩む…」という方も多いのではないでしょうか。その点も詳しく説明していきます。

髪型|前髪は目にかからない長さにする

「前髪がかかる=ダメな印象」ではないですが、調整できるのであれば目にかからない長さがおすすめ。なぜなら、企業にスッキリした印象を与え清潔感を伝えられるからです。

 

見た目の印象が全てではないですが、面接官も人間であるため、印象の良い人を採用したくなるでしょう。ESや面接での出来具合が同じで、似たような2人がいたら印象や振る舞いなどで判断する企業もあるかもしれません。

 

また、髪型は誰にでも調整ができるポイントなので、就活時期だけでも整えておくほうが得策です。

メイク|志望する企業によって変える

メイクに関しては正解があるわけではないですが「企業の雰囲気に合うかどうか」「アピールしたい自分の印象」などを考慮するといいです。以下3つをご覧ください。

 

・清潔な印象|裏方の職種

・真面目な印象|ジム系の職種

・華やかな印象|接客系の職種

 

清潔な印象は「目元はライトベージュ系」「眉毛は柔らかめ」、真面目な印象は「目元はベージュ系」「眉毛はスッキリシャープライン」を意識する。そして最後に華やかな印象は「目元はオレンジやピンク系」「眉毛は明るめ」。

 

多少加減はあるものの、基本ベースは上記3つになるでしょう。もし自分のバランスが合っているか不安な人は、OBや学校の先生など、年齢が上の方に見てもらうのをおすすめします。

 

なぜなら、面接官も年齢が上なので、判断するポイントが似ているからです。

ブラウス|白の無地を選ぶ

男性と同じように、女性もブラウスは白を選ぶことで清潔感をアピールできます。また、襟の形は「レギュラーカラー」「スキッパーカラー」がいいとされています。どちらを選んでも問題はないですが、より拘りたい方は与える印象で変えていくといいです。

 

・レギュラーカラー|真面目なイメージ

・スキッパーカラー|活発なイメージ

 

ただし、選択肢が増えると悩みの種にも繋がるため、ブラウスの選択で悩みたくないなら「レギュラーカラー」を選んでおけば間違いないでしょう。

スーツ|濃いめのグレーや紺を選ぶ

就活のスーツは黒でもいいのですが、少し重たい印象を与えてしまうため「濃いめのグレー」「紺」がおすすめ。

 

濃いめのグレーであれば、細かい汚れや雨の水滴が目立ちにくいからです。顔周りの印象もよく映えます。

 

紺に関してはスーツの生地にもよりますが、光沢感があるタイプは避けるようにしましょう。だらしない印象に映ってしまいます。

スカート|セミタイトを選ぶ

動きやすさや真面目な印象を与えたい場合は「セミタイト」を選ぶといいです。セミタイトスカートは、ウエストやヒップ周りに余裕があるため、足元に向かってスッキリに見せてくれます。

 

丈の長さに関しては、立った状態で膝が隠れて、座った状態で膝丈が5cm以上上がらないものを選ぶようにするといいです。あらかじめ試着を繰り返して、自分にとって最適なサイズを探していきましょう。

4. 就活で見た目に関するよくある質問

最後に就活で見た目に関するよくある質問とその答えをまとめました。以下2つの質問をご覧ください。

 

・採用や面接では見た目が9割なの?

・就活でイケメンや美人は不利?

 

それでは具体的に見ていきましょう。

採用や面接では見た目が9割なの?

「見た目が9割」だとしたら「わざわざ時間をかけてESや選考をしている意味がないのでは?」と考えるといいかもしれません。

 

しかし、時間をかけてまで選考をするということは、企業も見た目に現れない学生の人柄や考え方を知ったうえで判断したいのです。つまり「見た目が9割」ではないということ。

 

また「見た目が9割」ではなくても、社会人としての身だしなみや振る舞いは選考に関わるので、本番までに整えておくのをおすすめします。

就活でイケメンや美人は不利?

結論から言いますと、有利不利どちらとも断定しづらいですが、不利になるケースの方が少ないです。というのも、容姿が整っていれば接客業やCA(キャビンアテンダント)などの人前に出る仕事では、好印象をもたれやすいから。

 

しかし、顔立ちや見た目だけよくても、企業との考え方や価値観が合っていなければ採用はされません。見た目は印象を良くしますが、それはきっかけにしかならず、必ずしも就活を有利に進めるものではないです。

 

むしろ中身がまったく伴っていなければ、がっかりする面接官もいるかもしれません。そういった意味では「不利」と捉えることもできます。

おわりに

就活をしていると「見た目が大事だ」「外見が9割だ」などといった噂を聞くかもしれませんが、大切なのは事実に目を向けることです。企業の担当者も時間をかけてESや面接を行います。つまり、見た目ではわからないことを判断したいのです。

 

また、社会に出た際の「見た目」というのは、これから出会う人たちに失礼のないように振る舞う作法のようなもの。きちんと学習すれば、どなたでも身につけられます。

 

今回紹介した5つのポイントを押さえて、就活に望んでいきましょう。

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就活ハンドブック編集部

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