タキヒヨー株式会社のエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/6/5更新
はじめに
この記事では、タキヒヨー株式会社への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。
特にタキヒヨーならではのエントリーシートでのアピール方法や実際の記載例など、明確かつ分かりやすく紹介していますので、参考にしてみてください。
また、タキヒヨーが求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしています。
タキヒヨーの内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。
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この記事の結論
タキヒヨーでは「面白いことを楽しく、自分たちの手で創り、世界へ発信する」を存在意義として掲げており、この精神に共感できる人材を求めています。
また、採用大学も豊富ですが「総合職」と「リテールプロフェッショナル職」の採用がほとんどのため、文理問わずチャンスがあるでしょう。
しかし倍率が非常に高く、エントリーシートをきちんと作成し目に留まらせることが重要です。
タキヒヨーは、下記の人材を重視しています。
- 探求心旺盛で、一つのことを深掘りできる人
- 根気強く物事を継続できる人
- 発想力豊かでクリエイティビティあふれる人
- 相手のニーズに寄り添い、ともに解決を目指せる人
探求心、継続力、発想力、共感のようなフレーズが書かれておりますのでそのような価値観に共有できる方は評価されます。
エントリーシートを書く際は、これらの価値観に沿った内容を心掛けることが重要です。
OB訪問や会社説明会などを通して企業の理念などを理解して取り組みましょう。
特に歴史ある企業ですので、成り立ちや成長をきちんと理解することも入社意欲を伝えるポイントとなるでしょう。
以下よりタキヒヨーで内定をもらえるために会社概要、参考エントリーシートを記載しております。
この記事を読んで選考対策に役立てていってください。
タキヒヨーの概要
出典元：株式基本情報 | タキヒヨー株式会社 (takihyo.co.jp)
はじめに、タキヒヨーとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
タキヒヨーとは
タキヒヨーは、1912年に絹屋兵衛門として設立され、1967年にタキヒヨー株式会社へと社名を変更しました。
スタンダード上場企業であり、衣料品の企画、生産、販売及び輸出入を行っております。
オリジナルブランドのラエミューズといった50代女性向けのファッションブランドなどが有名です。
またコメダ珈琲店などのフランチャイズなども行っており、多岐にわたり事業を展開しております。
企業理念として「われわれは夢のあるおもしろい企業を創り心の豊かな社会をめざします」
とあるように、繊維商社としての製造メソッドなどを活かし、さまざまな商品を今後もつくるでしょう。
アパレル業は現在個人の方なども参入をしており乱立しているような業種です。
その中でもタキヒヨーブランドが長い間愛され続けているのも特長の一つです。
タキヒヨーの採用難易度
タキヒヨーの採用難易度は高めとされています。
その理由として、歴史のある企業であることやネームバリューから募集倍率が高いこと（ネット情報では49.1倍）、商社は人気業種であることが挙げられます。
ただ、多くの学校からの採用実績があること、エントリーシートを書いてそのまま対策をしない方も多くいるかと思いますので、きちんと対策をすれば多くの方にチャンスがある企業ともいえます。
実際にエントリーシートを出しているだけで対策をしていない方も多くいることを考えると、倍率はもう少し低く考えても良いでしょう。
タキヒヨーの採用大学
タキヒヨーの採用大学の実績は以下の通りです。
多くの大学からの採用実績があり、どなたにもチャンスがあるといえるでしょう。
| 愛知大学、大阪市立大学、大妻女子大学、関西外国語大学、共立女子大学、甲南大学、神戸女子大学、国際基督教大学、駒澤大学、上智大学、信州大学、椙山女学園大学、専修大学、東洋大学、獨協大学、名古屋商科大学、日本体育大学、藤女子大学、北海道大学、三重大学、立命館大学、和洋女子大学 |
上記には偏差値が高い大学もありますが、タキヒヨー株式会社は多様な学生層からの応募者を積極的に採用しています。
よって、学歴が原因で不採用になることは考えにくいでしょう。
しかし、倍率が高いことからエントリーシートで弾かれてしまい、面接に行けないケースも存在する可能性があります。
文系・理系問わずチャンスがありますので、しっかりとエントリーシートや面接対策をして、内定を獲得できるようにしましょう。
以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ参考にしてください。
タキヒヨーが求める人材とは？
結論からいうと、タキヒヨーの行動指針に共鳴し、その価値観に沿って行動できる人材を求めています。
行動指針は非常に重要視される内容なので、改めて参照ページから確認してください。
また、タキヒヨーが求める人材として4つの項目を記載しています。
- 探求心旺盛で、一つのことを深掘りできる人
- 根気強く物事を継続できる人
- 発想力豊かでクリエイティビティあふれる人
- 相手のニーズに寄り添い、ともに解決を目指せる人
この理念に共感できるかどうかは、重要なポイントとなるでしょう。
タキヒヨーの各部門の採用方向性の違いは？
タキヒヨーでは「総合職」と「リテールプロフェッショナル職」の2種類の採用があります。
同じ会社であり方針は変わりませんが、各コースによって仕事内容が変わります。
総合職
アパレル、テキスタイル（服地）の企画・生産管理・販売・輸出入、および付帯業務を行います。
企業の中心的な業務を担っています。
リテールプロフェッショナル職
「ZOY（ゾーイ）」ショップ、「WAAC（ワック）」ショップ、「G/FORE（ジーフォア）」等ショップでの販売、および付帯業務を行います。
実際の店舗での販売員のプロとしてのキャリアとなります。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
エントリーシートにおいて企業がチェックしているポイントは、就活生の能力や性格が自分の会社とマッチしているかです。
企業はあなたのエントリーシートから、人物像や過去の経験を知ったうえで、会社にどのように力を出せるかを知りたいと感じています。
これは、能力や性格が、企業の文化や仕事にどうフィットするかを見極めながら採用するためです。
また、応募者が自分の企業で働くモチベーションが十分か、貢献をきちんとしてくれるかどうかも重要なポイントです。
常に高いモチベーションで働ける社員は、より良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する傾向があるからです。
そして、「なぜその企業を志望したのか、競合や別の業界との差別化」という点も明確に示す必要があることを覚えておきましょう。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートは結論ファーストで書くと説得力が増します。
以下の順番を意識すると良いでしょう。
＜書き方＞
- まず結論を提示する
- 結論に至った理由を書く
- 理由を強調するために具体例を用いる
- 最後に再び結論を強調する
上記を意識することで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすいでしょう。
また、仕事をしていくなかでは論理的な構成の文章や発言を求められます。
そのため、論理的な文章を意識することで読み手の理解が深まります。
気になる方は、以下の例文を参考にしてください。
結論：私が繊維商社業界を志望する理由は2点あります。
理由：1点目は、繊維は長く使用していただけるため心に残る商品であると感じたことです。
具体例：私はアパレルショップでアルバイトをしております。実際にお客様の身になって商品の選定を行っておりました。
結び：この強みを発揮できると考え、繊維商社を志望します。
理由：2点目は、繊維中心を使い世界企業ともビジネスをして活躍していきたいからです。
具体例：半年のオーストラリア留学を経験し、新しい価値観を吸収しました。またその中で日本の衣類の着心地の良さに改めて気づくことができました。
その経験を活かし、レベルの高い繊維商品を世界に流通させていきたいと考えております。
結び：そのため、より多くの方の生活基盤を支えていきたいという点から、繊維商社業界を志望しています。
タキヒヨーの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートでは大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にしていきましょう。
対策しているのとしていないのでは、選考の通過率は大幅に変わるかと思います。
例えばタキヒヨーであれば、求める人材である内容に対して価値観を共有できるようなことをエントリーシートに書くのが良いでしょう。
そのほか、社員メッセージで協調している部分を文章に取り入れましょう。
上記のような基本理念はあくまでベースであり、ほかに共感する部分や独自性を出していくことも大切です。
例えば、タキヒヨーは特に業歴の長さから、歴史を重んじる企業体質でもあるかと思います。
その強みを活かし、自分とマッチングする部分や、共感する部分を記載していくのも良いでしょう。
大事なのは数ある企業のなかで、なぜ「タキヒヨー株式会社」を選ぶのかを論理的に説明することです。
きちんと差別化をはかるためには、OB訪問や企業説明会に参加しましょう。
より鮮度の高い詳細な情報が、手に入るかと思います。
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートの位置づけに関しては、主に就活生の企業への入社に関する想いや論理的思考力を試しているものと捉えるのが良いでしょう。
もちろん、文章の内容も評価の対象になっているものの、一番は競合との比較のためにどのような行動をとったられたのか、文章の展開にあやふやな部分がないかも注目されています。
また、エントリーシートは面接においても内容に沿っているか確認しますので、嘘などはないように書いていきましょう。
企業に提出する前に必ずOB訪問や企業研究、会社説明会等の情報記載や文章構造の見直しをすることをおすすめします。
- 志望動機系（見られている点：入社への熱意、情報収集能力）
- 過去の経験系（見られている点：コミュニケーション能力、協調性、リーダーシップなど一般的な資質）
- 未来目標系（見られている点：大局観、未来志向、社会貢献性・社会にかける想い）
- 価値観系（見られている点：研究に対しての想い、タキヒヨーという企業での働く技術があるか）
- その他（長所・短所・研究内容）
設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。
また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
タキヒヨーのエントリーシート
ここでは、選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と、記載例を紹介します。
・タキヒヨーでどんな仕事をしてみたいですか。
【記載例】
私は貴社に入社して多くの女性に愛されるブランドの販売をしていきたいと考えております。大学時代に個人経営のアパレルショップでアルバイトをしていました。その際に真剣に色や服装を悩んでいる方に対し真摯に向き合い、笑顔で購入をしていただいたときに生活必需品としてではない部分であると感じました。
貴社が長きにわたり築いてきたネームブランドと商品を多くの方に知っていただくために、営業として活動をしていきたいと感じております。また、生産から販売まで一貫体制を担う知識や経験を積み、スキルを生かしお客様に寄り添い高い信頼を手に入れ、世界で活躍できる人材として活躍したいです。私の強みである向上心を最大限に活かし、貴社で一番の営業マンとして成長していきたいと感じます。
ポイント：結論ファーストで展開している点は評価できます。
また、自分の経験軸から未来軸へ論理構造をつくることで、タキヒヨーで何をしたいのかがわかりやすくなっています。
・タキヒヨーへの応募理由を教えてください。
【記載例】
私は繊維の可能性を自らの手で広げたいと考えているため志望しました。そのため2つの軸があります。1つ目は繊維を通して事業を行うことです。2つ目は海外事業を積極的に行う環境で働くことです。特に貴社は英式紡績機を用いております。独自の素材を生み出すことや一貫体制なこと、市場調査から出荷に至るまでを行うなど、業務の幅が広いことに魅力を感じました。また、求める人材のなかには、発想力豊かでクリエイティビティあふれる人とありました。
私の強みである自ら手をあげ新しいことに挑戦する力を生かし活躍できると感じました。そして貴社はプルミエールでは世界から評価され、海外事業に力を入れており、自分も貴社の発展に関わりたいと考えています。留学で培った異文化の中でもコミュニケーションを大切する力を生かし、顧客のニーズと市場の動向を把握し貴社ブランドを私の力でさらに世界に広げていきたいです。
ポイント：志望理由をあらかじめ何個あるかを明記し、それぞれの詳細と企業の特徴を捉えて表現しています。
企業独自の特徴をきちんと把握し、競合との比較ができると良いでしょう。
また時間があれば、OB訪問などを通じて選考意識があることを伝えることもポイントです。
・参加された弊社のイベント（説明会・インターン等）があればご記入と、WEB説明会を見ての感想を教えてください
【記載例】
マーケットリサーチに関するオンラインイベントに参加しました。WEB説明会では、貴社が社員のことを考える姿勢に共感しました。オンラインイベントの際も、選考途中の座談会で社長と直接関わる機会があることは他社にない貴重な機会であり、社長自らが参加してくれることで社員を第一に考えるという印象を受けました。
また、初めての分野であるマーケットリサーチの手法を実際にアウトプットする機会をいただくことができ、オンラインイベントの中で最も有意義な会だったと感じております。業務内容にもより一層の興味を持ち、貴社に入社し業務をしたいという思いがより一層深まりました。
ポイント：説明会の参加から企業は、意欲の部分や価値観を求めております。
自身の感じたことや他の企業の説明会との違いをきちんと見つけ説明をすることを心がけましょう。
多くの説明会を経験することは違いを発見するのにも有効ですので、積極的に企業説明会には参加をしていきましょう。
まとめ
この記事では、タキヒヨーの会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。
タキヒヨーは、業歴の長い繊維商社であり、アパレルをはじめとして5つの事業を主として行っています。
このような背景を持つタキヒヨーですが
- 探求心旺盛で、一つのことを深掘りできる人
- 根気強く物事を継続できる人
- 発想力豊かでクリエイティビティあふれる人
- 相手のニーズに寄り添い、ともに解決を目指せる人
といった人材を求めています。
その中でも特に、タキヒヨーでは繊維を通じて社会に豊かさを教授していきたい方、海外でのビジネスもしていきたい方を求めています。
また、社会の発展に寄与したいという強い意志を持つ人材が評価されます。
エントリーシートを書く際は、これらの価値観に沿った内容を心掛けることが重要です。
この記事が、タキヒヨーの内定に一歩近づくための参考になることを願っています。
