【徹底解説】学校の成績は就活の選考に影響している?

【徹底解説】学校の成績は就活の選考に影響している?

2022年2月1日更新

はじめに

「大学での成績が低くて選考に響かないか不安」

「大学での成績はどれくらい就活に影響するの?」

 

このように悩んでいる人は少なくないと思います。

 

結論から言うと、成績やGPAは選考にあまり影響を与えません

実際に成績に着目することなく、人柄重視の採用をしている企業は少なくないです。

 

しかし、成績と選考が全く関係ないのかというとそれは誤りです。

全く関係しないと指摘する声もありますが、成績を参考にしている企業があるのも事実ですので、全く影響しないとの判断をするのは少し乱暴な意見でしょう。

 

そこで当記事では、そもそもなぜ企業は成績証明書を必要としているのか、成績は選考にどれほどの影響を与えるのかについて以下の順で詳しく解説します。

 

 

<目次>

1 成績証明書・GPAとは?
  1-1 GPAとはどういったもの?
  1-2 提出時期はいつ?

2 就活で成績証明書を提出する理由とは?
  2-1 志望者が卒業できるかどうかを確かめるため
  2-2 志望者の履修履歴を確かめるため

3 就活における選考に成績は影響するの?
  3-1 成績が選考に影響すると考えられる要素
    3-1-1 学生の本分は学業
    3-1-2 成績は努力値や能力値を証明する
  3-2 成績が選考に影響しないと考えられる要素
    3-2-1 成績と仕事における適性は必ずしも一致しない
    3-2-2 大学により評価基準が違う
    3-2-3 適性試験などでふるいにかけている
  3-3 参考資料になる

4 成績が悪い場合の対処法とは?
  4-1 あまり考えない
  4-2 学業以外に力を入れたことをアピールする
  4-3 自分の有用性を確実に伝える

5 【まとめ】成績証明書やGPAは参考程度!ただし油断は禁物!

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1.成績証明書・GPAとは?

成績が就活における選考に影響するかどうかを確かめる前に、まずは成績を表す指標となる成績証明書とGPAについて理解しておきましょう。

 

 

1-1.GPAとはどういったもの?

GPAとは「Grade Point Average」の略で、成績平均点のことです。

GPAでは60〜69点の「可」であれば1ポイント、90〜100点の「秀」であれば4ポイントなど点数が決まっており、合計点数を取得単位数で割ることで計算されます。

 

企業に提出する際は、大学4年間全体としてのGPAが見られるため、学生時代にどれだけ学業に取り組んだかを企業は確認することができます。

 

 

1-2.提出時期はいつ?

成績証明書の提出時期は企業により異なるので、一概にこの時期と断定することはできません。

選考開始時や最終選考前などバラつきがあるため、提出を求められたらすぐに対応できるようにしておきましょう。

2.就活で成績証明書を提出する理由とは?

成績証明書はなぜ就活で提出する必要があるのでしょうか。

 

その理由は以下の2つです。

 

・志望者が卒業できるかどうかを確かめるため

・志望者の履修履歴を確かめるため

 

 それぞれ見ていくことで企業の思惑を確認しておきましょう。

 

 

2-1.志望者が卒業できるかどうかを確かめるため

企業が成績証明書の提出を求める1つ目の理由は、志望者が卒業できるかどうかを確かめるためです。

 

新卒の場合は、転職とは違い次年度からの入社となるため、企業は志望者の卒業を見越して採用を行います

その際に企業側にとっての1番の痛手は、就活生が卒業できずに入社できないことです。

そうなれば内定の取り消しという余計な手続きが増え、さらに欠員の補充もしなければなりません。

 

そのため、面接官はしっかり卒業できる志望者を見つけることが大前提となります。

成績証明書を見れば単位数が足りないことなどもわかるため、企業は志望者が本当に卒業できるかどうか確かめることで、採用してもよい人材なのかを見極めているのです。

 

 

2-2.志望者の履修履歴を確かめるため

成績証明書を見ると、その志望者のこれまでの履修履歴を見ることができます。

履修履歴とは、それまで志望者の履修科目、何の科目を受講してきたかがわかるものです。

 

企業が履修履歴を確かめる理由は、そこから志望者の興味関心や得意不得意といった特徴が窺えるからです。

大学では科目の選択はある程度自由が利くので、選ぶ科目は人それぞれ、つまり志望者によって学業から得た知識やスキルが異なります。

志望者の適性が分かれば、各志望者がどの部署の方がより企業にとってプラスに働くかもイメージすることができ、採用を決める材料となります。

 

企業は、選考を通して志望者の人間像を可能な限り把握したいと思っているので、1つの参考情報として履修履歴が確認できる成績証明書の提出が求められるのです。

3.就活における選考に成績は影響するの?

成績証明書を提出するということは、当然これまでの成績は企業の知るところとなるため、その成績によって選考結果が左右されないかどうかが気になると思います。

 

成績が選考にどれほど影響しているかは人によって意見が異なり、企業によっても「重視する」「参考程度にする」「選考基準として扱わない」など、それぞれ傾向が異なります。

 

しかし全体的な傾向から判断すると、就活での選考に成績はある程度影響していると言えます。

 

以下では

 

・選考に成績が影響すると考えられる要素

・選考に成績が影響しないと考えられる要素

 

の2つの相対する意見を見ていくことで、成績が少なからず選考に影響すると言える訳について解説していきます。

 

 

3-1.選考に成績が影響すると考えられる要素とは?

まずは選考に成績が影響すると考えられる要素について見ていきましょう。

 

実際に成績を選考対象にしている企業からは、以下のような意見が挙げられています。

 

・学生の本分は学業だから

・成績は努力値や能力値を証明するものだから

 

それでは1つずつ見ていきましょう。

 

3-1-1.学生の本分は学業

1つ目の理由は学業が学生の本分だからです。

就活における広報活動が3月から始まり、選考活動が6月から始まるよう就活規則で規定されているのは、学生が学業へ専念できるようにするための施策です。

 

また、面接官の中には学業を重要視する人もいるでしょう。

そういった面接官からすれば、学生の本分である学業もまともにできないのであれば、仕事も同様になると考えることもできます。

 

学業は学生にとって「やりたいこと」ではなく、「やらなければならないこと」です。

「やらなければならないこと」は学生よりも社会人になってからの方が多くあり、それができるかどうかは面接官の注目するポイントです。

 

そのため、高成績かどうかは企業によっては多少なりとも選考にも関わってくるでしょう。

 

3-1-2.成績は努力値や能力値を証明するもの

大学での成績は、志望者の努力値や能力値を表す1つの指標となります。

成績は取り組んだ結果がシンプルに数値として表されるため、面接の場で上手くいけば大丈夫といったように、その場しのぎとして取り繕うことができません。

 

そのため、志望者が本来どのような人物なのかを見るうえで非常に役に立つのです。

 

例えば「不可」をたくさん取っていてGPAが低い志望者であれば、やらなければならないことが当たり前にできない、もしくは能力が足りない人材であることがわかります。

 

一方で「秀」や「優」が多い志望者であれば、努力ができ、他の学生に比べたら知識・スキルも持っていると判断することができます。

 

企業は自社に貢献してくれる人材を欲しているので、少しでも能力の高い志望者を確保しようとしています。

成績が高ければ努力値や能力値が高いとは一概には言えませんが、他の人より入社後も努力することは期待できるため、参考にすることで選考に影響される可能性があるのです。

 

 

3-2.成績が選考に影響しないと考えられる要素

では続いて成績が選考に影響しないと考えられる要素についてお話しします。

 

実際の企業の意見として挙げられるのは以下の3つです。

 

・成績と業界における適性は必ずしも一致しない

・大学により評価基準が違う

・適性試験などでふるいにかけている

 

では1つずつ解説していきます。

 

3-2-1.成績と仕事における適性は必ずしも一致しない

成績を選考対象として重視していない企業の主な意見は、成績と仕事における適性は必ずしも一致しないといったものです。

 

事実、成績が良いからといって仕事ができるとは限りません。

例えば営業では勉強ができるよりも、コミュニケーション能力が高い方が自社の商品サービスに興味を持ってもらいやすいので、企業の売上に貢献できます。

 

また違う例で言うと、塾講師のような成績が大切そうな職種であっても、成績と教え方は必ずしもイコールとは言えません。

専門的な知識に乏しくても教え方の引き出しの多さにより、成績を上げて貢献することができるのです。

 

したがって、仕事には成績だけでは測れないスキルがたくさんあり、企業はそのスキルがあるかどうかを選考で判断しているため、成績が選考に影響しないと考えられるのです。

 

3-2-2.大学により評価基準が違う

GPAをはじめとした成績は、大学により評価基準が異なります。

評価が大学によってバラバラだと、就活生同士の成績を比べようがありません

 

例えば、Fランク大学でのGPAが4で、それより上のランクの大学におけるGPAが3だとしたら、どちらのレベルが高いか判断するのは困難でしょう。

 

就活における選考では、すべての就活生を公平に審査しなければなりません。

そのため、大学により評価基準が曖昧な成績が選考に大きく関わることはないと言えます。

 

3-2-3.適性試験などでふるいにかけている

選考では多くの企業が適性試験を設けており、企業が必要としている能力に見合わない場合は最初の時点でふるい落とされます。

 

選考に残った就活生は最低限のラインを突破しているため、あらためて成績を審査する必要がないというわけです。

 

 

3-3.参考資料になる

成績が選考に影響するしないは、どちらにも説明できる理由がありますが、双方の意見から判断すると、成績の良し悪しで選考に大きな影響を与えることはほとんどありません。

そのため、就活ではあまり成績のことに神経質になる必要はないでしょう。

 

とはいえ、あまりにも成績がひどいと流石に悪目立ちしてしまうので、注意が必要です。

成績が低ければ印象面でもマイナスになることはあってもプラスに働くことはありません

そのため、やはり可能である限り好成績を取っておくのがベストです。

 

成績が悪い場合、選考に直接的な悪影響を与えることはなくても、努力値や能力値の部分で何かしらマイナスの印象を与えてしまう可能性があることは承知しておきましょう。

4. 成績が悪い場合の対処法とは?

成績があまり選考に影響しないと理解してはいても、単位を落としたことがあって不安といった人もいるかもしれません。

 

本章では、そんな不安を払拭するために、成績が悪い人が何を意識して選考に臨むべきなのかを解説していきます。

 

意識するべきことは以下の3つです。

 

・あまり考えない

・学業以外に力を入れたことをアピールする

・自分の有用性をしっかり伝える

 

 

4-1.あまり考えない

まずはあまり考えないようにしましょう。

というのも成績が選考に影響していようがいまいが、選考でやることにあまり変わりはないからです。

 

また、成績はすでに出てしまっているので今になって考えても後の祭りです。

成績を考えてしまうことで何も進まないよりは、その時間を自己分析や適性試験の勉強、面接対策に当てた方が次につながります。

 

選考に臨む際は成績について考えすぎないのが正解と言えるでしょう。

 

 

4-2.学業以外に力を入れたことをアピールする

成績の低さが不安な人は、成績のことを質問されたときのことを想定して、学業以外に力を入れていたことをアピールするのが効果的です。

 

たとえば、「部活動やアルバイトに力を入れていたため必要最低限の労力で単位を取得した」などが挙げられます。

自分の中で学業よりも優先してやりたいことがあった場合、それは必ず伝えるようにしましょう。

 

学業が疎かになっていた事実は変わりませんが、「やってみたいこと」「やりたいこと」に取り組んでいた姿勢は評価される可能性があります。

 

なお、「勉強をする暇がなかった」などの言い方では「やるべきこと」をおろそかにしている印象しか与えないので、言い方には十分注意しましょう。

 

 

4-3.自分の有用性を確実に伝える

成績が不安な人は、選考において人間性やスキルを伝えることによって、自分の有用性を面接官にアピールできるようにしましょう。

 

企業が成績を参考にしているとはいえ、結局のところ知りたいのは、志望者が今後どれだけ企業に貢献できるかどうかです。

たとえ成績が「可」ばかりでも、何かのスキルを持っている、人間性が優れている、努力できるといったことを示せれば、企業の役に立つことは十分に可能です。

 

成績が悪くても特性や適性によっては、仕事に向いていると判断されることは多いので、志望動機や自己PRで効果的にアピールできるよう念入りに準備をしておきましょう。

5.【まとめ】成績証明書やGPAは参考程度!ただし油断は禁物!

当記事では、成績証明書やGPAが選考にどれほど影響を与えるかについて解説していました。

 

学生時代の成績は良いに越したことはありませんが、選考では成績の影響が顕著に表れるわけではありません。

成績が良いから有利になることもなければ、低いからといってそれだけで不採用になるわけでもないのです。

 

しかし、成績も参考資料の一部であり、成績の良し悪しが志望者の印象に何らかの影響を与える可能性は十分にあります。

 

したがって、成績が悪い人はそれを補うためのアピール、成績が良い人はそれを活かせるようなアピールをそれぞれ考えることで内定を獲得できるようにしましょう。

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