東芝インフラシステムズのエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/6/21更新
はじめに
この記事では、東芝インフラシステムズ株式会社(以下東芝インフラシステムズ)への就職を目指しているものの、エントリーシートの書き方に不安を感じている方へ向けて、書き方のポイントについて詳しく解説しています。
特に東芝インフラシステムズならではのエントリーシートでのアピール方法から、実際の記載例まで分かりやすく紹介しています。
ほかにも東芝インフラシステムズが求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しく紹介していますので、東芝インフラシステムズの内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。
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東芝インフラシステムズの概要
初めに、東芝インフラシステムズとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
東芝インフラシステムズとは
東芝インフラシステムズは、2017年に設立された社会インフラ事業関連の製造メーカーです。
東芝インフラシステムズの事業内容は、社会システム、電波システム、セキュリティ・自動化システム、鉄道システム、産業システム、ビル・施設ソリューションなど、多岐にわたるインフラシステムの開発・製造・販売です。
本社は神奈川県川崎市にあり、全国に39箇所の支社、支店、営業所、生産・加工施設を展開しています。
また、東芝インフラシステムズは、IoTやAI技術を取り入れ、より安全で快適な社会インフラシステムの構築を目指している企業です。
同社は、東芝グループの一員として、長年にわたり培ってきた技術力と経験を活かし、公共性の高い顧客に対して信頼性の高い製品・システム・サービスを提供しています。
特に、鉄道システムや防衛省向けのミサイル・レーダーなどの電波システム事業においても高い評価を得ているのです。
ISO 45001やISO 14001などの国際規格の認証を取得しており、品質管理や環境保護にも積極的です。
主要子会社として東芝テリーや西芝電機などがあり、これらの子会社と連携して事業を展開しています。
このように、東芝インフラシステムズは社会インフラの発展に貢献するために、技術革新と品質向上を追求し続けています。
東芝インフラシステムズの採用難易度
東芝インフラシステムズの採用難易度は、それほど高くはないでしょう。
給与水準や福利厚生は、いたって平均的だからです。
基本的な質問である「ガクチカ」「志望動機」に的確に答えられれば、採用の確率はグッと高まります。
本記事を参考に選考対策をして、ぜひとも内定を勝ち取りましょう。
東芝インフラシステムズの採用大学
東芝インフラシステムズの採用大学に関する情報は、ネット上に存在しませんでした。
ですが、東芝インフラシステムズの求人倍率や給与水準を鑑みると、学歴フィルターは明確にはないでしょう。
東芝インフラシステムズの内定を得るためには、エントリーシートをはじめとする選考対策が重要です。
以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。
東芝インフラシステムズが求める人材とは?
東芝インフラシステムズが公表している「求める人材」について解説します。
東芝インフラシステムズは、エネルギー業界のリーディングカンパニーとして優秀な人材を求めています。
東芝インフラシステムズが求める人材像は以下の通りです。
1.「アタリマエ」を共に創って行ける人材
東芝インフラシステムズは社会インフラを支える企業として、時代と共に変遷する「アタリマエ」を常にアップデートし続けることを重視しています。
そのため、既成概念に捉われない発想と技術で新しい価値を創造し続ける挑戦心とグローバルな視野を持ち、地道で根気強い取り組みを共に進めていける人材が求められるでしょう。
2.誠実で倫理観のある人材
社会インフラに関わる企業として、東芝インフラシステムズは社会に対して誠実であることが大前提です。
社会に暮らす人々に真摯に寄り添い、お客様やパートナー企業と共に社会・産業インフラをより身近で豊かなものに変革していくためにも、強い倫理観を持つ人材が求められます。
3.仲間とのコミュニケーションを大切にする人材
東芝インフラシステムズの製品・サービスは、社内の仲間だけでなく、お客様やパートナー企業とのコラボレーションによって創造されています。
そのため、コミュニケーション能力が高く、チームワークを大切にし、多種多様な職種の方々と協力して仕事を進められる人材が求められるでしょう。
以上の3つの要素は、東芝インフラシステムズが求める人物像の重要なポイントです。
エントリーシートや面接では、これらの要素を意識して選考に臨んでください。
東芝グループ各社の採用方向性の違いは?
東芝グループは、東芝インフラシステムズをはじめとする複数の子会社から構成されています。
各社の事業内容や規模は異なるため、採用の方向性にも違いがあるのです。
東芝インフラシステムズ株式会社
東芝インフラシステムズ株式会社は、社会インフラを支える製品やサービスを提供する企業です。
技術職を中心に、インフラシステムの設計・開発・保守に携わる人材を募集しています。
特に、IoTやAI技術を活用したスマートインフラの構築に力を入れており、これらの分野での知識や経験を持つ人材を歓迎しているのです。
東芝エネルギーシステムズ株式会社
東芝エネルギーシステムズ株式会社は、エネルギーソリューションを提供する企業として、技術職、営業職、管理職を募集しています。
特に、再生可能エネルギーや省エネルギー技術の開発に注力しており、これらの分野での専門知識や技術力を持つ人材を求めているのです。
新卒採用においては充実した研修制度や福利厚生が整っており、社員の成長と働きやすさを重視しています。
東芝デバイス&ストレージ株式会社
東芝デバイス&ストレージ株式会社は、半導体やストレージデバイスの開発・製造を行う企業です。
技術職を中心に、半導体技術やデバイス開発に関する専門知識を持つ人材を求めています。特に、パワー半導体や次世代メモリ技術の開発に注力しており、これらの分野での研究開発経験がある人材を積極的に採用しています。
東芝デジタルソリューションズ株式会社
東芝デジタルソリューションズ株式会社は、ICTソリューションを提供する企業です。
技術職、コンサルタント職を中心に、デジタルトランスフォーメーションを推進するための人材を募集しています。
特に、クラウド、ビッグデータ、AIなどの先進技術を活用したソリューションの企画・開発・導入に携わる人材を求めているのです。
東芝プラントシステム株式会社
東芝プラントシステム株式会社は、プラントエンジニアリングを手掛ける企業です。
技術職を中心に、プラントの設計・施工・保守に関する専門知識を持つ人材を募集しています。
特に、エネルギープラントや産業プラントのプロジェクトマネジメント経験がある人材を歓迎するでしょう。
このように、東芝グループ各社は事業領域に合わせて採用の方向性を定めています。
グループ全体として優秀な人材の確保を目指しながらも、各社の事業特性に応じた人材を重視しているのが特徴です。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
企業はエントリーシートを通じて、就活生の能力や性格が自社に合っているかどうかを重点的にチェックしています。
企業は就活生の人物像や、自社でどのように活躍できるかを知りたがっています。
これは、就活生の優劣を判断するためではなく、それぞれの能力や性格が企業の社風や仕事内容に適しているかを見極めるためです。
また、就活生が社会人として働く意欲が高いかどうかも重要となるでしょう。
高いモチベーションで働く社員は、より良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する可能性が高いからです。
さらに、「志望動機」も重要なポイントです。
「なぜ他の企業ではなくこの企業を志望したのか」を明確に示し、志望度の高さをアピールしましょう。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートは「結論から」書き始めると説得力が増します。
具体的には、以下の順番を意識してエントリーシートを書くことをおすすめします。
- 「結論」を先に示す
- なぜ結論に至ったのか「理由」を書く
- 「具体例」で理由を強調する
- 再び「結論」を強調する
上記のような順序で文章を書くことを「PREP法」といいます。
PREP法を使うことで文章にまとまりが生まれるので、採用担当者にとって就活生がどのようなテーマに焦点を当てているかがよく伝わるでしょう。
東芝インフラシステムズで通過しやすいエントリーシートの書き方は、以下の例文を参考にしてみてください。
私が東芝インフラシステムズ株式会社を強く志望する理由は2点あります。
理由1: 一つ目は、貴社が掲げる「アタリマエを共に創る」という理念に共感し、その実現に貢献したいからです。
具体例: 大学時代、ロボット研究会に所属し、ロボットの自律制御システムの開発に取り組みました。
当初は既存の技術に頼っていましたが、試行錯誤を重ねる中で、新しいアルゴリズムを編み出すことで、より高度な制御を実現できました。
この経験から、「アタリマエ」を変革し、新しい価値を創造することの重要性を学びました。
貴社の挑戦する姿勢に強く共感しています。
理由2: 二つ目は、社会インフラを支える製品・サービスを提供する貴社の事業に魅力を感じ、その一翼を担いたいと考えるからです。
具体例: 学生団体で地域の防災イベントを企画した際、災害時の電力確保の重要性を実感しました。
非常用電源の展示や、災害対策の講演会を開催し、多くの方に関心を持っていただきました。
このような経験から、社会インフラの発展が人々の安全・安心な生活に欠かせないことを強く認識しています。
貴社の事業を通じて、社会に貢献できることを心から願っています。
このように、貴社の理念と事業に共感し、自らの経験と力を活かせると確信したことが、志望する最大の理由です。
入社後は素直に学び、前向きに取り組み、チームと協力しながら社会インフラの発展に尽力する所存です。
東芝インフラシステムズの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、選考通過率がアップするでしょう。
たとえば、東芝インフラシステムズは基本理念として「アタリマエを共に創る」を掲げています。
こういったビジョンや理念を文章に盛り込むといいでしょう。
企業が大事にしている事柄を取り上げ、自分のやりたいことや将来像につなげて文章を作成するのもおすすめです。
数ある業界や競合他社ではなく、「なぜ東芝インフラシステムズを選んだのか」を明確にし、採用担当者がわかるように論理的に説明しましょう。
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートの位置づけは、主に就活生の論理的思考力を試すための手段ととらえると良いでしょう。
もちろん文章の内容も評価の対象ですが、企業は文章構成や、正しい論理に基づいた文章展開にも着目しています。
企業にエントリーシートを提出する前に、文章全体の見直しをしましょう。
また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。
(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)
(b) 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)
(c) 未来目標系(見られている点:大局観、未来志向、社会貢献性)
(d) 価値観系(見られている点:個性的か、技術職適性があるか)
(e) その他(長所・研究内容)
それぞれ設問で「就活生からなにを聞き出したいのか」を意識して、エントリーシートに記入しましょう。
詳しいエントリーシートの対策方法は、以下の記事を参考にしてみてください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
東芝インフラシステムズの選考において、過去のエントリーシートの質問内容と記載例を紹介します。
総合職・技術職のエントリーシート
学生時代に力を入れて取り組んだこと
・学生時代に力を入れたことを教えてください。(500文字以内)
【記載例】
学生時代に力を入れて取り組んだことは、ロボット研究会での自律制御システムの開発です。
当初は既存の技術に頼っていましたが、試行錯誤を重ねる中で課題に直面しました。
例えば、環境の変化に対する適応力が不十分だったり、処理速度が遅かったりと、さまざまな問題がありました。
しかし、諦めずに原因を分析し、新しいアルゴリズムを編み出すことで、一つずつ課題を克服していきました。
最終的には、環境変化に強く、高速な処理が可能な自律制御システムを完成させることができました。
この成果は、研究会の発表会で高く評価されただけでなく、ロボット競技会でも優秀な成績につながりました。
この取り組みを通じて、私は幾つかの重要なことを学びました。
一つ目は、課題に直面しても諦めずに原因を分析し、解決策を見出す姿勢の大切さです。二つ目は、新しいアイデアを恐れずにチャレンジし続けることの重要性です。
そして三つ目は、一人一人の力を結集してチームで取り組むことの価値です。
この経験から、私は「アタリマエ」に捉われず、新しい価値を創造し続けることの大切さを学びました。
東芝インフラシステムズ株式会社の掲げる理念に強く共感しており、この経験を活かして貢献できると自負しています。
ポイント:最初に結論を述べることで、文章にまとまりが生まれます。
企業理念や経営方針と関連した内容を盛り込むことで、情報収集能力の高さや価値観がマッチしていることをアピールできるでしょう。
社会で実現したいこと
・仕事をする上での夢や目標、「東芝」という自己実現の場を通して、自らが社会で実現したいビジョンを教えてください。
【記載例】
私の夢は、社会インフラの進化を通じて、人々の安全・安心な生活を支えることです。
東芝インフラシステムズ株式会社は、社会システム、電波システム、セキュリティシステムなど、社会を支える重要なインフラを提供する企業です。
貴社の製品・サービスは、人々の命を守り、快適な生活を実現する上で欠かせません。
私は学生時代、ロボット研究会で自律制御システムの開発に取り組む中で、テクノロジーの可能性と重要性を実感しました。
また、地域の防災イベントを企画した際、災害時の電力確保など、インフラの重要性を改めて認識しました。
こうした経験から、社会インフラの発展なくして、人々の安全・安心は守れないという強い想いを抱くようになりました。
貴社で働くことで、最先端のテクノロジーを活かしながら、社会インフラの高度化と安定供給に貢献できると考えています。
私の目標は、お客様をはじめ、社会に暮らすすべての人々の「あたりまえ」を支え、より良い社会を実現することです。
貴社の一員となり、誠実な姿勢でチャレンジを重ね、この目標の実現に尽力する所存です。
ポイント:結論ファーストで展開している点が評価できるでしょう。
時系列順に文章を組み立てて、端的に表現している点も評価ポイントです。
まとめ
本記事では、東芝インフラシステムズの会社概要と、同社が求める人材像、採用方針などについて解説しました。
東芝インフラシステムズは、社会インフラ関連の製品・システムを開発・製造・販売する企業です。
社会システム、電波システム、セキュリティシステムなど、幅広い分野で事業を展開しています。
同社が求める人材は、「アタリマエ」を共に創造する熱意と行動力、誠実さと倫理観、コミュニケーション能力とチームワークの精神を兼ね備えた人物です。
入社後は長期的なキャリア形成を支援し、多様な働き方を尊重する方針です。
エントリーシートを書く際は、上記の人物像に合致する具体的な経験や考え方を盛り込みましょう。
特に、新しいことにチャレンジし続ける姿勢、社会に貢献したいという強い想いを伝えることが求められます。
この記事が、東芝インフラシステムズ株式会社の企業理解を深め、内定に一歩近づくための参考になれば幸いです。
志望動機や自己PRなど、エントリーシートの書き方の参考にしていただけますと幸いです。