【例文付き】浪人経験を逆手に取った就活の攻略法!

【例文付き】浪人経験を逆手に取った就活の攻略法!

2022年4月11日更新

はじめに

入試で浪人を経験した人にとって

 

「浪人って就活で不利になるのでは…」

 

と気がかりになるでしょう。

 

結論から言うと、浪人だからといって一律で不利になることはありません。

 

ただし、浪人した理由は聞かれる確率が高いので、できるだけポジティブな理由を答えられるように準備しておきましょう。

 

また浪人経験を逆利用してアピール材料に変えてしまう方法もあります。

 

「えっ!? 浪人でアピールできるのですか?」

 

本記事では浪人が不利にならない理由と、逆にアピール材料に変えてしまうとっておきの施策を解説していきます。

 

「浪人経験が就活でマイナス材料になるのでは?」と後ろめたい気持ちになっているあなたは逆に気持ちが前向きになり自信につながりますので、最後までジックリとお読みくださいね。

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1. 人事は浪人経験から何を知りたがってるのか?

採用責任者であった私なんかもそうですが、履歴書を見るとき左半分の学歴ではどこの高校や大学に入ったのか以外に履歴の空白を確認していました。

 

つまり、浪人や留年経験があるかどうかです。

 

そして、その理由について面接で必ず質問していました。

 

企業によって違うとは思いますが、浪人をまったく気にしない会社と絶対に面接で質問する会社に分かれます。

 

それは実際の面接場面にならないとわからないので、浪人理由についてはあらかじめ答えを準備しておくほうが賢明です。

 

では、浪人経験の質問で人事は何を知りたがっているのか?

 

ビジネスの現場ではあらかじめ目標を設定して、それが期末に達成されたのかどうかを評価する「目標管理制度」が浸透しています。

 

大学受験もどこの大学に入ると決めて、合格のために勉強して、合格という目標が達成できたのかどうかを測るという面では目標管理制度に似ています。

 

目標管理制度は単に目標を達成したかどうかだけはでなく、その過程(プロセス)も重要視されていて「目標を達成するためにどのような行動プロセスをとったのか」「目標が達成できなかった場合、何がマズかったのか?」など、再現性を高めるために面接でチェックします。

 

なので、浪人経験を面接で聞くことにより、

 

・どのような考え方で行動する人物なのか?

・失敗をどのように克服するのか?

・そもそも見通しが甘くなかったのか?

 

など目標管理制度と同じような確認を行っています。

 

要は浪人理由を聞くことにより、就活生が入社した後の将来的な活躍度合いを推し量る格好の材料となるのです。

 

それがその会社の求める人物像に合致していれば当然合格になりますし、逆の場合は不合格になる場合もあります。

 

なので、「浪人経験が一律的に不利になるということではない」というのはその辺りを指しています。

 

私の見立てでは、「失敗経験がない人は何か難題に直面したときに耐性がないのでポキッと折れやすいのでは?」と感じていますので、ストレートな学歴を歩んでいる就活生にはそれを確認する質問を投げかけて、実像を捉えようとしています。

 

逆に成功体験ばかりがある人よりも、失敗体験があって、それを乗り越えた人の方がストレス耐性や失敗に直面した時にどう挽回したのかを確認することができるため、場合によっては失敗体験なく過ごしている人よりもプラスに働く可能性もあります。

 

したがって、浪人経験の質問で人事は、失敗を糧にしてどのように克服(リカバリー)したのかという過程を確認することによって、仕事で同じような場面に直面した場合にその学生がどう動くのかを追体験したいというわけですね。

 

2. 実は浪人よりも学歴重視

日本ではまだまだ「学歴社会」です。

 

実は浪人したかどうかよりも最終学歴を重視している企業もあります。

 

たとえば、2浪の東大生と現役ストレートで地方大学を入学・卒業した学生と企業はどちらを好むでしょうか?

 

仮に面接でその学生が同じ回答をした場合は前者を選ぶ可能性が大です。

 

なぜなら、学歴社会だからです。

 

なので、ストレートで名の知れない大学に入るよりは、むしろ浪人して有名大学に入学したほうが就活が有利になる場合だってあると捉えて、ポジティブに浪人を捉える必要があります。

 

ただし、たとえ浪人が有利に働く場合があるといっても、複数年の浪人はいただけません。

 

仮に浪人を信号でたとえると、1浪は青信号、2浪は黄信号、3浪以上は赤信号といった具合でしょうか。

 

今は第二新卒という言葉があるぐらいですから、2浪までならまだ許されますが、3浪以上になると「見通しの甘さ」や「目標管理の適性がない」とみなされ、非常に不利な立場に追い込まれますので注意してください。

3. 浪人理由はこう話せ!!

それでは面接で「浪人理由」を聞かれた場合、どう答えるかですが、

 

結論からいうと、

 

ネガティブな理由は答えない

 

ということです。

 

たとえば、「学力不足でした」「実力以上の大学を狙いすぎました」「志望した大学のどこにも受からなかったので浪人しました」と伝えた場合、面接官はどう感じるでしょうか?

 

正直で誠実な学生と捉えられれば御の字ですが、逆に「自己管理ができてない」「だらしない」「怠惰だ」と受け取られたら最悪な結果になりますよね。

 

まして、入社後に活躍するイメージなんて到底ネガティブなものになります。

 

なので、ポジティブな理由に変換して伝える必要があります。

 

「ポジティブな理由って、どう答えたらいいんですか?」

 

たとえば、

 

・どうしても勉強したい科目のある大学があったので、浪人してでも入りたいと思い、浪人しました。

 

・受かった大学では自分のやりたい学問に勤しめないため、あえて浪人して今の大学を選択しました。

 

などです。

 

これだと同じ浪人理由でも、自分を楽させない、妥協しない、自分の進む道を常に選択して行動している雰囲気が伝わりますよね。

 

こういう学生だと入社後に会社の業績に貢献しそうなイメージが湧きます。

 

あるいは突出したスポーツ能力がある場合は、

 

・どうしても●●大学の▲▲部で、全国トップレベルの仲間と研鑽して自分の実力を見極めて高めたいと思い、合格した大学には入らず、あえて浪人して今の大学に入学しました。

 

という理由もアリだと思います。

 

ただ、この場合だと勉学を多少横置きしても遜色のない、たとえば東京6大学の野球というような誰もが知っているような部活とか、全国レベルの実績を誇る大学など、レベルの納得性が必要なのは言うまでもありません。

 

いずれにしても、

 

・なぜ浪人したのか

・そのことについてどう思っているのか

 

を自分なりの考えをまとめて堂々と発言できるように準備しておきましょう。

 

4. 病気で浪人した場合は?

なかには病気で満足な勉強ができずに浪人した人もいると思います。

 

その場合は正直に病気のことを話したほうがいいです。

 

病気だと面接官も「しょうがいない。本人の非ではない」と捉えるので、浪人が即不利になることはありませんが、問題はその病気がいま完治しているのかどうかに関心が移ります。

 

なので、次に投げ出される質問が

 

「その病気は今どんな状態ですか?」

 

です。

 

その時にその病気が完治していれば問題ないですが、現在も療養中だと伝えた場合、会社に入ってもやっていけるのかどうか、病気で休むことがないのか、入社後に病院通いすることはないのかなど、仕事に支障がないかどうかの観点で質問されます。

 

要は完治していればすんなり進行しますが、療養中だと深堀り質問されて仕事に支障が出る場合だと「待った」がかかる可能性があります。

 

いずれにしても、仮に完治したとウソをついても雇用前検診で引っ掛かり、後から内定取り消しなど人生を棒に振るような事態を招きますので、正直に答えることが肝要です。

5. 浪人を逆利用して加点へと誘導する方法

浪人理由を聞かれて、ただ理由を答えるだけでは勿体ないです。

 

なぜなら、浪人という他の人にはない挫折経験をあなたは持っているからです。

 

その経験を逆にアピール材料にするチャンスだと捉えてください。

 

ここで魔法の接続詞を紹介しましょう。

 

それが、

 

「浪人の経験があったからこそ~」

 

です。

 

この接続詞だと、そのあとに出てくる言葉がたいていの場合「ポジティブ言葉」ですね。

 

たとえば、浪人の経験があったからこそ

 

✓将来を見通す力や自分をピークへ持って行く方法がわかった

✓挫折で落ち込まずに、前を向いて自分を鼓舞する力が身についた

✓予備校でたくさんの同志に出会い、切磋琢磨が自分を成長につながるとがわかった

 

といったポジティブな言葉が飛び出してきますよね。

 

このように挫折経験だけで終わらすのは画竜点睛を欠きますので、必ずそれによって得た収穫物(ベネフィット)を添えてクロージングしていくことが肝要です。

 

加えて、浪人時代の過程をセットで話すことがビジネスで活躍できる理由をアピールすることになるので

 

・浪人時代どのように成績を上げたのか

・苦手科目はどうやって向き合ったか

・どれくらい勉強を頑張ったのか

 

を織り込んで話せば、さらに評価が上がります。

 

「なんとなく意味がわかりましたが、全体としてどのようにアピールしたらいいのですか?」

 

わかりました。次のチャプターで例文を交えながら解説していきましょう。

6. 浪人を逆利用した加点回答法(例文)

それでは実際に浪人を逆利用して加点に持っていく答え方の例文をみていきましょう。

 

面接官:「履歴書を拝見してみますと、どうやら1浪されているみたいですが、これは?」

 

【例 文】

はい、ある大学に現役で入ることはできたのですが、どうしても「行動心理学」を探究したいと思い、その学科がある大学に浪人してでも入りたいと決意し浪人しました。その大学に入るためには、私の苦手科目だった数学の点数をどうしても引き上げる必要がありました。自力では頭打ちだったので、予備校の数学が得意な仲間に頼み込んで教えを受けました。

すると、単に公式や問題だけを丸覚えして解いていた私の数学と違って、その公式ができるまでの過程や数学を使って実社会で活かせることまで話がおよび、単に「受験のための苦しい数学」から「実用的な数学の楽しさ」がわかるまでになりました。

このことがきっかけで、どんどん数学が楽しくなり毎日数学だけで3時間勉強した結果、浪人して半年後の全国模試で200点中160点と現役当時に比べ、60点も加点することができました。

この浪人の経験があったからこそ、大切な仲間と出会えましたし、単なる受験用の数学から数学の本質に迫ることができた貴重な経験は今後の人生に大いに活用できると考えています。

御社ではこの経験を活かし、単なる上辺の問題ではなく、物事の本質を捉え問題の真因を突き止めて、実効性の高い解決をはかっていきます。

 

【追加質問】

 

①「実際に行動心理学を学んでどんなことが身について、どのようなことが社会で活かせそうですか?」

 

➁「実用的な数学の楽しさ」とは具体的にどんなことですか?

 

いかがですか?

 

浪人理由を答えているのに、なぜだか最後は入社して活躍しているイメージが出ませんでしたか?

 

もしそうだとしたら、浪人という「挫折経験」が「アピール材料」へと変化した証拠です。

 

このように浪人を単に負い目として伝えるより、どうせなら「浪人経験があったからこそ、いまこうして成長している自分がある」とアピール材料に使ったほうが精神的にも、結果的にも良好です。

 

ぜひ今回のテクニックを使って、面接のプラス材料(加点)へと誘導してください。

 

おわりに

メラビアンの法則では「言葉」が相手に与える印象のウエイトはたったの「7%」です。

 

残りの55%が「見た目」38%が「話し方」で全体の印象が決まってきます。

 

したがって、この全体の93%におよぶ「見た目」と「話し方」を意識して伝える必要があります。

 

ネガティブ要素の質問ならなおさらです。

 

なので、

 

・見た目は明るく堂々と

 

・話し方は大きな声で、普段より1オクターブ高い声

 

で振舞ってみてください。

 

逆に自信がなさそうな受け答えで表情も暗く、蚊の鳴くような声で聞きづらく、どんよりした声質では採用しようと思いませんよね。

 

なので、

 

「見た目」「話し方」「話す内容」の三拍子をそろえて面接に臨みましょう。

 

なお、面接は「浪人経験」の質問だけですべてが決まるわけではないので、すべての質問でこの三拍子をそろえて受け答えしましょうね。

 

とはいえ、「浪人経験」で致命傷を負うと後の展開が苦しくなりますので、本記事を読んで準備を整えておいてください。

 

本記事があなたの就活に役立てば幸甚です。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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上京就活ch編集部

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