グノシーのエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/6/21更新
はじめに
この記事では、株式会社グノシー(Gunosy)への就職を目指しているものの、エントリーシートをどのように記述すればいいのかわからず不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。
特にグノシーならではのエントリーシートでのアピール方法から実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。
また、グノシーが求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、グノシーの内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。
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株式会社グノシーの概要
出典元:株式会社グノシー
初めに、株式会社グノシーとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
グノシーとは
株式会社グノシーは、2012年に設立されたニュース配信アプリを中心に、広告事業や他のメディアサービスを展開している日本のソフトウェア会社です。
主な事業としてニュース配信アプリ「グノシー」を運営しており、ユーザーにパーソナライズされたニュースや情報を提供しています。
アプリには機械学習技術が活用されており、ユーザーの興味や閲覧履歴に基づいて最適なコンテンツをレコメンドするのが特徴です。
そのユーザビリティの高さから、多くの利用者に支持されています。
また、同社は広告事業にも力を入れており、ユーザーの嗜好に合わせたネイティブ広告を配信していることにも注目です。
これにより、広告主に対して高い広告効果を提供しつつ、ユーザー体験を損なわない収益モデルを確立しています。
このように、グノシーは「情報で人をつなげる」というビジョンのもと、データに基づく意思決定を重視し、革新を追求する企業文化を持って社会貢献しているため、将来性にも期待できるでしょう。
グノシーの採用難易度
グノシーの採用難易度はやや高めです。
採用選考フローに特殊なものはなく、職種によっては高専卒でも採用選考に応募可能です。
そのため誰にでもチャンスがあるでしょう。
しかし、東京証券取引所プライム市場に上場しており、就活生からの人気も高いことからも、ライバルのレベルは高くなることが予想されます。
同社の採用大学の実績は公表されていませんが、職種によっては高専卒の学歴の人にも門戸を開いています。
そのため学歴フィルターがないと考えられるでしょう。
それでも、雇用条件が良く知名度や人気も高いため、ライバルと差別化できるように選考対策をしなければなりません。
こうした背景から、同社に合わせた選考対策を十分に講じた上で内定獲得を目指すべきです。
グノシーの採用大学
グノシーの採用大学の実績は以下の通りです。
具体的な大学は公表されていませんが、社員インタビューをはじめとした情報から出身大学が確認でき、有名・難関大学出身者が多いことがわかりました。
しかし、職種によっては高専卒でも応募可能となっていることから、学歴フィルターは存在しないと考えられるでしょう。
<大学> 東京大学、東京工業大学、東京都立大学、上智大学、早稲田大学、関西学院大学、慶應義塾大学、名古屋大学、室蘭工業大学など |
学歴フィルターはないと考えられますが、確認できる大学は有名・難関大学出身者が多いため、ライバルとなる就活生のレベルは高くなると予想されます。
学歴フィルターについて興味がある人は、以下の記事に内容を記載しているのでぜひ記事を参考にしてください。
グノシーが求める人材とは?
グノシーでは、公式サイトに掲載されている採用情報にて下記のような人材を求めていることを発信しています。
- 「情報を世界中の人に最適に届ける」というビジョンに共感できる方(ビジョンドリブン)
- 当事者意識を持って、サービスをより良くしたい方(課題解決型)
- 目標達成のためにチームメンバーと協働して仕事ができる方(チーム感)
- 向上心があり、挑戦し続け、失敗から学ぶことができる方(チャレンジ精神)
- 数値に基づいたコミュニケーションができる方(数値感)
- その場しのぎのためではなく、長期的価値をつくるために仕事ができる方(中長期的な視点)
上記のほかに、職種やポジションによって求められる人物像について公表されているため、応募する際には必ず確認を行いましょう。
公表されている人物像に「数値に基づいたコミュニケーションができる方」とあるように、同社は「神の上に数字を置く」という共通理念のもと、数字的根拠を重視しています。
そのため、採用選考にて自己PRを行う際には、数字を用いて成果や自身の強みをアピールすると、同社のカルチャーにマッチしやすくなります。
そのほかインターンシップや会社説明会を通じて、雰囲気や考え方への理解を深めておけば、内定獲得の成功率が高まるはずです。
グノシーとグループ会社の採用方向性の違いは?
グノシーのグループ会社には、株式会社ゲームエイトや株式会社Smarpriseがあります。
株式会社ゲームエイトの採用情報を確認すると「Addicted to.(自らが夢中になること)」「Based on flat.(フラットな目線で関わること)」「Conscious of PRO.(当事者意識を持つこと)」といった企業文化・価値観であることが公表されています。
これらはグノシーの求める人物像にも共通していることから、両社には採用の方向性に違いはないといえるでしょう。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
企業はエントリーシートから、就活生の能力や性格が自社にマッチしているかを重点的にチェックしています。
一般的に、面接時では大学生時代の積極的な取り組みや学びへの姿勢、志望理由を示す自己PRや志望動機が求められるでしょう。
採用担当者は、就活生の個性や能力をより詳しく知るための指標として、アルバイトやボランティアなど、学校外での活動についても確認することがあります。
このように、エントリーシートの項目は、就活生の能力や性格が企業の文化や業務にどう適合するかという適性を把握するのに役立つツールです。
別の言い方をすると、どれほど優れた能力を持っていても、企業が求める要素や社風に合わなければ落ちる可能性があるのです。
例えば、「協力して働くのが難しいかもしれない」「チームにうまく溶け込めないかもしれない」という理由で、書類選考を通過できないことがあります。
エントリーシートは自身をアピールするためのプレゼン資料でもあるため、論理的かつ採用担当者が読みやすいように取りまとめることが重要です。
自分の考えを文章にして正確に伝えることは、社会人にとって必要不可欠な能力であるため、内容と同様にチェックされるでしょう。
エントリーシートを通じて企業は何を確認したいのか意識すると、書類選考の通過率を高めることができます。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートは結論から書き始めると説得力が増します。
以下の順番を意識すると良いでしょう。
- 結論を提示する
- 結論に至った理由を書く
- 理由を強調するために具体例を用いる
- 結論を強調する
この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。
以下の例文を参考にしてください。
結論:私がグノシーの仕事を志望する理由は2点あります。
理由:1点目は、常に最新の技術を活用し、革新的なサービスを提供する企業で働きたいと考えています。
具体例:貴社ニュース配信アプリをはじめとする多くのメディアサービスで豊富な実績を持ち、特に機械学習やデータ解析を駆使してユーザー体験を向上させている点に魅力を感じています。
結び:私のこれまでのデータサイエンスやソフトウェア開発の経験を活かし、グノシーの技術革新に貢献しながら、自身のスキルをさらに磨きたいです。
理由:2点目は、私は社会に貢献し、ユーザーにとって有益な情報を提供する仕事に強い関心があるからです。
具体例:貴社が提供するニュースアプリでは、幅広いジャンルのニュースや情報を迅速かつ正確に届けることで、ユーザーの知識を豊かにし、日常生活をサポートしています。
結び:私もこのような意義のあるサービスを提供するチームの一員として、ユーザーにとって価値のある情報を届けたいと考え志望しました。
グノシーの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
グノシーのように、ニュースアプリの制作や情報メディアの運営をしている企業は多数あり、提供するサービスが類似していることも多いです。
そのため、多くの選択肢から「グノシーを選んだ理由」を伝えるためには、自身が求められている人物であることが伝わるエピソードはもちろん、グノシーの価値観やカルチャーを文章に取り入れると良いでしょう。
また、同社はニュースアプリをはじめ自社開発しているため、製品についてどんな特徴や可能性を感じたのかなども説明できると、他社との差別化が図りやすいです。
ただし、無理に価値観やカルチャーを取り入れすぎて、文章自体のバランスが崩れては意味がないのでご注意ください。
価値観やカルチャーは企業のホームページはもちろん、インターンシップや会社説明会への参加でもヒントを得られるため、積極的に行動しましょう。
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートの位置付けは、就活生のコミュニケーション能力や表現力、論理的思考力を試しているセクションと捉えると良いでしょう。
記述内容の評価はもちろん、文章の論理的な展開や順序立て、内容に一貫性があることや、主題や目的の明確さなど、文章の構造に関する基準も重視されます。
エントリーシートは自己アピールするためのプレゼン資料ともいえるため、採用担当者が読みやすいように配慮することも大切です。
こうした配慮は社会人になってからも必要不可欠なため、自分本位の読みにくい内容だと評価が下がってしまうでしょう。
自分をアピールしたい気持ちが先行しがちですが、採用担当者に「会ってみたい」「一緒に働けそう」と感じてもらえるような内容にまとめてください。
業界や企業についての研究を示すために、業界用語を盛り込むことは一般的です。
しかし、過度な詰め込みや誤った使い方には注意しましょう。
提出前に、論理展開や文章構造、内容を客観的に見直すことをおすすめします。
また、企業が設問ごとに重視する点は以下のように分類されます。
(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)
(b) 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)
(c) 未来目標系(見られている点:大局観、未来志向、社会貢献性)
(d) 価値観系(見られている点:個性的か、コンサルタント適性があるか)
(e) その他(長所・研究内容)
設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。
また、対策をする上で必要な情報が以下の記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
グノシーの選考において、過去にエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。
総合職のエントリーシート
志望動機
・志望理由
【記載例】
志望した理由としては2つあります。
「情報を世界中の人に最適に届ける」というミッションに共感したことと働くことを通じて、社会に貢献をしていきたいという思いの2つです。
1つ目の理由として、予備校バイトの経験があります。
様々な情報が溢れている中で、本当に必要となる情報を手に入れることができていない人がいると考えています。
高校生と保護者と話をすると受験に関する情報を十分に得られておらず、説明をすることが多くありました。
説明をするのも仕事ですが、必要な情報が適切に届いていない現状を変えていきたいと考えています。
2つ目の理由はインターンに参加した経験やHPやIR資料を読んで感じたことです。
年齢に関係なく数字を重視して、ユーザー目線で考えメンバーとともに挑戦できる環境であることに魅力を感じました。
将来的には変化の大きい世の中において人が自信を持って振る舞える、一歩踏み出す挑戦ができる社会を目指していきたいです。
そのためには納得感のある意思決定が必要であると思います。
その意思決定を行うことができる情報のプラットフォームを創り、携わって情報の適切な発信者となり社会に貢献していきたいです。
ポイント:
結論ファーストで展開しており、2つの志望理由も簡潔でわかりやすく説明できている点が評価できます。
予備校のアルバイト経験という、一見してグノシーの業務とは無関係の仕事の中から「情報の発信」という共通事項を見つけ、志望理由に昇華させているのも重要なポイントです。
2つ目の理由においても、意思決定する際に重視されている「神の上に数字を置く」という共通理念に触れることで、自身が同社にマッチした人材であることをアピールできています。
自己PR
・力を入れたこと
【記載例】
目標を達成するために行動することを通じて、チームに影響を与え率いることができることが私の特徴です。
予備校アルバイトの募集活動に力を入れてきました。
私が働いていた予備校は入学者が少ないことが課題でした。
私は募集担当のリーダーとなり、5人の同僚をまとめ、受験勉強を早くスタートさせるために外部生の体験申込数増加と入学率向上の2つに取り組みました。
工夫したことは情報共有と役割分担です。
月に2回会議を行い、広報活動やイベントの施策、体験を考えている生徒や入学まで導く日程などの情報を共有してきました。
イベント運営、広報活動など、一人一人に仕事を任せ、当事者意識を持って取り組むようにしました。
活動の結果前年よりも20名入学者が増加しました。
社会人としても目標へ向けて責任を持って行動して、周りを巻き込んでお客様に付加価値を提供できる人材になりたいです。
ポイント:
結論ファーストで展開し、どのような強みがある人材なのかが一目で伝わる点が評価できます。
また、文章が簡潔に書かれているため、読み手が内容を把握しやすくなっているのもポイントです。
具体例においても、同僚の人数や会議の回数、成果である入学者の人数など数字を絡めて説明することで、企業文化にマッチしていることがアピールできています。
まとめ
この記事では、グノシーの会社概要、求められる人物像やエントリーシートの書き方について解説しました。
グノシーは、ニュース配信アプリを中心に広告事業や他のメディアサービスを展開している日本のソフトウェア会社です。
革新的な技術を用いているだけではなく、日常生活で欠かせないニュースを正確かつ迅速に配信することで、社会貢献性も高いです。
同社の就職難易度はやや高めで、社員インタビューなどから出身大学を確認すると有名・難関大学出身者が多いことがわかるでしょう。
職種によっては、高専卒の学歴であっても応募対象となっていることから、学歴フィルターはないと考えられます。
しかし、ライバルとなる他の就活生のレベルが高いことが予想されるため、エントリーシートや面接への対策は怠れません。
エントリーシートでは、志望動機や自己PRに求められる人物像の要素を盛り込むことで、効果的にアピールしてください。
また、グノシーの方針や理念に共感し、それを実行できることも重要なポイントです。
ただし、自身が求められている人材であることをアピールすることは重要ですが、強みや成功体験を記述するだけでなく、採用担当者に適性や企業への適合性を明確に伝えてください。
彼らに「会って話を聞きたい」「うちの会社にマッチしている」という印象を与えることが肝要です。
エントリーシートを書く際には、読み手の感じる印象を意識し、書き終えたら客観的に見直しましょう。
これらのポイントを押さえることで、誰にでも内定獲得のチャンスがあります。
グノシーへの採用選考応募を検討している方は、内定獲得のために是非本記事を参考にしてください。