就活の交通費支給、ここで失敗しない!申請マナー完全攻略ガイド

2025/12/25更新

就職活動で避けて通れない交通費の負担。企業から支給されると嬉しい反面「どう申請すればいい?」「聞き方で失礼にならない?」といった不安は尽きません。

実は、交通費の申請手続きは、単なる事務作業ではなく、あなたの誠実さやビジネスマナーが試される「選考の一部」です。

この記事では、交通費支給の基本から、採用担当者に好印象を与える申請マナー、そして領収書をなくした時などのトラブル対処法まで、一連の流れを徹底解説します。この記事を読めば、交通費に関するあらゆる不安が解消され、自信を持って選考に臨めます。

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交通費申請は「選考の一部」!あなたの誠実さが試されている

重要な心構えとして、交通費の申請手続きが「選考の一部」であるという視点を持ちましょう。

企業に学生の交通費を支払う法的な義務はなく、支給はあくまで学生の負担を軽減したいという企業の「配慮」に他なりません。この配慮に対してどれだけ誠実かつ丁寧に対応できるかを採用担当者はチェックしています。

例えば、提出する領収書が綺麗に整理されているか、精算書の文字は丁寧か、といった細かな点から、あなたの仕事に対する姿勢や人柄を判断しているのです。

お金に関する手続きだからこそ、社会人として信頼できる人物かどうかを見極めるための、絶好の材料となります。この心構えがあれば、面倒な手続きも「アピールチャンス」に変えられるでしょう。

まずは基本を理解!就活の交通費は原則「自己負担」

交通費支給の具体的なマナーの前に、基本的な考え方を整理しましょう。

交通費の支給は企業の「配慮」と心得る

大前提として、就職活動にかかる交通費は「自己負担」が原則です。企業からの支給は、あくまでも学生の負担を軽くするための特別な配慮に過ぎません。

この点を理解していれば、万が一支給されなかった場合でも不満に思うことなく、支給された際には心からの感謝を伝えられます。就活を始めるにあたって、まずは交通費を自分でまかなうための資金計画を立てておきましょう。

就活にかかる交通費のリアルな金額は?

近年の対面選考の増加に伴い、交通費の負担は大きくなる傾向にあります。

株式会社リクルートの調査によれば、2024年卒の学生がかけた交通費は平均で21,312円に上ります。特に地方学生の場合、この金額はさらに大きくなるでしょう。

一方で、株式会社マイナビの調査では、約7割(67.9%)の学生が企業から交通費などを「支給された経験がある」と回答しています。

このデータからも、交通費支給の正しい知識とマナーを身につけておくことが、就職活動をスムーズに進めるうえで欠かせないことがわかります。

【状況別】就活で交通費が支給されやすいケースとは

就活で交通費が支給されやすいケースは以下の3つです。

交通費が支給されやすいケース
  • ケース1:最終面接など選考の後半段階
  • ケース2:遠方の学生を対象とする場合
  • ケース3:一部のインターンシップ参加時

交通費は原則自己負担ですが、企業が費用を支給してくれるケースも多く存在します。ここでは、特に支給の可能性が高いケースについて詳しく解説します。

ケース1:最終面接など選考の後半段階

交通費が支給されるタイミングで最も多いのが、二次面接や最終面接です。選考が進むほど、企業は有望な学生に対して「ぜひ最後まで選考を受けてほしい」という強い意志を持ちます。

交通費の支給は、優秀な学生の選考辞退を防ぐと同時に「あなたに期待しています」という企業からのポジティブなメッセージでもあるのです。

ケース2:遠方の学生を対象とする場合

新幹線や飛行機での移動が必須となる遠方の学生に対し、交通費を支給する企業も多くあります。

これは、居住地による有利不利をなくし、全国から優秀な学生を採用したいという企業の考えの表れです。どこからを「遠方」とするかの基準(例:「本社から〇km以上」など)は企業によって異なります。

ケース3:一部のインターンシップ参加時

すべてのインターンシップで支給されるわけではありませんが、プログラムによっては交通費が支払われる場合があります。

特に、数週間にわたる長期インターンシップや、社員と同様の実務を経験するタイプのものは、支給されやすい傾向にあります。一方で、参加人数が多い1day仕事体験などでは、支給されないのが一般的です。

【完全マニュアル】交通費申請で失敗しないための3ステップ

交通費申請で失敗しないためのステップは以下の3つです。

交通費申請のステップ
  • STEP1:【準備編】申請前に確認・用意すべきこと
  • STEP2:【当日編】好印象を与える手続きと受け取り方
  • STEP3:【事後編】感謝を伝えるお礼メール

交通費の申請をスムーズに進めるための手順を「準備」「当日」「事後」の3ステップに分けて解説します。この流れで進めれば、マナー違反の心配はありません。

STEP1:【準備編】申請前に確認・用意すべきこと

慌てずスマートに対応するため、事前の準備が成功の秘訣です。募集要項に交通費の記載がない場合、直接的に「交通費は出ますか?」と尋ねるのは避けましょう。

当日の持ち物を尋ねる流れで、間接的に確認するのがスマートな聞き方です。

【メール文例】

件名:〇月〇日面接の持ち物に関するご確認(〇〇大学・氏名)

株式会社〇〇

採用ご担当者様

お世話になっております。

〇〇大学の〇〇です。

この度は、面接の機会をいただき誠にありがとうございます。

〇月〇日の面接につきまして、当日の持ち物を確認させて頂きたくご連絡いたしました。

履歴書等の他に、交通費の精算で必要となる印鑑や領収書など、持参すべきものはございますでしょうか。

お忙しいところ恐縮ですが、ご教示いただけますと幸いです。

何卒よろしくお願い申し上げます。

区分 必要書類 発行方法・記入ポイント
新幹線・飛行機 領収書 券売機または窓口で必ず発行します。宛名は「(株)〇〇」など企業の正式名称にし、但し書きは「交通費として」と記載します。
在来線・路線バス ICカード利用履歴 駅の券売機で印字可能。履歴の印字件数には上限があるため、移動後すぐに印字するのが確実です。
宿泊 宿泊費の領収書 宿泊費が支給対象の場合のみ提出。宛名は企業名で、食事代など個人的な費用を除き「室料のみ」で発行してもらいます。

STEP2:【当日編】好印象を与える手続きと受け取り方

当日は、準備した書類を丁寧に提出するようにしてください。領収書などの書類は、無地の白い封筒に入れて持参すると非常に丁寧な印象を与えます。封筒の表には「交通費精算書・領収書在中」と記載しておきましょう。

書類を渡すタイミングは、担当者から「交通費の件ですが」と促された時が基本です。その際に「はい、こちらでございます」と一言添え、両手で丁寧に手渡してください。

当日の持ち物リスト

区分 持ち物 補足・注意点
証拠書類 領収書・利用履歴 交通費精算に必要。企業が用意した精算書に利用区間・金額を正確に記入します。申請は「自宅最寄り駅」から「企業」までの合理的かつ経済的なルートで行うのが原則です。
印鑑 朱肉を使う認印(シャチハタ不可) 書類に押印することで「内容に相違ありません」という意思を示します。にじみや傾きに注意して、丁寧に押印します。
学生証 身分証明として提示できるように持参 受付で入館手続きや精算時の本人確認で提示を求められる場合があります。有効期限が切れていないか、汚損がないかを事前に確認しておきましょう。
振込先口座情報 キャッシュカードまたは通帳のコピー 交通費の振込先確認用。口座名義が本人名義であることを確認します。
筆記用具 黒のボールペン 書類記入用。消せるタイプのペンは使用しません。

STEP3:【事後編】感謝を伝えるお礼メール

面接後にはお礼のメールを送るのがマナーですが、その際に交通費支給への感謝も忘れずに添えましょう。

【お礼メールへの追記文例】

(前略)

また、この度は交通費のご支給につきましても、細やかなご配慮をいただき心より御礼申し上げます。

(後略)

この一文があるだけで、感謝の気持ちを忘れず、丁寧なコミュニケーションが取れる人物という印象を強く残せます。

交通費を受け取る際の注意点とNG行動

交通費の申請には、社会人としての誠実さが問われます。評価を下げないためにも注意点とNG行動を事前に知っておきましょう。

絶対NG!交通費の水増し・虚偽申請のリスク

いかなる理由があっても正直に申請することが絶対のルールです。たとえば、実際より高い金額を申請する「水増し請求」は許されません。また、夜行バスを利用したのに新幹線代を請求するなどの「虚偽申請」も同様です。

これらの不正行為が発覚した場合、内定取り消しにつながる可能性もあります。軽い気持ちで行った不正が、あなたの信頼を大きく損なうことを理解しておきましょう。

移動経路は「常識的で合理的」なルートを選ぶ

企業側は、あなたが万全の状態で面接に臨むことを期待しています。そのため移動経路は「常識的で合理的」なルートを選びましょう。

交通費を切り詰めるために、極端に時間がかかるルートを選ぶ必要はありません。以下にOK例とNG例をまとめたので参考にしてください。

OK例
  • 長距離の移動で新幹線や特急を利用する
  • 少し割高でも、乗り換えが少なく済むルートを選ぶ
NG例
  • 企業の許可なく、新幹線のグリーン車や飛行機のビジネスクラスを利用する
  • 電車遅延などの正当な理由なく、自己判断でタクシーを利用する

NG例に該当するパターンで、そのまま企業に交通費を申請すると、大きく心証を損ねる可能性があります。十分に注意しましょう。

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【グレーゾーンを解決】交通費支給に関するQ&A

交通費の申請で判断に迷いがちなケースについて、Q&A形式で解説します。誠実な対応が、あなたの評価を守ります。

Q1. 領収書をなくしてしまいました。どうすれば?

A. 正直に、そして迅速に採用担当者へ報告しましょう。隠したりごまかしたりするのが最も評価を下げます。

「大変申し訳ございません。領収書を紛失してしまったのですが、どのように対応させていただいたらよろしいでしょうか」と、正直に伝え指示を仰いでください。

Q2. 同日に複数社の面接があり、交通費が二重にもらえそうです。

A. 交通費の二重受け取りは、虚偽申請にあたり重大なマナー違反です。絶対にやめましょう。

本命企業に主要な交通費(例:新幹線代)を申請し、もう一方の企業には正直に事情を説明した上で、追加でかかった費用(例:最寄り駅からの電車代)のみを申請するのが最も誠実な対応です。

Q3. 新幹線は指定席やグリーン車を使っても良いですか?

A. 企業の許可なく、普通席(自由席または指定席)以外を利用するのはNGです。指定席の利用は一般的に問題ありませんが、グリーン車などの上位クラスは贅沢と見なされます。移動経路は「常識的で合理的」なルートを選ぶのが鉄則です。

Q4. 就活の前後に旅行を計画しています。交通費はどう申請すれば?

A. 就職活動に直接必要な区間のみを申請するのがルールです。

例えば、東京での面接の前後に京都で観光する場合、申請すべきは「自宅から東京までの往復交通費」のみです。個人的な旅行費用まで申請するのは虚偽申請にあたります。

Q5. 交通費の支給を辞退したい場合はどうすれば?

A. もし辞退したい場合は「お気持ちは大変ありがたいのですが、今回は辞退させていただきます」と丁寧に伝えましょう。

ただし、企業は学生の負担を本気で考えているため、特別な理由がない限りは素直に受け取るのが良いでしょう。無理な辞退はかえって不自然な印象を与える可能性もあります。

Q6. 申請した交通費がなかなか振り込まれません。

A. 企業の経理処理には時間がかかるため、まずは1ヶ月程度待ちましょう。それでも入金が確認できない場合は、催促ではなく「ご確認」という形で丁寧なメールで問い合わせます。

「〇月〇日に申請いたしました交通費のお振込み状況について、ご確認いただくことは可能でしょうか」といった聞き方が適切です。

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まとめ

就活の交通費申請は、単なる手続きではなく、あなたの誠実さやビジネスマナーが試される「選考の一部」です。企業の支給はあくまで「配慮」であると心得え、感謝の気持ちを忘れないことが大切です。

申請は「準備・当日・事後」の3ステップで進め、領収書の準備や丁寧な受け渡し、お礼メールでの感謝など、一貫した誠実な対応を心がけましょう。

実際より高く請求する水増しや、複数社からの二重受け取りは、信頼を失う重大なマナー違反です。領収書を紛失した場合なども正直に相談し、社会人として信頼できる人物であることをアピールしましょう。

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この記事の監修者三好 勝利(キャリアアドバイザー)

新卒で小学校教員となり、学級担任や学年主任などを務め、1000人以上の生徒の指導に携わる。その後、大手教育企業でのコンサルティング営業を経て、現在は株式会社ナイモノのキャリアアドバイザーとして250名以上の学生の就職支援に従事。未経験IT、総合職、人材など幅広い業界への支援実績を持つ。面接対策や自己PRの指導に定評があり、面接官の経験を生かした的確なアドバイスが強み。学生一人一人に寄り添い、ラフな雰囲気で親身に相談に乗ることを心がけている。

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