ベネッセが行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介

ベネッセが行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介

2024/6/21更新

はじめに

本記事では、株式会社ベネッセ(以下ベネッセ)のインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。

結論から言うと、インターンシップの選考でも、本選考で内定が出るレベルまで対策を進める必要があります。
もちろんインターンシップのほうが合格者数の枠も多いですが、非常に人気が高く、エントリーする就活生もレベルが高いです。
確実にインターンに参加したいと考えているのであれば、対策は必須です。

 

本記事は、特に以下のような就活生に向けて記事を執筆しています。

対象
  • ベネッセの選考を受けるにあたり、何から始めていいか分からない
  • ベネッセのインターンに参加するメリットはあるか
  • ベネッセの選考対策を知りたい

このようなベネッセを志望する就活生に向けて、役立つ情報をまとめています。

この記事を読んで不安を解消し、選考対策に取り組み始めましょう。

 

また以下にベネッセを志望している方におすすめな記事を紹介しますので、ぜひ併せて読んでみてください。

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ベネッセの基本情報

ベネッセとは

出典元:Benesse|ベネッセグループ

社名株式会社ベネッセコーポレーション
本社所在地岡山県岡山市北区南方3-7-17
主な事業内容
  • 国内教育
  • 介護・保育
  • 大学・社会人
グループ会社
  • 株式会社ベネッセコーポレーション
  • 株式会社ラーンズ 
  • Classi株式会社
  • 株式会社東京個別指導学院
  • 株式会社進研アド
  • 株式会社東京教育研(鉄緑会)
  • 株式会社お茶の水ゼミナール
  • 株式会社ベネッセ・ベースコム
  • 株式会社プランディット
  • 株式会社ベネッセ音楽出版
  • 株式会社ベネッセビースタジオ
  • 株式会社ベネッセi-キャリア
  • 株式会社学力評価研究機構
  • 株式会社ベネッセスタイルケア
  • 株式会社ベネッセMCM
  • 株式会社サイマル・ビジネスコミュニケーションズ
  • 株式会社サイマル・テクニカルコミュニケーションズ
  • 株式会社ベネッセインフォシェル
  • 株式会社ベネッセ・インシュアランス・サービス
  • 株式会社直島文化村
  • 株式会社ベネッセビジネスメイト

ベネッセに必要とされる人材像

ベネッセに必要とされる人材像

ベネッセに必要とされる人材像は、採用情報や面接官のインタビューをもとに以下のようにまとめることができます。

求める人材
  • 高いベーススキルを保持している
  • 論理的思考力を持っている
  • 困難に立ち向かう「バイタリティ」がある
  • 顧客の課題を解決するという「本気さ」がある
  • 願いを実現するために挑戦し続けることができる
  • 事業を通して世の中へ貢献したい
  • 教育に対する関心や意欲が高い
  • 企業理念や教育の方向性に共感できる
  • 誠実
  • 好奇心旺盛

ベネッセは業界1位の会社であるため、求められる仕事は非常にハイレベルであり、高い基礎スキルが大前提となるでしょう。

そんな厳しい環境下でも、顧客のために最後まで挑戦し続ける人材を求めています。

これらのことから、選考では粘り強く取り組んだことで乗り越えたエピソードや、教育に強い関心を抱くようになったきっかけなどを、過去の経験をもとに話せると良いでしょう。

その他、困難な課題に直面した際でも本気で向き合い解決していく「バイタリティ」に溢れていることをアピールすることも、おすすめです。

 

ベネッセのインターンに参加するメリット

ベネッセのインターンに参加するメリット

内定を獲得しやすくなる

ベネッセのインターン参加者には、本選考に繋がる優遇があると言われています。

実際公式サイトでも「本選考優遇あり」と明記されており、早期選考に参加しやすいのがメリットです。

通常の選考に比べ倍率が低くなることが予想できるため、内定を得やすくなるでしょう。

優遇される学生は4人に1人と言われており、もし早期選考で不合格になっても、通常選考に再度応募できるでしょう。

選抜された学生は、公開前の企業説明動画や採用ホームページを一般公開前に閲覧できるため、その他の学生より早めに対策にとりかかることができます。

たとえ早期選考ルートへ選ばれずに不合格になっても、諦めることはありません。

インターンに参加していること自体がアピールとなるからです。

ここで業界・企業理解を深め、通常選考の際に志望動機や自己PRのクオリティを上げることもできるので、参加していない学生より内定率は高まるでしょう。

社風を理解できる

ベネッセはとても知名度が高いですが、実際にどのような社員が活躍しており、どのように働いているのか、雰囲気までは理解できないでしょう。

インターネット上で社員の生の声を見つけることはできますが、客観的な情報に過ぎず、信憑性に欠けます。

誰かが感じ取った雰囲気と、自分が感じ取る雰囲気はまったく異なるでしょう。

就職するにあたって社風を体感しておくことは、入社後のミスマッチを防ぐためにとても重要です。

また、 インターンシップに参加することで、ほかの就活生と交流する機会も持てます。

彼らと将来一緒に働くことになる可能性があるのです。

これらはどこを探しても見つけることのできない、インターンシップに参加したからこそ得られる非常に貴重な情報です。

選考対策の材料になる

選考を受けるにあたり、自己分析や企業・業界研究は非常に重要です。

しかし、教育業界を完全に理解して本選考に臨むのは簡単ではありません。

ベネッセとは日本の教育におけるトップ企業であり、長きにわたる知見を活かして圧倒的な実績を誇っています。

そのベネッセが活躍する業界を正しく理解するためには、少しでも実際に業務に携わることが必要です。

インターネット上で業務や業界内での立ち位置を見ることはできるでしょう。

しかし、自分で経験していないことはたとえ言葉で知ったとしても、ほんのわずかな理解にしかなりません。

インターンシップで実際の社員と交流して得た知識は、より有意義な情報になるはずです。

人脈を広げることができる

ベネッセのインターンシップはオンラインで開催されるため、当日は全国の優秀な学生が集まるでしょう。

そのため、教育業界を志望している人にとって非常に刺激的な時間になるはずです。

また、インターンシップでは社員メンターによるフィードバックや懇親会、参加者同士の交流会など、社員と繋がる機会が増えます。

ここに参加している他の学生も同じような就活軸である可能性が高いため、他の企業の情報を共有でき、効率よく就活を進められるでしょう。

こうした機会を持てることはなかなかないため、うまく活用することをおすすめします。

ベネッセが行っているインターン内容

ベネッセが実施している4つのインターンについて概要を紹介します。

インターン内容
  • End-User・企画メソッド
  • 1day Businesses strategy&Marketing
  • 1day Program 教育×Digital
  • User-Based Digital Competition

一つずつ、詳しく見ていきましょう。

End-User・企画メソッド

2024年度の募集概要は、下記の通りです。

開催時期【夏開催分】
8/17(土)、8/18(日)、8/26(月)、8/30(金)、8/31(土)
9/14(土)、9/16(月)、9/20(金)、9/22(日)
開催時間11:00〜18:00
場所オンライン
報酬なし
交通費・宿泊費オンライン支給のため、支給なし

 

応募締め切りは7/16(火)です。

インターン参加に向けた対策は、遅くとも大学3年の4月には始めましょう。

 

1day Businesses strategy&Marketing

2024年度の募集要項は下記のとおりです。

開催時期8/19、8/23、9/9、9/15、9/21
開催時間10:00~19:00
場所オンライン
報酬なし
交通費・宿泊費オンライン支給のため、支給なし

 

応募締め切りは7/16(火)です。

プログラムの流れは以下の通りです。

プログラムの流れ
  • 事前課題に取り組みます。
    ご自宅に教科書が届くので、それを読んでレポートを作成しましょう。
  • 講師とのディスカッション形式で、経営戦略・マーケティングの基礎を学びます。
  • グループワークにて、さらに理解を深めます。
  • 講義をもとに、グループでアウトプットを提出します。
  • 市場の最前線で活躍するベネッセの社員が、一日張り付きでメンターを務めてくれ、個別のフィードバックを受けられます。

このフィードバックには、プロセスを含めた詳細な個人フィードバックも含まれているのです。

こちらも7月が締め切りですので、遅くとも3年生の4月には対策を始めましょう。

 

1day Program 教育×Digital

2024年度募集概要は下記のとおりです。

開催時期8/3・8/4・8/24・8/25・9/7・9/8
開催時間10:00~17:45
場所オンライン
報酬なし
交通費・宿泊費オンライン支給のため、支給なし

 

募集締切は6月13日です。  

こちらのコースについては、エントリーシート提出の際に「ベネッセからの挑戦状」の解答も記入する必要があります。

その他とは少し異なるためご注意ください。

 

User-Based Digital Competition

2024年度の募集要項は下記のとおりです。

開催時期8/10(土)~8/12(月・祝)
開催時間未定
※8/11(日)は自由開発日のため、zoomでの集合はなし
時間も個人で決めることができる
場所オンライン
報酬各賞受賞者は、特待生として「Udemy」の対象講座を1年間自由に選択し、受講可能
受賞有無にかかわらず、優秀な活躍をされた方にはBenesse Corporationの本選考優遇を授与
(初期配属をエンジニアで確約する可能性あり)
交通費・宿泊費オンライン支給のため、支給なし

 

応募締め切りは7/16(火)です。

3日間のスケジュールは以下のような構成です。

1日目
  • 業界1位企業による、「顧客起点のデジタル企画」ワークショップ
  • グループでの顧客視点分析ディスカッション
  • 個人企画立案
  • 個人企画の企画フィードバック
    ※1日目の全体プログラム終了後は、自由開発となります。
2日目
  • 個人開発 
    (2日目は自由開発日となっており、zoomでの集合はありません。)
3日目
  • 個人開発
  • リーグ制での発表
  • 受賞/講評

 

ベネッセのインターン選考対策

ベネッセのインターン選考対策

概要

結論から述べると、ベネッセではインターン参加者に対して優遇があります。

したがって、インターンまでに本選考同様の準備を進めておくと良いでしょう。

本選考の倍率は約40倍であり、インターンは比較的に参加しやすい傾向にあります。

1dayは10倍で3daysは参加者が絞られるため、30倍程度だと考えられるでしょう。

具体的には、選考フローの免除・早期選考への案内などがあります。

通常のインターンだと興味本位で体験しにきたという学生も多いですが、ベネッセのインターンには、早期選考ルートに乗るために万全に対策してくる学生が多いです。

そのため業界・企業理解を入念に行った上で、当日は優秀学生へ選抜されるようアピールしましょう。

選考フローごとの選考対策

選考フローごとの選考対策
  • エントリーシートの提出
  • Webテストの受検
  • ※一部コース:ベネッセからの挑戦状

自己分析

ベネッセのインターンシップでも選考が行われます。

選考のどのステップでも共通していますが、すべてのスタートは自己分析です。

自分のことが理解できていなければ、魅力的なアピールはできません。

自身の特徴を理解した上で、ベネッセの求める人物像とマッチさせることを意識することが重要です。

また、自己分析をすることで、企業が求めるものと自身のギャップが見えてきます。

エントリーシートや面接でどのように埋めていくか、どのような対策をすべきかが見えてくるでしょう。

自分でははっきり認識していると思っても、実は知らない姿が隠れている可能性があります。

おすすめの方法はマインドマップです。

マインドマップとは、中心となるキーワードから、関連する言葉やイメージをつないで放射線状に書き出す図のことです。

頭の中にある思考やアイデアを表現することで情報が整理され、自分の知らない一面が出てきます。

どこに派生していくかたどっていくと、末端から中心に戻すだけでも自己アピールなどの文章も簡単にできあがるでしょう。

その後の就活においても役立てることができるため、一度行っておくことをおすすめします。

 

業界研究・企業分析

業界研究や企業分析をすることで、教育業界内でのベネッセの立ち位置、競合他社との違いが見えてくるでしょう。

また、教育業界についてより理解を深めるために、興味のあるその他の業界も分析することもおすすめします。

多くの業界を把握しておくことで、教育業界を客観視でき、より魅力が見えてくるはずです。

そうすることで、教育業界やベネッセに対する志望度の高さをアピールでき、志望動機や自己PRなど、エントリーシートや面接での受け答えをさらにレベルアップさせることができます。

 

エントリーシート作成

自己分析や企業分析をある程度進めたところで、実際出題されたエントリーシートをネットなどで見つけて練習しましょう。

過去のエントリーシートの項目をいくつか紹介します。

過去のエントリーシートの項目
  • あなたがいかに【周りに影響力のある人】か、読み手が想像しやすいように配慮して、根拠となる数字を用いて説明してください
  • このインターンの志望動機を教えてください。
  • あなたが学生時代、最も「助けられた」と感謝しているのは何ですか。

このように、他社ではあまり聞かれない質問が見受けられます。

自己分析をしっかりと行い、説得力のあるエピソードを選びましょう。

実際に書いたものをOB・OGや身近な社会人に見てもらい、自分では気づかなかったミスや分かりにくい表現を指摘してもらうのも、おすすめです。

 

Webテスト

ベネッセのインターン選考では、Webテストも実施されます。

出題形式はGPSです。

SPIなどの有名なテストに比べるとマイナーであまり馴染みがなく、どのようなものかわからず不安な方もいるでしょう。

GPSとは、ベネッセコーポレーションが作成するWebテストです。

試験内容は、基礎能力・パーソナリティ・思考力の3つのテーマで構成されています。

他の一般的なWEBテストであまり見かけられない点は、思考力を問う問題が含まれていることです。

ここでは問題解決力が必要不可欠であり、いかに論理的な考え方ができるのかが求められるでしょう。

対策方法をいくつかご紹介します。

対策方法
  • SPIや玉手箱で練習をする
    GPSに関する対策本は、ほとんど世の中には出回っていません。
    しかし、基礎能力テストに関しては玉手箱やSPIと共通する部分が多いでしょう。
    そのため、それらの参考書などを活用することをおすすめします。
  • 問題のイメージを固めておく
    あまり馴染みのないテストであることから、一度どのような問題が出題されるのかイメージを固めておく必要があります。
    事前に確認しておくことで、本番でも焦ることなく落ち着いて取り組むことができるでしょう。
    その際はGPSの公式ホームページに思考力テストの概要や、音声やテキスト問題の例題が記載されていますので、必ず目を通しておくといいです。
  • 就活サービスを活用する
    GPSテストの対策は基本的に難しいですが、ベネッセではGPSの回答練習ができる就活サービスを提供しています。
    こちらのサービスは無料で登録できるので、チャレンジしてみると良いでしょう。

ベネッセのインターン選考の流れ

ベネッセのインターン選考の流れは以下の通りです。

内容が若干異なるコースもあるため、参加したいコースの選考フローは事前に確認しておきましょう。

  1. エントリー(マイページ登録)
  2. エントリーシート提出・Webテスト
  3. インターンシップ参加決定
    ※一部コースで「ベネッセからの挑戦状」の提出あり

さいごに

近年、早い段階から就活対策に取り組む学生は増加傾向にあり、その中でもインターンの重要性は高まってきています。

また、企業側もインターンを学生の適性把握や、優秀な学生の早期獲得の手段として活用しており、従来のインターンの目的とは少し異なってきているのです。

そのため、今後はより一層、企業が採用選考のためのツールとして利用することが当たり前の世の中になってくるでしょう。

ベネッセのインターンは本選考への優遇があるため、志望度の高い学生は参加することをおすすめします。

非常に優秀な学生から人気で、本気度の高い学生がエントリーしてきます。

そのため、「まだ本選考ではなくインターンだ」という軽い気持ちで臨むのではなく、本番さながらの意気込みでしっかりと準備して参加することが重要です。

ぜひこの記事を活用して、就活に励んでください。

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