将来困らない職業と探し方の解説【女性編】
2024/9/28更新
はじめに
この記事では女性に向けた将来困らない職業とその探し方について解説しています。
近年では男性女性関係なく女性でもできる仕事も増えてきており、女性の社会進出も進んできました。
そのため女性が長く働いても困らない職業にも注目が集まってきており、将来に渡って働ける仕事への関心も高まってきていると言えるでしょう。
女性が安定して働ける職業の特徴や職業を探す際のポイントなどを詳細に解説するとともに、おすすめの職業も紹介していきますので将来困らない職業に就きたいと考えている女性の方は最後まで読んで参考にしてください。
- 女性で将来困らない仕事を探している方
- 将来困らない仕事の特徴を把握したい方
- 将来困らない職業探しのポイントを知りたい方
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女性も働く時代になってきている
昔の日本は男性は外で働きに行き、女性は家で家事をして家庭を支えることが一般的でした。
専業主婦になる女性も多く、女性は仕事をしないことも珍しくありませんでした。
しかし、現代では女性でも働く人が増加傾向にあり、平成後期からは右肩上がりで女性の就業率が増えています。
女性の管理職も増えてきており、女性の社会的地位が向上し、社会進出も活発化していることが分かります。
社会や企業も女性の労働のサポートに力を入れており、全面的なバックアップもあって女性も働く時代になってきていると言えるでしょう。
女性による就職については以下の記事もご参照ください。
女性が安定して働ける職業の特徴
女性が将来も安定して働ける職業に見受けられる特徴について紹介します。
女性のことを考慮している職業や、1度就業すれば将来に渡って安定する職業の共通点などを把握し、職業探しの参考にしましょう。
体力を使わない
男性と比べると女性はどうしても体力面で劣りがちになるため、体力仕事はあまり向きません。
重たい物を持ち上げられなかったり、周りより仕事の時間がかかってしまったりして業務についていくのが難しく感じることが多いでしょう。
企業側としても体力面で問題ないか心配になりますし、怪我の考慮などもしなければならないため採用がしづらいです。
女性は絶対に体力仕事ができない、というわけではないですし、体力仕事をしている女性も一定数いますが、将来も安定して働ける仕事ではありません。
体力を使わない仕事は女性でも問題なく従事できるため、将来にわたって働きやすくなるでしょう。
年齢を重ねると体力仕事は男女問わず厳しくなりますし、将来を見据えるのであれば体力をあまり使わない職業を選びましょう。
AIに取って代わる心配がない
近年ではAI技術の発達が著しく、様々な事業や職種でAIが活用され始めています。
AIは業務を簡略化したり、効率化してくれる便利な技術ですが、AI技術が発展し過ぎるとAIが人に取って代わり、人間の仕事が奪われる可能性があります。
同じことの繰り返しをする仕事や人間の感情に左右されない仕事、自動化によって効率が上がりやすい仕事などは将来AIだけで賄える可能性が高いです。
今すぐというわけではないですが、このままAI技術が上がっていけばAIに奪われる仕事は少なからず出てくるので、将来を見据えてAIに奪われない仕事を選びましょう。
AIでは代行できず、人間でなければできない職業を選択すればAIが普及しても安定しやすいでしょう。
下記に将来AIに取って代わられる可能性のある職業を一部掲載します。
あくまで可能性の話ですので、参考程度にしてください。
- 事務職
- スーパーの店員
- 銀行員
- 警備員
- タクシー運転手
- 会計監査
- コールセンター
- ホテル客室係
女性の顧客を相手にすることが多い
女性のお客様を相手にすることが多い仕事は女性にとっても働きやすく、長く続けやすい仕事と言えるでしょう。
女性を相手にする仕事は女性の立場に立って対応できるのが強みになるため、女性の社員・職員が重宝されます。
女性の店員から対応されたいというお客様もいるため、女性を相手にする仕事は時が経っても一定の需要がある可能性が高いです。
女性におすすめな将来困らない職業
ここでは女性におすすめする将来困らない職業を10選紹介します。
- IT関係
- 看護士
- 保育士
- 弁護士
- 美容師
- 教師
- 薬剤師
- コンサルティング
- カウンセラー
- 手に職をつける職業
様々な職業があるため、気になった職業があれば自分でも調べてみてください。
一方、将来なくなる可能性のある仕事も存在しています。
そのような仕事を選ぶ際には将来性があるかまで確認しましょう。
以下の記事に10年後になくなる可能性のある仕事を紹介していますので、合わせてご確認ください。
IT関係
IT関係の仕事は将来も需要があり、安定している職業の1つと言われています。
前述したAIについても開発するのはITエンジニアやプログラマーであるため、AIを開発・管理する側として将来も需要があります。
AIに仕事を奪われる仕事が増える中で、そのAIに関わる仕事なので将来困ることはないでしょう。
むしろAI技術に詳しい人間やAIを作れる人は重宝されます。
現在はAI以外にも様々な分野で機械化、電子化が進んでおり、ITは人々の生活に密接に関わってきています。
今後も社会や人々の生活にIT技術は必要とされますので、IT関係の仕事がなくなることはないでしょう。
システムエンジニア、プログラマー、ITエンジニアなどIT関係の職種は複数ありますが、どの職種も今から将来まで必要とされています。
プログラマーは将来なくなる可能性も言われていますが、AIを作る・管理するスキルを身に付けたプログラマーであれば将来も需要があるでしょう。
2030年には70万人以上のIT人材が不足するとも言われており、IT人材は男女問わず求められるでしょう。
体力も使うことはないですし、プログラミングというスキルも身に着けられるので転職や独立も視野に入れられます。
女性だからできないという仕事でもないため、IT関係の仕事は将来困らない職業として最もおすすめしたい職業です。
看護士
看護士は医療系分野の職業であり、人とのコミュニケーションや体調管理など臨機応変に対応する必要があることからAIに取って代わられることもないでしょう。
人の健康や命にかかわる仕事ですので将来も需要がありますし、昔から女性が支えてきた職業でもあるため女性にとって就職の選択肢に挙がる職業の1つです。
2025年には約6〜27万人の看護士が不足すると予想する声もあり、今の時点で人手不足に直面している職種なので将来はさらに看護士が必要になると考えられます。
つまり需要が高まっているということなので、将来看護士の仕事に就けず困る可能性は低いです。
看護士になるためには看護大学や看護士養成所などを経て看護士の国家試験に合格する必要があり、看護士になるのは大変ですが国家資格が手に入るので就職には強くなります。
人を助ける仕事でやりがいもあるため、人の役に立ちたいと考えている方におすすめの職業です。
保育士
保育士も看護士同様、人を相手にする仕事のため機械やAIでは対応に限界があり、将来も人間が行う職業と考えられています。
子どもを相手にする職業なので、なにか事故やイレギュラーな事態が起きた時に咄嗟に対応できるよう人間がやらなければならない職業と言えるでしょう。
子どものうちは感情や思考が育まれやすい時期で子どもの過ごし方は非常に重要ですので、ロボットなど感情のないものでは適しません。
感情を持つ保育士の職員が子どもの対応をすることで子どもの感情も豊かになっていきますので、保育士の需要は子どもがいる限りなくならないでしょう。
日本は少子高齢化が進んで子どもの数が減りつつありますが、保育士の数が足らず待機児童などの問題も発生しています。
保育士になれば、機械に仕事を奪われることもなく、安定的に仕事ができるでしょう。
弁護士
弁護士は人を裁く立場にある職業のため、倫理面を考慮しても機械的に行うわけにはいきません。
司法国家である日本では弁護士の職業自体、安定して需要があるので将来なくなることはないでしょう。
弁護士になるには司法試験に合格して法曹資格を得る必要があり、難易度は非常に高いです。
しかし、もし弁護士になれれば仕事に困ることは少ないですし、収入も安定する可能性が高くなります。
現在、弁護士の女性率はわずか20%ほどで女性の弁護士はとても少ないです。
業界としても女性弁護士を増やすべくテレワークを推進したり、保育サービスの充実化を図ったりしています。
業界も女性弁護士を増やすべく取り組みを強化しているのを見ても、将来女性弁護士を増やしたい意図が見えます。
司法に興味がある方はぜひ弁護士も選択肢に入れてみてください。
美容師
美容師はお客様の要望に合わせて正確に髪を切ったり、カラーをかけたりするため機械に任せるのが難しい職業です。
単純作業ではなく細かいスキルも多いので、手に職をつけた人にしかできないですし、お客様の希望を読み取ってヘアスタイルを提案するなど人の感情に影響する職業と言えるでしょう。
女性を相手にすることも多いので同じ女性スタッフが好ましいですし、新しいヘアスタイルや新技術も生まれているため将来も需要がある仕事になります。
スキルを身に付ければ美容院で働くこともでき、上手くいけば独立して自分の店を持つことも可能です。
美容師と同じくスタイリストやネイルアーティストなど、理美容関係の仕事は将来困ることはないでしょう。
教師
教師も子どもを相手にする仕事のため、AI・ロボットによる代替えが利かない職業です。
教師に男女は関係なく、女性でも活躍している教師は大勢います。
子どもたちに寄り添い、教育者として導ける人材が業界では必要とされるため、女性でも問題なく教師の職に就けるでしょう。
教師も人手不足に悩まされている職業ですので、この先仕事がなくなることは考えづらいです。
教員免許を取得する必要があり、誰でも就職できる職業ではないことから競争率も低く、安定して就職先を見つけられます。
近年は教師の長時間労働などが問題になっていますが、改善の動きも少しずつ進んでおり、将来は働きやすい職業になっているかもしれません。
子どもが好きな方や教えるのが好きな方は教師も検討してみてください。
薬剤師
薬剤師は医療関係の仕事なので機械・AIでは代わりになれない職業です。
人の健康や命にかかわる仕事ですので、資格を得た薬剤師が責任を持って行う仕事となります。
薬剤師は飽和気味でAIに取って代わられるという声もありますが、一部業務がAIによって簡略化されることはあっても薬剤師の仕事が完全にAIに奪われることはないと考えています。
万が一、AIの対応にミスがあった場合、責任の所在が曖昧になりますし、AIを信用できない人も一定数現れる可能性があるからです。
人間は人間でヒューマンエラーの可能性がありますが、お客様の質問に迅速に回答できたり、薬の処方についてお客様に合わせてアドバイスをしたりするなど人間にしかできないことは多数あります。
看護士の項目でも申し上げましたが、人の健康・命がかかわる以上、薬剤師の仕事は将来もなくならないでしょうし、体力もあまり消費せず女性も大勢活躍しているのでこの先も安定した職業となるでしょう。
コンサルティング
コンサルティング関係の仕事もなくなることはないと言われています。
企業や個人のお客様の相談を受け、課題解決のための提案をする必要があり、状況に応じた提案力が求められます。
AIは情報を収集して統計を取る能力には優れていますが、臨機応変な提案は難しく、顧客を納得させられる提案ができない可能性が高いです。
顧客とのコミュニケーションを取る必要もあり、人間でなければできない業務が多数あります。
顧客となる企業、人の数だけコンサルティングの仕事はありますので、将来も安定して残り続けるでしょう。
コンサルティングに求められるのはコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力、論理的思考力などであり、女性でも能力さえあれば十分活躍が見込めます。
現在でもコンサルティング業界で活躍している女性は多いので、将来困らない仕事におすすめできる職業です。
カウンセラー
カウンセラーは人の悩みや相談を聞き、アドバイスや治療をしていく仕事であり、人を相手にする以上AIや機械では対応しきれない職業です。
ただ、受け答えするだけならAIでも代行できますが、相手の挙動や感情などを察知して状況に応じたアドバイスをするなど臨機応変な対応を求められます。
カウンセラーは物腰が柔らかい人だと相談する側も安心できるため、女性向きの職業だと言えます。
カウンセラーによっては資格が必要なものもある点、女性が活躍しやすい点、AIに取って代わる心配がない点などを加味すると、何年経っても困らない職業であると考えられるでしょう。
手に職をつける職業
手に職をつける職業全般も将来なくならない仕事が多く、職に困らないと言えます。
独創性も問われる仕事なのでAIに奪われる心配もありません。
ここで紹介したITエンジニアもプログラミングスキルなど手に職をつける職業の一種であり、スキルがあれば就職や転職もしやすくなるでしょう。
手に職をつける仕事には調理師やフラワーデザイナー、クリエイティブ職、開発職など様々なものがあるので、気になった職業への就職を目指していきましょう。
将来困らない職業を探す際のポイント
ここで紹介した職業以外にも将来困らない職業が探しやすくなるように、将来困らない職業を探す際のポイントをいくつか紹介します。
機械・AIに奪われる心配がないか調べる
ここまで解説したように機械やAIに仕事が奪われないかが非常に重要なポイントになります。
下記に載せる資料では日本の労働人口の49%が10数年もすると、AIに仕事を奪われる可能性があるそうです。
AIや機械は業務を効率化する便利なものですが、仕事自体が奪われては本末転倒です。
AIに取って代わられ、将来脅かされることがないように職業探しの際はAIが代行できない仕事を探しましょう。
企業の将来性を調査する
職業だけでなく、企業の将来性があるかも入念に調査していきましょう。
入社したは良いものの企業の業績が思わしくなく、将来倒産してしまうと再就職をしなければならなくなり、多大な労力が発生してしまいます。
職業の将来性に目を向けるのも重要ですが、自分が就職する企業も今後伸びていくのか調べると自分の将来の安泰に繋がるでしょう。
売上高や利益率、採用数や定着率など様々なデータを参考にすると企業の将来性が分かりやすいです。
その職業で長く働けるかを確認する
自分が本当にその職業で将来長く働けるのか確認しましょう。
いざ職に就いたものの、自分の思っていた仕事と違い、すぐに辞めてしまう人もいます。
まったく新しい職業に就職するのは大変ですし、これまで勉強や用意してきたことが無駄になってしまうのは勿体ないです。
就きたい職業が決まったら、何十年後も働ける仕事なのか見極めましょう。
実際に働いている人の声を聞いたり、職業の問題点や課題などを確認して問題ないか調べたりすれば、自分が将来働けるか想像しやすいでしょう。
資格が必要なものか確認する
将来困らない職業は手に職をつける職業や資格が必要な職業が多いです。
資格があれば引く手が多いので次の仕事にも困りませんし、需要があるので仕事も続けやすくなります。
おすすめの資格もいくつかあるので下記に紹介します。
- IT系の資格
- 教員免許
- TOEIC
IT系の資格
ITパスポートや応用情報技術者などIT関係の資格はITスキルを証明するものとして重要な資格となります。ITに強い人材は男女問わず今後需要が高くなるため、IT関係の資格を持っている人は採用される可能性が上がるでしょう。
新卒入社であれば研修で取得を求める企業もあり、研修制度や育成が充実している企業を選んでスキルを習得する方法もあります。
教員免許
教員免許は教師になるために必要な資格となりますが、教師以外の仕事でも活用できることがあります。学童保育指導員や塾講師、保育業界でも利用できることがあり、教師の職業に縛られない使い勝手の良い資格と言えるでしょう。
教員免許は大学の教職課程をこなさなければいけないため、大学3年あたりから教員免許を取得するのが難しい場合があります。
教員免許を取得したい場合は早め早めに行動していきましょう。
TOEIC
資格とは違うかもしれませんが、TOEICの点数が高ければ英語ができることの証明になります。グローバル化を推進している企業も多く、英語ができる人材は男女関係なく重宝されやすいです。英語を勉強している方、英語に自信がある方は1度受けてみることをおすすめします。
職業だけでなく企業自体に目を向けることも大事
将来困らないようにするためには、職業だけでなく企業選びにも注意しなければなりません。
ここで紹介した職業でも、企業によっては経営状態が悪く将来性がなかったり、労働環境が劣悪で長続きしない場合があります。
反対にAIに奪われやすい仕事でも企業によっては人を重視するところもあり、将来も問題なく働ける場合もあるでしょう。
この職業に就けば絶対安泰、ということはないため、企業自体も徹底調査して長く働ける企業を選びましょう。
さいごに
現代は女性も当たり前のように働く時代になってきており、女性でも長く安定して働ける職業を探すことが重要です。
昨今では機械化やAI技術の進歩が著しく、今現在ある職業も数十年後存在しているか分かりません。
AIに奪われない職業に就くのが将来の安泰に近付くと言えるでしょう。
その他、体力をあまり使わないことや女性が活躍しやすい点なども長続きしやすい仕事の条件となります。
IT関係をはじめ、手に職をつける職業や医療関係、人を相手にする仕事は人でなければ対応できないものが多く、将来もなくなることはないでしょう。
ここで紹介した職業や職業探しのポイントなどを参考に後悔しない職業を見つけてください。