【企業分析】リバネスの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説
2024/6/21更新
はじめに
株式会社リバネスは、東京と大阪に拠点を置く、科学技術の発展を通じて社会に貢献する企業です。
この記事では、リバネスの事業内容、社風、採用情報、就職難易度などを詳しく解説しています。
- リバネスの仕事内容が気になる
- リバネスの就職難易度を知りたい
- リバネスの選考対策として何をすれば良いかわからない
科学技術の発展に携わりたい方、社会にインパクトを与えたい方、リバネスに興味がある方は、ぜひ最後まで読み進め、あなたのキャリア選択の参考にしてください。
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この記事の結論
結論からいうと、リバネスの就職難易度は中程度で学歴フィルターはありません。
ベンチャー企業として、これから更に成長していくと推測できる企業です。
グローバルな視点を持ち、国内外の大学から採用をしています。
ここからは、リバネスがどういった企業なのか選考を通過するためのポイントまで詳しく解説していきます。
株式会社リバネスについて
出典元:株式会社リバネス
会社概要
株式会社リバネスは、科学技術の発展を通じて地球規模の課題解決と持続可能な社会の実現に貢献することを目指す企業です。
2001年の創業以来、「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念を掲げ、研究者や技術者、起業家、教育者など、多様な人材を育成し、社会との繋がりを創出するプラットフォームを構築してきました。
リバネスのビジネスモデルは、単なる研究開発支援を超えて、科学技術の社会実装を促進する包括的なサポートを提供していることが特徴です。
教育分野では、次世代を担う子どもたちに向けた科学教育プログラムや、研究者のためのキャリア支援プログラムなどを展開しています。
人材分野では、企業や研究機関における人材育成プログラムや、研究者のキャリア開発支援などを実施しているのです。
研究分野では、大学や研究機関との共同研究や、独自の研究開発プロジェクトを推進しています。
創業分野では、起業家育成プログラムや、スタートアップ企業への投資、経営支援などを行っています。
さらに、リバネスは国内だけでなく、アジア、アフリカ、アメリカなど、世界各国に拠点を展開し、グローバルな視点で事業を推進している点にも注目です。
各地域の課題を科学技術で解決するため、現地の大学や研究機関、企業と連携し、地域に根差したプロジェクトを展開しています。
世界各地で科学技術の力を活用し、持続可能な社会の実現に貢献しています。
各事業別の売上規模
リバネスは非上場企業であるため、詳細な事業別の売上規模は公表されていません。
しかし、直近の決算情報(第17期)では、当期純利益が2億8,800万円、利益剰余金が8億2,900万円と、4年連続で増収増益を達成しています。
リバネスの主な収益源は、以下のような事業と考えられるでしょう。
- 教育事業: 次世代を担う子どもたちに向けた科学教育プログラムや、研究者のためのキャリア支援プログラムなど
- 人材事業: 企業や研究機関における人材育成プログラムや、研究者のキャリア開発支援など
- 研究事業: 大学や研究機関との共同研究、独自の研究開発プロジェクト、研究開発型ベンチャーへの投資など
- 創業事業: 起業家育成プログラム、スタートアップ企業への投資、経営支援など
特に、科学技術を活用した新規事業の創出を目指すベンチャー企業の育成プログラム「TECH PLANTER」はリバネスの主要な事業の一つで、多くのベンチャー企業の成長を支援しています。
また、SMBC日興証券やユーグレナなどの大手企業とも連携し、研究開発型ベンチャーへの投資にも積極的な姿勢です。
これらのことからわかるように、リバネスは各事業分野で着実に収益を拡大しており、科学技術の発展と社会実装に貢献するビジネスモデルを確立しています。
各事業セグメントの解説
リバネスは科学技術の発展と社会実装を推進するため、7つの事業セグメントで多角的に事業を展開しています。
それぞれのセグメントが担う役割と具体的な事業内容は以下の通りです。
事業部門 | 活動内容 |
教育開発事業部 | 未来を担う人材育成をミッションとし、子どもから大人まで、幅広い層に向けて科学の魅力を伝える教育プログラムを開発・提供しています。 |
人材開発事業部 | 課題解決能力やリーダーシップを持つ人材の育成を支援するため、企業や研究機関向けに組織開発や人材育成プログラムを提供しています。 |
研究開発事業部 | 大学や研究機関と連携し、共同研究や独自の研究開発プロジェクトを推進しています |
創業開発事業部 | 起業家精神あふれる人材の発掘と育成、スタートアップ企業の成長支援をミッションとしています。 |
地域開発事業部 | 地域が抱える課題を科学技術の力で解決するため、地域資源の活用や新技術の導入を支援しています。 |
製造開発事業部 | ディープテック(最先端技術)を活用した製品開発や製造プロセスの改善を支援しています。 |
戦略開発事業部 | 企業や組織の変革を促し、持続可能なビジネスモデルの構築を支援しています。 |
株式会社リバネスは、科学技術の発展と社会実装を推進する企業です。
未来を担う人材育成から、研究開発、起業支援、地域活性化、そして最先端技術の社会実装まで、幅広い事業を展開しています。
これらの事業を通じて、リバネスは科学技術の力で地球規模の課題解決と持続可能な社会の実現を目指しているのです。
リバネスで働いている社員は?
平均勤続年数は?
リバネスの平均勤続年数は公表されていません。
しかし、社員インタビューや中途採用者の情報から、3~5年程度と推測できるでしょう。
同業界の平均勤続年数と比較すると、短いと考えられるからです。
2023年6月に発表された「令和5年賃金構造基本統計調査速報」によると、「研究者」や「技術者」の平均勤続年数は以下の通りです。
- 研究者(男性): 11.8年
- 研究者(女性): 7.9年
- 技術者(男性): 12.3年
- 技術者(女性): 8.2年
ただし、これらのデータはあくまで平均値であり、企業の規模や業種、個人のキャリアパスなどによって大きく異なることに注意が必要です。
リバネスはベンチャー企業であり、研究開発だけでなく、教育や創業支援など幅広い事業を展開しているため、社員のバックグラウンドやキャリアパスも多様です。
そのため、研究開発業界の平均よりも短くなっていると考えられるでしょう。
平均年収は?
リバネスの平均年収は、約500万円と推定されます。
これは、同業界の平均年収と比較するとやや低い水準です。
doda 平均年収ランキング2024によると、リバネスの事業内容と近い職種の平均年収は、コンサルティングファームで641万円、専門サービス(教育・研修含む)で545万円でした。
リバネスの推定平均年収500万円は、これらの業界と比較すると低い水準です。
平均残業時間は?
リバネスの平均残業時間は、社員インタビューや口コミ情報から、30~40時間程度と推測されます。
これは、同業界の平均残業時間と比較するとやや多い水準です。
リバネスの残業時間が多い理由は、ベンチャー企業であるため事業拡大に伴い業務量が増加していることと、プロジェクト型の業務が多く、納期に間に合わせるために残業が発生しやすいことが挙げられます。
平均ボーナス額は?
リバネスの平均ボーナス額は公表されていません。
支給月についても情報がありませんでした。
一部の口コミには、ボーナスは支給されていないという情報がありました。
どんな文化なの?
リバネスの社風は、まさに「自由闊達で挑戦的」という言葉がぴったりです。
社員一人ひとりが自らのアイデアや能力を最大限に活かし、失敗を恐れず新しいことに挑戦する文化が根付いています。
年齢や役職に関係なく、意見交換や議論が活発に行われるフラットな環境が特徴です。
社員同士の距離が近く、風通しの良い雰囲気の中で、互いに刺激し合いながら成長できる環境が整っています。
リバネスの理念である「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という言葉は単なるスローガンではなく、社員一人ひとりの心に深く刻まれています。
社員たちはこの理念に共感し、自らの仕事を通じて社会にインパクトを与え、より良い未来を創造することに強い情熱と責任感を持っているのです。
リバネスでは、社員一人ひとりの個性を尊重し、多様な価値観を受け入れる文化があります。
さまざまなバックグラウンドを持つ人々が集まり、互いに協力し合いながらより良い社会の実現に向けて挑戦を続けています。
就職偏差値・難易度および業界での立ち位置
リバネスは、科学技術の発展と社会実装を推進する独自のビジネスモデルを持つ企業であり、一般的な研究開発企業とは一線を画しています。
研究開発企業は、特定の分野における技術開発や製品開発に特化していることが多いのに対し、リバネスは教育、人材育成、研究開発、創業支援など、幅広い事業を展開していることが特徴です。
以下に、リバネスと類似の事業を行う企業との比較表を示します。
会社名 | 売上高(2021年) | 平均年収 | 就職偏差値・難易度 | 社風 |
株式会社リバネス | 非公開 | 推定500万円 | 55 | 自由闊達で挑戦的 |
ユーグレナ | 465億円 | 622万円 | 58 | 社会貢献を重視 |
Spiber | 非公開 | 307万円 | 60 | ベンチャーマインド |
テクノプロ・R&D社 | 94億円 | 490万円 | 50 | 専門性重視 |
リバネスの新卒募集要項について
以下にリバネスの募集要項をまとめました。
リバネスの新卒採用は修士・博士課程修了者が対象であり、専門性を活かして社会に貢献したいという意欲を持つ人材を求めています。
他社と比較してリバネスの新卒採用で嬉しいポイントは、以下の点です。
- 幅広い事業領域: 教育、人材育成、研究開発、創業支援、地域開発など、多岐にわたる事業領域で活躍できるチャンスがある。
- 裁量権の大きさ: 若手社員でも、プロジェクトの企画・運営から実行まで、責任を持って担当できる。
- 自由な働き方: 専門業務型裁量労働制を採用しており、時間や場所にとらわれずに、柔軟な働き方が可能。
- 充実した福利厚生: 資格取得支援制度や休暇取得奨励制度など、社員の成長とワークライフバランスを支援する制度が充実。
リバネスの社風は「自由闊達で挑戦的」であり、年齢や役職に関係なく、自分の意見を発信し、新しいことに挑戦できる環境。
各項目 | 詳細 |
---|---|
職種 | 各事業プログラムの研究開発および企画開発 |
給与(2023年4月入社 初任給実績) | ・修士卒 基本給 236,000円 業務手当 44,250円(裁量労働制適用者に支給 24時間分の時間外手当として) ・博士 基本給 240,000円 業務手当 45,000円(裁量労働制適用者に支給 24時間分の時間外手当として) |
賞与 | 不明 |
勤務時間 | ・月~金曜日(9時30分~18時)、日曜日(13時~18時) ・試用期間/定時労働 ・試用期間終了後/専門業務型裁量労働制(月~金は8時間、日曜は5時間労働したものとみなします) |
研修制度 | 最長6カ月間の試用期間あり ・試用期間/定時労働 |
福利厚生 | 社会保険完備(雇用保険、労災保険、厚生年金、健康保険)、賃金改定年2回(5月、11月)、賞与(原則なし)、諸手当:役職手当、資格手当、業務手当、通勤手当(月15,000円まで)、資格取得支援、休暇取得奨励制度(旅行休暇、誕生日休暇)、MacBook、モバイルWi-Fi貸与 |
求める人材
リバネスは、科学技術の発展と地球貢献を実現するために、以下の3つの要素を兼ね備えた人材を求めています。
1.独自の専門分野とサイエンスに対する哲学を持っている方
リバネスは、多様なバックグラウンドを持つ研究者や技術者が集まる組織です。
それぞれの専門性を活かし、互いに刺激し合いながら、新しい価値を創造していくことを求めています。
また、科学技術の持つ可能性を信じ、その発展に貢献したいという強い思いを持つ人を歓迎します。
2.世の中にない仕組みを創造することに興味のある方
リバネスは、既存の枠組みにとらわれず、新しい仕組みやサービスを創り出すことに挑戦している企業です。
そのため、現状に満足せず、常に新しいことに挑戦したいという意欲を持つ人を求めているのです。
また、社会課題に対して、科学技術の力で解決策を生み出したいという情熱を持つ人も歓迎しています。
3.自らの成長を考え続けられる方
リバネスは、変化の激しい時代においても常に成長し続ける組織でありたいと考えています。
そのため、現状に満足せず、常に自己成長を追求する意欲を持つ人を求めているのです。
また、周囲の人々との協力や学び合いを通じて、共に成長していける人も歓迎されるでしょう。
リバネスは、科学技術の力で社会に貢献したいという熱い思いを持つ人を求めています。
もしあなたがリバネスの理念や社風に共感し、自分の能力を最大限に活かしたいと考えているのであれば、ぜひリバネスへの就職を検討してみてください。
新卒採用のフロー
リバネスの新卒採用フローは、会社説明会で詳細に説明されます。
そのため、リバネスに就職を考えている学生は、必ず会社説明会に参加してください。
ここでは、リバネス株式会社の公式サイトからわかった過去の採用フローを紹介します。
リバネスの採用フローは一般的な企業とは少し異なり、独自のステップで選考が進みますので、ぜひ参考にしてください。
①リバネスを知る
まずは、リバネスの事業内容や社風をよく理解することが大切です。
Visionary cafe、incu-beなどのイベントに参加したり、リバネス発行の雑誌・書籍を読んだり、インターンシップに参加したりすることで、リバネスの理念や事業内容、社風を深く理解できるでしょう。
②入社希望宣言
リバネスに興味を持った方は自己紹介プレゼンを行い、入社希望を宣言します。
この段階では、自分のスキルや経験、リバネスで実現したいことをアピールし、採用担当者や社員に自分のことを知ってもらうことが重要です。
③代表を知るための面談
入社希望宣言後、代表との面談が行われます。
ここでは、リバネスの代表である丸幸弘氏の考え方やビジョンを直接聞くことができます。
また、自分がリバネスでどのような貢献ができるか、具体的なアイデアを伝えることも大切です。
④メンター社員による一次・二次面談
代表面談後、メンター社員が決定し、複数回の面談が行われるでしょう。
メンター社員は、リバネスでのキャリアパスや働き方について相談に乗ったり、具体的な業務内容について説明したりしてくれます。
メンター社員との面談を通じて、自分がリバネスでどのような役割を担いたいのか、具体的なイメージを固めることが可能です。
⑤事業部を決める
メンター社員との面談を経て、配属希望の事業部を決定します。
リバネスには、教育開発、人材開発、地域開発、研究開発、戦略開発、国際開発など、様々な事業部があります。
自分の興味関心やスキルに合う事業部を選ぶことが重要です。
⑥代表による最終面談
事業部が決まると、代表者との最終面談です。
これまでの選考プロセスで得られた情報をもとに、リバネスへの入社意思や将来のビジョンについて確認されるでしょう。
⑦内々定
最終面談に合格すると、内々定が出ます。
その後、内定者向けのイベントや研修に参加し、入社に向けて準備を進めることになるでしょう。
⑧全社プレゼン
内定後、全社員に向けて自己紹介プレゼンを行います。
このプレゼンは自分のことを社員に知ってもらう良い機会です。
また、社員からのフィードバックを通じて、今後のキャリアプランを考えるきっかけにもなるでしょう。
⑨最終内定
全社プレゼン後、最終的な内定が通知されます。
リバネスの採用フローは一般的な企業とは異なり、社員との交流を通じて企業理解を深め、自分のキャリアプランを明確にしていくことが可能です。
また、選考プロセスを通じて、リバネスの理念や社風に共感できるかどうかを確認できる機会にもなります。
リバネスの選考に通過するためには、自己分析や企業分析が欠かせません。
ぜひ以下のページも合わせて参考にしてください。
リバネスへの入社を希望する方は、ぜひ積極的に情報収集を行い、選考プロセスに参加してみてください。
採用大学
リバネスの採用大学を以下にまとめました。
リバネスは学歴フィルターを設けず、多様なバックグラウンドを持つ人材を採用していると考えられます。
海外の大学からも積極的に採用しており、グローバルな視点を持つ人材を求めているのです。
<大学院> 滋賀県立大学大学院、香港大学大学院 <大学> 滋賀県立大学、杉野服飾大学、獨協大学、東北大学、クイーンズランド大学、マラヤ大学、フィリピン大学 <専門学校> 東京工学院専門学校 |
リバネスの採用情報には、学歴に関する要件は明記されていませんでした。
上記の採用実績からも、特定の大学に限定せず、多様なバックグラウンドを持つ人材を採用していることがわかります。
理系だけでなく文系や専門学校出身者も活躍しており、学歴よりも個人の能力やポテンシャルを重視していると考えられるでしょう。
ぜひ以下の記事も併せてお読みください。
就職偏差値・難易度
リバネスは、新卒採用において明確な就職偏差値を公表していません。
ですが、複数の情報を総合的に判断するとおよそ55程度と考えられるでしょう。
この偏差値は、一般的な企業の採用基準と比較すると中程度の難易度です。
ただし、リバネスは独自の選考基準を設けており、学歴や職歴よりも、個人の能力やポテンシャル、そして企業理念への共感度を重視しています。
そのため、偏差値にこだわらず、リバネスの事業や理念に共感し、自身の専門知識を活かして社会に貢献したいという強い意欲を持つ人材であれば、内定を獲得できる可能性が十分にあるでしょう。
まとめ
この記事では、リバネスの企業概要、事業内容、採用大学、社員の年収・残業時間、社風、そして選考対策について詳しく解説しました。
リバネスは、科学技術の発展と地球貢献を実現することを目指す、ユニークな事業を展開する企業です。
幅広い分野で活躍の場があり、若手社員でも大きな裁量権を持って仕事に取り組めます。
リバネスへの就職を検討している方は、この記事で得た情報を参考に、企業理解を深め、選考の準備を進めてください。