長期インターンは意味ない・やめとけ?間違った考え方や回避方法を解説
2024/7/23更新
はじめに
長期インターンは「意味ない・やめとけ」と聞いたことがある人はいるのではないでしょうか。
「長期インターンは本当に意味があるの」といった疑問を持つ就活生に向けて、長期インターンは意味ない・やめとけと言われることや間違った考え方を徹底解説します。
本記事で読めば、長期インターンは意味があるのか、参加したほうがいいのかがわかりますので、ぜひ最後までお読みください。
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長期インターンは意味ない・やめとけと言われる5つの理由
長期インターンは意味ない・やめとけと言われる理由は以下の5つです。
- 目的もなく参加しているから
- 受け身の姿勢で取り組んでいるから
- 専門スキルが身につかないから
- 単純作業を押し付けられるから
- 企業名で選んで参加しているから
それぞれについて解説します。
目的もなく参加しているから
長期インターンに参加している就活生の中には、「時給が高い」「みんなが参加しているから」「就職活動で有利だから」といった理由で、目的もなく参加している人もなかにはいます。
目的意識を持たず、働くことの理解を踏まえないで参加しても、意味がありません。
もちろん、すべての就活生が目的持たずに参加しているわけではありません。
長期インターンは数カ月から1年、長ければ数年と期間が長いです。
そのため、長期インターンに参加して慣れてくると目的を見失ってしまう人がいます。
目的を見失って参加している人は、アルバイトと同じ感覚ですから「意味がない」といわれても仕方ありません。
もちろんアルバイト感覚で参加しても、就職活動に活かすことができず、無駄な期間を過ごしてしまうことになるでしょう。
受け身の姿勢で取り組んでいるから
長期インターンに参加している就活生のなかには、与えられた仕事だけをこなす指示待ち人になっている就活生もいます。
言われたことだけをする受け身の姿勢では、成長につながりません。
積極的に自分からコミュニケーションをとりアドバイスをもらう人と、言われた仕事だけを黙々とこなす人では、長期インターンで得る経験値が異なります。
長期インターンに慣れてくると、ある程度仕事が身につくため、黙々と仕事をしがちになってしまいます。
アルバイトであれば、決まった仕事を淡々とこなせばいいですが、長期インターンはそうではありません。
仕事に慣れてきたタイミングで、自分から積極的に新しい仕事をもらい、先輩社員との交流を増やすことが大切です。
職場環境に慣れると、社員と話しやすくなるため、わからないことやアドバイスなどを聞きやすくなります。
慣れてきたときこそ、自分から積極的に行動しましょう。
専門スキルが身につかないから
長期インターンの参加期間が長いほど経験を積めるため成長につながります。
仕事を始めてすぐには成果が出ないため、まずは3カ月を目標にするといいでしょう。
しかし、3カ月以内に長期インターンを辞めてしまう、もしくは別のインターンに参加していると、スキルも身につかず成長につながりません。
もちろん複数の長期インターンに参加することは、複数の視点からビジネス体験できるため良いことです。
ただし、期間が短すぎるのは意味がないため避けましょう。
専門スキルがある程度身につき、大きなプロジェクトにも参加できる実力ができるまで継続するのが理想です。
単純作業を押し付けられるから
長期インターンを募集している企業は多く、さまざまな業務を体験できます。
実際に業務を体験し、そのなかでスキルを身につけ自分の成長へとつなげます。
しかし、企業によっては作業が単純で成長につながらないケースも少なくありません。
単純作業を繰り返しても成長につながらず、「意味ない」結果となってしまいます。
先ほどは、期間が短すぎると意味がないと言いましたが、単純作業だけの長期インターンであるならば、別の長期インターンに参加することをおすすめします。
長期インターンに参加するときは、参加する企業選びも大切です。
長期インターンの探し方や選び方については、以下の記事で詳しく紹介していますので、参考にしてください。
企業名で選んで参加しているから
長期インターンの目的は、業界や企業、業務内容などを理解することが目的です。
しかし、就活生のなかには、大企業や有名企業の長期インターンに参加できれば良いと思っている人もいます。
大企業や有名企業であれば、意味のある長期インターンになるとは限りません。
実際に長期インターンの募集を見ても、聞いたことのない企業のほうが多いです。
名前の知らない企業の長期インターンに参加するのは、不安だと感じる就活生もいるのではないでしょうか。
長期インターンで大切なことは、企業の名前ではありません。
企業名にとらわれず、「自分が学べる環境か」「身につけたいスキルがあるか」「その企業で学びたいことがあるのか」といったことを考えた上で、長期インターンに参加する企業を選びましょう。
意味ない長期インターンにしてしまう間違った4つの考え方
意味のある長期インターンであっても、あなたの間違った認識によって、意味ない長期インターンに変わってしまいます。
意味ない長期インターンにしてしまう間違った考え方は、以下の4つです。
- 長期インターンに参加すれば就職活動が有利になる
- 長期インターンに参加すると学業がおろそかになる
- 長期インターンは就活生だけが参加するもの
- 長期インターンはお金稼ぎになる
それぞれについて解説します。
参加すれば就職活動が有利になる
長期インターンに参加すれば就職活動が有利になる、と思っている就活生は多いのではないでしょうか。
長期インターンに参加するだけでは、就職活動が有利になりません。
面接官や採用担当者は、長期インターンに参加したことに興味があるのではなく、参加から「何を学び、何を達成した」のかに注目しています。
つまり、簡単に言えば「参加するという行為」が大切ではなく、「参加して得た内容」が重要です。
長期インターンに参加したことを就職活動でアピールしたい場合は、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)を念頭に置きながら、目的意識を持って参加しましょう。
参加すると学業がおろそかになる
「長期インターンに参加すると学業がおろそかになるのでは?」と疑問を持つ就活生も少なくありません。
長期インターンと学業を両立させることは可能です。
そもそも、学業との両立が難しければ長期インターンが注目されることはありません。
学業と両立できるように、企業側が配慮しています。
例えば、シフト制にしたり、土日出勤にしたり、リモート勤務可能にしたりなど、さまざまです。
業務内容によりますが、仕事で経験したからこそ、大学で学ぶ意欲が上がる場合もあります。
もちろん大学で学んだことが、仕事に活かせる場合もあります。
長期インターンに参加したからといって、学業がおろそかになるわけではないため、覚えておきましょう。
長期インターンは就活生だけが参加するもの
長期インターンは就活生がするものだと思っていませんか?
長期インターンは、大学1年生、2年生も参加可能です。
就活生するものだと思って、大学3年生から長期インターンに参加するよりも、大学1年生、2年生から始めるほうが、業界や企業、仕事をより理解できます。
また、大学1年生から長期インターンに参加すると、「2年間以上経験できる」「複数の企業へ参加できる」のがメリットです。
大学3年生や4年生は就職活動をしながら参加することになるため、忙しさが増します。
長期インターンは就活生がするものだと思わずに、大学1年生や2年生のときから積極的に参加しましょう。
長期インターンはお金稼ぎになる
長期インターンは、給料が発生します。
働いてお金を貯めながら、企業や仕事への理解を深められるのがメリットです。
成果報酬型の長期インターンも多く、時給の高い企業であればアルバイトで働くよりもお金を稼げます。
そのため就活生のなかには、お金を稼ぐために参加している人も少なくありません。
長期インターンはお金を稼ぐために参加するものではありません。
目的を見失ってしまうと、意味ない長期インターンになってしまうので、気をつけましょう。
意味ない長期インターンを回避する方法
「長期インターンは意味ない・やめとけ」と言われないようにするには、以下の4つを意識しましょう。
- 長期インターンに参加する目的を明確化する
- 長期インターンに参加して得た知識や学びを記録する
- 職場の先輩や上司と積極的にコミュニケーションをとる
- フィードバックをもらう
それぞれについて解説します。
長期インターンに参加する目的を明確化する
長期インターンに参加するときに一番大切なことは、目的を明確化することです。
目的意識を持って働くことで、意味のある長期インターンに変わります。
「なぜその企業の長期インターンに参加するのか」「何を学びに行くのか」といったことを明確化してから、長期インターンに参加しましょう。
例えば、以下のように目的を決めてください。
- 業界や企業についてより詳しくなるため
- 社会人としての経験を積むため
- ビジネスマナーを取得するため
- 経営や事業戦略について学ぶため
- プログラミングスキルを学ぶため
- 社会人の人脈を増やすため
- マーケティングスキルを身につけるため
- 営業力をつけるため
- コミュニケーションスキルをつけるため
- 自分のやりたい仕事かどうかを確かめるため
目的は人それぞれですので、正解はありません。
小さくても大きくても構いませんが、小さな目的を達成できた場合は新たな目的を立てましょう。
長期インターンに参加して得た知識や学びを記録する
長期インターンではさまざまなことを学び、知識やスキルを取得します。
長期インターンに参加している最中でも、学んだことや気づきをノートやスマホに記録しましょう。
長期インターンを始めたばかりでは、覚えることも多く毎日新しい発見があります。
せっかく覚えたことを忘れないように、毎日の終わりに記録することがおすすめです。
職場の先輩や上司と積極的にコミュニケーションをとる
大学生が社会人とコミュニケーションをとる機会は、あまり多くありません。
アルバイトをしている人は、先輩とコミュニケーションをとる機会があります。
しかし、アルバイトとインターン生では仕事内容や接し方が異なります。
アルバイトでは聞けない内容や、体験できない業務を多くあるため、有意義に過ごしてください。
そのためには、積極的に先輩や上司とコミュニケーションをとることです。
コミュニケーションをとり、積極的に質問することで、業界や企業についてより理解を深められます。
もちろん、何でもかんでも聞きすぎると「自分で考えない人」と思われるため、簡単なことはネットで検索して、それでもわからないことを質問しましょう。
フィードバックをもらう
長期インターンに参加したら、先輩や上司から定期的にフィードバックをもらいましょう。
フィードバックは自分の成長につながります。
自分ではうまくできていなかったと思っても、会社側から見ると高く評価している場合もあります。
フィードバックをもらう際は、自分から聞くようにしましょう。
ここでも受け身にならないことが大切です。
近年は、パワハラが原因で上司から学生にフィードバックする機会が減っています。
フィードバックを求めて断る上司はいないので、積極的に聞いてみましょう。
失敗しない長期インターンの探し方
長期インターンは、参加する企業が重要です。
自分の成長につながる企業を選ばなければ、無駄な時間を費やしてしまうことになります。
失敗しない長期インターンの探し方は、以下の5つです。
- SNSで情報収集する
- 長期インターンの経験者に相談する
- 就活のプロに相談する
- 長期インターンの募集サイトを活用する
- 企業のホームページから申し込む
それぞれについて解説します。
SNSで情報収集する
長期インターンを探すときは情報収集が大切です。
XやFacebook、InstagramなどのSNSを活用すれば、企業が発信している情報だけでなく、実際に参加した就活生の声もわかります。
企業側のメッセージだけでは、どうしても良い面ばかりを強調してしまいます。
そのため、実際に参加した就活生の声も取り入れて判断しましょう。
長期インターンの経験者に相談する
上記でも述べましたが、実際に長期インターンに参加した経験者の声を聞くことが大切です。
ネットには載っていない情報も入手でき、企業選びの失敗を防げます。
大学の先輩に聞いたり、参加したい企業にOB・OGがいる場合は訪ねてみたり、実際の生の声を集めましょう。
就活のプロに相談する
就職活動で困ったときは、就活のプロ「キャリアアドバイザー」に相談しましょう。
大学にあるキャリアサポートセンターに相談することも一つの手です。
いつでも自由に無料で相談でき、就活生のサポートをしてくれるため活用してください。
キャリアアドバイザーは、就職活動に関する知識が豊富で就活生のさまざまな悩みを聞いています。
もちろん長期インターンの企業選びで悩んでいる人の相談も経験があるため、的確でためになるアドバイスをもらえるでしょう。
就職活動に関することであれば、長期インターン以外のことでも相談できるため、悩みをまとめて相談することも1つの手です。
長期インターンの募集サイトを活用する
手っ取り早く長期インターンを探すときは、長期インターンの募集サイトを活用しましょう。
募集している企業が一目でわかるため、ほかの企業と比較しながら探せます。
参加したい長期インターンが見つかれば、必ずその企業について調べてください。
募集欄だけを見て簡単に決めてしまうと、「自分が思っていた業務内容と違う」といったギャップを感じる可能性があります。
参加する企業や、参加した就活生の声を聴いて、本当に参加すべき長期インターンかどうかを見定めましょう。
長期インターンを募集しているサイトは、以下を参考にしてください。
- ミラサスキャリア
- Wantedly
- インターン
- ゼロワンインターン
企業のホームページから申し込む
企業によっては、企業の公式ホームページのみで長期インターンを募集しているケースがあります。
自分の気になる企業が、長期インターンを募集しているか確かめましょう。
また、長期インターンを募集がなかったときは、問い合わせフォームで聞いてみることです。
可能性は低いですが、募集の広告を出していないだけで、長期インターンに参加できるケースもあります。
もしくは、自分が募集しているサイトを見つけられていないだけで、実際は募集しているケースもあります。
長期インターンに関するよくある質問
長期インターンに関するよくある質問は、以下のとおりです。
- 長期インターンと短期インターンの違いは?
- 長期インターンは選考がありますか?
- 長期インターンに参加してよかったことは?
長期インターンと短期インターンの違いは?
長期インターン | 短期インターン | |
期間 | 1カ月~数年 | 半日~1週間 |
対象者 | 大学1年生~大学院生 | 就活生 |
給与 | あり | なし |
内容 | 実務中心 | 会社の説明中心 |
大まかな違いは上記の表のとおりです。
長期インターンは期間が長い分、企業や仕事内容についてより深く理解できることがメリットです。
業界理解や職種理解を深めるためには、長期インターンがおすすめです。
また、長期インターンは給与が発生することも大きな違いとなります。
長期インターンは選考がありますか?
就職活動の選考と同様に、書類選考や面接などの選考があります。
企業によって選考内容が異なり、場合によっては選考がないケースもあるため、募集する際にチェックしましょう。
長期インターンに参加してよかったことは?
長期インターンに参加してよかったことは、以下のようなものがあります。
- 自分のやりたい仕事が見つかった
- 自分と得意なことが見つかった
- 「学生時代に力を入れたこと」で具体的アピールできるようになった
- 仕事で必要なスキルが身についた
長期インターンに参加するメリットは多いため、ぜひ参加してみてください。
まとめ
長期インターンは意味ない・やめとけというのは間違いです。
目的意識をしっかり持って参加すれば、知識やスキルが身につきます。
就活生のなかには、長期インターンに対する間違った考えを持っている人もいます。
しかし、本記事を読んで内容を理解していただければ、「意味ない長期インターン」から「意味のある長期インターン」に変わりますので、ぜひ参考にしてください。