就活で見た目はどれだけ重要?好印象を与えるコツを紹介
2024/8/24更新
はじめに
「顔採用」という言葉もあり、就活の採否は見た目が重要だと考えている就活生も多いものです。
しかし、就活で重視されている「見た目」というのは、顔立ちや容姿のみを指しているわけではないのです。
今回は、就活での見た目について男女別に印象を上げる5つのポイントを解説していきます。
対象は以下のような疑問を持つ人です。
- 就活で見た目はどれだけ重要?
- 見た目の印象を良くする方法は?
- 見た目に自信が無いけど、良い印象を与えるにはどうすればいい?
就活を有利に進めたい人、少しでも自分の印象を良くしたいと思っている人にはピッタリの内容となっているので、ぜひ参考にしてみてください。
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就活で見た目がすべてと言われている理由とは
「就活は見た目がすべて」という噂やネット上の書き込みを見て、不安になった人もいるかもしれませんね。
確かに就活では見た目が重要です。
なぜなら職種によっては、見た目が良い社員の方が売上の成績が良かったり、顧客に良い印象を与えられたりすることもあるからです。
ただし、就活での見た目というのは、身だしなみ・言葉遣い・表情・声色などを指しています。
「見た目がすべて」とは、顔立ちや容姿ばかりが重要視されている意味ではないのです。
想像してみてほしいのですが、清潔感があり表情が明るくハキハキと話す人とスーツがシワシワでどこか暗くぼそぼそと話す人、どちらと一緒に働きたいと思いますか?
おそらく、清潔感があり表情が明るくハキハキと話す人と一緒に仕事をしてみたいと考える人が多いでしょう。
企業としてもせっかく働くのなら心地よい人がいいですからね。
また、自分の心がけ次第で、好印象を与える見た目にすることはできます。
見た目の印象を上げるポイントをこれから説明しますので、さっそく取り入れてみましょう。
【男性編】就活の見た目の印象を上げる5つのポイント
ここでは男性編と女性編に分けて、印象がグッと上がるポイントを紹介していきます。
まずは男性編から次の5つのポイントをご覧ください。
男性編
- 身だしなみ|清潔感を意識する
- 髪型|短髪でスッキリさせる
- ワイシャツ|白の無地を選ぶ
- ネクタイ|志望する企業によって変える
- スーツ|正しいサイズ感を選ぶ
では、それぞれ詳しく見ていきます。
1.身だしなみ|清潔感を意識する
「そもそも清潔感ってわかりやすく言うと何?」と思っている人もいるのではないでしょうか。
清潔感とは、汚れもなく衛生的であること。
たとえば「髪が長くボサボサしていない」「スーツがしわくちゃではない」「革靴が汚れていない」などが挙げられます。
たとえ自分では清潔だと思っていても、「清潔感があるかどうか」を判断するのは企業側です。
そのため自分一人で判断するのではなく親や友人、キャリアアドバイザーなどに一度見てもらうのをおすすめします。
2.髪型|短髪でスッキリさせる
清潔感を出すには髪型も重要です。
短髪でスッキリした印象に仕上げ、目元・耳元にかからない長さにしてください。また、おでこを出した髪型のほうが明るい印象を与えられます。
入社後も髪型に気をつけることで爽やかな印象を与え、働く人やお客様にとっても気持ちのいい印象に映るもの。
社会人になれば、さまざな人と接する必要があるため、相手にマイナスな印象を与えない心がけが大切です。
なお、髪の色は自然な黒色が好まれる傾向にあります。
3.ワイシャツ|白の無地を選ぶ
選考の場では白無地のワイシャツを着用しましょう。
白のワイシャツはあらゆるシーンで使用されているので、着用することに疑問を感じる人は少ないでしょう。
しかし、理由や背景を押さえておけば、納得感をもってスーツを着こなせるはずです。
白のワイシャツがおすすめである理由は以下のとおりです。
- ダークスーツとの相性が良いから
- 清潔感や信頼感を与えるから
白は非常に万能で、ビジネスシーンでよく使用されるダークスーツによく合います。
コーディネートを考えるのも一つのマナーといえるでしょう。
また、白は「清潔感」「信頼感」「正しさ」などを象徴する色ともされています。
4.ネクタイ|志望する企業によって変える
色に心理的意味合いがあるように、ネクタイも異なる意味合いが存在します。
スーツに合うのは大前提ですが、それを踏まえて志望する企業によって変えるといいでしょう。
ここでは、色別に相応しい業界やシチュエーションを紹介します。
- ブルー|幅広い業界
- エンジ|営業職や最終面接
- イエロー|アパレル業界やクリエイティブ業界
- グリーン|グループワーク
- グレー|公務員や金融業界
ブルーはどのような業界・シチュエーションでも活用できるので、まずは一本持っておきましょう。
志望する業界に合わせて、適宜追加しましょう。
無地の色以外に、柄を選ぶのもいいとされており、具体的には「チェック」「ドット」「ストライプ」などが無難です。
反対に「ペイズリー」「キャラクターもの」は就活の場にはふさわしくないので避けましょう。
基本的に就活の場というのは「派手な場所」ではないので、ネクタイも落ち着いた色合いが好まれます。
5.スーツ|正しいサイズを選ぶ
スーツは以下の点を意識して選びましょう。
- 前見頃|ボタンを閉めて握りこぶしが入るもの
- 肩幅|肩に余りが出ないよう大きすぎず小さすぎない
- 袖の長さ|手を下ろしてワイシャツが1cm出る
- ジャケットの着丈|お尻が少し隠れる
- スラックスの裾丈|靴の甲に少し乗る
色は黒または濃紺で、シングルボタンが通例であることも覚えておきましょう。
【女性編】就活の見た目の印象を上げる5つのポイント
次は女性編について解説していきます。
次の5つの項目をご覧ください。
女性編
- 髪型|前髪は目にかからない長さにする
- メイク|志望する企業によって変える
- ブラウス|白の無地を選ぶ
- スーツ|濃いめのグレーや紺を選ぶ
- スカート|セミタイトを選ぶ
特に「メイクのバランスをどう調整するか悩む…」という方も多いのではないでしょうか。その点も詳しく説明していきます。
1.髪型|前髪は目にかからない長さにする
「前髪がかかる=ダメな印象」ではないですが、調整できるのであれば目にかからない長さがおすすめ。
なぜなら、目が見えたほうが顔を確認しやすいからです。
髪が長い人の場合はポニーテールやハーフアップにするとよいでしょう。
男女共通していることですが、企業側は見た目の印象が良い人を採用したくなるもの。
エントリーシートや面接での成績が同じで、似たような2人がいた場合、印象や態度などで判断するケースもあるでしょう。
また、髪型は誰にでも調整できるポイントなので、就活の時期だけでも整えておくほうが得策です。
就活時の髪型について下記記事にて詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
2.メイク|志望する企業によって変える
メイクに関しては正解があるわけではないですが「企業の雰囲気に合うかどうか」「アピールしたい自分の印象」などを考慮するといいです。
以下をご覧ください。
- 清潔な印象|裏方の職種
- 真面目な印象|事務系の職種
- 華やかな印象|接客系の職種
清潔な印象は「目元はライトベージュ系」「眉毛は柔らかめ」、真面目な印象は「目元はベージュ系」「眉毛はスッキリシャープライン」を意識する、そして最後に華やかな印象は「目元はオレンジやピンク系」「眉毛は明るめ」を意識するとよいです。
自分の感覚が志望企業に合っているか不安な人は、OBやキャリアアドバイザーなどに見てもらうことをおすすめします。
3.ブラウス|白の無地を選ぶ
男性と同じように、女性もブラウスは白を選ぶことで清潔感をアピールできます。
また、襟の形はレギュラー(一番上までボタンがあるタイプ)かスキッパー(開襟タイプ)がいいとされています。
どちらを選んでも問題はないですが、よりこだわりたい方は与えたい印象で変えてください。
- レギュラー|真面目なイメージ
- スキッパー|活発なイメージ
ただし、選択肢が増えると悩む人がいるかもしれませんね。
ブラウスの選択で悩みたくないなら「レギュラーカラー」を選んでおけば、間違いないでしょう。
4.スーツ|濃いめのグレーや紺を選ぶ
就活のスーツは黒でもいいのですが、少し重たい印象を与えてしまうため「濃いめのグレー」か「紺」がおすすめです。
濃いめのグレーであれば、細かい汚れや雨の水滴が目立ちにくく、顔周りの印象もよく映えます。
紺に関してはスーツの生地にもよりますが、光沢感があるタイプは避けるようにしましょう。
だらしない印象に映ってしまうからです。
5.スカート|セミタイトを選ぶ
動きやすさや真面目な印象を与えたい場合は「セミタイト」を選ぶといいです。
セミタイトスカートは、ウエストやヒップ周りに余裕があるため、足元に向かってスッキリした印象を与えられます。
丈の長さに関しては、立った状態で膝が隠れて、座った状態で膝丈が5cm以上上がらないものを選ぶようにするといいです。
あらかじめ試着を繰り返して、自分にとって最適なサイズを探すとよいでしょう。
なお、職場見学の際の服装選びについては下記記事にて解説しています。
話し方やふるまい方で好印象を与えよう
面接での印象は見た目だけではなく、表情や姿勢にも左右されます。
ここでは印象を良くするためのふるまい方についてご紹介します。
効果的な笑顔の見せ方
面接では適度に笑顔を見せながら話しましょう。
猫背、無表情で話すと無愛想に見えるので、姿勢を正して柔らかい笑顔を心がけてください。
また、下を向くことが多いと暗い印象になるので、視線を上げ相手の顔を見て話すとよいでしょう。
ただし、ずっと目を合わせると不自然なので鼻や顎など、見る場所を変えながら話してください。
好印象を与える話し方のコツ
面接では適度に相づちを打ちましょう。
相づちは「相手の話をきちんと聞いていますよ」というアピールにもなります。
相づちのバリエーションは「はい」「ええ」「おっしゃるとおりです」といったものがふさわしいです。
社会人として言葉遣いはとても大切なもの。
学生言葉や馴れ馴れしい言葉を使ってしまうと、常識がない人だと思われてしまうかもしれません。
面接本番で正しい敬語を話せるように、キャリアセンターや就職エージェントなどで繰り返し模擬面接をしましょう。
就活で見た目に関するよくある質問
最後に就活で見た目に関するよくある質問とその答えをまとめました。
- 採用や面接では見た目が9割なの?
- 就活でイケメンや美人は不利?
- 顔採用が多い業界は?
それでは具体的に見ていきましょう。
採用や面接では見た目が9割なの?
「見た目が9割」だとしたら「わざわざ時間をかけて選考をしている意味がないのでは?」と考える人もいるかもしれませんね。
しかし、時間をかけてまで選考をするということは、企業も見た目だけではわからない就活生の人柄や考え方を知ったうえで判断したいのです。
つまり「見た目が9割」ではないということ。
また「見た目が9割」ではなくても、社会人としての身だしなみや振るまいは選考に関わるので、本番までに整えておくことをおすすめします。
就活でイケメンや美人は不利?
結論から言いますと、有利不利どちらとも断定しづらいですが、不利になるケースのほうが少ないです。
というのも、容姿が整っていれば接客業やCA(キャビンアテンダント)などの人前に出る仕事では、好印象をもたれやすいから。
しかし、顔立ちや見た目だけよくても、企業との考え方や価値観が合っていなければ採用されないでしょう。
見た目は印象を良くしますが、それはきっかけにしかならず、必ずしも就活を有利に進めるものではないのです。
むしろ中身がまったく伴っていなければ、がっかりする面接官もいるかもしれません。
そういった意味では不利になることすらあります。
顔採用が多い業界は?
見た目だけ良くても採用されるわけではありませんが、外見を重視していると思われる業界は以下の通りです。
- マスコミ(アナウンサー)
- 広告
- 美容
- アパレル
これらの業界では容姿の良い社員を採用することで集客・ファンの獲得を行い、商品の購入につなげている企業が多いです。
また、営業職も第一印象の良さが商談の成約につながりやすいので、見た目がいい人を優先して採用する傾向にあります。
おわりに
就活をしていると「見た目が大事だ」「外見が9割だ」などといった噂を聞くかもしれませんが、大切なのは事実に目を向けることです。
企業の担当者も時間をかけて書類選考や面接を行います。
つまり、見た目ではわからないことを判断したいのです。
また、社会に出た際の「見た目」というのは、これから出会う人たちに失礼のないように振る舞う作法のようなもの。
きちんと学習し普段から注意することで、誰でも身につけられます。
今回紹介したポイントを押さえて、就活に望んでいきましょう。