日新が行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/6/26更新
はじめに
本記事では日新のインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。
結論から言うと、日新はインターンシップの選考であっても本選考で内定がでるレベルまで対策を進めておくのが望ましいでしょう。
勿論インターンシップのほうが合格者数の枠も多いですが、エントリーする就活生もレベルが高い場合が多いです。
確実にインターンに参加したいと考えているのであれば、対策は必須です。
特に以下のような就活生に向けて記事を執筆しています。
- 日新の選考に参加したいけど、なにから初めていいか分からない
- 日新の選考対策を知りたい
そんな就活生に向けて執筆しているので、ぜひ最後までご覧ください。
また日新の企業分析は以下の記事から飛べるので、ぜひ併せて読んでみてください。
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株式会社日新の基本情報
出典元
社名 | 株式会社日新 |
本社所在地 | 東京都千代田区 |
主な事業内容 | 物流全般に関わる事業を幅広く展開。 国際複合一貫輸送、海上・航空・陸上貨物輸送、プラント輸送、倉庫業務、通関業務、引越貨物輸送、港湾運送など。 |
主要取引先 | 太平製作所 |
日新は国内外に数多くの拠点・ネットワークを持ち、国際複合一貫輸送、海上・航空・陸上貨物輸送、プラント輸送、倉庫業務、通関業務、引越貨物輸送、港湾運送など物流全般に関わる事業を幅広く展開している総合物流企業です。
豊富な知識と経験を活かし、あらゆる輸送形態や貨物に対応した物流サービスを提供し、顧客のニーズに応えています。
世界24の国と地域に約150拠点のロジスティクス・ネットワークを構築しており、海外現地法人も36社保有しているのです。
日新の文化とは
日新は、その独自の社風「よき企業市民として社会の継続的な成長に貢献することを使命とし、高いモラルを維持しつつ、グローバルに、自由で公正な企業活動を行う」を掲げています。
物流全般に関わる事業を幅広く展開しているため、営業・一般事務・貿易事務・通関・システム管理・倉庫管理・経理・法務・海外駐在などさまざまな職種に携われます。
海外を拠点にグローバルに活躍することもできるでしょう。
日新は、個人の成長を会社の発展と捉え「論理的思考力を持ち、主体的に行動するグローバル人材の育成」を目標に掲げており、社員のキャリアアップを推進・支援しています。
ライフステージの変化に合わせた研修や諸制度の整備を行うなど、ライフワークバランスを整える活動にも積極的に取り組んでいるのも特徴です。
日新に必要とされる人材像
株式会社日新では求める人材として下記のものを公表しています。
- 先入観に捉われず、多角的な視点から物事を考え、新しいことにチャレンジできる人
- 相手の意見を尊重し、協調性や意欲をもって目標達成に向け自主的に取り組める人
新卒採用サイトでは、求める人物像に「BE A CHALLENGER」のメッセージの記載があり、上記の人物を対象に人柄重視の採用を行っています。
パーパスやビジョンなどは非常に重要視される内容なので、改めて参照ページから確認してください。
各採用プロセスにおいても、就活生と求める人材像がマッチングしているか否かをよく確認していることが分かるでしょう。
また、入社前に必要な知識やスキルは入社時に必須ではなく、協調性や物事に真剣に取り組む姿勢が重視されていることも書かれています。
新卒求人サイトでは、オンボーディングのカリキュラムや社内検定制度、自己啓発支援があることも記載されているのです。
この観点から、株式会社日新の門をくぐりたい人は事前にコンサルティング関連のナレッジが無くてもよい事も読み解けます。
そして次に、「未来の日新」が求めている人物像を予測しましょう。
これは少し手間ですが、IRや企業が掲げている目標などを確認するのが1番手っ取り早いです。
最終面接では役員や社長が面接官になる場合が増えますが、彼らは一緒に働くわけではなく、未来のために企業の方針を決めていく人たちになります。
そういった方々に自身をアピールする際には、自分がこの会社に入ることで未来に変化を与えることができるとイメージさせることが大事です。
ですので、終盤の面接では、この学生と一緒に働きたいか、ではなく、「この学生は未来の企業にとって必要か」で判断されることがあると思っておいたほうがいいです。
日新のインターンに参加するメリット
インターンに参加するメリットを紹介していきます。
以下の要素をチェックしてみましょう。
内定に直結しやすくなる
日新のインターンシップは内定に直結していると言われています。
インターンシップ参加者の中で良い人材だと判断された場合、本選考でも有利になりやすいです。
しかし、インターンシップのそもそもの目的は、自社や業務内容の理解を深めてもらうことです。
ここですぐ内定が出なくとも、参加すること自体が採用担当者へのアピールになります。
さらに、インターンに参加しなかった学生より業界理解・企業理解を深められ、志望動機や自己PRの質を高められることで内定率が高まるでしょう。
企業理解に役立つ
日新の本選考はエントリーシート選考と筆記試験・適性検査があり、通過者には面接が複数回あります。
それを通過し内々定となります。
インターンシップでは、説明会や職場紹介などが行われ、本選考に役に立つので参加したいところです。
つまり、日新の採用試験を受ける予定がある場合は特に、インターンシップに参加すること自体が有利になります。
実際の会社での仕事内容などを聞けるので、本選考に向けた予行演習にもなるというメリットも。
企業理解に役に立つということを踏まえ、インターンシップへの参加を積極的に検討しましょう。
自己分析になる
インターンに参加するメリットは、自己分析ができることです。
インターンに参加することで、自分に足りないスキルを見つけられたり、やりたい仕事が見つかったりと自己分析に繋がります。
興味のある会社のインターンに参加することで、これからどういう道を進みたいか考えるきっかけにもなるのがインターンです。
実際にこの会社で働くためには、どんなスキルが必要なのか理解できる場合もあります。
自分の適性が分かったことで志望度が高まったという人や、他にやりたいことが見つけられたという人も。
インターンは自己分析に繋がる良い機会ですので、ぜひ積極的に参加しましょう。
モチベーションを上げられる
インターンに参加することでこの会社で働く自分の姿が想像でき、この会社に入りたいというモチベーションにつながることも。
インターンでは実際に働く社員さんや、インターンに一緒に参加する学生と関われます。
さまざまな人と関わることで、モチベーションアップにもつなげることが可能です。
インターンに参加することによって、入社後に携わる仕事について知ることができるのです。
そのため、インターンに参加するメリットは大きいと言えるでしょう。
インターンに参加し、本選考へのモチベーションを上げていってください。
実践的なスキルを身につけられる
通常のインターンシップでは、実際のプロジェクトに参画し、責任を持って業務を担当できることが多いです。
そのため、学生は興味のある業界のさまざまな業務を通して、実践的なスキルを身につけられます。
インターンは学習では得られない貴重な体験ができ、実社会で通用するスキルを身につけられるため、将来のキャリアアップにも大きく役立つでしょう。
インターン先の社員からの指導・サポートを受けられる
インターンシップでは、学生に対してその企業の社員さんによる丁寧な指導・サポートを受けられる場合が多いです。
学生は仕事上の不安や課題について気軽に相談し、解決策を見つけられます。
経験豊富な社員さんから直接指導を受けることでスキルアップはもちろん、社会人としてのマナーや心構えも学べます。
日新が行っているインターン内容
日新で過去に実施されていた2つのインターンについて概要を紹介します。
- 体験型1dayインターンシップ
- 物流業界の未来を拓くインターンシップ
一つずつ、詳しく見ていきましょう。
体験型1dayインターンシップ
2017年11月〜2018年1月にかけて開催されていた「体験型1dayインターンシップ」の概要は、以下の通りです。
概要 | 国際総合物流のパイオニアの日新だからこそ伝えられる「物流の奥深さ」を体験できます。 具体的には、総合職(営業部門)の仕事を体験でき、国際複合一貫輸送の担当者としてルート提案を体験します。 |
開催時期 | 2017年11月~2018年1月 |
開催時間 | 不明 |
場所 | 関東エリア:東京事務所(東京都千代田区) 関西エリア:大阪事務所(大阪市中央区) |
人数 | 関東エリア:各日25名程度 関西エリア:各日10名程度 |
報酬 | 支給なし |
交通費・宿泊費 | 支給なし |
応募資格 | 2019年3月末迄に四年制大学・大学院を卒業、または卒業見込みの方※いずれも学部・学科は不問 |
おすすめの人 |
|
応募の締切に関する情報は、残念ながらありませんでした。
開催は11月なので、遅くとも8月には参加の準備をしておくと良いでしょう。
上記インターンシップの詳細な内容は下記の通りです。
島国である日本には欠かせない物流業ですが、モノが届くという当たり前の裏側に、物流企業のどんな知恵や工夫があるのかを学んでいきます。
「業界紹介」「輸送ルート提案」「先輩社員とのフリートーク」の3方向から物流業界について考え、理解を深めるのです。
- 「業界紹介」
物流業界が経済活動においてどのような役割を果たし、どのような会社によって構成されているのかをご紹介。
貨物の輸出入の仕組みについても詳しく説明していきます。 - 「体験型!輸送ルート提案ワーク」
輸送ルート提案ワークは、グループ形式です。
企業から実際に受注した案件を取り上げ、最適な物流ルートを提案していきます。
顧客のニーズに合わせて物流提案をする大変さや面白さを体験。 - 「先輩社員とのフリートーク」
日新で働く先輩社員との座談会です。
仕事内容はもちろんのこと、働き方や職場の雰囲気、就職活動に関する不安や疑問を少しでも解消する機会として活用できるでしょう。
物流業界の未来を拓くインターンシップ
開催時期 | 2023年2月 中旬 |
開催時間 | 不明 |
場所 | オンライン |
人数 | 10人 |
報酬 | 支給なし、優勝特典もなし |
交通費・宿泊費 | オンラインのため、支給なし |
応募資格 | 2024卒の学生で、詳細は不明。 |
参加者の特徴 | 物流業界を志望している人が多く、ほとんどが文系で、女性が多い。 |
応募締切の情報は残念ながらありませんでした。
開催は2月中旬なので、遅くとも12月の頭頃には参加の準備をしておくと良いでしょう。
上記インターンは、総合職に関する体験ができ、テーマは「自社倉庫と他社倉庫を使用し、収益性が一番高くなるような輸送品配置を考える」です。
参加社員は2名ほどで、審査員は人事部社員。
応募資格は2024卒の学生で、詳細は不明ですが、参加者はMARCHがボリューム層のようで、国立大学が1割程度だったそうです。
日新のインターン選考対策
概要
日新はインターンが内定に直結する可能性があるため、夏のインターンまでにある程度準備を進めておく必要があります。
通常のインターンシップは興味本位で体験しにきたという学生も多いですが、日新のインターンでは早期選考ルートに乗ろうとバッチリ対策してくる学生も多いです。
業界理解・企業理解を入念に行った上で、当日に早期選考ルートに乗れるようアピールしましょう。
就活の準備にかかる時間は人それぞれですが、余裕をみて大学2年の冬には就活対策を始めておきましょう。
また、日新の選考では説明会・セミナーが実施されます。
それぞれに対策を行い、選考に挑んでください。
選考フローごとの選考対策
自己分析
自己分析をすることで、自身の長所・短所、得意・不得意を客観的に把握できるでしょう。
それらの自身の特徴を理解した上で、日新の求める人物像にマッチするようにアピールすることを意識しましょう。
定番の志望動機やガクチカだけでなく、「他の企業ではなくて、なぜ日新なのか」を考え抜きましょう。
業界研究・企業分析
業界研究や企業分析をすることで、物流業界内での日新の立ち位置、競合他社との違いが見えてきます。
また物流業界以外の気になる業界も分析することで、物流業界を客観視できるため、その他の業界研究も行いましょう。
そうすることで、志望動機や自己PRなどエントリーシート・面接の受け答えをより一段とレベルアップできるはずです。
エントリーシート作成
自己分析や企業分析をある程度進めたら、過去に出題されたエントリーシートをワンキャリアやユニスタイルなどで見つけて練習しましょう。
実際に書いたものをOB・OGや身近な社会人に見てもらい、気づきにくいミスや分かりにくい表現を指摘してもらうのがおすすめです。
以下に参考になる記事を紹介します。
面接・グループディスカッション対策
エントリーシートを突破したら、面接やグループディスカッション(GD)が行なわれるため、その対策も入念に行いましょう。
ここではエントリーシートで記載したことと一貫性をもたせつつ、具体的なエピソードを基に志望動機や自己PRを伝えます。
グループディスカッションでは他の参加者と協力しながら、どんな立ち位置で振る舞うべきかを意識しながら取り組みます。
いずれも1人で対策するのではなく、友達同士や面接イベントなどで集団で練習しましょう。
以下の記事も参考にしてください。
日新のインターン選考の流れ
日新のインターン選考の流れは、以下の通りです。
コースによって、内容が若干異なる可能性もあるため、参加したいコースの選考フローは事前に確認しておきましょう。
- 説明会
- セミナー
- インターン参加
さいごに
日新のインターンについて解説していきました。
日新では、インターンが内定に直結する可能性が十分にあることが記載されています。
インターンに参加できれば本選考に有利になる可能性が高まるため、対策を徹底してインターンの選考突破を勝ち取ってください。
近年、早期から就活情報を取りに行く学生が増えており、その中でインターンの重要性は高まってきています。
また、インターンを学生の適性把握や優秀層の早期取り込みの手段として活用する会社が増えており、本来のインターンの目的とは少し趣が変わってきています。
従来にも増して、企業側は採用選考のためのツールとして利用することが当たり前の世界になってくるでしょう。
「所詮、インターンだ」という軽い気持ちで臨むのではなく、本番さながらの臨戦態勢で入念に準備して参加することが重要です。