【企業分析】JFE商事株式会社の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

はじめに

JFE株式会社は、東京千代田区に本社を置く鉄鋼製品、鉄鋼原料、資機材、不動産等の国内取引、輸出入および外国間取引を行う企業です。

東証プライムに上場しております。

今回は、JFE商事株式会社の企業研究を行うための基礎知識や社風、選考対策などをご紹介していきます。

JFE商事株式会社への就職に興味がある以下のような就活生を対象に、企業分析を行っています。

ぜひ最後までご覧ください。

また、鉄鋼商社以外の業界については、以下の記事で概観しているので、こちらもあわせてご覧ください。

【業界研究ガイド】業界一覧 | 就活ハンドブック (jo-katsu.com)

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この記事の結論

JFE商事株式会社は、鉄鋼や原材料、資機材の専門商社でありプライム上場企業です。

大きく3つのセグメントがあり海外での売り上げも多く、産業の根幹を支えている企業の一つです。

業界のなかでもレベルが高い企業であり、就活難易度は相当高いといえるでしょう。

企業研究を行っているか否かで就活での結果は変わってきます。

文系理系問わず選考はされており、全員に等しくチャンスがあります。

そのため、エントリーシートの通過のための対策、面接対策をしっかり行って選考に臨んでください。

以下より、JFE商事の企業の解説をしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

JFE商事株式会社について

出典元：JFE商事 株式会社 (jfe-shoji.co.jp)

会社概要

JFE商事株式会社は、1954年に川鉄商事株式会社として設立されました。

2004年にJFE商事株式会社へと社名を変更しました。

主に鉄鋼、鉄鋼材料、化学品事業を中心とした商社であり、JFEホールディングスの子会社となります。

国内外を通して多くのサプライチェーンを利用した、グローバルな事業を展開し、

東証プライム上場をしています。

また企業としては、「従業員ひとりひとりの創造力を礎に自由闊達で風通しの良い企業風土を確立します。 社会・市場において存在価値が明確な企業グループを目指すとともにグループ企業価値の最大化を追求します。」ということばに対して重きをおいています。

JFEホールディングスの国内での地位は、相応に確立されているでしょう。

各事業セグメントの解説

JFE商事株式会社での売り上げは、2024年3月期で「5兆1,746億3,200万円」です。

JFE商事の2024年3月期の売上高は、5兆1,746億3,200万円でした。

売り上げ構成は主に3つで、鉄鋼事業、エンジニアリング事業、商社事業です。

それぞれの事業分野での売上高は以下の通りです。

決算内容によると、内需、建設業界などの人員不足が顕著に出ており、鉄鋼事業の需要が先伸ばしになっていること、ナノモバイル事業などの業績も減少しております。

しかし、長期にわたる黒字計画は以前より進行しており、売上5兆円台の大手企業といえるでしょう。

業歴も含め、経営状態は盤石です。

各事業の解説

JFE商事株式会社の各事業部の説明をいたします。

詳しく知りたい方は、企業説明会などに参加し積極的に質問をしてみましょう。

JFE商事のメインの事業はこの3つになります。

1954年の川鉄商事の名残もあり、鉄鋼事業がメインとなっております。

しかし鉄鋼事業にのみならず、食品事業は子会社の川商フーズ株式会社や半導体デバイスから電子部品実装設備などの大型設備等を手がける子会社も存在します。

事業規模も含めて国内最大級の企業といえるでしょう。

JFE商事株式会社で働いている社員について

JFE商事株式会社の社員はどのような働き方でしょうか。下記にまとめました。

平均勤続年数は？

13.8年です。

同業界の商社の平均勤続年数は17.3年であるため、相対的に見て短く勤務する社員が多いようです。

平均勤続年数が長ければ長いほど、離職率が低いこともうかがえます。

JFE商事を退職する方の中には前向きな退職者も多いかと思いますので、ポストが空くことが多いでしょう。

そのため、昇格スピードは早いのではないかと予想されます。

実力次第では、相応に昇格していくこともできるでしょう。

平均年収は？

ウェブ情報によると、1,368万円と記載されています。

日本全体の平均年収は約445万円なので、平均以上になるでしょう。

商社業界は、人件費の固定費がメインとなりますので、相対的に給与が高くなる印象です。

事務職の採用は低くなる傾向が強く、職種によっても変動がありますので、ご注意ください。

平均残業時間は？

ウェブ情報によると26.0時間でした。

残業は一般的でしょう。

企業平均を表すことは難しいので、自身の働いてみたい部署のOB・OGなどに確認してみましょう。

また、繁忙期などを確認しておくといいでしょう。

平均ボーナス額は？

JFE商事株式会社の平均ボーナスは、ネット情報には記載がありませんでした。

しかし年収から想定するに100万円以上はあるかと思います。

近年は物価高に伴い、基本給やボーナスの支給を挙げている会社もあります。

また業績によっても加算給などに変動があるかと思いますので、年々変化すると思ってよいでしょう。

こちらもOB訪問などを通じて、正確な数値を確認してみましょう。

企業の文化は？

JFE商事株式会社は、以下のような行動指針を掲げています。

【企業理念】

JFEグループの中核商社として

提案力・発信力を高め、

お客様と共に持続的に成長する

存在感のある企業を目指す。

社長挨拶｜JFE商事 株式会社

を基本の行動理念として掲げています。

また、JFE商事は品質屋サービスの向上、多くのステークホルダーの課題解決に向かって日々活動を続けています。

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

商社での立ち位置としてJFE商事は全国有数の知名度と規模であることがわかります。

売り上げはトップクラスであるものの、同業には伊藤忠丸紅鉄鋼やメタルワンなどがあります。

日本有数の企業と肩を並べていますし、鉄鋼商社業界の最大手企業ともいえるでしょう。

東証プライム上場もしていて、トップクラスの企業であることは間違いないでしょう。

JFE商事がトップクラスの企業である理由は、以下の通りです。それぞれ詳しく見ていきます。

蓄積された顧客基盤と安定した事業

JFE商事はその業歴や売上高、信頼性から、顧客基盤が相応にあるでしょう。

世界トップクラスの製鉄メーカーである、JFEスチールの商社機能を担っています。

そのため安定した顧客基盤から、相応の収益を生み出すことができます。

海外事業での収益が高い

JFE商事は主な取引先を国内以外にも持っており、東南アジアをはじめとして、海外に35拠点を構えています。

多くの海外ネットワークを駆使し業績を上げているでしょう。

日本の人口は減り続け、経済は衰退するといわれてるなかで、ほかの販路を作っていることはかなり優位性があるでしょう。

JFE商事株式会社の新卒募集要項について

以下に、JFE商事株式会社の新卒募集要項についてまとめました。

毎年、新入社員は過去3年で毎年50人程度を採用しています。

気になる方は、面接や説明会などの際に確認をしましょう。

求める人材

JFE商事株式会社では、以下の人材を採用したいと公表しています。

ぜひ、面接などの参考にしましょう。

また、JFE商事も求める存在として、下記の力を備えている方を記載しております。

また人事部長メッセージには、「自分を磨き、成長し続けたい」といった向上心にあふれている方も募集しております。

会社説明会もありますので求める人材がどういった方なのかを把握していきましょう。

新卒採用のフロー

JFE商事株式会社の選考は、下記の通りの選考フローです。

フローはベーシックな流れではありますが、ネット情報では「自己PR動画を作成し提出すること」とありました。

動画については、あらかじめ構成などを練っておきましょう。

選考対策として、過去の対策や自身が入社してどんなことをしたいのかを重視されるでしょう。

①エントリー

就活サイト（マイナビ、リクナビ）および企業ホームページにて会社へのエントリーを行います。

②適性検査・自己PR動画の提出

SPAの受験をしたあとに自己PR動画の作成を行います。

実際のSPIは学力を問う試験ですので、予習を行い対策しましょう。

自己PR動画は1分程度で、あなたのことがわかるような紹介動画を作成します。

笑顔でリラックスしながら動画作成をしましょう。

自己PR動画の作成方法は、サイトなどを参照してみてください。

④1次面接

1次面接はWEBで、人事部との面接となります。

コロナ禍での対策かもしれませんので都度確認を行いましょう。

また質問として下記のようなものがあります。

⑤2次面接

2次面接は、若手人事部＋営業社員との面接になります。

WEB面接になります。

想定質問として下記があります。

⑥最終面接

最終面接は、人事部長クラスの方との面談になります。

対面での面談で1次面接、2次面接の深掘りとなります。

面接前に人事部より別室に案内をされ、激励やフィードバック、いくつかの質問があり、その質問は実際の面接官に共有されます。

面接の前だからといって、迂闊（うかつ）な発言には気を付けましょう。

また最終面接ですので、入社意思はきちんと伝えていきましょう。

採用大学

JFE商事株式会社の採用大学の実績を以下に掲載しますが、難関大学が多めな印象です。

上記では偏差値が高い大学がほとんどを占めており、学歴フィルターは相応にあると考えて良いでしょう。

また、全体的に文系職での採用が圧倒的に多いという評価もあります。

知識や専門性よりもパーソナリティを重視しているともいえるでしょう。

また、スポーツ経験者も多く存在します。

選考は、倍率が非常に高いのも特徴です。
しっかりとエントリーシートや面接対策をして、内定を獲得できるようにしましょう。

就職偏差値・難易度

ここまでの内容を踏まえて、JFE商事株式会社の就職偏差値・難易度を見てみましょう。

結論としては、偏差値・難易度は高めといえます。

その理由として以下の3点が挙げられます。

頻出質問である「ガクチカ」や「志望動機」など、基本的な事項をしっかりと対策をしていきましょう。

就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。

【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキング

まとめ

JFE商事株式会社は、鉄鋼専門商社でありプライム上場企業です。

業界のなかでもレベルが高い企業なので、企業研究を行っているか否かで就活での結果は変わってくるでしょう。

文系採用が多い傾向ですが、なかでもとくにスポーツ経験者や何かのサークル等、多くのコミュニティに属し活躍してきた方もこの会社に多く存在しています。

そのぶん、やる気や自主性などが求められる企業体質といえそうです。

そのため、エントリーシートの通過のための対策、面接対策をしっかり行って選考に臨んでください。

大手商社を目指している方は、ぜひこの記事を参考にして励んでくださいね。

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