
就活で仲間を作ることのメリット、デメリット、作り方を解説します!
「就活ではよく仲間が大切」と言われます。
しかし就活生の中には「就活に仲間なんていらないでしょ、ただ傷を舐め合うだけの関係」と思っている方がいたり、他方では私のように地方から東京での就活をするため、友人は皆地方での就活を考えていて、同じように上京して就職をしようと思っている人が周りにいなかったりします。
ただ結論から言うと就活に仲間を持つことで得られるメリットはたくさんあります。
なので本記事ではそもそも就活の仲間ってどんな状態の関係なのか?
また就活の仲間を作るメリット、デメリット、その作り方までを解説していきます。
今就活をしている方は自分の身の回りにいる人たちが本当に仲間と言えるのかと言うところを確認してもらえばと思いますし、これから就活に入る大学生達は今後どうしていこうかと言うことをこの記事を参考にして考えてみるといいでしょう。
では解説していきます。
1.就活で仲間を作ることのメリットは?
ではまず就活で仲間を作ることのメリットを解説していきます。
1-1.情報の交換ができる
まず就活で仲間を作ること、いることの最大のメリットとしては就活の情報の交換ができると言うことでしょう。
やはり自分一人でインターネットで収集したり、人から聞いたりする情報の量には必ず限りがあります。
しかし例えば就活の仲間と対面や、ラインなどで随時情報を共有していくとその情報量はもちろん被っているものありますが、単純計算で2倍にすることができます。
自分だけでは知り得なかった非常に優良なイベントの情報を得ることができたり、仲間から紹介された企業の選考を受けて内定をもらえることもあるでしょう。
その意味で自分に入ってくる情報の量が多くなることは就活には非常に意味のあることですし、それは仲間を作ることによって達成できます。
1-2.お互いに深掘りや指摘ができる
例えばお互いに他己分析をしあって「お前ってこう言ういいところあるよな〜」とか「こう言うところって企業によっては弱点だと指摘してきそうじゃない?」などと自分だけでは気がつかなかった側面から物事を見られるようになります。
それこそESなどは自分で見ているだけでは「これは最高の出来だ!」と思っていても、仲間に見せて評価してもらうことで「ここは誤字だね」とか「この表現は〜と言い換えたほうが印象に残りやすくない?」と言うようなフィードバックを得られることができます。
また自分もその見る側の立場になってみると「自分だったらこのESは通さないな」とか「このESはすごくいいな」と言う採用側の目線に立つことができます。
その意味で就活の仲間を持つことはすごくメリットがあることです。
1-3.辛い時に支え合うことができる
就活には必ず辛いと感じる時期がやってきます。
確かにその時期は人によって違うかもしれません。
ベンチャー志向なのか、大手志向なのかによっても終わる時期が違いますが、必ず誰でもうまくいかない時期や、気持ち的に落ち込んでしまう時期があります。
そう言う時に仲間がいると励ましの言葉をもらうことができたり、仲間が頑張っている姿をみることで「こんなところでくよくよしている場合じゃない、自分もやらなければ」と奮い立たせることもできるでしょう。
もちろん仲間が大変な時は声をかけてあげることが必要ですが、そのお互いの存在によってもっと高い位置にいくことができる可能性があります。
1-4.仲間が新しい仲間を呼ぶ
仲間を持っていると仲間が新しい仲間を紹介してくれることがよくあります。
逆に自分から新しい仲間を紹介することもあるでしょう。
チームみたいな形になることもありますが、その新しい繋がりは自分にも仲間にも新鮮な刺激を与えてくれたり、新しい情報を提供してくれたりします。
1-5.将来的にも付き合えることもある
実は就活の時にできた仲間って結構就活が終わった後も関係が続く場合があります。
と言うのも大学で出会う仲間もいいのですが、やりたいことが違ったりとか働く熱量が違ったりとかします。
悪く言ってしまえば「遊び仲間」と言う方が近いのかもしれません。
そこではなかなか将来の話だったり、自分の価値観の共有ができなかったりしますし、大学が終わったらなかなか会う理由が見つからないと言うこともあります。
ただ就活で出会える仲間というのはある程度働くモチベーションであったり、熱量が同じレベルにあることも多く、話も過去から現在、未来まで話すことができることも多いです。
なので就活が終わってお互いに違う就職先に行っても友人の関係が続いているということもよくあります。
生涯付き合える仲間というのはなかなか見つけようと思っても見つけにくく、就職して社会に出てからでは余計にそうなので、就活時に仲間を見つけておくことはそういう面でもメリットがあります。
2.就活で仲間を作ることのデメリットは?
物事には表と裏があります。
では就活の仲間を作ることのデメリットはなんなのでしょうか?
前提としてそうなる可能性もあるということを抑えておいた方がいいでしょう。では解説をしていきます。
2-1.傷の舐め合いになると負の連鎖
もし自分が志望していた企業に受からなくて、就活の仲間も受からなくて「まあしょうがないよね〜」みたいな雰囲気が流れて、その後互いにその場が心地よくなってしまって、傷の舐め合いになってしまうこともあります。
もちろん失敗した原因を分析してお互いがフィードバックすることができていればいいのですがそうでないと失敗がまた失敗を産んで、それでも危機感を感じないような雰囲気が仲間に流れているとそれは非常に危険です。
自分の内定も出ないし、仲間の内定も一向に出ないという状況になるというデメリットがあります。
2-2.周りの考えに流されてしまうことも
周りの考え方に自分の考えが流されてしまうというデメリットもあります。
そもそも就活は「自分はどうしたいか」ということを軸に進めていくものなのですが、
例えば
周りの就活の仲間は皆ベンチャー志望なのに自分だけは大手志望で周りが「やっぱ裁量権があって、休日も働けるような職場がいいよね〜」と言っていると本質的には自分は「休日にしっかりと休みたい」と思っていてもそれが正解なのかもしれないと感じてしまうこともあります。
なのでしっかりと自分の考えと軸を持って接していないと自分の考え方がどんどん他人に影響されてしまって、本当の自分を失ってしまうこともあります。
3.就活で仲間を作る方法は?
ここまで就活の仲間を作ることのメリット、デメリットを解説してきました。
基本的には自分一人で就活を進めるよりも、仲間を作って進めていった方が効率的にできますし、気持ち的にもいいでしょう。
ではどのように就活の仲間を作っていったらいいのでしょうか?解説していきます。
3-1.説明会やGD、インターンなどで仲良くなる
まずわかりやすく就活の仲間を作れるのは説明会やグループディスカッションなどがある選考、インターンで仲良くなることではないでしょうか。
やはり同じようなイベントに参加しているということはある程度同じような業界などを見ているということで価値観もそれなりに近いでしょうし、共通の話題も作りやすく、仲良くなるのはそう難しいことではないのではないでしょうか。
3-2.就活カフェなどにいく
実は東京や一部地方の都市部などには就活カフェという就活生が使えるカフェがあるのです。もちろんそこにいるのは大学生で、ほとんどは就活をしています。
そこでは様々なイベントが開かれているので、そこで仲良くなってもいいですし、そこにいる人に勇気を振り絞って話しかけてもいいでしょう。
3-3.Twitterなどで仲良くなる
今はTwitterなどのSNSを使って就活をしたり、就活の情報を得ている就活生がたくさんいます。そこでは様々な情報を公開したりしています。
もちろん就活の仲間は対面でもできますし、SNSのようなインターネットでのコミュニケーションを通して実際の友人になることもできます。
4.就活で仲間を作るのは大切!自分から積極的に作りに行こう!
いかがだったでしょうか。
今就活をしている大学生やこれから就活を始める大学生は仲間を見つけることの意味を理解できたのではないでしょうか。
やはり就活でなくてもそうですが、お互いにいい刺激を与えられるような仲間がいると自分だけではできなかったことや気がつかなかったことに気づくことができます。
その意味で就活の仲間は非常に大切です。またその仲間は社会人になった後でも長くつき合える友人となることも多いのでぜひ作ってみてください。