【これだけでOK】関関同立で大手に就職するための対策3選を紹介!
2024/8/23更新
はじめに
関関同立の就活生の中には、自分の大学が就活市場でどれくらい有利なのか知りたい方も多いのではないでしょうか。
関関同立は全国の大学でも人気が高いですが、実は就活において特別アドバンテージになることはありません。
それでは、関関同立の学生が大手に就職するためにはどうすればいいのでしょうか?
本記事では、以下のようなお悩みや不安のある学生に向けて内容を発信しています。
- 関関同立の就活における立ち位置が知りたい
- 大手人気企業に入るための対策が知りたい
関関同立で大手企業を目指すための対策が知りたい方に向けた情報が満載なので、ぜひ参考にしてください。
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就活における関関同立の立ち位置
続いて、就活市場における関関同立の立ち位置について改めてご紹介しましょう。人気企業を目指す際に知っておきたいこと2つ目は、関関同立は選考において決して有利ではないということです。
就活における大学の立ち位置
学歴フィルターがある以上、人気企業に入れるのは高学歴の大学出身者であり、必然的に戦いは高学歴層の中で行われることになります。
一般的に関関同立は高学歴ですが、人気企業の選考に参加できる大学間となると話は別です。
就活市場での大学の立ち位置は以下のようになります。
- 東大、京大、一橋など
- 早稲田、慶應など
- 上智、地方国立大など
- MARCH、関関同立など
- 日東駒専など
上記のパワーバランスから見るに、関関同立は決して強者とは言えないのです。
厳しい?関関同立は就職ができないと言われる理由関関同立とは近畿地方の4つの難関私立大学である「関西大学」「関西学院大学」「同志社大学」「立命館大学」を示しています。本章ではそんな関関同立出身の学生が人気企業を目指す際に知っておきたいことについて解説します。
①学歴フィルターの存在
関関同立には学歴フィルターはほとんど関係ありません。
人気企業を受けるうえでも学歴が低いということで足切りにされることはないでしょう。
しかし、例外はあります。それが五大商社などに代表される超上位企業。
これらの企業における選考では、残念ながら関関同立は学歴フィルターの対象となってしまいます。
そのため、選考に入る前のエントリーシートの時点で弾かれる可能性は大です。
もしエントリーシートが通過できたとしても、その後の選考はかなり厳しい戦いになります。
②ライバルは超高学歴層
超上位企業への就職が至難の業と言える理由は学歴フィルターだけでなく、ライバルのほとんどが関関同立よりも高い学歴層だからです。
超上位企業を受ける一般層は東大や京大、早慶などの学生がそのほとんどを占めています。
③特別選考を受けられない
特別選考を受けられないことも超上位企業への就職が難しい理由の1つです。特別選考とは受験でいう推薦入試のようなもので、一般選考よりも早い時期に優秀な学生を対象に行われます。
特別選考へのオファーはインターンシップやOB訪問を通して行われることが多いですが、関関同立がオファーを受けるのは厳しい場合も多いです。
なぜなら超上位企業からのオファーの大半を占めているのが東大生や京大生といった学歴層だからです。
例えば志望先の超上位企業に東大出身の社員が多い場合、その企業は毎年東大生を得たいので、オファーは東大生を中心にされるわけです。
大学へのOB訪問の提案があるわけでもなく企業との接点も少なくなるため、特別選考を受けられる可能性は限りなく低いでしょう。
関関同立の大手企業就職先ランキング
関関同立の学生がどのくらいの割合で大手企業への就職を果たせたのか、ランキング形式でご紹介します。
今回は大学通信オンラインが発表した「 2021年有名企業400社実就職率ランキング」を参考にしましょう。
※東京大学は一部未回答のためランキング対象外
順位 | 大学名 | 就職率 |
1 | 一橋大学 | 56.7% |
2 | 東京工業大学 | 54.0% |
3 | 慶応義塾大学 | 40.9% |
4 | 豊田工業大学 | 38.7% |
5 | 東京理科大学 | 36.3% |
6 | 国際教養大学 | 35.2% |
7 | 名古屋工業大学 | 34.9% |
8 | 電気通信大学 | 33.9% |
9 | 大阪大学 | 33.6% |
10 | 早稲田大学 | 32.9% |
21 | 同志社大学 | 26.6% |
32 | 関西学院大学 | 20.4% |
39 | 立命館大学 | 18.0% |
59 | 関西大学 | 13.4% |
関関同立の中で最も大手への就職率が高いのは同志社大学でした。
続いて関西学院大学、立命館大学、関西大学という順位になりました。
このようにランキング上位の早慶上智や旧帝大のライバルに勝つためには、学歴とは別アプローチでアピールするための対策が必要でしょう。
面接で学歴以外のアピールをするには?
面接で学歴以外のアピールをするためには、面接で聞かれたことに対していかに好印象かつ的確な回答ができるかが重要です。
たとえばアルバイトやサークルなどで活躍した経験があれば、それを企業の求める人物像にかさねてアピールする必要があります。
しかし、具体的にどういった答え方をすればいいのか迷ってしまう方も多いはず。
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関関同立で大手を目指す学生は、ぜひ参考にしてください。
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関関同立の学生が妥当に就職を狙える企業
それでは、関関同立の学生が今の立ち位置のままで妥当に就職を狙える企業にはどのようなところがあるのでしょうか?
以下では、関関同立の学生が狙いやすい企業を各大学の内定実績をもとにご紹介します。
- 大塚製薬株式会社
- 日本郵政株式会社
- 楽天グループ株式会社
- 日本航空株式会社
- パナソニック株式会社
2023年度の関西大学の就職率は98.6%と、ほとんどの学生が就職を果たしているようです。
- 国家公務員
- 株式会社三井住友銀行
- 日本生命保険相互会社
- 国税専門官
関西学院大学は国家公務員への就職が多く、その他にも生命保険や銀行といった業種も多く見られるのが特徴です。
- 明治安田保険相互会社
- 株式会社みずほフィナンシャルグループ
- パナソニック株式会社
- 株式会社村田製作所
同志社大学は、公務員や金融のほかにもメーカーへの就職が多く見られます。
- ダイハツ工業株式会社
- 大和ハウス工業株式会社
- 関西電力株式会社
- 伊藤忠商事株式会社
立命館大学が公表するデータでは、サービス業への就職が40.8%と最も多い結果となりました。
関関同立の学生が大手に就職するためのおすすめ対策3選
ここまでの説明で、関関同立から人気企業に入るのはかなり大変であることがわかったと思います。
しかし、人気企業の内定獲得は不可能ではありません。
しっかり選考対策をして企業に有用な人材と思わせれば、競合が誰であれ生き残ることができるのです。
本章ではそのために必要となる対策について解説していきます。
人気企業に入るための対策は以下のとおりです。
- 徹底した自己分析と企業研究
- インターンシップやOB訪問への参加
- 面接とグループディスカッション対策
それぞれ見ていきましょう。
①徹底した自己分析と企業研究
まずは1つ目に挙げられるのは、徹底した自己分析と企業研究です。
この2つが就活の基本であり、これができていないと説得力のある志望動機も作れなければ、効果的に自分を面接官にアピールすることもできません。
それらをクリアするために自己分析・企業研究において意識するべき点は、
- 就活軸とアピールポイントを明確にする
- 企業と業界の理解度を高める
の2点です。
就活軸とアピールポイントを明確にする
自己分析では企業選びの基準となる就活軸を明確にしましょう。
企業は学生がどこまで目的意識を持って就活に取り組んでいるのかを見ているので、選考の際は「自分は〇〇のように考えているから〇〇の企業を選んだ」といった明確な意思を示す必要があります。
しかし就活軸がないと自分のやりたいことがわからず、就活自体が行きあたりばったりで目的のないものになってしまいます。
加えて、ESや面接でアピールする自分の強みを確立しておくことも大切です。
企業は採用時に学生のスキルやポテンシャルを見ています。
仕事に活かせる自分の能力について効果的に伝えることができれば、企業は学生が自社で働くイメージを持ちやすく、貢献してくれる存在であると認識しやすくなるでしょう。
そのためには過去の経験から自分にはどのような能力があるのかを明らかにしておく必要があります。
自己分析は自分を売り出すための材料探しとも言えるので、時間をかけてアピールポイントを増やしておきましょう。
企業と業界の理解度を高める
したがって、業界の理解度=企業の理解度=企業への志望度と言うことができるので、業界についても研究をしておくようにしましょう。
就活の軸を意識した自己分析をするためのポイントが知りたい方は、こちらの記事もぜひチェックしてみてください。
②インターンシップやOB訪問への参加
2つ目に挙げられるのがインターンシップやOB訪問への積極的な参加です。
どちらも受け身で待っているだけでは参加できません。
しかし人気企業を目指す以上、積極的に行動しなければ内定の獲得はあり得ないので、ぜひとも主体的に取り組む一環としてインターンシップやOB訪問には参加しておきましょう。参加するのはハードルの高さを感じるかもしれませんが、そこでは他の学生が得られないような情報、経験を獲得することができます。
そして単に思考停止で参加していればいいというものでもありません。
参加する際には以下の、
- そこでしか得られない情報を引き出す
- 企業との接点を増やす
の2点を意識してみましょう。
そこでしか得られない情報を引き出す
就活をしていればホームページや説明会で企業情報を得ることがあると思います。
ですが、これらの情報は企業の概要程度のものであることが多く、企業ならではという部分は見つけづらいです。
インターンシップやOB訪問はそういった意味で非常に貴重な機会となります。
インターンシップでは実際に業務を体感することで、OB訪問では社員からリアルな意見を聞くことで、ネットには転がっていない企業に関する濃密な情報を得ることができるのです。
したがって参加する際にはそこでしか得られない情報を引き出すことを意識するのが重要です。目的を持って参加すれば漫然と参加するよりも得られる情報は格段に増えるでしょう。
そしてそれは企業へのアピール材料となり、仕事への熱意や企業の理解度という形で選考において役に立つはずです。
企業との接点を増やす
もう1つ意識しておきたいのが企業との接点を増やすという観点です。
人気企業の中でも超上位企業に就職したい人は特にこれを意識しておく必要があります。
なぜなら、超上位企業には関関同立のOB社員がいないせいで、企業側からOB訪問の提案をされることもなければ、特別選考を受けられる機会もほとんどないからです。
この事実は覆しようがないため、他学生よりも不利な要因は企業とのコンタクトを増やし、アプローチして採用担当者に自分を印象付けることで埋めるしかありません。
インターンシップの探し方や参加方法、準備について紹介している記事もあるので、こちらもあわせてチェックしましょう。
③面接とグループディスカッション対策
3つ目に挙げられるのは面接とグループディスカッション対策です。
面接は最終選考としてどの企業も行っており、グループディスカッションを一次や二次選考に取り入れる企業も増えてきました。
そしてこの2つは選考において最も差がつくところです。
そのため人気企業に入れるかどうかは、この2つの対策にどれだけ力を入れているかどうかにかかっていると言っても過言ではありません。
就活が本格化する前に対策を始めている人ほど経験値がたまり、柔軟に対応できるようになるので早く対策を取るようにしましょう。
面接とグループディスカッション対策は以下の2点を行いましょう。
- 話す内容を吟味する
- 実践回数を増やす
それでは1つずつ解説していきます。
話す内容を吟味する
面接やグループディスカッションでは、いきなり話そうと思ってもなかなか口から言葉が出てこないものです。
まずは面接で話すことやグループディスカッションの課題に対する主張を紙に書き出してみるのが良いです。
話す内容が明確になればなるほど後で話しやすくなるため、はじめの段階で内容をしっかり作っておきましょう。
一人で口に出す練習をしてみても良いでしょう。
しかし一人でやる作業には必要以上に時間はかけないのがおすすめです。
面接とグループディスカッションは詰まるところ、実践回数が物を言うので、ある程度話す内容が固まったら次の段階へと移行しましょう。
実践回数を増やす
面接とグループディスカッションの実践練習をするには相手が必要となります。
双方とも面接官やチームメイトとの会話を通しての評価となるため、一方的に話ができるだけではダメだからです。
例えば面接で聞かれる志望動機に関する質問の返答を用意していたとしても、本番で「志望動機はなんですか」ではなく「自社のどこに興味を持ったのですか」と聞かれる場合もあります。
話す内容は似通っていても、話の構成や内容に盛り込む要素に違いが出てきます。
面接ではそれらの情報を整理して口に出す作業を一瞬で行わなければならないのです。
そしてこれを可能にするのは会話を通しての実践練習のみです。
大学のキャリアセンターや就活エージェント、企業主催の練習会などに積極的に参加することで、とにかく回数をこなしましょう。
何回もやっていれば話し方のコツがわかったり、話す内容をより良いものにしたりすることができます。
練習相手にフィードバックを求めることで自分の話し方を改善する、多くの企業を受けて面接の機会を増やすなど、工夫して実践練習を繰り返すとより充実した対策となるでしょう。
グループディスカッション対策がしたい方は、以下の記事でよくでる議題50選を紹介しているのでぜひ参考にしてください。
【面接頻出質問集】100種類の回答例を
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選考において、どのように面接対策を立てるのは難しいですよね。
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【まとめ】関関同立でも大手を目指せる!
選考を有利にするためのポイントをおさえよう当記事では関関同立が就活で有利なのか、人気企業に入るために何を意識すればいいのかについて解説してきました。
関関同立は人気企業を受けるうえでは決して勝ち組とは言えず、単純に学歴順で言えば下から数えたほうが早いでしょう。
でも選考は学歴順がすべてではありません。
学歴が志望者の中で突出していなくても熱意や能力、価値観を効果的に伝えることで選考を突破した学生はたくさんいます。
重要なのは、自分が企業に有益と思ってもらうことです。
自分では手応えのあった面接でも面接官がそう思っていなければなんの意味もありません。「面接で伝えたいことをうまく伝えられなかった」「中途半端なアピールになってしまった」など、悔いが残る選考にならないよう、事前の対策を念入りに行ったうえで選考に臨むようにしましょう。