株式会社オープンハウスのエントリーシートの対策法を徹底解説

株式会社オープンハウスのエントリーシートの対策法を徹底解説

2024/6/21更新

はじめに

この記事では、株式会社オープンハウス(以下オープンハウス)への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。

特にオープンハウスならではのエントリーシートでのアピール方法から実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。

また、オープンハウスが求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、オープンハウスの内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。

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オープンハウスの概要

オープンハウスとは

出典元:オープンハウス

 

初めにオープンハウスとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。

オープンハウスとは

オープンハウスは創業25周年を迎える総合不動産グループで、東京都心を中心に「好立地の家」を提供しています。

そのサービスエリアは、東京23区から横浜・川崎・埼玉・千葉・群馬・栃木・名古屋・関西・福岡にまで広がっています。

土地や戸建ての仲介を行っている会社です。

また、オープンハウス・ディベロップメントとオープンハウス・アーキテクトが連携し、企画・開発・建設を一貫して行うことで、顧客に“等身大”の家づくりを実現しています。

2013年9月から東証一部に上場し、それ以来、年平均成長率28.0%という高い水準で成長を続け、2023年には売上高一兆円を突破しました。

この成長の背景には、限られた敷地を活かす設計力、都心でのリーズナブルな価格、そして丁寧でスピーディな接客が挙げられるでしょう。

オープンハウスは豊富な実績と蓄積されたノウハウを駆使し、法的規制や厳しい土地条件をクリアして、広い住空間を提供しているのです。

さらに、独自の建築ノウハウを活かし、他社では商品化が難しい土地を取得し、できる限り価格を抑えた住宅を提供しています。

お客様には、環境や立地、お好みのテイスト、将来性、ローンの支払いまでを総合的に考慮した提案を行い、ご納得いただける接客を心掛けています。

オープンハウスの採用難易度

オープンハウスの採用難易度は高いです。

オープンハウスは不動産業界で第4位の売上高を誇り、創業以来一貫して成長を続けています。

2023年1月13日に東洋経済新報社から刊行された『1300万件のクチコミでわかった超優良企業』では、「社員の士気」が高い企業として第1位にも選ばれました。

オープンハウスの採用難易度が高い理由の一つは、その人気の高さです。

リクナビのデータによれば、今年度の総合職の採用予定人数は301名ですが、プレエントリー候補者数は10,147名に達しています。

このため、採用倍率は約33倍と競争率が非常に高いのです。

このような高い採用倍率は、オープンハウスが持つ魅力的な企業文化や、成長著しい企業としての評価が影響しています。

オープンハウスの採用大学

オープンハウスの採用大学の実績は以下の通りです。

偏差値が高い大学も採用大学にありますが、オープンハウスは多様な学生層からの就活生を積極的に採用しています。

よって、いわゆる学歴フィルターは存在していないと考えられるでしょう。

<大学>
東京大学、一橋大学、京都大学、九州大学、東京工業大学、早稲田大学、慶應義塾大学、筑波大学、横浜国立大学、千葉大学、上智大学、国際基督教大学、東京理科大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、首都大学東京、大阪大学

 

以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。

オープンハウスが求める人材とは?

オープンハウスが求める人材

オープンハウスが求める人材とは、以下の通りです。

挑戦する姿勢

オープンハウスでは、積極的に挑戦する姿勢を持つ人材を歓迎しています。

日本一を目指す企業として、さまざまな技術的課題に立ち向かい、明るく元気に挑戦し続けることを求めているのです。

自分だけでなく周囲を巻き込み、チームの士気を高める力がある人は、早期にマネージャーとして昇進する可能性があるでしょう。

素直さ

オープンハウスでは、先輩のアドバイスを素直に受け入れ、実践できる人が早く成果を上げています。

自身の方法に固執せず、まずは指示通りに行動することが成長の鍵です。

素直な姿勢で取り組むことで、スピーディーに成果を出せるでしょう。

継続する努力

成果は努力に比例します。

オープンハウスは、泥臭い努力を続けることを重視しているのです。

最初は結果が出なくても、諦めずに努力を続けることで必ず成果が見えてくるでしょう。

この継続力が、結果を生み出す原動力です。

責任感

オープンハウスは、何事にも当事者意識を持ち、他人のせいにしない姿勢を求めています。

自分ごととして物事に取り組むことで成長のスピードが加速し、より多くのことを学び取ることができるでしょう。

目標への共感

高い目標を共有し、諦めずに最後まで頑張れる人が大きな成果を出せます。

組織一丸となって目標達成に向けて動くため、斜に構える人や諦めが早い人は向いていません。

共感し、最後まで取り組む姿勢が求められます。

オープンハウスは、これらの要素を持つ人材を求めています。

挑戦心、素直さ、継続する努力、責任感、そして目標への共感が必要です。

これらを持つ人こそオープンハウスで活躍し、成長できる人材です。

 

オープンハウス各社の採用方向性の違いは?

オープンハウス各社の採用方向性の違い

オープンハウスとオープンハウス・ディベロップメントは、新卒採用において異なる「求める人材」を掲げています。

オープンハウス・ディベロップメントが求める人材は、特定の学部や特別なスキル、知識を一切問いません。

何よりも高い目標達成意欲を持ち、自ら考え行動できる人を重視しているのです。

多くのチャンスを掴み取りたいという強い意欲を持つ方に対して、多くの機会を提供する環境が整っています。

さらに、人物重視の採用方針を掲げており、書類選考は行わず、面接を通じて直接志望者の人柄や意欲を見極めています。

このようなアプローチにより、書類では伝えきれない熱意や個性をしっかりと評価し、適切な人材を見出しているのです。

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

ポイントの概要

エントリーシートは、企業が就活生の能力や性格が自社にマッチしているかを重点的にチェックするためにあります。

企業は、就活生がどのような人物であるか、そして自社でどのように力を発揮できるかを知りたがっています。

これは、個々の能力や性格が、企業の文化や仕事にどうフィットするかを見極めるためです。

また、就活生がその企業で働くモチベーションが十分かどうかも重要なポイントです。

常に高いモチベーションで働ける社員はより良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する傾向があるからです。

そして、「なぜ他の企業ではなくその企業を志望したのか」という点も明確に示す必要があることを覚えておきましょう。

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方

エントリーシートは、結論から書き始めると説得力が増します。

以下の順番を意識すると良いでしょう。

  1. まず結論を提示する
  2. 結論に至った理由を書く
  3. 理由を強調するために具体例を用いる
  4. 再び結論を強調する

 

この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。

以下の例文を参考にしてください。

結論:私が不動産業界を志望する理由は2点あります。

理由:1点目は、住まい選びの重要性を強く感じているからです。

具体例:学生時代に上京し、初めてアパートを借りる際、物件選びの不安や契約内容に対する疑問が多々ありました。

その際に親切で分かりやすい説明をしてくれた不動産業者に出会い、大変心強く感じました。

結び:この経験から、利用者の不安を取り除き、安心して生活を始められるサポートを提供したいと考えました。

理由:2点目は、地域社会の発展に寄与する仕事に魅力を感じています。

具体例:私は地元で災害ボランティアに参加した際、多くの家庭が被害を受けている中で、適切な立地や構造を持つ家は無事だったことに感銘を受けました。

不動産業界において、災害に強い住宅や安全な立地を提供することで、人々の安心した暮らしを支えたいと思いました。

結び:特に貴社のように、地域に根差し、地元の特性を生かした物件を提供する企業であれば、私の目標を実現できると確信しています。

結論:以上の理由から、私は貴社で利用者に安心感を提供し、地域社会の発展に貢献する仕事に携わりたいと強く願っています。

具体的には、お客様視点での丁寧な接客を心がけ、物件選びの不安を解消するサポートを行い、安心して生活を始められるお手伝いをしたいと考えています。

オープンハウスの価値観やカルチャーを文章に取り入れる

エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、通過率が上昇するでしょう。

例えば、オープンハウスの場合、「お客様のニーズを徹底的に追求し、価値ある不動産をお届けします」といった基本理念を掲げることが考えられます。

また、他のバリューやビジョンも文章の中で取り上げることが重要です。

もちろん、上記のような基本理念が必須であるわけではありません。

例えば、オープンハウスは「他社には真似できないビジネスモデル」を持ち、価格交渉や契約までのスピード感といった点で高く評価されています。

この強みを活かし、自分がやりたいことや将来像に合った形で文章を作成できるでしょう。

重要なのは、数あるファームや代替可能な業界が存在する中で、なぜ「オープンハウス」を選ぶのかを論理的に説明することです。

 

エントリーシートの位置付け、及び対策方法

エントリーシートの位置づけに関しては、主に就活生の論理的思考力を試しているセクションと捉えるのが良いでしょう。

勿論文章の内容も評価の対象になっているものの、一番見られるのは文章の構造や論理展開に問題がないかです。

そのため、企業に提出する前に必ず論理展開や文章構造の見直しをしておきましょう。

また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。

  1. 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)
  2. 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)
  3. 未来目標系(見られている点:大局観、未来志向、社会貢献性)
  4. 価値観系(見られている点:個性的か、コンサルタント適性があるか)
  5. その他(長所・研究内容)

 

設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。

また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

オープンハウスの選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。

オープンハウスのエントリーシート

志望動機

・オープンハウスを志望する理由をご記入ください。(500文字以下)

【記載例】

私がオープンハウスを志望する理由は、圧倒的な成長力と実力主義の企業文化に魅力を感じたからです。

まず、結論として、私はこの急成長企業で自分の能力を最大限に発揮し、キャリアを積み上げたいと考えています。

第一の理由は、オープンハウスの成長力です。

設立から僅か16年で東証一部上場を果たし、近年の成長率も30%以上を誇るなど、その勢いは他の企業とは一線を画しています。

不動産業界は競争が激しく、市場規模も巨大ですが、オープンハウスはその中で確固たる地位を築いています。

私もこのような活力溢れる企業で働くことで、自分自身の成長を加速させたいと考えました。

第二の理由は、実力主義の企業文化です。

オープンハウスでは成果を上げることでスピード昇進が可能であり、多くの若手社員が20代で管理職に就いているという事実に強く惹かれました。

私は、自分の努力と成果が正当に評価される環境でこそ最大限のパフォーマンスを発揮できると確信しています。

具体例として、大学時代に取り組んだプロジェクトがあります。

私は学生団体のリーダーとして、メンバーの意欲を引き出し、目標を達成するために様々な施策を講じました。

その結果、メンバー全員が一丸となり、イベントの参加者数を前年の2倍にすることができました。

この経験から、成果を上げるために必要なリーダーシップとチームワークの重要性を学びました。

以上の理由から、私はオープンハウスで自分の能力を試し、さらなる成長を遂げたいと考えています。

圧倒的な成長力と実力主義の文化の中で、自らの限界に挑戦し続けたいと強く願っています。

ポイント:

  1. 明確な結論を最初に述べる
    志望動機を一目で理解してもらえるよう、冒頭に結論を書いてください。
    例: 「私はオープンハウスで自分の能力を最大限に発揮し、キャリアを積み上げたいと考えています。」
  2. 理由を具体的に述べる
    志望動機の理由を2つ挙げ、それぞれに説得力を持たせましょう。
    企業の特徴や強みをよく理解し、自分の目標や価値観と結びつけて説明するといいです。
    例: 「第一の理由は、オープンハウスの成長力です。」 「第二の理由は、実力主義の企業文化です。」
  3. 体的なエピソードを交える
    自己PRとして具体的な経験やエピソードを挙げ、どのように企業で活かせるかを示しましょう。
    例: 「大学時代に学生団体のリーダーとして、イベント参加者数を前年の2倍にしました。」

 

このように、結論→理由→具体例の順に整理して書くと、読み手にわかりやすく伝わります。

 

自己PR

・自己PR(何かご自身でやり遂げた経験を具体的にご記入ください)(500字)

【記載例】

私は大学のサークル活動において、メンバー全員が満足するイベントを企画・運営し、大成功を収めました。

この経験を通じて培ったリーダーシップとチームワークのスキルを活かし、不動産業界でお客様に最高のサービスを提供したいと考えています。

この経験から、計画力や調整力、コミュニケーション能力が重要であることを学びました。

また、メンバー全員が意見を出し合い、協力して一つの目標を達成することの大切さを実感しました。

これらのスキルは不動産業界でのプロジェクト管理やお客様との信頼関係構築において非常に有用です。

大学2年生の時、私が所属していたサークルで年に一度の大型イベントの実行委員長を務めました。

初めての大役であったため、不安もありましたが、メンバー全員が楽しめるイベントにしたいという強い思いから、計画段階から積極的に意見を取り入れました。

イベント内容の提案から予算管理、スポンサー獲得まで、多岐にわたる業務を担当しました。

特に予算管理では、限られた資金を有効に活用するため、複数のスポンサー企業と交渉し、必要な資金を確保することができました。

イベント当日は、多くの来場者から「楽しかった」「また来たい」という声をいただき、大成功を収めました。

この成功は、私一人の力ではなく、メンバー全員が協力し合った結果であり、リーダーシップの重要性とチームワークの力を再確認する機会となりました。

この経験を通じて培ったスキルを活かし、不動産業界でお客様のニーズに応える最適な住まいを提供し、信頼される存在になりたいと考えています。

ポイント:

この自己PRの見本では、以下のポイントが重要です。

ポイント
  • 結論を先に示す
    何をやり遂げたか、そしてその経験をどう活かしたいかを明確に述べましょう。
  • 理由を説明する
    その経験から得たスキルや学びを具体的に説明し、不動産業界で役立つことを強調してください。
  • 具体例を挙げる
    具体的な経験やエピソードを通じて、計画力や調整力、コミュニケーション能力などを具体的に示しましょう。
  • 経験と志望理由を結びつける
    最後に、経験から得たスキルを志望する業界でどう活かすかを具体的に述べるといいです。

まとめ

この記事では、オープンハウスの会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。

オープンハウスの家は、都市部でも手頃な価格で提供されていることが魅力です。

土地の面積を抑えることで全体のコストを削減し、都心でもリーズナブルな住宅を実現しています。

オープンハウスは、都市部での住宅建築に関する豊富な経験と高度な技術を活用しているため、他社では対応しにくい土地にもデザイン性と機能性を兼ね備えているのです。

また、グループ内で組織的な土地の仕入れ体制を整え、効率的に土地を確保しています。

エントリーシートを書く際は、これらの企業の強みに沿った内容を心掛けることが重要です。

この記事が、オープンハウスの内定に一歩近づくための参考になることを願っています。

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