東宝が行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/7/7更新
はじめに
本記事では東宝のインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。
結論からいうと、東宝はインターンシップの選考であっても本選考で内定がでるレベルまで対策を進める必要があります。
なぜなら募集人数が10名程度と少なく、激戦区になることが予想されるからです。
またインターンシップに参加できれば、早期選考を獲得するチャンスもあります。
そのため、確実にインターンシップに参加したいと考えているのであれば、対策は必須です。
特に以下のような就活生に向けて記事を執筆しています。
- 東宝の選考対策を知りたい
- 東宝の選考に参加したいけど、なにからはじめていいかわからない
そんな就活生に向けて執筆しているので、ぜひ最後までご覧ください。
また東宝の企業分析やエントリーシート対策については、以下の記事から飛べるので、ぜひ併せて読んでみてください。
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東宝株式会社の基本情報
出典元:東宝株式会社
社名 | 東宝株式会社 |
本社所在地 | 東京都千代田区有楽町1-2-2 |
主な事業内容 | 【映画】 映画の企画、製作及び製作請負 テレビ及びインターネット等で放送又は配信される番組の企画、制作、制作請負、販売及び賃貸 出版物、オーディオソフト、ビデオソフト及びキャラクター商品等の企画、制作、販売及び賃貸 【演劇】 演劇の企画、製作及び製作請負、演劇の興行 【不動産経営】 土地及び建物の賃貸、管理、売買及びこれらの仲介並びに駐車場の経営 |
関連会社 | TOHOスタジオ、TOHOシネマズ、東宝ミュージック、東宝芸能、東京楽天地、スバル興業、東宝ファシリティーズ、TOHOリテールなど |
東宝株式会社は1932年に設立し、国内だけでなくロサンゼルスやニューヨークにも拠点を設けている会社です。
映画業界の中でもトップの売り上げを誇り、映画会社といえば「東宝」といわれるほど知名度が高いです。
東宝といえば、映画というイメージがありますが、演劇や不動産経営なども業務としています。
映画では、「シンゴジラ」や「鬼滅の刃 無限列車編」などを大ヒットさせるなど、業界内で強い影響力を持っています。
企画・製作・宣伝・キャスティングなど、映画に関わる業務を行っているのが特徴です。
東宝に必要とされる人物像
東宝が求める人物像は以下の4つです。
- プロフェッショナル志向
- 引き出しとアンテナがある
- プロデュース能力がある
- 自分を磨く力がある
東宝が求める人物像は、東宝のホームページに記載がありますので、確認して東宝の掲げる使命・価値観・理念に共感できるようにしましょう。
それでは、ひとつずつ解説していきます。
プロフェッショナル志向
東宝は映画やアニメ、演劇、不動産などを業務としています。
これらは東宝にとって、商品です。
商品を売るには、「買い手(お客様)が求めているもの」や「買い手の心を動かす商品とは何か」を考えることが重要です。
買い手のことを考えて、商売をすることはビジネスとして一般的ですが、簡単なことではありません。
根気強くやり抜く覚悟や努力、コンテンツへの愛が必要でしょう。
自分は映画やアニメをつくる「プロ」であることを自覚し、プロフェッショナルとしての行動をとれる人を求めています。
引き出しとアンテナがある
魅力的な作品やサービスをつくるためには「好奇心」が大切です。
好奇心がある人は、何事にも興味を持つための「引き出し」をたくさん持っています。
いろいろなことに興味がある、つまり「アンテナ」を常に広く張っているからこそ、「引き出し」がたくさんあるのです。
「引き出し」は、常に引き出せる状態でなくてはなりません。
必要に応じて、自分の中に蓄積した情報を引き出し、情報を活かせることが大切です。
豊かな「引き出しとアンテナ」があれば、魅力的な作品やサービスを創造できます。
東宝は、何事にも興味・関心を持ち、自分の中に蓄積した情報を瞬時に引き出せる人を求めています。
プロデュース能力がある
プロデュースとは、映画や演劇などを企画してつくることです。
映画を扱う会社なので、必然的にプロデュース能力が必要になります。
東宝が考える「プロデュース能力」とは、任された仕事に対して真摯に向き合い、柔軟かつ粘り強く、強い心でリーダーシップを発揮することです。
プロデュース能力は企画や宣伝など、どの職種においても必要であり、発揮することが求められます。
困難な問題や壁に当たったときに、周りと協力しながら「プロデュース能力」を発揮できる人を東宝は求めています。
またそのような人は、東宝に就職しても大きく成長することができる人材です。
自分を磨く力がある
東宝は、入社後に成長していくことを願っています。
そのため、新しい知識や経験を積極的に取り入れ、自分の武器を増やすことが大切です。
いまの自分に満足することなく、「もっと成長したい」という向上心を持っている人を求めています。
映画やアニメ、演劇業界は日々進化し変化しています。
変化に取り残されるのではなく、自分を磨き続け、自分も変化していくことが重要です。
東宝のインターンシップに参加するメリット
インターンシップに参加するメリットは、以下の4つです。
- 対面で実際の業務を体感できる
- 第一線で活躍する社員の話を聞ける
- 東宝の4事業を学べる
- 選考を有利に進められる
それぞれのメリットを見ていきましょう。
対面で実際の業務を体感できる
東宝のインターンシップは、オンラインではなく実際に東京本社に伺い、インターンシップを体験します。
普段の業務を実際に見て、聞いて、感じられるため、ネット上ではわからないことまで、知ることが可能です。
ネット上では文章や画像で業務内容を把握できますが、いまいちイメージがつかめないこともあります。
東宝のインターンシップに参加すれば、実際の業務を体験できるため、濃厚な情報を取得できるのです。
第一線で活躍する社員の話を聞ける
東宝のインターンシップに参加すると、実際に第一線として活躍する社員の話が聞けます。
どのコースでも最後に懇親会があり、そこで気になることがあれば質問可能です。
ホームページや就活サイトなどを見て、「本当にあってるの?」「どういうことなの?」と疑問に思うこともあるでしょう。
インターンシップに参加すれば、あなたの抱く疑問も第一線で活躍する社員が解決してくれます。
ネットでは載っていない情報はもちろん、裏話まで聞ける可能性もあります。
東宝の4事業を学べる
東宝のインターンシップは、コースで分かれており「映画」「アニメ」「演劇」「不動産」の4つです。
どのコースを選択しても「東宝4事業レクチャー」があり、4事業について学べます。
演劇や不動産になじみのない人でも、しっかり教えてもらえることがポイントです。
選考を有利に進められる
東宝のインターンシップに参加する最大のメリットは、選考が有利になることです。
東宝のインターンシップに参加すれば、一部の就活生だけ「早期選考(優遇)」がもらえます。
当然、早期選考に選ばれれば選考を有利に進められるため、内定までの道のりがグッと縮められます。
またインターンシップに参加すれば、本選考の予行練習になることも大きなメリットです。
インターンシップの選考では、自己PR動画やWeb面接があります。
もちろん本選考でも、自己PR動画やWeb面接があります。
事前に本選考と同じ選考を受けられるため、ライバルに差をつけることが可能です。
東宝が行っているインターンシップ内容
東宝が行っている「TOHO Creative camp 対面型5daysインターンシップ」について、概要を紹介します。
「TOHO Creative camp 対面型5days対面インターンシップ」は、全4職種のプログラムがあり、すべて東京本社で実施されます。
各プログラムについての概要は、以下の通りです。
映画コース
開催時期 | 2024年8月22日(木)~28日(水)の5日間 |
開催時間 | 非公開 |
場所 | 東京本社 |
人数 | 10名程度 |
報酬 | なし |
セミナー内容 |
|
第一線で活躍するプロデューサーや宣伝プロデューサーから、選考時に提出した企画書・宣伝企画書に関してのフィードバックや企画の立て方、宣伝戦略などを学び、「企画」「宣伝」業務を体験します。
アニメコース
開催時期 | 2024年 8月22日(木)~28日(水)の5日間 |
開催時間 | 非公開 |
場所 | 東京本社 |
人数 | 10名程度 |
報酬 | なし |
セミナー内容 |
|
映画コースと同様に、選考時に提出した企画書・宣伝企画書に関してのフィードバックや企画の立て方、宣伝戦略などを学び、「企画」「宣伝」業務を体験します。
演劇コース
開催時期 | 2024年 8月22日(木)~28日(水)の5日間 |
開催時間 | 非公開 |
場所 | 東京本社 |
人数 | 10名程度 |
報酬 | なし |
セミナー内容 |
|
不動産コース
開催時期 | 2024年 8月22日(木)~28日(水)の5日間 |
開催時間 | 非公開 |
場所 | 東京本社 |
人数 | 10名程度 |
報酬 | なし |
セミナー内容 |
|
開発・企画のレクチャーを受けたあとに、実際の街を想定した開発・企画のプレゼンテーションを行うインターンシップです。
テナント誘致企画やMD構成などの業務体験も行います。
東宝のインターンシップ選考対策
概要
東宝のインターンシップは、全4コースに分かれていますが、募集人数や対象、日程などはどれも同じです。
一部の学生のみ早期選考などの特典がもらえるため、しっかりと選考対策をしてインターンシップに参加できるようにしましょう。
インターンシップは、どのコースも東京本社で行われ、5日間実施されます。
東京近郊に住んでいる人は問題ありませんが、地方から参加する人は、宿泊先を事前に準備しておきましょう。
地方から参加する場合、宿泊先や交通費は負担してもらえます。
5日間連続のインターンシップなので、他企業のイベントなどとバッティングしないようにしっかり予定を開けておきましょう。
なお、就活の準備にかかる時間は人それぞれですが、余裕をみて大学2年の冬には就活対策を始めておくといいでしょう。
選考フローごとの選考対策
自己分析やエントリーシートの作成など、ポイントを解説します。
自己分析
選考において自己分析は重要な要素です。
自己分析することで、自分の強みや弱み、得意、不得意などを客観的に把握できます。
自己分析は、自分史やモチベーショングラフなど、さまざまなやり方があります。
自己分析のやり方に正解はないため、自分の好きな方法で取り組みましょう。
一人で自己分析を進めづらい人は、家族や友達、キャリアアドバイザーなどからアドバイスを聞くのがおすすめです。
誰かに聞くことで、自分では気が付かないところまで把握できます。
また、自分では誤った解釈をしていることもあるため、自己分析が合っているか確かめる上でも、他者に見てもらいましょう。
とくに、就活のプロであるキャリアアドバイザーなどに見てもらうといいでしょう。
キャリアアドバイザーについて興味がある人は、以下のコンテンツを参照してください。
業界研究・企業分析
業界研究や企業分析は、志望動機や自己PRを深める上で重要な役割です。
業界研究や企業分析することで、就職したい企業の立ち位置を知り、他業界・他企業と比較しやすくなります。
もちろん、単純に業界や企業についての知識を増やすためにも必要です。
業界研究や企業分析を深めれば、「なぜこの業界を選んだのか」「なぜ東宝を選んだのか」を具体的にアピールできるようになります。
具体性が増せば増すほど、自己PRやエントリーシートも魅力的になり、面接の受け答えもより一層レベルアップできます。
エントリーシートの作成
インターンシップも本選考と同様に、エントリーシートの対策が必要です。
一般的には過去に出題されたエントリーシートを、ワンキャリアやユニスタイルなどで見つけて練習します。
東宝の場合は、過去に出題されたエントリーシートが公式サイトに載っているため、必ず見ておきましょう。
過去に出題されたエントリーシートは、以下の通りです。
Q1:大学・大学院でのめり込んだ授業について教えてください。(200字)
Q2:保有する公的資格や、得意な外国語はありますか?(箇条書き150字)
Q3:部活動・サークル・アルバイトなどの課外活動は行っていましたか?(箇条書き150字)
Q4:好きな映像作品または演劇作品を、優先度の高い順に3つ教えてください。(各30字)
Q5:優先度の最も高い作品について、その理由を教えてください。(150字)など
選考フロー大公開|東宝株式会社 新卒採用2025
面接・グループディスカッション対策
東宝のインターンシップは、選考時にWeb面接があります。
Web面接は、撮影する場所や電波環境など対面面接とは違ったところも、意識する必要があります。
面接は基本的に、エントリーシートの内容に沿った質問が多いです。
そのため、エントリーシートで書いた内容と一貫性をもたせることが大切です。
面接対策については、以下のコンテンツを参考にしてください。
東宝のインターンシップ選考の流れ
東宝のインターンシップ選考は、以下の流れに沿って実施されます。
- Web会社説明会(任意参加)
- 一次選考
- 【最終選考】Web面接
- TOHO Creative camp 対面型5daysインターンシップ
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
Web会社説明会(任意参加)
企業紹介・インターンシップ説明会をオンラインにて実施します。
任意参加であるため、参加は自由です。
2024年のインターンシップの場合は、以下のような日程で実施されます。
- 6月24日(月)11:00-12:00
- 6月25日(火)18:00-19:00
- 6月27日(木)11:00-12:00
- 7月1日(月)18:00-19:00
- 7月2日(火)11:00-12:00
- 7月11日(木)18:00-19:00
- 7月12日(金)18:00-19:00
どれも同じ内容が説明されるので、好きな日程を選び1回だけ参加すれば問題ありません。
一次選考
一次選考は、以下の4つを提出する必要があります。
|
なお、作品企画書と宣伝企画書は、映画コース・アニメコース・演劇コースを選択された人のみ対象です。
また提出はA4用紙1枚です。
【最終選考】Web面接
一次選考を突破した人のみ、Web面接があります。
2024年のインターンシップは、8月7日(水)・8月8日(木)に実施されます。
一次選考用資料提出締切が7月16日(火)ですので、約3週間後に最終選考です。
TOHO Creative camp 対面型5daysインターンシップ
最終面接合格者は、インターンシップ参加の意思確認をし、誓約書に同意します。
東京本社で5日間のインターンシップです。
さいごに
インターンシップを活用し、早期選考の獲得を狙う就活生が増えています。
そのため、近年ではインターンシップ選考の倍率も高くなり、競争率も激化している傾向があります。
東宝のインターンシップも、一部の学生のみ早期選考が入手できるため、しっかり対策しておくことが重要です。
インターンシップに参加すれば、早期選考だけでなく「東宝の4事業が学べる」「第一線で活躍する社員の話が聞ける」などメリットが多くあります。
また選考の経験は本選考でも活かせるため、積極的にインターンシップに参加しましょう。
本記事で紹介した内容を活かして、ぜひ東宝のインターンシップ選考に挑戦してください。