【例文付き】就活における自己紹介|答え方のコツについて徹底解説!

【例文付き】就活における自己紹介|答え方のコツについて徹底解説!

2020年11月21日更新

はじめに

就活の面接は多くの場合、自己紹介からスタートします。

 

しかし就活生の中には、自分をアピールしなければと意気込んで自己紹介に内容を盛り込みすぎてしまう人もいます。

その結果として、面接官が聞きたいこととズレた回答をしてしまっているのです。

 

今回の記事では、

就活の面接における自己紹介ではどのような内容を話すべきなのか、

気をつけるべきポイントについて、例文を交えながら解説します。

1.「自己紹介」と「自己PR」の違い

本題に入る前に必ず抑えておきたいポイントが、自己紹介≠自己PRということです。

このことをしっかりと認識しておかなければ、適切な回答ができません。しかしながら、自己紹介と自己PRを混同してしまっている就活生が多いのが実態です。

まずはそれぞれについて解説します。

 

1-1.自己紹介とは

 

自己紹介の目的は「あなたを知ってもらうこと」です。

 

初対面の面接官に対して、名前や所属、経歴などを簡単に話します。

自己紹介はあくまでもコミュニケーションのきっかけにすぎないということを、覚えておきましょう。

 

また、自己紹介は面接のアイスブレイクの意味合いもあります。

いきなり志望動機などの難しい質問をするのではなく、

自分のことを簡単に話すことで緊張をほぐし、その後の面接にリラックスして臨むことができるようにしているのです。

 

ですので、意気込んで

「自分の強みは〜〜〜です。」

などと話してしまうと、コミュニケーションが取れないと判断されてしまう可能性もあるので注意が必要です。

 

 

1-2.自己PRとは

 

その一方で自己PRの目的は「あなたの強みを売り込むこと」です。

 

自己PRの時間は、就活の面接の場において最も重要な場面のひとつであると言えます。

どのような考え方をするのか、

これまでにどのような経験をしてきたのかなどを話すことで自分の強みを面接官に理解してもらうのです。

 

特殊な事例として、自己紹介に自己PRも含むように指示されることもあります。

そのような場合は全てを具体的に話そうとせずに、

ほどよく話に織り交ぜることで面接官に話を広げてもらうという方法があります。

 

簡潔に話すことを意識するようにしましょう。

2.自己紹介に盛り込むべき内容

では具体的に、

自己紹介で何を話すべきなのかということについて解説していきます。

 

主に自己紹介で話す内容は以下の3点です。

 

①所属

②学生時代に取り組んできたこと

③締めの挨拶

 

①所属

 

最初に話すべき内容が、「名前」「大学名」「学部学科」などの簡単なプロフィールです。

不要だと指示された場合を除き、必ず話すようにしましょう。

 

 

②学生時代に取り組んできたこと

 

所属の次に話すべきなのが、

ゼミやサークル活動、部活動、アルバイトなどの簡単なアピールポイントです。

 

特に話すことがない就活生も不安に思う必要はありません。

上に書いたような経験がなくても、

趣味や特技など自分を表現するような内容のことを話すようにしましょう。

 

 

③締めの挨拶

 

最後に、面接の意気込みや感謝の言葉を述べるようにしましょう。

3.自己紹介の適切な長さ

自己紹介の最も一般的な長さは、おおよそ1分間が目安となります。

特に指示がなかった場合には、

これを目安に自己紹介を行うようにしましょう。

 

面接官から時間や内容についての指示があればそれに従うようにしてください。

4.パターン別の例文

これらのことを踏まえて、実際の自己紹介の例文をいくつか紹介します。

是非参考にしてみてください。

 

<例1 部活動での経験を伝えるケース>

 

〇〇大学××学部□□学科から参りました、( 名前 )と申します。

大学ではマーケティングが専門のゼミに所属しています。その中でも△△を専攻しており、●●が社会に与える影響について研究しています。

学業以外では××部に所属しています。3年生の頃より主将を務めており、チームをマネジメントすることの難しさを実感しています。

本日は、このような貴重な時間を設けていただきありがとうございます。どうぞよろしくお願い致します。

 

 

<例2 趣味の旅行について話すケース>

 

〇〇大学××学部□□学科から参りました、( 名前 )と申します。

大学では観光学が専門のゼミに所属しています。その中でも△△を専攻しており、●●が社会に与える影響について研究しています。

旅行に行くことが趣味で、1年で6回ほど国内外問わず旅行に行っています。

自分が住んでいる地域以外の地域へ行くことで、旅行先独自の文化や生活について発見することが旅行の楽しみのひとつです。

本日は、このような貴重な時間を設けていただきありがとうございます。どうぞよろしくお願い致します。

 

上記はほんの一例ですので、自分が伝えたいことや時間に応じて臨機応変に応用してみてください。

略語(例えば、テニスサークルをテニサーなど)や若者言葉を使わないようにしましょう。

5.自己紹介で気をつけるポイント

自己紹介を話すうえで、いくつか気をつけるべきポイントがあります。

ここでは4つのポイントについて解説します。

 

5-1.名前は必ず伝える

 

自分の名前は必ず伝えるようにしましょう。

面接官は面接が始まる前に履歴書に目を通しているため、

就活生のおおまかなプロフィールについては把握しています。

 

それなら名前は必要ないじゃないかと思う就活生もいるかもしれません。

しかし、名前を名乗るというのは初対面の相手とコミュニケーションを取るうえで重要なことです。

 

必要ないと指示された場合以外は必ず名前を名乗るようにしましょう。

 

 

5-2.表情は明るく、早口にならない

 

自己紹介は面接の最初にあることがほとんどです。

面接の序盤は誰でも緊張しているものです。緊張しているとつい早口になってしまいがちです。

早口だと面接官も聞き取りづらくなってしまいます。

 

また、最初にあるということはその人の第一印象を決定づけることにもなります。

緊張していると表情もかたくなりがちですが、笑顔で

はつらつと話している方が相手には好印象ですので、

明るい表情で話すようにしましょう。

 

面接が始まる前に深呼吸をして話す内容を整理したうえで、

ゆっくりとハキハキ話すということを意識して面接に臨むと良いです。

 

 

5-3.暗記しない

 

これは自己紹介に限らず面接全体を通して言えることですが、

暗記をしたような回答は避けた方が良いです。

 

話す内容については面接の前にしっかりと組み立てる必要がありますが、

文や言葉を一言一句覚える必要はありません。

 

むしろ、自分の言葉で絞り出している方が面接官にも伝わりやすくなります。

 

 

緊張しやすい人は特に、暗記した方が良いのではないかと思っているのではないでしょうか?

緊張のあまり、話す内容が飛んでしまったら大変です。

 

しかし先ほども書いた通り、自己紹介はコミュニケーションのきっかけづくりという意味合いがあります。

万が一内容が飛んでしまったら名前や大学名などの最低限の情報を伝え、

「よろしくお願いします」と伝えるだけでも十分です。

 

焦らずにその後も面接でしっかりと話せるようにすると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?就活における自己紹介について解説してきました。

細かい内容も大切ですが、最も重要なのは自己紹介と自己PRは別のものということを理解することです。

友人や先生に一度聞いてもらい、自己紹介の内容として適切なのかをチェックしてもらうと良いでしょう。

自分なりに内容を組み立てて、面接にスムーズに入れるようにしましょう。

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就活ハンドブック編集部

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