福岡国際空港のエントリーシートの対策法を徹底解説

福岡国際空港のエントリーシートの対策法を徹底解説

2024/6/21更新

はじめに

この記事では福岡国際空港株式会社(以下福岡国際空港)への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。

特に福岡国際空港ならではのエントリーシートでのアピール方法から実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。

また、福岡国際空港が求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、福岡国際空港の内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。

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福岡国際空港の概要

福岡国際空港とは

出典元:福岡国際空港公式サイト

 

初めに福岡国際空港とはどんな企業なのかを簡単に紹介します。

福岡国際空港とは

福岡国際空港は、2018年7月に設立され、「九州の玄関口」である福岡空港の滑走路等の空港施設の運用および空港ターミナルビルの管理運営を担う企業です。

福岡国際空港の業務内容は、次のとおりです。

業務内容出
  • 空港施設の運用・管理(滑走路・駐機場等)
  • 空港ターミナルビルの管理・運用、ターミナル施設・設備およびサービスの提供、免税店の運営など
  • 空港営業(航空会社誘致等)、地域共生事業 等

※ただし、グランドサービス業務は行っておりません

福岡国際空港の採用難易度

福岡国際空港の採用難易度は標準的であるとされています。

その理由は、採用フローとして特別なステップがないこと、学歴フィルターがないからです。

このため、頻出質問である「ガクチカ」や「志望動機」など、基本的な事項をしっかりと対策をしていれば難しすぎることはないでしょう。

福岡国際空港の採用大学

福岡国際空港の採用大学の実績は以下の通りです。

最難関大学はもとより幅広いレベルの大学から採用がなされていることから見て、所謂学歴フィルターは存在しないと考えられます。

<大学>
青山学院大学、大分大学、岡山大学、鹿児島大学、関西学院大学、北九州市立大学、九州大学、九州工業大学、九州産業大学、京都大学、熊本大学、佐賀大学、西南学院大学、中央大学
<短大・高専・専門学校>
鹿児島工業高等専門学校、福岡国土建設専門学校

 

以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。

福岡国際空港が求める人材とは?

結論から言うと、福岡国際空港のパーパスに共鳴し、その価値観に沿って行動できる人材を求めています。

パーパスやビジョンなどは非常に重要視される内容なので、改めて参照ページから確認してください。

 

福岡国際空港は、自社のミッションとして「私たちは、安全と安心を第一に、新たな価値・魅力を創造し続けることで、空港を訪れる皆様に笑顔と満足をお届けし、空港運営を担うフロンティア企業として従業員一同、地域と共に成長して参ります。」を掲げます。

このミッションを果たすことのできる人材、すなわち「安全と安心」「新たな価値・魅力を創造」「笑顔と満足」「地域と共に成長」に貢献できる人材であることが必要です。

 

福岡国際空港各社の採用方向性の違いは?

福岡国際空港は、グループ会社として福岡エアーカーゴターミナルとJALカーゴサービス九州があります。

このうち、福岡エアーカーゴターミナルは現在、採用を行っていません。

また、JALカーゴサービス九州は新卒採用を行っていますが、同社の主要な株主はJALであることからJALの経営理念に重点が置かれることになります。

このため、採用についても下記の採用情報の他、JALの方針を参照すると良いでしょう。

 

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

ポイントの概要

エントリーシートでは、企業が就活生の能力や性格が自社にマッチしているかを重点的にチェックしています。

企業は、就活生がどのような人物であるか、そして自社でどのように力を発揮できるかを知りたがっています。

これは、個々の能力や性格が、企業の文化や仕事にどうフィットするかを見極めるためです。

また、就活生がその企業で働くモチベーションが十分かどうかも重要なポイントです。

常に高いモチベーションで働ける社員は、より良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する傾向があるからです。

そして、「なぜ他の企業ではなくその企業を志望したのか」という点も明確に示す必要があることを覚えておきましょう。

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方

エントリーシートの書き方としては、PREP法が一般的です。

PREP法の特徴は、結論から書き始めることで、短文でも説得力が増します。

以下の順番を意識すると良いでしょう。

<書き方>

  1. まず結論を提示する
  2. 結論に至った理由を書く
  3. 理由を強調するために具体例を用いる
  4. 最後に再び結論を強調する

 

PREP法の構成の特徴は、結論を前提として持ってくることです。

次に、結論に至った理由を述べ、具体例で広げます。

最後に再び結論に戻り締めるという流れです。

エントリーシートにPREP法を用いることのメリットは、簡潔に説明できる点にあります。

結論と結論ではさむことで論点を素早く伝え、簡潔かつ強調できるからです。

 

大事なことは、結論にはさむ具体例で、分かりやすくするだけでなく、企業の理念や求めている人材にリンクさせ、最後の結論に結び付けなければいけません。

PREP法は、構造上、短時間で簡潔にまとめるのには向いています。

しかし、ある程度長くなると、どうしても間延びするため向いていません。

結論からスタートするため、最終結論の締めも分かっているため、飽きてしまうからです。

 

400文字ぐらいがちょうどいいレベルで、1,000文字程度が限界と思っていいでしょう。

PREP法がエントリーシートに向いているポイントとして、テンプレートで作りやすいこともあげられます。

例文を見ながら、自分の情報に置き換えるだけでエントリーシートが完成するからです。

 

400文字ぐらいで見た場合、構成は単純で簡潔にまとめなければいけません。4段階構成ですので、段落1つあたり100文字しかないためです。

逆に余計な言葉を入れられないことから、冗長表現などはバッサリと切ることも必要になります。

 

エントリーシートは、自分から企業に対するメッセージです。

自分の考えや能力を伝えるための文章にもなってきます。

最終結論に盛り込むことが大切ですので、エントリーシートを作る際には注意してください。

肉付けは必要ですが、構成という点では以下の例文を参考にしてください。

結論:私が空港施設業界を志望する理由は2点あります。

理由:1点目は、航空機に関わるすべての人々が何ら不安感を抱くことなく運航業務に従事することができるようにしたいと考えるからです。

具体例:父が国内外への出張が多かったため、私は子供の頃から空港に行く機会が多くありました。数多くの航空機が離発着のために行き交う中、事故なく、時間的精緻さをもって遂行される、この業務に高い関心を持つようになり、中学生時より空港におけるセキュリティ確保について研究を続け、自らの仕事として取り組みたいと思うようになりました。そして、そのためには、機械・電気関係の専門知識・技術を習得することが不可欠であることを知るに至り、大学の工学部において、これを専攻し、研究して参りました。

結び:この知識を存分に発揮できると考え空港施設業界を志望します。

理由:2点目は、空港施設の安全性は、特定の業務に従事する者のみでなし得るものではなく、関連業務に従事する者との間のチームワークないし連携が必要になります。この点、私はチームで仕事をすることが好きであることに加え、チーム内でのリーダーシップを発揮することができるからです。

具体例:私は学生時代に、高校受験を目的とした大手の塾で講師を務め、大学3年次より講師陣のリーダーに指名を受けました。生徒を第一志望校に合格させるためには、生徒本人の頑張りが重要であることはもちろんですが、生徒の学習を支える講師陣の強直なサポートも必要になります。私は、生徒全員の学校内の中間・期末試験のデータに加え、塾でのもしのデータを分析し、生徒個人別の弱点分析シートを作成することを講師陣に提案しました。他の講師からは負担増になることを理由に当初は難色が示されましたが、私の説得と生徒による日々の頑張りが表情に現れていたことに心を打たれ、私の提案に全面的協力してもらうことができ、その結果、生徒全員が第一志望校に合格することができました。

結び:航空施設業界においては、関連業務相互間のチームワークが不可欠であると理解しており、私の上記の経験により、これに貢献することができると考え、空港施設業界を志望します。

福岡国際空港の価値観やカルチャーを文章に取り入れる

エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、通過率が上昇するでしょう。例えば福岡国際空港であれば「私たちは、安全と安心を第一に、新たな価値・魅力を創造し続けることで、空港を訪れる皆様に笑顔と満足をお届けし、空港運営を担うフロンティア企業として従業員一同、地域と共に成長して参ります。」であったり、その他バリューやビジョンだったりを文章の中で取り上げましょう。

もちろん上記のような基本理念が必ずなければいけないわけではありません。例えば福岡国際空港は特に「東アジアにおけるトップクラスの国際空港」と評価されています。その強みを活かし、自分のやりたいことや、将来像にマッチする形で文章を作成することもできます。

大事なのは数ある企業や代替可能業界がある中で、なぜ「福岡国際空港」を選ぶのかを論理的に説明することです。

 

エントリーシートの位置付け、及び対策方法

エントリーシートの位置づけに関しては、主に就活生の論理的思考力を試しているセクションと捉えるのが良いでしょう。

勿論文章の内容も評価の対象になっているものの、一番は文章の構造に問題が見られないかであったり、論理展開に問題がないかを最も注目しています。そのため、企業に提出する前に必ず論理展開や文章構造の見直しをすることを推奨します。

また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。

 

(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)

(b) 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)

(c) 未来目標系(見られている点:大局観、未来志向、社会貢献性)

(d) 価値観系(見られている点:個性的か、コンサルタント適性があるか)

(e) その他(長所・研究内容)

 

設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。

また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

福岡国際空港の選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。

総合職のエントリーシート

自己PR

自己PR。(400文字以下)

【記載例】

私が誇ることのできる能力は、学生時代にカフェのアルバイトで培った「提案力」です。私は、接客の際、オープンクエスチョンを用いて会話を活性化することを意識しました。具体的には、聞き上手に徹し、その中でコーヒー豆の選び方やカップへの注ぎ方等、こだわりを持つ顧客がおられることに気づき、そのニーズを汲み取ることにしたのです。そして、自分の知識や経験を織り交ぜてコーヒーを提案しました。来店客に提案するには、私自身がコーヒー全般について十分な勉強をすることが必要ですが、私がコーヒー好きのため、苦になることはなく、私の提案を来店客が喜んで下さることが励みにもなりました。この取組みにより、私はアルバイト先でコーヒー豆の提案販売を行った店員ランキング月間1位を3回獲得しました。貴社に入社することができた後は、この「提案力」とITを掛け合わせ、顧客に最適なサービスの企画・実行に携わりたいと考えております。(397字)

ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点は評価できるでしょう。

また、アルバイト経験において、自ら工夫し、努力していく過程が説明されており、社会人として主体的に仕事を進めていくことのできる人材であることを企業側で認識し得ることに繋げており、論述方法として成功しているといえます。

 

ガクチカ

・学生時代に力を入れたこと。(400字以下)

【記載例】

私が学生時代に最も力を注いだことは、法学部のゼミにおける会社法の研究です。ゼミでは、会社の設立、株式、機関、募集株式の発行、組織再編等、幅広い項目について分担して検討を行い、発表を行うものでした。ゼミに参加した当初は知識が不足しており、上級生をはじめとする他のゼミ員が議論する内容自体を理解することも困難な状況でした。私は、「このままでは結果を残すことができない」と思い、概説書や判例集だけでなく、学者が執筆した論文や法改正がなされた際に法務省の立案担当官が作成した公開資料、さらには会社法が企業実務に深く関わる法律であることから企業の法務担当者が執筆した論文等、幅広く文献調査を行いました。その結果、会社法の全体構造を理解することができ、自分の分担のパートだけでなく、他のゼミ員の発表内容も十分に理解できるようになりました。私は、この経験から情報の収集・整理、計画を立て実行する力を身に着けました。

(400字)

ポイント:会社法のゼミで学んだことを記載することにより、コーポレートガバナンス等、近時企業が取り組んでいる事項に素養があることを企業に知らしめることが可能になります。

このため、将来的にはコーポレート部門に配属される候補者になる可能性もあります。

エントリーシートでは文字数が限られているため、分担研究内容について触れていませんが、面接が進むにつれて深堀りした質問を受ける可能性もあるので、説明内容を準備しておき、すぐに取り出すことができるようにすると良いでしょう。

 

印象的なこと

・今まであなたが利用した空港の中で印象的なことを教えてください。(400字以下)

【記載例】

私にとって空港の中で印象的なことは、福岡空港で視覚障害のある海外からの旅行者を案内し、お礼の言葉をいただいたことです。それは2年前の夏休みに旅行から帰ってきた際のことです。その旅行者は、多目的化粧室の使い方が分からず、お困りのように見えたため、私は、その方の代わりに扉を開けても良いかどうかお聞きしました。すると、「初めて福岡に来たので迷ってしまったけど、助かりました。あなたのおかげで良い旅になりました。ご親切に、ありがとう」というお礼の言葉をいただき、その場で自然と笑顔が生まれたことが強く印象に残っています。空港ではバリアフリーが大幅に進んでいるものの、障がいをお持ちの方々にとっては健常者が気づきにくい、困難が残っているものと想像します。貴社に入社することができた後は、あらゆる顧客に安全・安心を提供し続けることができるよう、ホスピタリティの精神を意識して業務に取り組みます。(392字)

ポイント:冒頭部分で障害をお持ちの海外旅行者に対し空港内を案内し、感謝された旨の記述を行うことにより、この就活生が良質なホスピタリティの持ち主であることをアピールできています。
加えて、現在の空港には、障害を持つ旅行者にとってなお解決すべき課題が残っていることを知り得るものとなっています。
企業にとっても経営政策上の気づきを得ることに繋がっており、この点でも評価される記述といえます。

まとめ

この記事では、福岡国際空港の会社概要やエントリーシート(エントリーシート)の書き方について解説しました。

福岡国際空港は、東アジアにおけるトップクラスの国際空港であり、東・東南アジアの就航国数で現状の8か国から14か国を目指し、旅客数でも年間3,500万人を目指しています。

このような背景を持つ福岡国際空港では、「私たちは、安全と安心を第一に、新たな価値・魅力を創造し続けることで、空港を訪れる皆様に笑顔と満足をお届けし、空港運営を担うフロンティア企業として従業員一同、地域と共に成長して参ります。」を存在意義として掲げています。

特に空港施設業界においては、安全・安心は事業の大前提であり、これなくして事業は成り立つことができません。さらに、時代の変化をとらえ、顧客に対して良質なサービスを提供し続けるべく、新たな価値や魅力を創造していく必要があります。これを実現することは並大抵のことではありませんが、それをやり抜く主体性と積極性、さらに協調性ある人材が評価を得られます。また、社会の発展に寄与したいという強い意志を持つ人材が評価されます。

エントリーシートを書く際は、これらの価値観に沿った内容を心掛けることが重要です。

この記事が、福岡国際空港の内定に一歩近づくための参考になることを願っています。

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