【業界研究】最近のホテル業界はどうなっているか

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【業界研究】最近のホテル業界はどうなっているか

1.ホテル業界とは

 

2020年には東京オリンピックが開かれ、今日本では訪日外国人観光客が増加しています。

 

外国人観光客の増加に伴い、注目を集める日本の業界が出てきました。

その一つにホテル業界があります。

東京オリンピックのためもあり、ホテル業界は成長傾向にあり、多くの人材を募集している企業も増えてきました。それに伴い就活生からの人気も高まっています。

 

価格、サービス、接客など様々な角度から業界での生き残りを狙えるため、業界志望者の数は増えつつあります。よって倍率も増加傾向になっているので、業界研究を他の就活生よりも進めてみましょう。

 

1-1.ホテルの市場規模

業界動向.SEARCH.COM(平成25年~26年)の調べによると

 

市場規模:9216億円

労働者数:20970人

平均年齢:39.4歳

平均勤続年数:12.8年

平均年収:506万円

となっています。

 

平均年収に関して平均よりやや高めと言えます。

2015年に統計されたデータによると、労働者の平均年収は440万円と言われているので、標準から50万円近く高い金額と言えそうです。

しかし他のデータは他の業界と比較しても平均的であると言えます。

 

1-2.ホテル業界の仕組み

ホテルや旅館の予約は自社サイトによる直接販売と、旅行会社・旅行代理店や旅行サイトなどを通して行われる委託販売の二つに分けられます。

 

また最近ではインターネットからの予約が主流になりつつあるため、ホテルや旅館が委託業者(旅行会社・旅行代理店や旅行サイト)に空室・価格情報の提供を行い、消費者とのやり取りを委託するという形で委託販売が多くみられます。

 

委託販売はホテル・旅館の手間が省けることと、鉄道や新幹線などの移動手段の旅行券も同時に予約してくれることが多いため消費者の利用も増えています。

 

1-3.ホテルの種類

ホテルの種類も併用しているホテルを含めると数多く存在します。

ここではインバウンド客がよく利用するホテルの種類をピックアップしてみました。

 

ビジネスホテル:宿泊料金が基本的に安く、一般客にはリーズナブルな価格設定の場所が多い。素泊まりが基本で、食事などの設備が付いていない場所もある。

 

シティーホテル:ビジネスホテルと大きな違いはなく、一くくりにしてもよい。価格帯としてはビジネスホテルよりも料金が高く、食事が付いていたり、部屋の設備がしっかりしていることが多い。端的に言うと、泊まること以外の集客施設を兼ね備えたホテルとも言える。

 

リゾートホテル:観光地にあるホテルが多く、品質が良い食事を提供してくることが多い。温泉や娯楽施設など宿泊施設とは別に近くに目玉となる施設が併設していることがある。旅館や観光ホテルもこの分類に入る。

 

 

2.ホテル業界の特徴

 

・旅行客に合わせた対応

昔は海外旅行に一人でいく人は少なかったのですが、最近では一人旅をする観光客が増えてきました。このように最近では様々な旅行スタイルがあります。団体旅行や家族旅行をはじめに、一人旅、女子旅、定年後の旅行などです。

ホテル業界もそのような旅行スタイルの拡大、時代の変化に合わせたホテルを提供することが求められています。

 

・海外業者の参入

近年の訪日外国人の急激な増加を受けて、日本のホテル業界では対応しきれない部分を狙い、海外ホテルの参入が著しくなってきました。ヒルトングループを含め、多くの海外ホテルの増加が見られます。

 

・景気次第

これがホテル業界だけではなく、観光業界全体の特徴であり、最大の特徴であると言えます。

 

東京オリンピックは世界中から観光客が訪日することが見込めますが、数年前で記憶に新しいのは「爆買い」を目的に、中国人や韓国人を中心に訪日観光客が集中した年もありました。

 

またある年は、日本と韓国または日本と中国の関係が冷え込み、訪日観光客が大幅に減少した年もありました。またある年は震災で。

 

以上のように自社とは関係ない外因で大幅に業績が下がることもあります。

 

また円安になれば観光業界全体が盛り上がりますが、円高になると旅行業界は盛り下がってしまいます。

要するに景気が良ければ業績は上がりやすく、景気が悪ければ業績は下がるという不安定な業界であるともいえます。

 

 

3.ホテル業界の最新動向

 

ホテル業界は2007年頃から業績は伸び悩み、減少傾向にありました。

しかし、2012年頃から業績は回復し、現在は成長傾向で推移しています。

 

これは前述したように訪日外国人観光客増加による影響であり、2020年の東京オリンピック開催に向けて続くと考えられています。

ホテル業界は、インバウンドの増加によって回復し、さらに国内旅行の増加も、業績好調の要因でしょう。

 

国内旅行が増加したのは、円安の影響も考えられています。

訪日外国人数は増加を続け、ホテル業界はまだまだ成長が見込まれている業界です。外資系、国内企業ともに開業を進める企業も多く、さらなる成長が期待できる業界になります。

 

3-1.ホテル業界の概況

観光庁の「宿泊旅行統計調査」によると

 

・2011年の国内ホテル業界の宿泊数:4億1723万人

うち、日本人宿泊数:3億9881万人 外国人宿泊数:1842万人

 

2015年の国内ホテル業界の宿泊数:5億408万人

うち、日本人宿泊数:4億3846万人 外国人宿泊数:6561万人

全体的に宿泊数は伸びているが、それ以上に外国人宿泊数は凄まじい勢いで増えている。

 

またホテル数も増加している。厚生労働省の「衛生行政報告例」によると、2015年にはホテル施設数は9967(84.6万室)。 2011年より施設数で104、客室数で約3.2万室増えていることになる。

 

以上のようにホテル業界全体に成長が見られます。これは政府が「2020年の訪日外国人旅行者を4000万人、2030年に6000万人まで伸ばす」という目標を立てていることも追い風となっている状態です。

 

3-2.ホテル業界のトピックス

 

・民泊へのルール作り

 

「民泊」は一時期ニュースに取り上げられるようになり、利用者が急増しました。一般的に民泊はネットなどの仲介サイトで、その地域の住民が旅行者に、自宅の一室や所有する部屋などを貸し出すというビジネスモデルの一種です。

 

当初はその自由さからトラブルが多く発生していましたが、日本政府は法整備を進めており、今後民泊の利用が増えてくることが予想されています。

 

 

・外国人向けのサービス拡張

英語・中国語版のホームページやパンフレットの作成、外国語を話せるスタッフの拡充、日本文化を感じられるイベントの開催、などによって外国人を呼び込もうと工夫するホテルもあります。

また、インドネシアなどイスラム圏の国から日本を訪れる旅行者が増えているのに対応し、「ハラル認証」(イスラム教の戒律で摂取が禁じられている食材を使っていないなど、イスラム法に則って製造されたものであると認めるもの)を取得するホテルも登場しています。

 

・高級ホテルの増加

日本には富裕層向けの高級ホテルが少ないと言われているため、富裕層顧客をターゲットにした外資系の高級ホテルが、都市部でオープンしています。

需要と供給が噛み合えば大きな利益を上げていく事でしょう。

 

 

4. 就活生のためのホテル業界の研究

・仕事内容

 

ホテル業界の職種としてサービス、営業、開発が挙げられます。

サービス業務は宿泊客に直接関わる仕事です。

 

このサービス業務もかなりの仕事に分かれていて、

宿泊客の接客や各種対応にあたるホールスタッフ

チェックインやチェックアウトなどの宿泊管理を行うフロントスタッフ

各種サービスを宿泊客に届けるウェイター

客室の掃除やメインテナンスを手掛ける客室係

ブライダルなどイベントの管理、企画を宿泊客と一緒に行うブライダルコーディネーター、そしてホテル全体の管理者である支配人などがサービス業務にあたる仕事です。

 

営業は法人や団体に向けて旅行プランを提案する仕事です。

委託業者と共同で宿泊プランや旅行プランなどを考えることもあります。

 

開発はホテルの評価や市場調査などをもとにマーケティングし、イベントやプランを作成します。顧客によりよいサービスを考え、魅力のあるホテル作りを目指します。

 

 

・大手企業

    株式会社プリンスホテル

https://www.princehotels.co.jp/company/outline/

株式会社プリンスホテルは業界動向リサーチを参考にした売上高ランキング1位である西武グループが運営している企業です。国内外に49のホテルを展開しているグローバル企業でもあり、日本でも最大級のチェーンホテルです。

 

②    リゾートトラスト株式会社

https://www.resorttrust.co.jp/

リゾートホテル・シティーホテルなどを運営している企業です。国内では46ヶ所、ハワイでは1ヶ所のホテルを持ち、国内外で活躍しているグローバル企業でもあります。

 

また売上高ランキングでは

1位、西武ホールディングス

2位、リゾートトラスト

3位、東京急行電鉄

4位、京王電鉄

5位、ホテルオークラ

 

が上位にランクインしています。どこも聞いたことがある有名企業であるので、就活の差異には念入りな業界研究が必要ですね。

 

 

・就活前の注意点

ホテル業界は、一見すると華やかなイメージがありますが、実際に働くと大変なこともたくさんあります。

どの職種でも同じですが、仕事を続けていくのには、その業界のマイナス点も知っておかなければなりません。良い面、悪い面をきちんと事前に理解しておくことが重要です。

 

①    休みは不安定

 

ホテルの仕事では休みは基本的に不定期です。

土日祝日など、多くの人が休みになる期間は、業務も多くなり、忙しくなることがほとんどです。また、夏季や冬季などの長期の休暇もなかなか取ることができません。

 

ホテルの忙しさに合わせて休みとなる場合が多いので友人や家族と休みが合わずに会えなくなることもありますし、長期の旅行なども難しくなります。

 

ホテル業界だけではなく、他のサービス業界も同じことが言えますが、志望する際には注意しましょう。

ホテル業界の勤務はシフト制であることが多く、朝・昼・夜の3交代となります。

担当する職場によって異なりますが、勤務時間も不規則で、長時間になることもあるので、ある程度の体力が必要です。

 

 

②    クレーム対応

 

ホテル業務はお客様を相手にする接客が中心です。

人によっては、従業員の対応を不快に感じたり、サービス内容に満足できずにクレームを言われる場合もあります。

クレームの対応をすることも、ホテルで働く従業員の仕事のひとつです。

すべての人が満足できるようなサービスを提供するのはとても難しく、同じ対応でも、良いと感じる人もいれば、良くないと思う人もいます。

 

電話や対面でクレームを言われた場合には、お客様が納得できるように話をしていかなければなりません。

 

入社直後は、上司や先輩がクレーム対応をしてくれることもありますが、働いているうちに自分自身で解決していく必要があります。

 

クレームを言う人はサービスに対して嫌な思いを持っているために、冷静に話をすることも難しい可能性もあります。相手の気分を逆立てしないように、気配りを持ちながら、納得してもらえるようなスキルも重要です。

 

③    高給料というわけではない

 

ホテル業界の給料は、大手以外では、他の業界と比較しても高いと言えません

勤務時間も長く、休みも不定期で仕事のわりには給料が少ないと感じるもいるでしょう。

ホテルの仕事にやりがいを感じていて、給与額にも満足している問題はありませんが、仕事内容と給料が見合ってないと感じていると、仕事を続けていくことも難しくなります。

 

ホテルによっては、基本給は少なくても、残業代が高い場合やボーナスが高い場合などもあります。志望する職場はどのような給与形態なのか、基本給はどのくらいなのかを事前に確認しておきましょう。

 

 

まとめ

 

今回はホテル業界の基本情報から就活に役に立つ知識や注意点を細かく見ていきました。

観光客の数というのは景気や世界情勢に左右されやすいので、観光業界全体として不安定ということは特に就活に向けておさえていくことなのでぜひ覚えていてください。

 

また英語を含め、中国語、ロシア語などの訪日観光客でよく使われる言語のほかに、近年に訪日観光客で使われ始めている言語もあると思います。

 

英語はもちろんですが、そのほかに日常会話ぐらいの言語スキルを持つ人がホテル業界を含め、観光業界で重宝されつつあります。

 

学生のうちに英語以外の言語スキルを身に着けることも、就活において圧倒的なアドバンテージになると思います。

 

東京オリンピックの流れで、日本のホテル業界はまだまだ成長するので、ホテル業界の就活を考えるときに「おもてなし」の心で観光客を向かえることができる人が成功すると信じています。

 

ホテル業界の就活の際には、本記事を参考に徹底的に業界研究をすることをおすすめします!

 

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