ミクシィのエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/6/25更新
はじめに
この記事では、株式会社MIXI(以下ミクシィ)への就職を目指しているものの、エントリーシートの書き方やポイントが分からず悩んでいる人に向け、エントリーシートの書き方や対策法について詳しく解説しています。
ミクシィが求められている人材やチェックされているポイントはもちろん、志望動機の書き方まで詳しく解説していきます。
また、実際の記載例の紹介や選考情報の重要なポイントついても詳しくアドバイスしていますので、ぜひ参考にして内定獲得を目指してください。
上京を志す地方学生ならジョーカツ!
あなたのキャリアを加速させるチャンス!
無料で利用できる快適な個室シェアハウス、
東京までの交通費サポート付き
首都圏の注目企業への就活ならジョーカツ
首都圏の学生ならスタキャリ!
理想のキャリアを実現へと導く第一歩!
あなたにピッタリのキャリアアドバイザーを選び、
自分にマッチする優良企業をご紹介
首都圏企業のES添削から面接対策まで、就活ならスタキャリ
株式会社ミクシィの概要
出典元:株式会社ミクシィ
初めに、ミクシィとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
ミクシィとは
ミクシィは、デジタルエンターテイメントを中心としたインターネット関連のサービスを提供する日本の企業です。
1999年に設立され、特に2004年に登場したSNS「mixi」は非常に人気があり、国内のSNSブームの先駆けとなりました。
同社は、その後もゲーム事業やエンターテインメント関連サービスなど、様々な分野で事業を展開しています。
2013年にリリースされたスマートフォン向けアクションRPG「モンスターストライク」は、今でも多くのユーザーに支持されているでしょう。
また、「みてね」という家族間で写真や動画を共有できる家族アルバムや、趣味や興味を共有するコミュニティサービスなど、ユーザー同士が思い出を共有し、情報交換できるコンテンツも提供しています。
ミクシィの企業文化は、インターネットを通じて人々の生活を豊かにすることを目指しており、常に新しいサービスやコンテンツの開発に取り組む姿勢が特徴です。エンターテインメント分野への進出により、多岐にわたる事業展開を行い、インターネットおよびモバイル分野での影響力を持つ企業として成長を続けています。
ミクシィの採用難易度
ミクシィの採用難易度は比較的高いです。
採用選考フローに特殊なものはなく、学部・学科等は不問であるため、誰にでも内定獲得のチャンスがあるでしょう。
直近の採用人数も30~40名程度であり、有名・難関大学から中堅大学まで幅広いレベルの大学からの採用実績があるため、学歴フィルターもないといえます。
ただし、雇用条件は良好で知名度や人気が高く、ライバルとなる就活生のレベルは高いことが予想されるため、差別化も含めて対策をしなければなりません。
こうした背景から、同社に合わせた選考対策を十分に講じることで、内定獲得の可能性を高めることができます。
ミクシィの採用大学
ミクシィの採用大学の実績は以下の通りです。
有名・難関大学だけではなく、中堅大学からの採用実績があることからも、学歴フィルターは存在しないと考えられるでしょう。
<大学> 明治大学、日本大学、上智大学、神戸薬科大学、早稲田大学、多摩美術大学、中央大学、慶應義塾大学、首都大学東京、成蹊大学、青山学院大学、女子美術大学、実践女子大学、東京理科大学、東京大学、同志社大学、東北大学、立教大学、琉球大学など |
難関大学から中堅大学まで、幅広いレベルの採用実績があります。
公式サイトに掲載されている採用情報にも掲載されているように、就活生は学歴不問であり、高専の採用実績もあります。
学歴フィルターについて興味がある人は、以下の記事に内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。
ミクシィが求める人材とは?
ミクシィは公式サイトで、通年採用のビジネス職では下記のような人材を求めていることを発信しています。
「MIXI GROUPでは、新しい価値を生み出すためにチャレンジする人材を求めています。
柔軟に取り組み学ぶ姿勢、成し遂げたい強い思い、独自の工夫を加えて周囲を巻き込む行動力を持っている方と一緒に働きたいと思っています。」
また、MIXI GROUPで働いている人は、以下のような人材が多いでしょう。
「”多くの人に、仲間と一緒に楽しんでもらえるサービスをつくりたい”という情熱を持った人材が集まっています。
「コミュニケーション創出カンパニー」として、役職関係なく、フラットな関係のもとでサービスを開発しています。
“ユーザーサプライズファースト”という大切にしている考え方のもと、プランナーやマーケター、エンジニア、デザイナーなどお互いの立場に関係なく、意見を出し合う風土があります。」
発信されているメッセージにもあるように、同社は「ユーザーサプライズファースト」の考えを大切にしていることから、新しい価値を生み出せる人材を求めてるのです。
これらの「求められる要素」を十分に理解したうえで、他の就活生との差別化を図るためのアピール方法を考えましょう。
同社のインターンシップや会社説明会を通じて、雰囲気や考え方への理解を深めておけば、内定獲得の成功率が高まります。
ミクシィとグループ会社の採用方向性の違いは?
ミクシィには、スポーツやライフスタイル、投資などのグループ会社が同社を含め12社存在します。
スマホの写真から笑顔を生み出すフォトプリント・フォトギフト事業を展開している株式会社スフィダンテの採用情報を確認すると、以下の人材が求められるでしょう。
「スフィダンテの想いに共感し、同じ方向をみて一緒に挑戦を続けられるチームメイトを募集中です。
個々の力を純粋に前向きに発揮できる、世の中の笑顔を増やすためのサービス、プロダクトづくりに挑戦できる方を探しています。
チーム一丸となって目標を達成するため、さらなる新しい挑戦をしていくため、まだ私たちが知らないような魅力や個性をお持ちの方とのご縁を望んでいます。」
ミクシィ同様に、企業文化への共感やユーザーファースト、チームワークを大切にしていることがわかります。
これらから、ミクシィとグループ会社との採用方針に大きな違いはないと考えられるでしょう。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
企業がエントリーシートをチェックする際、就活生の基本情報や学歴といった事実確認はもちろんですが、「なぜその企業を選んだのか」「企業のどのような点に魅力を感じたのか」「どのように貢献したいのか」といった志望動機から、自社の理念や事業内容を理解し、それに共感しているかどうかをチェックしています。
また、自己PRや強みについても重要で、就活生のスキルや経験、個性が自社の求める人物像とマッチするかどうかを見極めているのです。
具体的なエピソードを通じて、自分の強みをどのように発揮してきたか、また、それが企業の業務にどのように役立つかを明確に説明することが求められるでしょう。
さらに、将来のキャリアプランについても重要視されており、応募者が自身のキャリアビジョンを持ち、それが企業の成長とどのように一致するかを説明できるかがポイントです。
ほかにも、書類の整合性や文法、表現力もチェックされます。
エントリーシートは、就活生自身のプレゼン資料といっても過言ではありません。
社会人としてミスがないことはもちろん、読み手に伝わるよう論理的で明快な文章が書かれていることが重要です。
企業はここで、就活生の基本的なビジネスマナーやコミュニケーション能力を評価します。
これらのポイントを総合的に評価することで、企業は就活生が自社に適した人材であるかどうかを判断するため、意識することで書類選考の通過率を高められるでしょう。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートは、結論から書き始めると説得力が増します。
以下の順番を意識すると良いでしょう。
- 結論を提示する
- 結論に至った理由を書く
- 理由を強調するために具体例を用いる
- 結論を強調する
この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。
以下の例文を参考にしてください。
結論:私がミクシィの仕事を志望する理由は2点あります。
理由:1点目は、ユーザーに長く愛され楽しんでもらえるコンテンツを提供していることです。
具体例:貴社はデジタルエンターテイメント事業やスポーツ事業、ライフスタイル事業など幅広く事業を展開していますが、リリースから10年以上運営しているサービスが多数あり、先駆的で業界を牽引する立場にあります。
結び:貴社の一員となり、私自身が携わったプロジェクトが、長く世の中に貢献することに魅力を感じています。
理由:2点目は、新しい価値を生み出せる人材を求めていることです。
具体例:「ユーザーサプライズファースト」という貴社の考え方に共感しており、それを実行するためにフラットな人間関係でいられる環境が整っていることに魅力を感じています。
結び:私は、こうした環境で自分の能力を最大限に発揮し、0から1を生み出して新たな価値を創造することで貢献していきたいです。
ミクシィの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
ミクシィは、「デジタルエンターテインメント事業」「スポーツ事業」「ライフスタイル事業」「投資事業」の4事業を展開していますが、それぞれに競合企業が存在します。
「SNSの仕事に携わりたい」「モバイルアプリを作りたい」などを志望動機に挙げる人は多いですが、それだけでは採用担当者からは「他社でも実現できる」と受け止められ、熱意を伝えられません。
このように、動機付けが弱くならないよう「ミクシィだからこそできる」ことを加えましょう。
そのためにも、同社の価値観やカルチャーを文章に取り入れると良いです。
また、独自の製品やサービスも含めると他社との差別化が図りやすいですが、同社が求めるのは「新たな価値を生み出せる人材」であるため、単にサービスの魅力や可能性を伝えるだけにならないようにしてください。
ただし、無理に価値観やカルチャーを取り入れすぎて文章自体のバランスが崩れたら意味がないので、注意しましょう。
価値観やカルチャーは企業のホームページはもちろん、インターンシップや会社説明会への参加でもヒントを得られるため、積極的に行動してください。
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートは就職活動において、就活生が企業に対して自分自身をアピールする最初の重要なステップです。
この書類は、就活生の基本情報、志望動機、自己PR、強み、キャリアプランなどを伝えるもので、企業はこれを基に候補者の適性や意欲を評価します。
このように、エントリーシートは「書面での面接」とも言える重要な位置付けです。
就活生は、自分をアピールするためのプレゼン資料を作るという意識を持つ必要があります。
エントリーシートの対策として、徹底的な企業研究が欠かせません。
応募先企業の理念、事業内容、業績、社風などを理解し、志望動機や自己PRの内容を企業に合わせて具体的に記述することが重要です。
志望動機では、なぜその企業を選んだのか、どのような点に魅力を感じたのかを具体的に説明する必要があります。
例えば、企業の特定の事業やプロジェクトに惹かれた理由や、自分の価値観や目標との一致点を明確に示すことが一般的です。
自己PRや強みをアピールする際には、自分のスキルや経験を具体的なエピソードを交えて説明しましょう。
学生時代に達成した成果やチームでの役割、問題解決の方法などを具体的に述べ、それが応募先企業でどのように活かせるかを示すことで、企業に対して自分がどのように貢献できるかを明確に伝えられるのです。
キャリアプランについては、自分が将来どのようなキャリアを目指しているのか、ビジョンを描き、そのキャリアプランが企業の成長や目標とどうリンクしているかを説明することで、企業に対して長期的に貢献できる意欲をアピールします。
これらを作成する際は、事実を淡々と書き連ねるのではなく、読み手である採用担当者が「会ってみたい」「自社にマッチしている」と感じてもらえる内容にまとめることが重要です。
また、エントリーシートは内容だけではなく、文法や表現にも注意が必要です。
社会人では作成する書類に誤字脱字は許されません。
エントリーシートもビジネス書類の一つという意識を持ち、論理的で明確な文章を書きましょう。
提出前に何度も見直し、第三者にチェックしてもらうことも有効です。
また、企業からの具体的な質問には誠実かつ具体的に答えることが求められるため、特定のプロジェクトや職務内容に対する考えや、過去の経験をどう活かすかなども明確に記述しましょう。
このように、エントリーシートは就活生が企業に対して自分を効果的にアピールするための重要なツールです。
これらの対策をしっかりと行い、企業が求める情報を的確に伝えることが、次の選考ステップに進むための鍵です。
内定を獲得するためにも、エントリーシート作成の対策は十分に行いましょう。
また、対策をする上で必要な情報が以下の記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
ミクシィの選考において、過去にエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。
総合職のエントリーシート
志望動機
・インターネットサービス業界を志望される理由を教えてください。(400文字以内)
【記載例】
この業界を志望する理由は、自分の目標を達成することができると考えたからです。
私の目標はモノに工夫をして価値を生み出す仕事をすることです。
幼少期は転校が多く、その場所で自分の魅力を伝えることを常に考えてきました。
大学時代は、日本で飽きられていたり売れていなかったりした商品が、現地で新しく受け入れられることにやりがいを感じました。
これらの経験から私は、モノの価値を引き出し幅広く世界に貢献できる仕事をしたいと考えるようになったのです。
その中で、この業界は次の2点でこの目標を達成できると考えています。
1つ目は多くの分野に関われる点です。
娯楽から生活に密着するようなことまで携わることができ、自分のやりたいことができるのではないかと考えました。
2つ目はものを見せる方法を変えたり人と人とを繋げたりすることで、価値を生み出せる点です。
例えばマッチングサービスやコミュニティは上記の目標を達成できると考えています。
ポイント:
結論ファーストで展開しており、志望動機の背景が明確です。
就活生がどのような考えを持っているのかが伝わってくるでしょう。
また、自身の考えを明示したうえでインターネットサービス業界を志望する理由を説明できているため、説得力があるのも評価のポイントです。
そのほか、ミクシィが提供しているサービスにも触れられているのも良いでしょう。
自己PR
・学生時代に力を入れたことの経験をもとに、自分の強み・スキルを活かしてミクシィグループで何を実現したいですか?(400文字以内)
【記載例】
私の強みは、新しい環境に適応できる、目標達成のために努力ができる、人と人とを繋げることです。
この強みは変動の激しいインターネット業界、コミュニケーションを大切にする御社で働くにあたって生かされると考えています。
私が実現したいことは以下の2つです。
1つ目は、minimo、Poiboyなど人と人とを繋げて社会に貢献することです。
上のようなマッチングを目的としたサービスに携わり多くの人に人と繋がることの楽しさや自分自身の新しい魅力に気付いて貰いたいです。
2つ目は地方創生に携わることです。
地元東北の問題などを間近で見た経験、留学中に被災地の企業の方と関わった経験から地方創生に興味を持ち始めました。
その中で上記のミラノ万博を見て地方から日本を変えられるのではと考えました。
これらの経験から御社のコミュニケーションを軸とするビジネスを利用して何らかの形で地方を活性化させることで日本に貢献したいです。
ポイント:
エントリーシートの設問に対し、論理的でわかりやすい文章で表現できている点が評価できます。
ミクシィが提供しているサービスに触れていることはもちろん、地方創生という社会の課題についても自身の考えも述べています。
社会問題を解決するためにはさまざまな取り組みが必要なため、ミクシィが求める「新たな価値を生み出せる人材」にマッチしていると考えられるでしょう。
まとめ
この記事では、ミクシィの会社概要、求められる人物像やエントリーシートの書き方について解説しました。
ミクシィは、「デジタルエンターテインメント事業」「スポーツ事業」「ライフスタイル事業」「投資事業」を展開している日本の企業です。
SNSやスマホアプリなど、同社が開発・運営しているサービスは長年愛されており、今なお多くのユーザーを抱えています。
既存サービスだけではなく、「ユーザーサプライズファースト」の考えのもと、新たな価値を生み出し続けていることから、将来性にも期待できるでしょう。
採用においては、有名大学から中堅大学まで幅広いレベルからの採用実績があり、全学部全学科を応募対象としていることから、学歴フィルターはないと考えられます。
採用予定人数も30~40名で倍率は16倍程度ですが、ライバルとなる他の就活生のレベルは決して低くないことから、同社の就職難易度は比較的高めです。
そのため、エントリーシートや面接への対策は怠らないようにしましょう。
エントリーシートでは、志望動機や自己PRに求められる人物像の要素を盛り込むことで、効果的にアピールしてください。
その際、ミクシィの方針や理念に共感し、それを実行できることも重要です。
とはいえ、自身が求められている人材であることをアピールするだけではなく、採用担当者に適性や企業への適合性を明確に伝えましょう。
強みや成功体験をまとめるだけではなく、「会って話を聞きたい」「うちの会社にマッチしている」という印象を与える意識を持って作成することがポイントです。
また、エントリーシートを書く際には、読み手の感じる印象を意識し、書き終えたら客観的に見直しましょう。
これらのポイントを押さえれば、誰にでも内定獲得のチャンスがあります。
ミクシィへの採用選考応募を検討している方は、内定獲得のために是非本記事を参考にしてください。