
「就活のお金がない、どうしよう」に答えます!
就活生のみなさんであれば就活の準備や選考を進めていく中で「あれ?自分の貯金で就活乗り切れるのか?」と不安に思ったり、
これから就活を控えている大学生は「就活ってどこにどれくらいのお金がかかるのだろう」と心配になっている人も多いのではないでしょうか。
筆者の場合もそうだったのですが特に地方大学生で東京に就活をする場合に関しては東京の大学生に加えて「上京するための交通費や滞在費、合間時間のカフェの代金など」が余計にかかってきてしまいます。
するとお金がなく、本来受けたかった選考に行けなくなってしまったり、余計な気苦労をすることになってしまいます。
その状態になってしまうと人生を決める就活なのに後悔する結果になってしまうこともあります。
なので本記事では地方就活生としても東京での就活を乗り切った筆者から就活のお金がない、少ない就活生に向けて具体的な対策やどうすればいいのかというアイデアを紹介していきたいと思います。
1.就活は何にお金がかかるのか?
まず就活には何にどれくらいの費用がかかるのかを把握しておく必要があります。
就活中の皆さんは感じていると思いますが、就活前の準備と就活中で結構かかる項目がたくさんあります。
項目を意識せずにバンバンとお金を使ってしまうと後々お金が足らなくなってしまうこともありえますのでしっかりと把握しておくことが大切です。
では就活の準備期間中と就活中に費用としてかかるものに関しての解説をしていきたと思います。
1-1.就活の準備でお金がかかるもの
まず就活の準備にかかるものとしてあげられるのは下記のものです。
・スーツ
・カバン
・革靴
・書籍
などです。
スーツ、カバン、革靴などは大企業の選考を受けるときにはもちろん中小企業やベンチャー企業を受ける際にも必要になってきます。
やはり社会人の基本として服装はよく見られるところでありますし、ここで変に安いもので体に合わないものを買ってしまうと面接の際の印象が非常に悪くなってしまうでしょう。
大手量販店やスーツの〇〇のような専門店に行けばセットで5万円くらいで収めることができます。
それほど高いものである必要はまったくありませんが、体に合っているかを確認しておきましょう。
また書籍も自己分析をする際や業界分析の際に必要になってくる場合もあります。書籍の場合は就活中でも必要に応じて買うことがあるでしょう。
(下の記事では持ち物についても紹介していますので是非!)
1-2.就活中にお金がかかるもの
次に就活中にかかってくるものは大まかに下記になります。
・交通費
・カフェ代
・コピー、郵送費用
・宿泊代(地方大学からの場合)
・飲食代
これらは必要な費用として就活を続けている限りかかってきてしまいます。
意外と積もり積もって大きくなってしまうのはカフェ代金や飲食の費用です。
就活の合間にどうしても時間が空いてしまうことがあります。
その時間はカフェを使って履歴書を書いたり、ESを書いたりします。
また就活のイベントの後などにそこで知り合いになった就活の仲間と飲み会に行ったり、食事に行ったりすることもあります。
また地方就活生が東京で就活をしている場合はもっとお金がかかります。
大きいのは上京するための交通費と宿泊費です。
もちろん長くいることができればそれはいいですが、普通の人は大学の講義のために何回か戻ったりしなければなりません。するとそれが大きな金額になってしまいます。
ちなみに筆者も地方からの就活でトータル20万円以上かかった記憶があります。友人の中には最後まで就活を行っていて二倍以上の費用がかかっていた人もいました。
なので就活には自分の予想しているよりもお金がかかるということを認識しおいた方がいいです。
就活生でお金がない場合にどうしたらいいのかを解説する前に大学1~3年生はどうしておいたらいいのかを先に解説していきます。
2.大学1~3年生は就活貯金を!
まず本記事を読んでいただいている大学1~3年生の場合は最低でも20万円くらいは就活のための貯金をしておいた方がいいでしょう。
なぜかというと、よく就活生の中でありがちなのが「お金がないからこれ以上就活が続けられない・・・」という場合や最悪のケースになると消費者金融は学生ローンを使ってまで就活を続けなければいけない場合などがあるからです。
備えあれば憂いないで最低限20万円ほどあれば就活を金銭的な問題がなくスムーズに進めることができます。
もし20万円貯まったとしたらそれ以上は無理して貯める必要はなく、自分の経験を増やすためや学びに使うことでより就活にプラスにすることができるでしょう。
3.就活生でお金がない場合の対処法は?
では今就活をしている、もしくはこれから就活が控えているという方で「どうしようお金がない」という就活生はどうしたらいいのでしょうか。
本記事ではいくつか対処法を紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください。
3-1.予定をなるべく1日にまとめる
まず大切なことは予定を1日にまとめることです。
その日にまとめると時間の短縮にもなりますし、移動する交通費の節約にもなります。
予定と予定との合間の時間もたくさん空いてしまうとカフェなどで時間を潰さなければいけないのでなるべく詰めてスケジューリングすると無駄な出費も生まれません。
またもし余裕があればなるべく場所が近いところで予定をまとめてみると心にも余裕ができますし、経験値も一気に上がるのでおすすめです。
3-2.有給インターンを使う
就活の中には短期の有給インターンなどがあります。
確かにインターンなので大手企業などの選考が始まる少し前の期間に開催されることも多いのですが、中には選考を兼ねており、かつお金が出ることもあります。
また一日働くことでいくらというものもあればチームで最終的にプレゼンをして優秀を取ることができれば内定パスと賞金〜万円みたいなものもあります。
なのでそう行った情報をしっかりとチェックして、選考を受けつつもお金を稼ぐことができるイベントに行ってみるのも就活のお金がないときの手段です。
3-3.短期バイトをする
長期のバイトが大学の講義の関係や就活の関係でできない人がほとんどでしょう。
そんな時に就活のお金がないと困ってしまいます。
その場合は短期のバイトに登録してみるといいでしょう。バイトの内容としては様々でイベントの助手であったり、受付、コンサート会場の設営など様々です。
中にはその日のうちに現金で手渡しで給料をもらうことができるバイトもあるので直近でお金に困っている人にとってはすごく効率的です。
3-4.合間の時間は就活カフェなどを利用する
就活の合間時間でカフェなどを利用することは積もり積もって大きな出費となってしまいます。
ただそんな時は就活カフェが非常に便利です。
就活カフェとは就活生向けに企業が運営しているカフェで就活生や大学生であればほとんどが無料で利用することができます。
もちろんカフェなのでコーヒーやwi-fi、印刷機なども用意されているため作業も捗ります。
また就活生向けの支援のサービスやイベントなども定期的に開催されているため、無料で使うことができてかつ就活の情報に触れることができるのですごくいいサービスです。
グーグルで「就活カフェ」など調べていただくと出てきます。
3-5.親に借りる
お金が自分で用意できなければ親に頼んで就活のお金を借してもらうこともできます。もちろんご両親によっても借りられる、られないということはあると思いますが、消費者金融から借りることや学生ローンで借りるよりも全然いいです。
また少額でも借りることができて、そのおかげでいい企業に就職することができればそのお金はすぐに返すことができます。
もちろんお願いしにくいとは思いますが一度話をしてみることは悪いことではないでしょう。
結局一番理解してくれるのは近親者であることが多いです。
4.地方大学からの就活生だった経験談
筆者の場合は地方大学から東京での就活を行いました。
正直就活中はお金がなくて辛かった時も多かったです。
というのもやはり東京まで出てくる交通費と宿泊費が重くのしかかりました。
なのでまず私がやったことは就活カフェに行って同じような地方大学生と仲良くなって「どうやって節約をしているのか」「どういう風に就活を進めているのか」ということを聞き出すことから始めました。
先に東京で就活している就活生から話を聞くことで有効な情報を得ることができました。
またやはりもっとも私の就活で助かったのは短期のアルバイトです。
東京には「短期 アルバイト」などでググってみるとたくさんの求人が出てきます。先ほども開設しましたが、働いたその日のうちに給料がもらえるというバイトがあったり、隙間時間でできるものもあるので大学と就活で忙しい就活生にもおすすめです。
まとめ 就活生でお金がなくても方法はたくさんある
いかがだったでしょうか。
就活を控えている大学生の方や就活中の方は参考になったのではないでしょうか。
確かに就活はたくさんの支出があり、人によっては苦しいこともあるでしょう。
しかしこの就活を乗り越えていい企業に就職することができれば幸せな社会人生活が待っていますし、もしご両親からお金を借りていたとしてもすぐに返すことができます。
なので就活のお金がないという人は「就活中はどうやったら効率的に最小限の費用で内定を獲得することができるのか」をしっかりと考えて行動していくことが大切です。
その経験が社会人として仕事をするときに活きてきますしね。
ではみなさんが納得のいく就活ができることを願っております。