DMMのエントリーシートの対策法を徹底解説

DMMのエントリーシートの対策法を徹底解説

2024/6/21更新

はじめに

この記事では、合同会社DMM.com(以下DMM)への就職を目指しているものの、エントリーシートをどのように記述すればいいのかわからず不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。

特にDMMならではのエントリーシートでのアピール方法から実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。

また、DMMが求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、DMMの内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。

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合同会社DMM.comの概要

合同会社DMM.comとは

出典元:合同会社DMM.com

 

初めに、合同会社DMM.comとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。

DMMとは

合同会社DMM.comは、1999年に設立された日本のインターネット企業です。

同社は、エンターテイメント、電子商取引、教育、金融サービスなど、幅広い分野で多様なサービスを提供しています。

エンターテイメント分野では、映画、アニメ、ドラマなどのビデオ・オン・デマンド(VOD)サービスも提供している会社です。

電子商取引では、多種多様な商品を扱うECサイトを運営しています。

教育分野では、英会話やプログラミングなどのオンライン学習プラットフォームを提供し、

金融サービスにおいては、DMMビットコインという仮想通貨取引所を運営し、ビットコインやその他の仮想通貨の取引をサポートしているのです。

同社はビジョンとして、「規模の大小、ジャンル関係なく、 未来を感じるビジネスにはひとまず投資。 なんでもやります。ひとまずなんでもやっちゃいます。」を掲げています。

自由で柔軟な企業文化を持ち、社員が新しいプロジェクトに挑戦できる環境を大切にしてるのが特徴です。

このように合同会社DMM.comは、多様な事業を通じて世界中のユーザーに楽しみと利便性を提供し続けることを目指しています。

DMMの採用難易度

DMMの採用難易度は標準的です。

採用選考フローに特殊なものはなく、学部・学科等は不問であるため、誰にでも内定獲得のチャンスがあるでしょう。

直近の採用人数も30~40名程度であり、有名・難関大学から中堅大学まで幅広いレベルの大学からの採用実績があるため、学歴フィルターもないと考えられます。

雇用条件は良好で知名度や人気が高く、選考フローでは適性検査やグループディスカッションが実施されるでしょう。

そのためライバルとの差別化も含めて対策をしなければなりません。

こうした背景から、同社に合わせた選考対策を十分に講じることで内定獲得の可能性を高められると言えます。

DMMの採用大学

DMMの採用大学の実績は以下の通りです。

有名・難関大学だけではなく、中堅大学からの採用実績があることからも、学歴フィルターは存在しないと考えられるでしょう。

<大学>
青山学院大学、大阪大学、関西大学、関東学院大学、京都大学、金城大学、慶應義塾大学、駒澤大学、サイバー大学、中央大学、東海大学、東京大学、名古屋大学、日本大学、文教大学、法政大学、明治大学、立正大学、立命館大学、早稲田大学など

 

難関大学から中堅大学まで、幅広いレベルの採用実績があります。

公式サイトに掲載されている採用情報によると、応募条件は18~30歳までの年齢制限のみで、高校在学中の就活生が対象です。

学歴フィルターについて興味がある人は、以下の記事に内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。

DMMが求める人材とは?

DMMが求める人材

DMMでは、公式サイトにおいて通年採用のビジネス職では下記のような人材を求めていることを発信しています。

求める人材
  • DMMの変化の激しい環境を楽しめる方
  • 経験のない領域/新しい領域にも失敗を恐れず挑戦できる方
  • スピーディーにPDCAを回せる方
  • 成果にこだわることができる方
  • 担当領域に留まらず、幅広くコミュニケーションをとれる方

同社は「規模の大小、ジャンル関係なく、 未来を感じるビジネスにはひとまず投資。 なんでもやります。ひとまずなんでもやっちゃいます。」とビジョンを掲げているように、展開する事業は16領域60以上の多種多様なサービスを提供しています。

挑戦し続けてもそのすべての事業が成功するわけではなく、失敗や成熟するまでに時間を要することも多いです。

そのため、DMMでは周囲の助けをうまく引き出しながら自律的に課題解決に向き合い、変化を恐れず、挑戦し続けられる人材を求めています。

これらの「求められる要素」を十分に理解したうえで、他の就活生との差別化を図るためのアピール方法を考えましょう。

同社の開催するイベントや会社説明会を通じて雰囲気や考え方への理解を深めておけば、内定獲得の成功率が高まるはずです。

 

DMMとグループ会社の採用方向性の違いは?

DMMには証券や仮想通貨、アミューズメントやスクールなど20を超えるグループ会社が存在します。

深層学習を中心とした人工知能技術を活用するソリューションを提供している株式会社Algomaticの採用情報を確認すると、DMM同様に「好奇心を持って挑戦できること」や「多様な変化を楽しむことが好きであること」などの要素が求められていることがわかります。また、採用選考フローにも大きな差異がないため、採用方針に違いはないと考えられるでしょう。

 

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

ポイントの概要

企業はエントリーシートから、就活生の能力や性格が自社にマッチしているかを重点的にチェックしています。

一般的に、面接時には大学生時代の積極的な取り組みや学びへの姿勢、志望理由を示す自己PRや志望動機が求められるでしょう。

採用担当者は就活生の個性や能力をより詳しく知るための指標として、アルバイトやボランティアなど、学校外での活動についても確認することがあります。

このように、エントリーシートの項目は、就活生の能力や性格が、企業の文化や業務にどう適合するかといった適性を把握するための役立つツールです。

別の言い方をすると、どれほど優れた能力を持っていても、企業が求める要素や社風に合わなければ落ちる可能性があるでしょう。

例えば、「協力して働くのが難しいかもしれない」「チームにうまく溶け込めないかもしれない」という理由で、書類選考を通過できないことがあります。

エントリーシートは自分をアピールするためのプレゼン資料でもあるため、論理的かつ採用担当者が読みやすいように取りまとめることが重要です。

自分の考えを文章にして正確に伝えることは社会人にとって必要不可欠な能力であるため、内容と同様にチェックされるでしょう。

エントリーシートを通じて企業は何を確認したいのか意識すると、書類選考の通過率を高めることができます。

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方

エントリーシートは結論から書き始めると説得力が増します。

以下の順番を意識すると良いでしょう。

  1. 結論を提示する
  2. 結論に至った理由を書く
  3. 理由を強調するために具体例を用いる
  4. 結論を強調する

 

この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。

以下の例文を参考にしてください。

結論:私がDMMの仕事を志望する理由は2点あります。

理由:1点目は、多岐にわたる事業展開と革新性を感じるからです。

具体例:貴社はエンターテイメント、電子商取引、教育、金融サービスなど多様な分野で事業を展開しており、常に新しい技術やサービスを導入する革新的な企業です。

結び:このような環境で、私は自分のスキルや知識を多方面で活かし、最先端の分野での経験を積むことで、自分自身の市場価値を高め、貴社のさらなる発展に貢献したいと考えています。

理由:2点目は、貴社の自由で挑戦的な企業文化に魅力を感じたからです。

具体例:貴社の掲げるビジョンのもと、未来を感じるビジネスに対して何でも挑戦できる環境はもちろん、社員一人ひとりが自由にアイデアを出し合い、新しいプロジェクトに挑戦できることは貴社ならではの文化と考えます。

結び:私は、こうした環境で自分の能力を最大限に発揮し、新たな価値を創造することで貢献していきたいです。

DMMの価値観やカルチャーを文章に取り入れる

DMMでは16領域60事業以上を展開していますが、それぞれの領域において競合他社が存在します。

そのため、多くの選択肢から「DMMを選んだ理由」を伝えるために、DMMの価値観やカルチャーを文章に取り入れると良いでしょう。

また、DMM独自の製品やサービスについて、どんな特徴や可能性を感じたのかなども説明できると、他社との差別化が図りやすいです。

ただし、無理に価値観やカルチャーを取り入れすぎて文章自体のバランスが崩れては意味がないので、注意してください。

価値観やカルチャーは企業のホームページはもちろん、就活イベントや会社説明会への参加でもヒントを得られるため、積極的に行動しましょう。

 

 

エントリーシートの位置付け、及び対策方法

エントリーシートの位置付けは、就活生のコミュニケーション能力や表現力、論理的思考力を試しているセクションと捉えると良いでしょう。

記述内容の評価はもちろん、文章の論理的な展開や順序立て、内容に一貫性があることや、主題や目的の明確さなど、文章の構造に関する基準も重視されます。

エントリーシートは自己アピールするためのプレゼン資料ともいえるため、採用担当者が読みやすいように配慮することも大切です。

こうした配慮は社会人になってからも必要不可欠なため、自分本位の読みにくい内容だと評価が下がってしまうでしょう。

自分をアピールしたい気持ちが先行しがちですが、採用担当者に「会ってみたい」「一緒に働けそう」と感じてもらえるような内容にまとめてください。

業界や企業についての研究を示すために、業界用語を盛り込むことは一般的です。

しかし、過度な詰め込みや誤った使い方には注意しましょう。

提出前に、論理展開や文章構造、内容を客観的に見直すことをおすすめします。

また、企業が設問ごとに重視する点は以下のように分類されます。

 

(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)

(b) 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)

(c) 未来目標系(見られている点:大局観、未来志向、社会貢献性)

(d) 価値観系(見られている点:個性的か、コンサルタント適性があるか)

(e) その他(長所・研究内容)

 

設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。

また、対策をする上で必要な情報が以下の記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

DMMの選考において、過去にエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。

総合職のエントリーシート

志望動機

・成功体験や失敗体験を交えて、あなたが今までで最も頑張ったことを書いてください。成果は問いません。

【記載例】

ゼミ活動の一環で、〇〇株式会社へのコンサルティング提案に取り組み、自分たちのアイデアを採用していただくことに成功いたしました。

プロジェクトが始まった当初は議論がスムーズに進まず、採用以前に提案すら出来ない状況に陥ることを危惧しました。

私はその原因を、メンバーの大多数の強みである主体性が裏目に出てしまい、議論の終着点が見出せていないことだと仮定し、“メンバー意見の尊重”と“チーム結束力向上”に注力しました。

全メンバーの想いを反映できるビジネス立案に向け、一人一人に発言機会を多く与えつつ、時には折衷案を提案することで建設的な議論を実現しました。

議論が息詰まることもありましたが、広い視野と高い視座からの提案を意識することで、多角的視点から考えた提案を行い、結果として、自分たちの提案を採用していただくことに成功いたしました。

私はビジネスの場においても、チームの状況を客観視した上で最大限の結果を出すために行動をし、チームを成功に導きます。

ポイント:

結論ファーストで展開しており、成功体験と失敗体験がわかりやすく説明できている点が評価できます。

また、ビジネスの場で多々発生する議論において、就活生がどのような意識を持って臨んでいるのか知ることができるため、採用担当者は興味を持つでしょう。

そのほか、多角的視点やチームワーク、コミュニケーション能力はDMMでも求められる要素であるため、評価されやすいと考えられます。

 

 

自己PR

・志望動機

【記載例】

「エンターテイメントを人に届ける仕組みを作りたいと思っているから」です。

エンターテイメントとは「人が日々を過ごすモチベーションとなるコンテンツ」のことだと考えており、それを届けることに自分の介在価値を感じています。

これはバーテンダーのアルバイトをしていて、「毎週飲みにくることを楽しみにして仕事を頑張っている」とお客さんに言われたことがあり、エンターテイメントが人の生活のなかで果たす役割の重要性に気づいたと同時に、自分がそれを提供できたことに大きな喜びを感じた経験がもとになっています。

特に貴社では、⑴デジタルテクノロジーの最先端に立つことで、世の中の新しい仕組み作りを自ら体験していけること、⑵そのために必要な強力な自社プラットフォームとユーザーを既に保有していること、⑶既存の事業内容に囚われない新しい試みが奨励される社風であることから、私は魅力を感じており、志望しております。

ポイント:

就活生がどのような考えを持っているのかが伝わる点が評価できます。

しかし、冒頭が自身の考えから始まってしまっているため、なぜDMMを志望しているのかという理由が見えにくいです。

まずは、DMMに魅力を感じていることを説明し、それに対して自身の考えや背景を述べたほうがいいでしょう。

DMMだからこそ実現できるから志望していることを記述すると、より理解を得やすくなります。

 

まとめ

この記事では、DMMの会社概要、求められる人物像やエントリーシートの書き方について解説しました。

合同会社DMM.comは、エンターテイメント、電子商取引、教育、金融サービスなど、幅広い分野で多様なサービスを提供している日本企業です。

提供している製品・サービスは16領域60事業以上と多岐にわたり、同社の掲げる「規模の大小、ジャンル関係なく、 未来を感じるビジネスにはひとまず投資。 なんでもやります。ひとまずなんでもやっちゃいます。」というビジョン通り、日々挑戦を続けています。

このことから将来性にも期待できるでしょう。

同社の就職難易度は標準的で、有名大学から中堅大学まで幅広いレベルからの採用実績があります。

また、全学部全学科を応募対象としていることから、学歴フィルターはないと考えていいでしょう。

ただし、採用予定人数も30~40名で倍率も16倍程度ではありますが、ライバルとなる他の就活生のレベルは決して低くはありません。

そのため、エントリーシートや面接への対策は怠らないようにしましょう。

エントリーシートでは、志望動機や自己PRに求められる人物像の要素を盛り込むことで、効果的にアピールしてください。

また、DMMの方針や理念に共感し、それを実行できることも重要なポイントです。

ただし、自身が求められている人材であることをアピールすることは重要ですが、強みや成功体験を記述するだけでなく、採用担当者に適性や企業への適合性を明確に伝えましょう。

彼らに「会って話を聞きたい」「うちの会社にマッチしている」という印象を与えることが肝要です。

エントリーシートを書く際には、読み手の感じる印象を意識し、書き終えたら客観的に見直しましょう。

これらのポイントを押さえることで、誰にでも内定獲得のチャンスがあります。

合同会社DMM.comへの採用選考応募を検討している方は、内定獲得のために是非本記事を参考にしてください。

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