就活でのデザイン思考テスト対策5選!

就活でのデザイン思考テスト対策5選!

2022年1月23日更新

はじめに

就活生のみなさんは、「デザイン思考テスト」についてご存知でしょうか?

最近はSPI玉手箱などの適性テストの代わりに、デザイン思考テストを採用する企業が増えています。

 

さらに従来の適性テストとは異なって、優秀成績者にインターンシップの参加権利を与える企業もあり、今後はますます重要度が高まっていくと予想されます。

 

デザイン思考は顧客ニーズに寄り添った思考法であり、ニーズが多様化している現代において企業の利益に直結する非常に重要な能力です。

 

したがって、デザイン思考を鍛えると、就活だけでなく、入社後の仕事にも活きてくるということが言えます。

 

しかし、

 

「そもそもデザイン思考って何?」

「どうやって対策したらいいの?」

 

と思われる方も多いと思います。

 

 

そこで今回はデザイン思考についての基本的な解説と、デザイン思考テストの5つの対策をご紹介します。

 

ぜひ最後まで読んでみてください。

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1.デザイン思考とは

デザイン思考を一言でいうと「顧客ニーズを起点にアイデアやソリューションを創り出す思考法」です。

顧客が何を求めているのか、何に共感するのかということを徹底的に考えて、本当に必要なサービスを提供することを目的としています。

 

具体的には以下の5つのプロセスから成り立ちます。

 

1-1.観察・共感

デザイン思考は、誰に対してサービスを提供するかということを明確にすることからはじまります。

これはなるべく具体的な方が望ましいです。

 

例えば、ただ単に「20代のサラリーマン」ということよりも、「20代後半で、妻と子どもの3人家族、趣味はたまのゴルフで、大手企業に勤めているサラリーマン」といったように、対象の人物像が浮かんでくるレベルまでユーザーを絞り込みます。これをペルソナ設定と言います。

 

ペルソナが決まったら、インタビューやアンケートを実施したり、実際に観察したりすることで、ユーザーが共感するポイントを調査します。

 

 

1-2.問題定義

次に顧客の共感から顧客のニーズを言語化し、定義します。

顧客のニーズを深掘りし、本質的な課題を見つけ出すことが課題です。

 

 

例えば、「ドリルを売るなら穴を売れ」というマーケティング業界では有名な言葉があります。

これは顧客がドリルを求めるときは、ドリルそのものを欲しいのではなく、ドリルを使ってできる「穴」を求めているという意味です。

極端に言うと、穴を空けられるのであれば、ドリルでなくても、なんでも良いのです。

 

このように、顧客が本当に求めていることを深掘りして抽出することがこのプロセスの目的です。

 

 

1-3.アイデア出し

つぎに定義した問題を解決するアイデアを出すプロセスです。

ブレーンストーミングなどの手法を用いてまずはとにかくを出すことが大切です。

 

最終的に出てきたアイデアを厳選し、最も効果的なソリューションに搾ります

 

 

1-4.試作

出てきたアイデアを具体的に形にしていくプロセスです。

 

具体的には、簡易的な人形を使って実際のサービスの内容を説明する模写タイプや、

イラストを作成し、4コマ漫画のようにストーリーを説明するストーリーボードタイプなどがあります。

 

アイデアによって適切なプロトタイプを作成しましょう。

 

 

1-5.テスト

最後にプロトタイプを実際にユーザーに使用してもらい、フィードバックを受けブラッシュアップしていきます。

 

これらを繰り返すことで、よりユーザーに寄り添ったサービスを生み出すことができます。

2.デザイン思考が注目されている理由

現代はものやサービスが飽和して、ニーズが多様化しているため、ただ単にものを作ったとしてもなかなか売ることは難しいです。

このような競争の激しい現代では、本当に顧客が求めているものを見極めるデザイン思考が不可欠と言えます。

 

またAIの普及により、単に解決策を実行するだけの業務は急速に代替されていき、

これからの時代を生き残るには自ら課題を見出して解決策を創り出す能力が求められます。

 

このような理由から多くの企業が、デザイン思考に注目しており、デザイン思考力の高い人材を求めています。

3.デザイン思考テストについて

3-1.デザイン思考テストの概要

デザイン思考テストとは、VISITS Technologies社が開発した創造力を客観的に数値化するテストのことです。

単なる多数決ではなく、独自開発の合意形成アルゴリズムによって、創造性を定量化できることが最大の特徴となっています。

 

公式サイトから引用すると

“デザイン思考テストとは、イノベーション創発に必要とされるデザイン思考プロセス(共感・問題定義・アイデア創造・プロトタイプ・テスト)を自ら高速で回し、事業を創造していく力を測定するためのテストです。このプロセスには、アイデアの創造と評価検証のプロセスが含まれます。“ 

出典:デザイン思考テスト公式ホームページ

 

デザイン思考テストは近年非常に注目されており、利用企業や団体は200社以上、受験者数は140,000名以上にものぼります。

 

以下のような大手企業も、就活において、SPIや玉手箱のような従来の適性検査に代わって、デザイン思考テストを採用する企業が増えています。

・Panasonic

 ・住友商事

 ・電通

 ・日清食品

 ・三井不動産

 ・第一生命

 ・アサヒホールディングス

 ・味の素

 ・小学館

 ・東急不動産

 ・損保ホールディングス

 ・KOS

 

基本情報について以下の表にまとめました。

 

開催頻度

 

 月に2~3回程度

 

テスト種類

 

 公開テスト:一般公開されている有料テスト

 団体テスト:団体企業主催の限定された人が受験可能

 

受験料

 

 4,950円/回

 

受験時間

 

 1時間半

 

またデザイン思考テストは就活生だけでなく、以下の目的を持った方に向けてもおすすめです。

・自分の創造力と評価力を測り、伸ばすべき能力を把握・分析したい。

・課題発見・ソリューション構築のトレーニングを繰り返すことにより創造力を高めたい。

・身近なシーンからビジネスまで、幅広い場面でのパフォーマンスを上げる思考法を身につけたい。

上記ニーズがある方は是非受験を検討してみてください。

 

 

3-2.テスト内容

デザイン思考テストは、創造セッションと評価セッションの2パートに分かれています。

以下の通り、創造セッションと評価セッションの中でそれぞれ2つずつ、合計4つの評価項目があり、

各100点の400点満点となっています。

・創造セッション:ニーズ発見力、ソリューション創出力

・評価セッション:ニーズ評価力、ソリューション評価力

 

 

公開テストであれば、5日以内に採点され、点数に応じてE~SSランクに分類分けされます。

各ランクの詳細は以下の通りです。

SSランク:上位1%

Sランク  :上位5%

Aランク  :上位20%

Bランク  :上位40%

Cランク  :上位60%

Dランク  :上位80%

Eランク  :下位20%

 

つぎに創造セッションと評価セッションそれぞれについて、具体的な試験内容の解説をします。

 

3-2-1.創造セッション

創造セッションでは以下6つのキーワードの組み合わせからアイデアを創造します。

・Who(誰が)

・Where(どこで)

・When(どんな時に)

・Why(叶えたい願望)

・What(何を) 

・How(解決法)

 

 

具体的には以下の3ステップです。

【ステップ1】

Who(誰が)、Where(どこで)、When(どんな時に)の各キーワードを選択します。

例えばWho(誰が)の場合、

 

「買物をする時間が無い」:主婦、会社員、女子高生、大学生、経営者

 

のように5つの人物の選択肢から好きなものを選ぶといったような形式です。

 

【ステップ2】

ステップ1で選択したWhoのWhy(叶えたい願望)を記述します。

例えばWhoに「買い物をする時間のない会社員」を選んだ場合は、

 

「毎日残業で帰りが遅いため、帰るころには疲れ果てており、値段を気にしながら買い物をする余裕がない」

 

などと記入します。

 

【ステップ3】

最後にWhat(何を) を選択し、Whyを解決するHow(解決法)を記述し、新しいアイデアを作成します。

 

例えばWhatには「値段を可視化する技術」を選んだとすると、

How(解決法)として「AR技術を駆使して、値札を見なくても各商品の値段が分かるようにして、簡単に買い物ができるようにする」などと入力します。

 

Whyを考えるときのポイントとしては現状解決できていない課題、Whoの立場になったときに共感できる願望かという2点です。

 

Howについては、新規性のあるアイデアか、実現可能性の高いアイデアかといったことを評価されます。

 

3-2-2.評価セッション

評価セッションではニーズ(Why)の質、ソリューション(How)の質に着目して他の受験者が創造したアイデアに対して評価を行います。

 

それぞれの評価ポイントは以下の通りですので、これを意識して取り組みましょう。

 

Why:自分がその立場になったとき共感できるかまだ解決されていないニーズかといった点です。

How:新規性があるか、実現可能性が高いか

4.デザイン思考テスト対策5選

最後にデザイン思考テストの対策を5つ紹介します。

具体的には以下の通りです。

・テストを実際に受ける

・普段から思考する癖をつける

・自分が考えやすいシチュエーションを選ぶ

・学生に刺さるニーズやソリューションを提案する

・タイピング速度を上げる

 

 

4-1.テストを実際に受ける

当たり前ですが、やはり実際にテストを受けてみることが一番の対策になります。

テストは月に2~3回実施しており、公開テストについては誰でも受験可能なので、就活でデザイン思考テストを控えている方は、一度受けてみることをおすすめします。

受験結果には次回受験に向けたアドバイスももらうことができるので、参考にすると高得点を取る可能性が高くなります。

 

 

4-2.普段から思考する癖をつける

デザイン思考テストで高得点を取るには、全ての物事に対して「なぜ」と考えることが大切です。

いつも当たり前のように使用しているサービスに対して、なぜ自分は数あるサービスの中からこれを選択して使っているのかといったことを考え、言語化してみましょう。

なんとなく良いと考えていることを言語化するのは意外と難しいので、これをするだけでもテスト対策になるのでおすすめです。

 

 

4-3.自分が考えやすいシチュエーションを選ぶ

デザイン思考テストはそれぞれのキーワードを自分で選ぶことができるので、なるべく自分が考えやすいシチュエーションを選択することが大切です。

自分の立場や経験したことに近い項目を選ぶことで、より深いニーズやソリューションを提案できるようになるので、それを意識してみましょう。

 

 

4-4.学生に刺さるニーズやソリューションを提案する

デザイン思考テストは創造セッションで創り出したアイデアを、評価セッションで他の受験者に評価されるという構成になっています。

就活での活用が増えてきていることもあり、受験者の大半は学生が占めているため、なるべく学生を意識したニーズやソリューションを提案しましょう。

専門的な知識が必要なものは避け、なるべく身近で分かりやすいものを提案することがポイントです。

 

 

4-5.タイピング速度を上げる

デザイン思考テストは、ペルソナ設定 ⇒ ニーズの把握 ⇒ アイデア出しの一連の流れを何度も繰り返していくので、単純にタイピング速度が速いほうが有利です。

タイピングが苦手に思われる方も多いと思いますが、正しいポジションで、「寿司打」などのフリーアプリで1週間も練習すれば、見違えるように速くなりますので、ぜひやってみてください。

これからの時代の仕事でパソコンを使わない方が珍しいと思いますので、タイピング速度の向上はやっておいて損はありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

この記事ではデザイン思考の概要とデザイン思考テストの対策について解説しました。

 

テスト対策は具体的に以下の通りです。

 

・テストを実際に受ける

・普段から思考する癖をつける

・自分が考えやすいシチュエーションを選ぶ

・学生に刺さるニーズやソリューションを提案する

・タイピング速度を上げる

 

 

モノが飽和して、ニーズが多様化している現代において、デザイン思考は特に求められるスキルであり、多くの企業が就活に採用しはじめています。

 

 

また就活だけでなく、入社後に活躍するためにも役に立つスキルなので、紹介した対策をぜひ実行してみてください。

 

デザイン思考を身に付けて第一志望企業の内定を勝ち取りましょう!!

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