就活の解禁日はいつ?今やるべきことがわかる!【就活全体の流れを徹底解説】

就活の解禁日はいつ?今やるべきことがわかる!【就活全体の流れを徹底解説】

2021年12月16日更新

はじめに

皆さんにこのような悩みはありませんか。

 

・就活解禁日ってなに

・就活っていつ何をすればいいの

 

就活はほとんどの学生が通る道ですが、初めてということもあって何をすればいいかわからず不安を感じると思います。

 

そこで当記事では就活解禁日について説明するとともに、就活全体の流れや選考に向けて取り組んでおくべきことについて解説していきます。

 

この記事を読むと以下のことが理解できます。

・就活解禁日の実態

・就活全体の流れ

・就活解禁日までにやっておくこと

・就活解禁日の後にやるべきこと

 

 

 

目次

 1 就活解禁日とは?

  1-1 就活解禁日はいつ

  1-2 なぜ就活解禁日が決められているのか

  1-3 就活解禁日の実態は

 

 2 就活解禁日から選考までの流れ

  2-1 3月1日から

  2-2 6月1日から

  2-3 10月1日

  2-4 柔軟に対応

 

 3 就活解禁日までにやることとは

  3-1 自己分析>

  3-2 企業分析

  3-2-1 社風や理念

  3-2-2 仕事内容

  3-2-3 企業の人材

  3-2-4 インターンシップ・OB訪問

 4 就活解禁日の後にやることとは

  4-1 プレエントリー

  4-2 企業の絞り込み

  4-3 筆記試験・面接試験

 

 5 まとめ

1. 就活解禁日とは?

就活解禁日とは、経団連によって「採用選考に関する指針」の中で定められている広報活動の開始可能日のことです。

簡単に言うと、各企業が学生を対象に説明会や〇を開始することのできる日のことで、基本的に企業はこの規定を踏襲しています。

そのため、この日を境に学生や企業の動きが激しくなり、本格的に就活が開始する日とも言えるでしょう。

 

 

1-1. 就活解禁日はいつ

例年の就活解禁日は3月1日です。また、選考解禁日も6月1日と定められています。

しかし例年、学生や企業からの意見要望を集めつつ、試行錯誤しながら決定しているため、今後時期が変わる可能性は大いにあるでしょう。

 

 

1-2.なぜ決められているのか

ではなぜ就活においてこのような取り決めが成されているのでしょうか。理由は2つあります。

 

1-2-1. 学生を学業へ専念させるため

1つ目は就活の時期をあらかじめ定めておくことにより、学生である皆さんが、本分である業に専念できるようにするためです。

就活時期が企業ごとにバラバラだと、皆さんからしてみれば長期的な就活を視野に入れなければならないので学業どころではないでしょう。

そのため、メリハリをつけるという意味でも就活解禁日として就活時期が決められています。

 

1-2-2. 企業による採用の透明化

2つ目の理由は企業による不適切な囲い込みを防ぐためです。

囲い込みとは内定をもらった学生を他社に取られないよう囲い込むことを言います。

学生の就活の自由を阻害するような行為が水面下で行なわれないよう就活時期が定められています。

 

1-2-3. 就活解禁日の実態とは?

では就活解禁日が設けられて以降そのルールが遵守されているかというと実態はそうではありません。

そもそもこの規定に絶対的な効力はなく、あくまで自主規制という形でしかないことから、規定に従わない企業も多くあります。

また、経団連に所属していない企業にとってこの規定は関係ないので、期間の制限なく採用活動をしている企業も少なくないのが実情です。

2.就活解禁日から選考までの流れ

ここでは就活解禁日から選考までの規定されている就活の流れを解説します。

しかし理解しておくべきは、就活解禁日に多くの企業の採用活動が本格化するのは間違いないですが、その後の動向は企業によって大きく異なる点です。

規定されている就活の流れとはかけ離れたものになる可能性が非常に高いので、すべての作業は前倒しで行っていくことをおすすめします。

 

 

2-1.3月1日から

一般的には3月から企業の広報活動が活発化し、学生はその情報を基に就職先を絞ることになります。

しかし現状は悠長にしている絞り込みをしている余裕はなく、3月中に書類選考、面接を実施する企業が大多数です。

そのため、後ほど解説しますが就活解禁日前までに企業の絞り込みを粗方終わらせておくのが良いでしょう。

 

 

2-2.6月1日から

6月から選考活動が解禁されます。

しかしおおよその企業の採用活動はすでに終了しており、公務員志望者を除き、就活を終えている学生がほとんどでしょう。

 

 

2-3.内定出し

就活ルール上10月に内定が決まるため、企業の内定式は基本的に10月1日に行われます。

実態はあらかじめ内々定を出して合格者を決め、10月1日の内定式で正式に合格を通知するようになっています。

 

 

2-4.柔軟に対応

就活ルールは表面上存在しますが、それはあくまで目安程度のもので、独自のペースで選考を進めている企業が非常に多くなっているのが現状です。

そのため、皆さんの志望先によっては他企業の採用活動と時期がずれている場合もあるので必然的に皆さんも柔軟に対応しなければなりません。

そんな時即座に対応できるよう事前の準備は怠らないようにする必要があります。

3.就活解禁日までにやることは

就職活動が本格的にはじまるのは就活解禁日以降ですが、就活に向けての準備は山のようにあります。

就活解禁日前に何もしなかったからといって採用されないわけではありません。

しかし事前の準備は他の就活生に差をつけるために必要であり、何より皆さんが自分に最適な就職先を見つけるために非常に重要なカギとなります。

ここでは就活解禁日前にやるべき事前準備に関して解説していきます。

 

 

3-1.自己分析

企業の選考を通過するためには自分を企業にアピールしなければなりません。

では、自分をアピールするために必要なこととは何でしょうか。

それは自分自身を知ることです。

 

就活ではつい企業のことばかり研究してしまい、自分と向き合う時間が不十分な就活生が多いですが、自己分析は非常に重要な作業です。

自己分析というと自分の持っているスキルや能力に目が行きがちですが、重要なのは性格や人柄も含めて総合的に分析することです。

持っているスキルを活かせる仕事=向いている仕事とは限りません。

 

分かりやすいよう極端な例を挙げると、英語が話せるが内向的でコミュニケーションが苦手なAさんがいるとします。

この場合、Aさんのスキルは英語力ということになりますが、ではAさんが英語のスキルを活かして海外での営業の仕事についてしまったらどうでしょうか。

おそらくコミュニケーションと苦労の連続で転職することになるのではないでしょうか。

一方、翻訳者であればどうでしょうか。こちらであれば、営業よりは1人で仕事を進めることができるためAさんには向いているでしょう。

 

このように、向いている仕事はスキルや能力だけではなく、性格や人柄の視点からも総合的に考える必要があるのです。

最近では、適性のある仕事がわかる性格診断などもありますが、重要なのは自分で考えることです。

一度は自分と会話をしてみることで皆さんの真にやりたいことを導き出しましょう。

 

 

3-2.企業分析

企業分析は就活において欠かせない重要な作業です。

ここでは、企業研究の中でも特に重要な研究対象3つと、おすすめの企業分析方法としてインターンシップ・OB訪問について解説していきます。

 

3-2-1.社風や理念

企業の社風や理念の研究は、非常に大切になります。

というのも企業にはそれぞれの志向性があり、自身の考えが企業のそれと合致していない場合、ミスマッチによる退職の可能性も出てきてしまいます。

後々企業のスタイルとかみ合わないといった悩みに陥らないためにも、就活最初の段階で企業の社風や理念は必ず確認しておきましょう。

 

3-2-2.仕事内容

具体的な仕事内容は企業の説明会などに参加するとイメージが付きやすいですが、就活解禁日前の段階では自分の特性とすり合わせをするにはまだ企業の情報量が足りません。

そのため、そこまで興味がなくても目に留まった企業があればチェックし、ホームページなどで企業の事業内容や現状について把握しておくのがおすすめです。

 

また、業界についても調べておくと良いでしょう。

自分の興味がある企業が属する業界の現状と今後はどうなっていく見込みがあるのか

コロナウイルスの蔓延によって業界の立ち位置が大幅に変化したので、企業と併せて業界もチェックしておきましょう。

 

3-2-3.企業の求める人材

企業のことを粗方調べ終わったらさらにそこから一歩踏み込んで、企業が求める人材についても考えてみましょう。

当然のことながら、業界や企業によって求める人材は異なります。

言われたことをしっかりやれる人、自分から積極的に意見を出す人など様々です。

主観的ではなくあくまで企業目線で考えることで、現状で企業が必要としている人材の特徴を研究しましょう。

企業の欲している人材を把握できれば、それを志望動機に落とし込むこともでき、面接の対策にもなります。

 

3-2-4.インターンシップ・OB訪問

おすすめの企業研究方法として挙げられるのがインターンシップ・OB訪問となります。

ホームページの閲覧や説明会への参加は概ねの就活生が行っているので、情報量においてあまり差はありませんが、インターシップやOB訪問を経験しておくと、他の就活生との差別化を図ることができます。

 

というのも、企業のイメージを持っているのと持っていないのでは大きな差があるからです。

学生は就活で多くの企業に関する知識を得ますが、その実それはホームページや説明会での表面上の説明にすぎません。

企業と直接触れ合う機会は非常に少ないため、就活時点で企業の実態を把握している学生はほとんどいないでしょう。

 

そのため、インターンシップやOB訪問は企業の実態を知れる数少ない貴重な機会と言えます。

そこで得た経験を活かせば、履歴書では他の学生に比べて、より現実的な志望動機の作成や面接への応用が可能なのです。

 

また、イメージや雰囲気を実感した上で入社すればミスマッチが起きづらく、転職に陥ることもありません。

転職する原因となる社内の雰囲気、人間関係などは企業内でなければわからないことなので、実感したり、質問したりしてみると、より企業の実態を把握することができるでしょう。

 

そういった点でインターンシップやOB訪問などへの積極的なチャレンジをおすすめします。

これらには企業先の予約等も必要になるので、早めにアクションを起こすと良いでしょう。

 

3-2-5.エントリーシート・履歴書

自己分析と企業分析ができたら、それを基にエントリーシートや履歴書を書いてみましょう。

書いてみると案外難しいことがわかります。

特に志望動機の欄は就活生の難敵でもあり、志望企業の考通過のための最重要事項の1つでもあります。

企業の中には書類選考を実施するところが多いので、他者からの添削を受けつつ、構成や内容を練り直して渾身の1枚を提出できるようにしましょう。

4.就活解禁日の後にやることは

ここでは就活解禁日の後にやることを3つ説明していきます。

 

 

4-1.プレエントリー

就活解禁日になると、就職活動ナビサイトや企業のウェブサイトなどでプレエントリーができるようになります。

プレエントリーとは応募と勘違いされやすいですが、あくまで説明会やエントリーシートの提出期限などの情報が送られてくるだけです。

 

そのため、3月1日までに自己研究と企業分析を済ませ、志望する企業がある程度絞られているとプレエントリー先が明確になるため、その後の方針も決定しやすくなります。

 

4-2.企業の絞り込み

プレエントリーをして企業の情報が入るようになったら、本格的に企業を絞り込みましょう。

上記で説明したように、書類選考や面接試験は就活解禁日と同じ3月中にあります。

気づいたら志望先の受付が終了していたということにもなりかねませんので、絞り込みは迅速に行いましょう。

 

4-3.筆記試験・面接試験

筆記試験と面接対策にも本腰を入れましょう。

筆記試験は独学でも対策できますが、面接の対策は1人では限界があります。

キャリアセンターや就活エージェントなどを利用し、フィードバックをしてもらうことで、当日に自信をもって試験に臨めるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

就活解禁日に伴い就活が本格化するものの、それ以降の流れは全く規定外ということが理解できたでしょうか。

就活はおそらく皆さんの予想以上に速いペースで進行していくので、就活解禁日までの準備はできる限り早い段階で始めるのがおすすめです。

学業もあり非常に忙しくなるとは思いますが、将来が決まる重要な転換点ですので、しっかり就活に向けた対策を講じておきましょう。

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