【企業分析】OKIクロステックの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業分析】OKIクロステックの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2024/7/27更新

はじめに

OKIクロステック株式会社(以下OKI Crosstech Co.,Ltd)は、ATMやETCの構築など、電気・環境設備の企画から運用・保守までを提供するIT企業です。

東京都中央区晴海に本社があります。

60年以上に渡って日本のインフラを支えてきた高い技術力を活かし、新システムの構築や最先端機器の開発にも対応可能です。

全国200拠点、3000名以上と強固な体制で、各地に設置されているATMなどの各種機器のメンテナンスが迅速にできるネットワークを形成しています。

今回は、そんなOKIクロステックの企業研究に役立つ情報や、エントリーシートで活用できる、求める人材像の情報をご紹介していきます。

OKIクロステックで活躍したい以下のような就活生を対象に、事業内容や経営理念に関する情報をまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。

対象
  • OKIクロステックの業務内容や社風など基本的な情報を知りたい方
  • 事業内容をもとに、入社後のキャリアプランを明確に定めたい方
  • OKIクロステックの企業理念や選考フローの情報を元に、求める人材像を知りたい方

IT業界以外の業界については以下の記事で記載しているので、ぜひご覧ください。

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この記事の結論

先にこの記事の結論からお伝えすると、OKIクロステックの就職難易度は平均的です。

過去の採用大学実績では、MARCH・関関同立ランクの大学名から、日東駒専レベルの大学名まで、幅広いレベルの大学の実績が確認できます。

また、採用人数では大卒よりも専門・高卒の人数の方が多い傾向があります。

電気や機械関連の専攻学部を学んでいる就活生のほうが、採用活動で優位に立ちまわれると推測できるでしょう。

選考対策としては、企業理念の理解を深めることと、企業の使命を実現するためにどのような行動を行うか明確にすることが大切です。

採用フローには適性検査も含まれているので、適性検査の対策も講じておくと良いでしょう。

募集職種は、「技術系総合職」と「事務系総合職(経理・営業)」の2種類です。

OKIクロステック株式会社について

OKIクロステック株式会社とは

出典:OKIクロステック株式会社

会社概要

OKIクロステック株式会社(OKI Crosstech Co.,Ltd)は、ICTインフラや電気・環境設備を中心に、ワンストップで設計・構築・保守サービスを展開してる企業です。

ICTとは、情報通信技術を活用したコミュニケーションシステムを指しています。

消防・防災無線システムや、教育現場でのタブレットPCを活用した授業など、インターネットが発達した日常生活ではなくてはならない技術です。

同社は60年以上に渡って日本のインフラを支えてきた高い技術力を活かして、新システムの構築や最先端機器の開発にも力を入れています。

OKIクロステックが提供している事業内容は、以下の通りです。

事業内容
  • ICTインフラの設計構築、設置工事、運用保守サービス、ならびにトータルサービス
  • 電気設備、消防設備、電気通信設備の設計・施工・保守・監視
  • ハードウェア、ソフトウェア、サービスなどの販売

全国200拠点、3000名以上のエンジニアを有し、高い技術力と60年以上のノウハウを誇ります。

「ワンストップ」であることに加え、「全国規模のサポート体制」も強みです。

官公庁、沖電気工業(株)ならびに関連会社、主要金融機関などのライフラインに関わる機関を取引先としています。

 

各事業別の売上規模

OKIクロステックの2023年度の売上高は66,772百万円で、純利益額は4,623百万円でした。

2022年度の売上高は68,828百万円、純利益額は3,712百万円であり、2022年度から2023年度にかけて売上高は下降傾向です。

2022年度から2023年度にかけて、純利益額は上昇傾向です。

なお、それぞれの事業分野での売上高の情報は開示されていません。

 

各事業セグメントの解説

OKIクロステックの主な事業セグメント

OKIクロステックの主な事業セグメントは、以下の通りです。

事業名活動内容
電気・エネルギー事業電気設備の計画当初からのご提案・設計・施工、竣工後の長期的なメンテナンスなどを提供している事業。

事業内容は以下の通り。

  • 電気・エネルギー
  • GXソリューション
  • BAS/BEMS
  • EXaaS™ クラウドBEMSサービス
音声ネットワーク事業企業のコミュニケーションスタイルの急速な変化に合わせ、顧客のご要望に応じた最適な音声インフラ環境を実現する事業。

事業内容は以下の通り。

  • オフィス+リモートワーク・ソリューション
  • 音声ネットワーク
  • PBX/ビジネスホン/IPテレフォニー
  • EXaaS音声クラウドサービス
  • コンタクトセンターソリューション
ICTインフラ・セキュリティ事業大規模オフィスから小規模オフィスまで、顧客の利用環境に最適なICTインフラとセキュリティ環境を提供する事業。

事業内容は以下の通り。

  • 高まるセキュリティリスクとその対策
  • ICTインフラ
  • ネットワークセキュリティ
  • 無線LANソリューション
  • 映像ソリューション
  • 図面管理クラウドサービス
交通・防災システム事業自治体からの避難指示・避難勧告等の緊急放送を可能にする事業。
屋外拡声子局、戸別受信機による構成が可能な「防災無線システム」や、ETC技術を適用し、SA/PAからの高速道路入出を実現する「スマートICシステム」など、幅広いニーズに対応可能。
プリンター・サプライ事業トナー/イメージドラム/メンテナンス品/インクリボン、各種用紙などのサプライ用品 約300アイテムを取り扱っている事業。

以下のジャンルのアイテムを取り扱う。

  • プリンター
  • プリンター用サプライ商品
  • ご購入方法
  • e-shop
  • 消耗品無償回収
  • 安全データシート(SDS)(OKI製品)
  • Web発注システム「e-shop」を運営。

 

他にも、先進のデジタル技術を活用する経験豊富なスタッフが24時間・365日体制で対応するサポートサービスとして、以下のサービスを提供しています。

その他のサービス
  • HAサービス
  • システム展開サービス
  • メンテナンスサービス
  • 運用サービス

 

OKIクロステックで働いている社員は?

OKIクロステックで働いている社員は?

平均勤続年数は?

OKIクロステックの平均勤続年数は、22.6年です。

政府が主体となっている統計サイトでは、情報サービスの平均勤続年数は17.5年であるため、短い平均勤続年数だとわかります。

平均年収は?

OKIクロステックの平均年収は646万円でした。

国内上場企業の平均の年収が601万円であることを考えると、平均値であることが判明しています。

IT業界の平均年収は442万円であることから、IT業界の中では非常に高い数値です。

平均残業時間は?

OKIクロステックの従業員の平均残業時間は、1ヵ月あたり27時間でした。

IT業界の平均残業時間は1ヵ月あたり約23.2時間であるため、業界内では高い数値であることが判明しています。

また、企業全体の平均残業時間は1ヵ月あたり21.9時間であるため、企業全体の中でも長い残業時間だと判明しました。

平均ボーナス額は?

OKIクロステックの従業員の年間の平均ボーナス額は、75万円でした。

IT業界の20~29歳までの平均ボーナス額は56.1万円であることから、IT業界の中でもボーナス額は高い値です。

また、OKIクロステックでは年に6月、12月の合計2回ボーナスが支給されます。

どんな文化なの?

OKIクロステックでは、以下の3つの要素に分けて社内教育を行い、社員の成長をサポートしています。

社内教育の3つの要素
  • ビジネス教育
    ビジネスパーソンとしての基礎プログラム
  • スキル・技術教育
    技術者として成長し続けるためのプログラム
  • 人間教育
    お客様やメンバーとの信頼関係の構築を円滑にするためのプログラム

新入社員研修・職種別研修・階層別研修などの研修と、OJTで上記のプログラムを実施し、自分のキャリアを自ら描ける能力を育んでいます。

また、個々の能力を伸ばせる以下のような強みも用意しているため、様々なスキルが身に付きやすい環境です。

個々の能力を伸ばせる強み
  • 100種類以上の資格の取得を会社が支援
    勤務時間内に社内外の講師を招いての筆記試験対策や実技試験対策を実施。
  • 「日本一の技術者」を目指すIT技術コンクール
    日本全国の各拠点から選ばれた技術者(施工管理、カスタマーエンジニア)が日本一の座を目指し、日々の業務で鍛えた顧客対応や構築力、保守力の腕前を競うロープレ型のコンクールを開催。
  • 次世代リーダーを育成する選抜型研修
    新生OKIクロステックとしてはじめる新たな人材育成の試み。

 

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

IT業界におけるOKIクロステックの立ち位置

IT業界におけるOKIクロステックの立ち位置をご紹介します。

建築物の電気工事実績やOKI製品以外のマルチベンダーに対応する保守力を持つため、IT業界では平均年収が高いといえるでしょう。

理由として以下の要因が挙げられます。

要因
  • OKIグループとしての基盤と歴史を有しているから:設立から60年以上、IT分野のサービスを展開しており、通信インフラを支えてきた実績がある。
  • 幅広いサービスをワンストップで提供できるから:電気・通信・情報・防災の社会インフラ設備を、提案営業から設計、施工、保守・運用までワンストップで提供している。
  • 全国規模のネットワークを有しているから:24時間365日、全国約180拠点、約3,200名体制で業務に対応しているため、インフラに関する企業との取引を可能にしている。

以上の要素により、OKIクロステックは国内の通信インフラを支えている企業だと言えるのです。

参考までに競合4社の情報もまとめてみたので、ご紹介します。

会社名売上高平均年収就職偏差値・難易度社風
OKIクロステック株式会社744億円
(2023年3月実績)
646万円54ノウハウと歴史を強みとしている社風
日本ビジネスシステムズ株式会社【連結】1,128億円
(2023年9月期)
605万円53自由度が高く自主性を尊重する社風
株式会社ベルシステム24【連結】1,560億5,400万円
(2023年2月期)
496万円52裁量権がある環境を大切にする社風
ヤマトシステム開発株式会社663億7100万円
(2023年度3月期)
514万円52挑戦を大切にする社風

OKIクロステックの新卒募集要項について

以下に、OKIクロステックの新卒募集要項についてまとめました。

OKIクロステックには、「技術系総合職」と「事務系総合職(経理・営業)」の2種類の募集職種があり、それぞれで職種が異なります。

技術系総合職に含まれる職種は、以下の通りです。

募集職種「技術系総合職」
  • 電気・情報通信エンジニア:
    日本を代表するような新築建築物の電気工事や、歴史ある既存建築物の設備改修工事、また、顧客が利用する機器の構築工事まで、幅広い案件の現場代理人を務める。
  • 保守(カスタマーエンジニア):
    銀行やコンビニのATM機器をはじめ、社会の至るところで活躍するOKIの製品の保守(メンテナンス)業務やその他メーカーの製品の保守(メンテナンス)業務を行う。

事務系総合職(経理・営業)に含まれる職種は、以下の通りです。

募集職種「事務系総合職(経理・営業)」
  • 提案営業職:
    顧客の要望を的確に捉え、社内の設計部門や施工部門と打ち合わせをする。プロジェクトのスタートからゴールまで、OKIクロステックの窓口としてお客様と技術者の間に立つ。
  • 経理職:
    入金・消込、債権管理、月次・年次決算の対応、データ集計等を行う。

賞与は年2回で、6月と12月に支給されることが多いです。

修士了と学部卒(高専専攻科卒)では給与面の待遇が変わってくるため、以下の表を確認することをおすすめします。

各項目詳細
職種技術系総合職・事務系総合職(経理・営業)
給与専門学校・短大:199,500円
高専卒:224,000円
大学・高専:253,000円
修士了:277,000円
賞与賞与:年2回(6月・12月)
福利厚生健康保険、厚生年金保険、企業年金基金、雇用保険、労災保険

求める人材

OKIクロステックの求める人材像

OKIクロステックの求める人材像は、「OKIクロステックのミッションとビジョンに共感し、バリューを共有できる方」です。

ミッションとビジョンは以下の通りです。

ミッションとビジョン
  • Mission
    私たちの暮らしを支えるインフラを、OKIクロステックの人財とICTを最大限に活かしたサービスをワンストップで提供し、社会に新たな価値や安心、利便性をつくり、守っていく。
  • Vision
    デジタル変革に合わせた課題を、構築力・機動力・技術力で解決し、安心・安全を届けるベストパートナー。社員一人ひとりが常に成長し続ける組織。

また、OKIクロステックでは以下の3つの要素を、社員全員が共有する価値観・行動規範として定めています。

  1. 誠意(Sincere)
    お客様に対し、どんな時も誠実かつ丁寧に対応する。問題意識を常に持ち、「お客様にとって本当に必要なことはなんだろう」と自らの頭で考え、行動する。
  2. 迅速(Speedy)
    問題が起これば、迅速に対応し、そのまま放っておかない。分からないことがあれば周囲にすぐ聞く。また、変化や挑戦を恐れず、変革にもスピードを求める。
  3. 確実(Sure)
    効率やスピードを求める一方で、仕事が雑になってはならない。社会インフラを支える一員として、ルールを守る、報告を怠らないなど、確実さを追求する。

 

ミッションとビジョンと合わせて、把握しておくことをおすすめします。

 

新卒採用のフロー

OKIクロステック選考は、下記の通りの選考フローです。

一般企業と同様の選考フローになるため、面接対策が内定獲得の鍵です。

なお、エントリーシートによる書類審査はありません。

適性検査も実施されるので、注意しましょう。

また、内々定までの所要日数は2週間ほどです。

①会社説明会に参加、エントリーシート提出

会社説明会はWeb上で開催されます。

エントリーシート以外にも、卒業(修了)(見込)証明書、成績証明書が必要になるので、事前に取り揃えておきましょう。

②適性検査

Web上で適性検査が行われます。

インターネット上で適性検査の形式は公開されていないので、SPIやCABなど、有名な形式の練習問題を確認してみると良いでしょう。

③複数回面接

一次面接と二次面接があり、いずれも個別形式で面接が行われます。

一次面接の後に任意で先輩社員との懇談会が開催されるので、質問等がある方は参加することをおすすめします。

④内定

最終面接後に内定の通知が届き、合格か否か判断できます。

採用大学

OKIクロステックの採用大学の実績を以下に掲載します。

日東駒専レベル以下の大学名も確認できるため、学歴フィルターはないといえるでしょう。

<大学>

青山学院大学、亜細亜大学、学習院大学、工学院大学、駒澤大学、獨協大学、日本大学、日本体育大学、法政大学、武蔵大学、明治大学、立教大学、早稲田大学、東北学院大学、東北工業大学

就職偏差値・難易度

それではここまでの内容を踏まえて、OKIクロステックの就職偏差値・難易度を見てみましょう。

結論をいえば、偏差値・難易度は平均的です。

その理由として以下の3点が挙げられます。

理由
  • 短大・高専・専門学校の就活生を多く採用しているから
  • 書類選考を行わないから
  • 文系の学生でもエンジニア職に挑戦できるから

日東駒専レベル以下の大学名も確認できるため、学歴フィルターはないと推測できます。

OKIクロステックのミッションとビジョンの理解を深めることで、内定を獲得することが十分に可能です。

就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。

まとめ

OKIクロステック株式会社は、ICTシステムや電気・環境設備の設計・構築・保守とカスタマーサポートを提供するIT企業です。

24時間365日、全国約180拠点、約3,200名体制で事業を展開しているため、国内の情報インフラを正常に保つためには、なくてはならない存在です。

OKIクロステックのミッションとビジョン、そして価値観・行動規範を把握することが、求める人材像に必要不可欠といえます。

この記事の情報を参考に、事業内容とともに、OKIクロステックのミッションとビジョンを把握してください。

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