JCRファーマのエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/6/21更新
はじめに
この記事では、JCRファーマ株式会社(以下JCRファーマ)への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。
特にJCRファーマならではのエントリーシートでのアピール方法や、実際の記載例を明確かつ分かりやすく紹介しています。
また、JCRファーマが求める人材の特徴、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、JCRファーマの内定を目指す応募者は、ぜひ最後までお付き合いください。
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JCRファーマの概要
はじめにJCRファーマとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
JCRファーマとは
JCRファーマは、1975年に設立された医薬品企業で、特にバイオ医薬品の開発と製造に注力しています。
本社は兵庫県芦屋市に位置し、従業員数は単体で約900名(2024年3月31日時点)で、事業内容としてはバイオ医薬品、希少疾患治療薬、再生医療製品の開発、製造、販売を行っています。
さらに、JCRファーマは国際市場への進出も積極的に行っており、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどでの事業展開を進めています。
現地の医薬品企業や研究機関と協力し、グローバルなパートナーシップを通じて技術共有や共同研究を行い、製品の競争力を高めています。
JCRファーマの採用難易度
JCRファーマの採用難易度はかなり高いとされています。
その理由としては2つあります。
まず1つ目は「売上高ランキング」です。
JCRファーマは医薬品業界において、売上高ランキングが78社中28位という高い位置にあります。
これは、業界内での認知度と信頼性が高いことを示しています。
売上高ランキングが上位にある企業は多くの場合、安定した業績と将来性を有し、業界内外からの注目度が高めです。
このような企業は、求職者にとって魅力的な就職先であり、自然と応募者が多く集まります。
特に、業界内での評判が良く、革新的な製品開発を行っている企業は、求職者にとって非常に魅力的な就職先となります。
2つ目の理由は「採用倍率」です。
就活会議の情報によるとJCRファーマの採用倍率は10.8%です。
採用倍率が10.8%という事実は、採用の競争率が非常に高いことを示しています。
これは、応募者のうち約10人に1人しか採用されないことを意味します。
そして、「売上高ランキングの高さ」と「採用倍率の高さ」から以下のような選考ハードルの高さが推測できます。
厳格な選考プロセス
JCRファーマでは、書類選考、筆記試験、面接など複数の選考ステージを経て、最適な人材を選んでいます。
この過程では、応募者の学歴、職歴、専門知識、コミュニケーション能力などが総合的に評価されます。
特に医薬品業界では専門性が重視されるため、関連する高度な知識や経験が求められます。
高い専門性と求められるスキル
JCRファーマの事業内容はバイオ医薬品、希少疾患治療薬、再生医療など、高度な専門知識と技術を必要とする分野です。
そのため、応募者にはこれらの分野に関する深い理解と実務経験が求められます。
また、研究開発における最先端技術の活用や、国際的なビジネス展開を行っていることから、高い語学力や異文化理解能力も重視されます。
高い企業ブランドと社会的信頼
JCRファーマは、業界内外で高い社会的信頼とブランド力を持っています。
このような企業は、求職者にとって安定したキャリアを築く場として魅力的です。そのため、優秀な人材が集まりやすいでしょう。
このように、JCRファーマの採用難易度が高い理由は、業界内での高いランキングによる企業の魅力、厳格な選考プロセス、高度な専門性とスキルの要求、そして高い社会的信頼とブランド力によるものです。
これらの要素が相まって、採用倍率が高くなり、結果として採用難易度も非常に高くなっています。
JCRファーマの採用大学
JCRファーマの採用大学の実績は以下の通りですが、難関大学以上の採用実績となっており、いわゆる学歴フィルターは存在していると考えられます。
<大学院> 愛媛大学大学、大阪大学大学、岡山大学大学、九州大学大学、京都工芸繊維大学、静岡県立大学大学、東京工業大学大学 <大学> 神戸大学、大阪工業大学、大阪市立大学、大阪府立大学、大阪薬科大学、金沢工業大学、京都大学、京都薬科大学、近畿大学 |
JCRファーマの採用大学の実績から見ると、多様な大学から幅広く人材を採用していることがわかります。
東京工業大学や京都大学などのトップクラスの国立大学から、大阪薬科大学や京都薬科大学などの専門性の高い大学、さらには近畿大学や同志社大学、関西大学などの私立大学まで、多様な大学から採用しています。
このことから、JCRファーマは幅広いバックグラウンドを持つ人材を受け入れる姿勢であることがわかります。
以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。
JCRファーマが求める人材とは?
結論からいうと、JCRファーマは新しい技術や研究分野に挑戦する姿勢を持ち、自発的に学び続けることができる人材を求めています。
JCRファーマは独自の血液脳関門通過技術(J-Brain Cargo®)を活用して、画期的な治療薬の創製を目指しています。
このためJCRファーマが求める人材は、革新的な技術開発に積極的に取り組む意欲と能力を持つ人であることが推測可能です。
JCRファーマが求める人材に近づくためには、以下のような対策や学びが必要になります。
専門知識の習得と継続的な学び
JCRファーマの業務領域や関連分野に関する専門知識を習得し、最新の研究や技術動向について常に学び続けることが重要です。関連する学会や研究論文、技術書などを積極的に読み、専門性を高めましょう。
実務経験の積み重ね
革新的な技術開発や研究活動に関連する実務経験を積むことが重要です。
研究室や産業界でのインターンシップや研究プロジェクトに参加し、実践的なスキルや知識を身につけましょう。
問題解決能力の養成
JCRファーマは革新的な治療薬の開発に取り組んでいますので、問題解決能力が求められます。日常的な業務や研究活動において、問題に対して論理的かつ創造的なアプローチで解決策を見つける訓練を積み重ねましょう。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
エントリーシートでは、企業が応募者の能力や性格が自社にマッチしているかを重点的にチェックしています。
企業は、応募者がどのような人物であるか、そして自社でどのように力を発揮できるかを知りたがっています。
これは、個々の能力や性格が、企業の文化や仕事にどうフィットするかを見極めるためです。
また、応募者がその企業で働くモチベーションが十分かどうかも重要なポイントです。
常に高いモチベーションで働ける社員は、より良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する傾向があるからです。
そして、「なぜほかの企業ではなくその企業を志望したのか」という点も明確に示す必要があることを覚えておきましょう。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートは結論から書き始めると説得力が増します。
以下の順番を意識すると良いでしょう。
- まず結論を提示する
- 結論に至った理由を書く
- 理由を強調するために具体例を用いる
- 最後に再び結論を強調する
この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。
以下の例文を参考にしてください。
結論:私がコンサルティング業界を志望する理由は2点あります。
理由:1点目は、周囲を巻き込みながら問題解決できる私の強みは、コンサルティング業界で最大限に発揮されると考えるからです。
具体例:私はバイトリーダーとして塾の運営を行っています。運営においては、問題共有する場を設けたり、生徒との個人面談を担当することで諸問題を解決してきました。
結び:この強みを発揮できると考えコンサルティング業界を志望します。
理由:2点目は、幅広い業界に深く携わることによりさまざまなスキルを吸収し、成長したいと考えているからです。
具体例:現代ではコロナウイルスやIT、グローバル化により日々社会が激しく変化しています。その変化に適応し、活躍していくためには自身の能力を高めていくことが不可欠です。コンサルティング業界では幅広い業界の企業をお客様とし、課題解決のためのさまざまな戦略提案やニーズがあると思います。
このようなコンサルティング業界に身を置くことで日々インプットできる環境にあり、志望理由にマッチしていると思いました。
結び:そのため、自身の成長できる環境があるという点からコンサルティング業界を志望しています。
JCRファーマの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、通過率が上昇するでしょう。
例えば、JCRファーマであれば企業理念である「医薬品を通して人々の健康に貢献する」や、そのほかバリューやビジョンなどを文章の中に入れましょう。
もちろん、上記のような企業理念が必ずなければいけないわけではありません。
例えばJCRファーマは特に「人々の健康への貢献」を重要視している特徴があります。
その重要視しているポイントを活かし、自分のやりたいことや、将来像にマッチする形で文章を作成することもできます。
大事なのは数ある医薬品会社の中で、なぜ「JCRファーマ」を選ぶのかを論理的に説明することです。
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートの位置づけに関しては、主に応募者の論理的思考力を試しているセクションと捉えるのが良いでしょう。
もちろん文章の内容も評価の対象になっているものの、一番は文章の構造に問題が見られないかや、論理展開に問題がないかを最も注目しています。
そのため、企業に提出する前に必ず論理展開や、文章構造の見直しをすることを推奨します。
また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。
(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)
(b) 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)
(c) 未来目標系(見られている点:大局観、未来志向、社会貢献性)
(d) 価値観系(見られている点:個性的か、コンサルタント適性があるか)
(e) その他(長所・研究内容)
設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。
また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
JCRファーマの選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と、記載例を紹介します。
MR職のエントリーシート
自己PR
・研究内容・ゼミ内容(200文字以内)
【記載例】
私は大学時代の課題研究で○○の疼痛抑制作用について明らかにしました。当研究室では、神経障害性疼痛の回復期に出現する○○を発見しました。そこで、本研究ではこの亜集団の生物学的意義を解明するために、遺伝子発現解析と疼痛閾値の測定を行い、その機能と疼痛回復への関与を調査しました。その結果、この細胞が○○を高い確度で発現し、○○を介して恒常的な疼痛抑制作用を持つことが明らかになりました。
ポイント:まず、この文章には研究の目的が明確に述べられており、読んだ人はすぐに内容を把握できるでしょう。
「○○の疼痛抑制作用を明らかにしました」と記載し、研究の主要な焦点が最初に示されています。
これにより、読者は研究の目的をすぐに理解可能です。
また、重要な発見が強調されており、研究の独自性や重要性が伝わります。
「神経障害性疼痛回復期に出現する○○を発見しました」という部分は、新しい知見を強調し、研究の価値を際立たせています。
さらに、具体的な研究手法が記述されている点も評価できるでしょう。
「遺伝子発現解析や疼痛閾値の測定等を行い」として、研究の具体的な方法が示されているため、読者はどのように研究が行われたかを理解しやすくなっています。これにより、研究の信頼性が高まり、企業側に納得感を与えているでしょう。
エピソード
・人柄についてあなたの人柄を一言で表現し、その人柄が最もよく現れた場面を教えてください。(200文字以内)
【記載例】
私を一言で表すと「挑戦者」です。「挑戦の先に成長がある」と考える私は、全く経験がないダンスを大学から始めました。経験者を超えるべく、練習量の確保と質の向上に取り組みました。具体的には、ほかの部員がサークル実施日のみ練習するなか、毎日3時間練習しました。また、プロの講座を複数受講し、練習内容を改良しました。これらの結果、部内一番の実力者が任されるジャンル長になり、全体の振り付けをするまでに成長できました。
ポイント:まず、「挑戦者」という一言で自分を表現し、その後に続くエピソードでそれを裏付ける内容が述べられています。
これにより、読み手は志望者の特徴を簡潔に理解しやすくなっています。
「挑戦の先に成長がある」という信念をもとに、大学で全くの未経験からダンスを始めたことは、挑戦と成長への積極的な姿勢を示しています。
特に、ほかの部員がサークルの実施日のみ練習している中で、毎日3時間の練習を続けたことや、プロの講座を受講して練習内容を改良したことは、具体的な努力の過程として非常に説得力があります。
また、「部内一番の実力者が任されるジャンル長になり、全体の振り付けをするまでに成長できました」という具体的な成果が述べられている点も評価が高いです。
これにより、努力がどのような結果を生んだのかが明確に示されています。
改善点としては、「プロの講座を複数受講し、練習内容を改良しました」という部分について、どのように練習内容を改良したのか、具体的な例を追加するとさらに説得力が増すでしょう。
まとめ
この記事では、JCRファーマの会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。
JCRファーマは、医薬品業界でかなりの売上高と採用倍率を誇る難関企業です。
しかし、適切な準備をすることで、内定を獲得することは充分に可能です。
JCRファーマのエントリーシート攻略のポイントは以下の3つです。
まず第一に、JCRファーマの企業理念を理解し、共感することが大切です。
企業の理念に共感し、自分の志向と結びつけることで、志望動機や適性を明確に示すことができます。
次に、論理的な文章構成と具体的なエピソードを用いてアピールすることが必要です。
抽象的な表現よりも、具体的な経験や実績を交えた説得力のある文章を作成することで、自己PRを効果的に行うことができるでしょう。
そして最後に、熱意と意欲を伝えることが重要です。
JCRファーマへの強い志望意欲や、その企業で成長し貢献したいという情熱を文章や表現を通じて伝えることが求められます。
これらのポイントを意識して、しっかりと準備を行えば、JCRファーマへの就職は夢ではないでしょう。
この記事が、JCRファーマの内定に一歩近づくための参考になることを願っています。