ブルボンのエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/6/21更新
はじめに
この記事では、ブルボンへの就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。
特にブルボンならではのエントリーシートでのアピール方法から実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。
また、ブルボンが求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、ブルボンの内定を目指す就活生は、ぜひ最後までご覧ください。
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ブルボンの概要
出典元:ブルボン 公式HP
まずは、ブルボンがどんな企業なのかを簡単に紹介します。
ブルボンとは
ブルボンは、新潟県柏崎市で和菓子の老舗「最上屋」を前身とする「北日本製菓」が起源で、大正13年に創業されました。
創業者の吉田吉造さんは、関東大震災の影響で地方への菓子供給がストップした状況を見て、「地方にも菓子の量産工場を」と決意し、柏崎駅前でビスケットの製造を開始したのです。
1954年には新潟証券取引所に上場し、柏崎市で設立された企業として初めて株式を公開しました。
その後、昭和36年に菓子類やコーヒーなどに「ブルボン」の商標を登録し、粉末インスタントコーヒーに初めて使用したのです。
洋風菓子商品の総称として使用されるようになり、平成元年に会社名を「株式会社 ブルボン」に変更し、ブランドと会社名を統一しました。
現在ではビスケット類のほかにも米菓、デザート、飲料など幅広い商品を製造しており、「ルマンド」「シルベーヌ」「アルフォート」などのロングセラー商品を数多く輩出しています。
ブルボンの採用難易度
ブルボンの採用難易度はそれほど高くありません。
採用大学の偏差値はあまり関係なく、全国のさまざまな大学で採用の実績があることからも明らかです。
ただし、多くの就活生にチャンスがあるということでもあるため、決して油断せずしっかりと企業分析をして臨みましょう。
ブルボンの採用大学
ブルボンの採用大学の実績は以下の通りです。
偏差値にあまり関係なく、さまざまな大学から採用していますので、いわゆる学歴フィルターは存在していないと考えられます。
<大学> 北海道大学、岩手大学、秋田県立大学、山形大学、東北大学、東北学院大学、新潟大学、新潟薬科大学、新潟工科大学、新潟県立大学、長岡技術科学大学、新潟医療福祉大学、新潟国際情報大学、筑波大学、高崎経済大学、女子栄養大学、青山学院大学 |
採用実績のある大学を見ると、中堅以上ではあるものの、難関大学ばかりではなく多くの大学から採用しているため、選考難易度は高くないといえるでしょう。
以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。
ブルボンが求める人材とは?
ブルボンは、ただおいしいお菓子を提供するだけでなく、人々の心にやさしさや豊かさをもたらすことを目指している会社です。
「おいしさ、思いやり、いつもいっしょに」をスローガンに掲げ、幅広いカテゴリーの商品を国内外のさまざまな人々に届けています。
ブルボンの製造設備の60〜70%は自社開発であり、他社には真似できないオリジナリティの高い商品を生み出しているのです。
創業100周年を迎える2024年に向けて、グローバル化を推進し、社員一人ひとりが前向きに取り組んでいます。
ブルボンが求める人材は、「意欲」「チャレンジ精神」「ねばり強さ」「積極性」「感謝の気持ち」の5つのキーワードを持つ人です。
「何かをやりたい」という意欲を持つ人には積極的にチャンスを与え、会社を変えていくことが可能です。
自分の目標を持ち、積極的に取り組むことができる人材をブルボンは求めています。
ブルボンと他社との採用方向性の違いは?
ブルボンは「おいしさ、思いやり、いつもいっしょに。」をスローガンに掲げ、心と体の健康づくりを大切にしている会社です。
ビスケットやチョコレートなど多様なカテゴリーの商品を提供し、生活習慣病予防のための機能性食品や健康食品の開発も進めています。
他社とは異なり、ブルボンは自社の製造設備の60〜70%を自社開発し、オリジナリティの高い商品を生み出すことで独自性を実現しているのです。
また、省資源などの環境保全活動や従業員の健康増進による生産性向上を目指す健康経営にも、積極的に取り組んでいます。
ブルボンはさまざまな活動を通じてSDGs(持続可能な開発目標)の達成を目指し、「健康増進総合支援企業」として社会への貢献を続けているのです。
ブルボンは製造保証本部、開発開拓本部、人智財本部、経営企画研究本部の四本部体制で各部門の連携を強化し、責任分担と権限を明確化してスピード感を持って活動しています。
ブルボンの採用方針では、「意欲」「チャレンジ精神」「ねばり強さ」「積極性」「感謝の気持ち」を重視しており、他社にはない健康経営と持続可能な開発目標への取り組みが特長です。
自身の成長と社会貢献を両立させたい就活生にとって、ふさわしい企業と言えるでしょう。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
エントリーシートは、就活生の能力や性格が企業にマッチしているかを確認するための重要なツールです。
企業は、就活生がどのような人物であり、自社でどのような貢献ができるかを知りたいと考えています。
これは、就活生の特性が企業の文化や業務にどれだけ適応できるかを判断するためです。
就活生の企業で働く意欲も重要な評価ポイントとなるでしょう。
高いモチベーションを持つ社員は、優れたパフォーマンスを発揮し、企業に大きな貢献をもたらすためです。
また、「なぜ他の企業ではなくその企業を志望したのか」を明確に示すことも求められます。
企業は、就活生が自社を選んだ理由を重視しており、その志望動機が具体的で納得できるものであることを期待しているのです。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートは結論から書き始めると説得力が増します。
以下の順番を意識すると良いでしょう。
- 結論を提示する
- 結論に至った理由を書く
- 理由を強調するために具体例を用いる
- 結論を強調する
この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。
以下の例文を参考にしてください。
結論:私が菓子業界を志望する理由は2点あります。
理由:1点目は、周囲を巻き込みながら問題解決できる私の強みが、菓子業界で最大限に発揮されると考えるからです。
具体例:私はバイトリーダーとしてカフェの運営を行っています。
運営においては、問題を共有する場を設けたり、お客様との個別対応を担当することで諸問題を解決してきました。
結び:この強みを発揮できると考え、菓子業界を志望します。
理由:2点目は、幅広い商品開発やマーケティングに深く携わることで、さまざまなスキルを吸収し、成長したいと考えているからです。
具体例:現代では、コロナウイルスやIT、グローバル化の影響で日々社会が激しく変化しています。
その変化に適応し、活躍していくためには、自身の能力を高めることが不可欠です。
菓子業界では、商品の開発からマーケティングまで幅広い業務に携わり、常に新しい情報やトレンドを取り入れ、顧客のニーズに応えるための環境が整っています。
このような環境で働くことで、自分自身の成長が期待できると確信しています。
結び:そのため、自身が成長できる環境があるという点から、菓子業界を志望しています。
ブルボンの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、通過率が上昇するでしょう。
例えばブルボンの場合、「利害相反する人を含めて、集団の生存性を高める」が経営理念です。
この方針は自社のみならず、ブルボンに関わる株主、消費者、流通、国・県・市町村、取引先、金融機関、従業員など、七つの媒体と連携し合い、共に生存性を高めることを基本としています。
消費者が望む革新的商品やサービスを継続的に提供することを使命とし、地方にありながらも世界につながるグローバル企業であり続けることを目指しているためです。
また、心と体の健康づくりをテーマに、文化・芸術、スポーツ支援などを通じて社会に貢献する活動も推進しています。
併せて、ブルボンは持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目標とし、収益力、生産性向上、資本効率等の改善を図るために投資効率を重視した経営をしているのです。
それぞれの部署における業務の効率化を目指した施策を講じるとともに、管理の強化を進めています。
このように、ブルボンの経営理念や企業文化を理解し、それに共感することが、エントリーシートでの説得力を高めるポイントです。
数ある企業や業界がある中で、なぜ「ブルボン」を選ぶのかを論理的に説明できるようにしましょう。
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートは、就活生の論理的思考力を試すための重要なセクションです。
もちろん文章の内容も評価の対象になりますが、最も注目されるのは文章の構造や論理展開に問題がないかどうかです。
そのため、企業に提出する前に、必ず論理展開や文章構造を見直すことが重要です。
また、エントリーシートの設問ごとに企業が見ているポイントは以下のように分類されます。
(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)
(b) 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)
(c) 未来目標系(見られている点:大局観、未来志向、社会貢献性)
(d) 価値観系(見られている点:個性的か、コンサルタント適性があるか)
(e) その他(長所・研究内容)
設問ごとに何が見られているかを意識しながらエントリーシートの対策を進めることが重要です。
また、対策をする上で必要な情報が以下の記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
ブルボンの選考において、エントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。
菓子業界のエントリーシート
志望動機
・菓子業界を志望する理由をご記入ください。(400文字以下)
【記載例】
私が貴社を志望する理由は2つあります。
1つ目は、私のキャリア形成において貴社が非常にマッチしている点です。
学生時代より、食品ロスを減らすプロジェクトに取り組んできました。
この経験を活かし、今後は食品業界でサステナビリティとイノベーションを推進する人材になりたいと考えています。
2つ目は、貴社の研修制度に大きな魅力を感じたからです。
「利害相反する人を含めて、集団の生存性を高める」という経営理念のもと、多様な知識とスキルを身につけることができる環境に共感しました。
私は過去に取り組んだプロジェクトで、自分の専門領域外の問題に直面し、プロジェクトが遅延した経験があります。
この経験から、幅広い視点で問題を解決する力が重要であると痛感しました。
貴社の総合力を身につける研修制度は、私が目指す成長に非常に適していると考えています。
よって、私は貴社で自分のキャリアを築き、貢献したいと強く思っています。
ポイント:
志望動機の理由として具体的な経験をもとに話している点が、非常に好印象です。
良いところは、食品ロスプロジェクトや研修制度に関する経験が、ブルボンの取り組みとリンクしていることを具体的に述べている点です。
ブルボンの具体的な取り組みや経営理念について触れ、しっかりと企業研究をしていることが伝わってくるでしょう。
これは、志望度の高さを示す重要な要素です。
自身の成長に対する強い意欲を持っていることが明確に示されており、ポジティブな姿勢を感じます。
特に幅広い知見を身につけたいという志向は、企業にとっても価値のある要素です。
改善点としては、食品ロスのプロジェクトや研修制度についての具体例も良いですが、もう少しブルボンの具体的な業務やプロジェクトとどのように関わるのか、さらに具体的に説明できると良いでしょう。
また、一部の表現が抽象的であるため、もう少し具体的な言葉を使って面接官に明確なイメージを持たせると良いです。
例えば、「幅広い視点で問題を解決する力が重要」という部分を具体的なスキルや能力に落とし込むと効果的でしょう。
全体的に非常に良い内容で、企業研究もしっかり行なっている点や、自己成長への意欲が伝わる点が高評価です。
もう少し具体的な例を加えることでより説得力のある志望動機となり、さらに面接官に好印象を与えられるでしょう。
自己PR
・自己PR(何かご自身でやり遂げた経験を具体的にご記入ください)(400字)
【記載例】
私の強みは、困難な課題に対しても粘り強く取り組み、最後までやり遂げる力です。
その強みを発揮した経験として、大学時代に所属していたボランティアサークルでの活動が挙げられます。
サークルでは、地域の子どもたちを対象とした学習支援を行なっていました。
ある時、ある子どもが勉強になかなか集中できずに困っていました。
私は、じっくり話をし、信頼関係を築きました。
その結果、その子どもの表情は明るくなり、勉強に集中できるようになりました。
この経験から、困難な課題も粘り強く取り組み、最後までやり遂げる大切さを学びました。
また、相手の課題や悩みを理解し、その人にとって最適な解決策を導くことができることも学びました。
この強みを活かして、菓子業界で、消費者のニーズに応え、新しい商品開発に挑戦していきたいと考えています。
私の強みを活かし、消費者の期待を超える商品を開発し、社会に貢献していきたいと強く思っています。
ポイント:
具体的な経験を提示している点が好印象です。
ボランティアサークルでの活動を通じて自身の強みを明確に伝えています。
また、実際のエピソードがあることで、粘り強さとコミュニケーション能力の信憑性が増しています。
困難な状況でも粘り強く取り組み、最終的に問題を解決したことを具体的に示しているため、問題解決能力がしっかり伝わってくるでしょう。
さらに、菓子業界に対する熱意を感じます。
自分の強みを活かして消費者のニーズに応えたいという意欲が強く伝わり、企業が求める姿勢がしっかりと表現されているといえるでしょう。
ただし、改善点もあります。
ボランティアの経験は素晴らしいですが、菓子業界に直接関連するエピソードがあればさらに説得力が増すでしょう。
例えば、食品関連のプロジェクトやインターンシップの経験があれば加えることをおすすめします。
自身の強みを具体的な経験を通じて伝え、菓子業界への熱意も感じられるため、全体的に非常に良い内容です。
もう少し業界に直結する具体例を追加し、結びの部分を強化することで、さらに説得力が増すでしょう。
まとめ
ブルボンへのエントリーシート対策をまとめて解説してきました。
重要なポイントは、自分自身の経験とブルボンの価値観や企業文化をいかに結びつけるかです。
ブルボンは「おいしさ、思いやり、いつもいっしょに」というスローガンのもと、革新的な商品を生み出し、心と体の健康を大切にしている企業です。
志望動機や自己PRを書く際には、具体的なエピソードを通じて、自分の強みや価値観がブルボンの企業理念にどうフィットするかを明確に示しましょう。
ブルボンは持続可能な開発目標(SDGs)達成を目指し、環境保全活動や健康経営に積極的に取り組んでいます。
このような企業の取り組みに共感し、自分がどのように貢献できるかを具体的に示すことが、エントリーシートの評価を高める鍵です。
エントリーシートを書く時は、論理的な構造と明確な論理展開が重要です。
結論から始め、理由と具体例を示し、再び結論を強調することで読み手に理解しやすく、説得力のある文章を作成できるでしょう。
ブルボンの企業理念やカルチャーを深く理解し、自分の経験や強みと結びつけることで、志望動機に一貫性を持たせ、面接官に強い印象を与えられます。
この記事を参考に、エントリーシート作成の際には自分の価値観や目標が、ブルボンとどうマッチするかをしっかりと伝え、内定獲得に向けて準備を進めてください。