例文あり!技術営業職に刺さる志望動機の書き方を解説

例文あり!技術営業職に刺さる志望動機の書き方を解説

2024/5/28更新

はじめに

就活においては、応募する企業の数だけ志望動機を書く機会が訪れます。

志望動機の書き方は様々なサイトで紹介されており型がある程度固まっているものの、技術営業としてどのような志望動機を書くと内定に近づけるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

今回は、技術営業の職種にエントリーしたい以下のような就活生に向けて詳しく解説しています。

対象
  • 技術営業の志望動機はどうやって書く?
  • 技術営業の志望動機を書くときの具体的な例文を見たい

ぜひ最後までご覧ください。

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この記事の結論

技術営業として志望する際に重要なのは、興味のある業界や企業について深い理解を持ち、「なぜその企業を選んだのか」という点を具体的に言語化することです。

選考書類に志望動機を書く際は、のちほどご紹介する「読み手に響く構成」を基本として、具体的なエピソードを盛り込みながら記述していくのが効果的な方法です。

技術営業の仕事内容や求められる資質についてよく理解し、自分自身が技術営業に適しているという点をアピールできれば、さらに説得力が増すでしょう。

以降の章では、各内容の詳細や就職活動に役立つその他の情報も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

技術営業に対する理解を深める

技術営業に対する理解を深める

技術営業の志望動機を書く前提として、そのポジションに対する理解と知識は欠かせません。

「どんな仕事なのか概ねわかる」程度の理解では、説得力に欠ける志望動機になる可能性があり、企業の採用担当者の心に響かず、書類選考で不合格になるリスクがあります。

この機会に、もう一度技術営業について理解を深めておくことをおすすめします。

ここでは、以下の点について詳しく説明します。

内容
  • 技術営業の仕事内容
  • 技術営業のやりがい

それぞれ詳しく解説するので、志望動機をジャンが得る際の参考にしてください。

技術営業の仕事内容

技術営業職は、顧客企業の技術にまつわる課題をヒアリングし、技術製品を用いた解決策を提案する職種です。

営業・技術営業・技術という体制を取っている企業もあれば、技術営業が営業もしくは技術を兼任している場合もあるため、ひと口に技術営業と言っても対応業務の幅は企業によってさまざまです。

特に大企業を相手に自社製品を提案する場合は、導入後に問題があった際の解決スピードやアフターサポートは発注における重要な要素となるため、営業・技術営業・開発という三段構成の手厚い体制や信頼性が受注のポイントになることもあります。

技術営業として行う可能性のある仕事について、以下の5つをご紹介します。

技術営業として行う可能性のある仕事
  • 営業窓口
  • 新規顧客や既存顧客へのヒアリング・提案・勉強会
  • 技術資料の作成
  • 製品導入サポート、アフターサポート
  • 社内連携

それぞれ説明していきます。

 

営業窓口

技術営業は、顧客からの問い合わせ窓口として対応することがあります。

問い合わせ内容として考えられるのは以下のようなものです。

問い合わせ内容
  • 契約などの事務に関する問い合わせ
  • 技術に関する専門的な問い合わせ
  • 導入している技術製品のトラブルに関する問い合わせ

技術営業の担当範囲外の問い合わせが来ることも往々にしてあるため、その都度どんな対応がベストか考えながら対応する必要があります。

 

新規顧客や既存顧客へのヒアリング・提案・勉強会

顧客企業の技術的な課題に対するヒアリングを行い、問題を顕在化させてぴったりな製品を提案することが技術営業のメインとなる業務です。

自社で開発した製品や、新しいクラウド・SaaS系の製品を提案することもありますが、製品の特徴をよく知ってもらわないことには受注できません。

そこで、技術営業が顧客に向けて、自社製品や新しい技術製品の勉強会を行うことがあります。

勉強会においては、提案する製品が顧客に刺さるよう、特徴や他社比較などをうまく説明して訴求できる力が求められます。

 

技術資料の作成

前述した勉強会の資料は、説明を行う技術営業が作成します。

特定のサービスに関する資料は、もともとでき上がっている資料があることがほとんどですが、顧客の課題やニーズに合わせた説明資料としてカスタマイズする必要があるため、資料作成の能力も求められます。

また、ヒアリングのための資料や、提案資料も作成することがあります。

作成した資料は顧客が上長に説明する際に使用し、上長は数社分の資料を確認して発注先を決定することもあるため、顧客の課題やニーズに寄り添った資料を作成するのが重要です。

 

製品導入サポート、アフターサポート

顧客に対してヒアリングや提案を行うだけでなく、技術の知識を活かした製品導入のサポートやアフターサポートの問い合わせ窓口としての役割を担うこともあります。

ネットワーク機器の設定を行うなど、実際に手を動かす部分については別部署の技術者が行うこともありますが、人的リソースの少ない中小企業では技術営業がすべてを担当するのが一般的です。

専門的な技術の知識は必要になりますが、技術営業を新卒で募集している企業は、入社後に経験を積みながら少しずつ知識をつけていくことを前提に「専門的な知識不要」としているところもあるので安心してください。

 

社内連携

顧客から得た情報を技術部門に連携したり、顧客・営業・技術営業の間で日程調整したりと、働いている1つの部署内のみならず、他部署との連携が頻繁に行われます。

また、技術営業だけでは対処できない問題をどこの部署に相談・対応依頼するのかといったエスカレーションをスピーディーに行うことも重要な役割です。

顧客に提供した製品に問題があった際に、社内対応にかかる時間や対応方法を顧客に共有するなど、密なコミュニケーションとスピード感が求められます。

技術営業のやりがい

技術と営業の両面をあわせもった技術営業には、大きく分けて以下2つのやりがいがあります。

やりがい
  • 感謝されることが多い
  • 社会人としてのスキルを幅広く身につけられる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

感謝されることが多い

技術営業は、顧客と直接コミュニケーションを取る機会が多々あります。

ヒアリングや提案はもとより、製品導入後のアフターサービスまでワンストップで対応するのも一般的です。

つまり、顧客からすると「自社の課題を解消する製品を提案し、導入サポートをしてくれた上に、日常的な相談先でもある」技術営業はありがたい存在であり、感謝してもらえることも多くあります。

また、社内では技術的な説明を一身に請け負うことで営業の負荷を削減し、顧客の矢面に立つことで技術職の負荷も軽減しています。

営業や技術の人からも感謝を伝えられる機会は多いでしょう。

 

社会人としてのスキルを幅広く身につけられる

技術営業は、社会人として需要のある多くのスキルが必要な職種です。

大きく分けて、以下3つのスキルが身につきます。

身につくスキル
  • 営業のスキル
  • IT技術に関連するスキル
  • 事務処理のスキル

幅広い仕事を担当できるゼネラリストでありつつ、技術営業のスペシャリストでもあるので、社会的な市場価値が高い人材になれることがやりがいに繋がります。

技術営業職に向いている人

内定を勝ち取るためには、選考書類に志望動機を記載する際や面接官との対話の中で、「この学生は技術営業に向いている、採用したい」と思わせることが重要です。

技術営業に適した人材像を理解していれば、自分自身がその特性を備えていることを具体的なエピソードを交えてアピールすれば良いだけなので、志望動機を考える過程がよりスムーズになります。

一般的に、技術営業に向いているのは以下のような人です。

技術営業職に向いている人
  • コミュニケーションスキルが高い人
  • 新しい知識を積極的に吸収できる柔軟性のある人
  • 負けず嫌いな人
  • 打たれ強い人

それぞれ詳しく見ていきましょう。

コミュニケーションスキルが高い人

技術営業は、他人とコミュニケーションをとる機会が多い職種です。

社内のエスカレーションや顧客との密な連絡が日常的に行われるため、コミュニケーションが苦にならない人は技術営業に向いています。

新しい知識を積極的に吸収できる柔軟性のある人

IT技術は日々進化していき、社内で取り扱う製品も頻繁にアップデートされます。

そのような変化に対して柔軟に対応し、新しい知識を積極的に勉強して吸収できる人は技術営業に向いています。

顧客に対してわかりやすく説明できるようになるまで深く落とし込んで勉強する必要があるため、新しい知識や情報を取り入れられる積極性はとても重要です。

負けず嫌いな人

顧客に提案した内容は、競合他社との相見積りになるのが一般的です。

その際に、「競合他社に負けたくない」「自社の製品を受注させたい」と思える強い気持ちが大事です。

また、社内で受注数や金額のノルマがチーム・個人に設定されていることもあるため、社内においてもそのノルマを達成する気概を持って行動できる負けず嫌いな人は技術営業に向いています。

打たれ強い人

技術営業職はやりがいのある職種ですが、同時に辛いポイントもあります。

例えば、以下のようなことを経験するかもしれません。

  • 提案に時間をかけた案件なのに、競合他社に相見積もりなどで負ける
  • 自分にはどうにもできない内容のクレームで社内と顧客との板挟みにあう
  • ノルマに追われる

このような辛いことを経験した際でも、「自分は打たれ強いから大丈夫」と説得力を持って伝えることができれば、安心して技術営業を任せられる人材だと判断してくれる可能性が高いです。

技術営業の志望動機を書く際のポイント

技術営業の志望動機を書く際のポイント

これまでのセクションでは、技術営業の志望動機を具体的に書くための下準備として、技術営業の業務内容やそのやりがい、適性のある人の特徴について詳細に説明してきました。

この章では、志望動機を実際に書く上で必要となる以下の2つのポイントについて解説します。

ポイント
  • 業界研究・企業分析を行う
  • 理由→根拠→ビジョンの構成で志望動機を書く

それぞれの点について、詳しく見ていきましょう。

業界研究・企業分析を行う

技術営業の志望動機を書くための前段階として、業界分析、企業分析は必ず行う必要があります。

まず、業界について知らないと、自分に合っている業界なのか、自分のやりたいことができるのかがそもそもわからず、志望動機の軸が定まりません。

企業分析を怠ると発生する問題点
  • 他社との違いを理解できていない
  • その企業特有の強みを把握できない
  • その企業がどんな人材を求めているか把握できずミスマッチが生じる

このような状況が発生すると、志望動機を書く際に必要不可欠な「なぜその企業を選んだのか」という説明ができなくなってしまいます。

就活生が自己分析を通じて「自分がどのような人間なのか」「就職したら何をやりたいか」という軸を持っているように、企業にも「このようなビジョンを持って」「この方向性で成長していきたい」といった方針が必ず存在します。

就活生と企業の方向性がマッチしていないと、入社後にお互いに認識のズレが生じて早期退職につながる可能性もあるため、企業はそのリスクを回避するために就活生の動機を慎重にチェックします。

企業のビジョンや方向性は、企業分析を行うことで理解できます。

志望動機を言語化する際には「他を差し置いてもその企業で働きたい理由」が重要視されるため、企業分析は特に念入りに行う必要があることを肝に命じましょう。

 

企業分析については、こちらの記事でやり方を詳しくご紹介しています。

理由→根拠→ビジョンの構成で志望動機を書く

志望動機を書く際は、思いついたことを順番に書いていくのではなく、きちんと構成を決めてから記述するようにしましょう。

企業の採用担当者に刺さりやすいおすすめの構成は以下のとおりです。

  1. その企業を志望する理由
  2. エピソードに基づいた根拠
  3. 入社してからのビジョン

 

それぞれ解説します。

 

1.その企業を志望する理由

一文目には、「なぜその企業なのか」という理由を簡潔に書きましょう。

ここが志望動機の軸となる結論部分に当たるため、回りくどい表現を避けてハッキリとわかりやすく記述するのがポイントです。

「なぜその企業なのか」は、企業分析を行った結果から考えます。

志望動機は、一般的には企業が「弊社を志望した動機」を求める項目であり、「技術営業を志望する理由」をここに書くと主眼がズレてしまうため注意が必要です。

 

2.エピソードに基づいた根拠

次に、「なぜその企業なのか」に説得力を加えるための根拠を、具体的なエピソードに基づいて記述します。

よくあるエピソードとしては、以下のようなものが挙げられます。

よくあるエピソード
  • 大学のゼミや研究室、部活動やサークルでのエピソード
  • ボランティア等の社会貢献にまつわるエピソード
  • 自らの趣味や興味に基づくエピソード

エピソードの内容に最適解はありませんが、応募する企業の理念や業務内容に親和性の高い根拠を具体的に書けるのがベストです。

必ずしも「エピソード=実際に体験したこと」と考える必要はなく、「本などで取り入れた考え方」に基づく根拠でも構いません。

なお、よく見られる例として、嘘のエピソードを志望動機に書く就活生がいますが、これは得策ではありません。

応募書類に書いた志望動機を面接で掘り下げられることも多くあり、質問に対して一貫性のある生きた答えを返せない場面があると「ウソ」だとバレてしまいます。

志望動機を考えるのを面倒くさがって、インターネット上の例文を丸ごとコピーすることだけはやめましょう。

 

3.入社してからのビジョン

上記の1と2で説明した理由と根拠は、あくまでも自分目線の文章です。

最後は、企業目線に立って考えながら、入社後のビジョンについて述べましょう。

具体的には、以下のような内容が書けると効果的です。

書く内容
  • 成長するための意欲
  • 将来どうなりたいか
  • 企業にどのように貢献するか

新卒を募集している企業は、最初から完璧なスキルを持った人が入社するとは考えていません。

その就活生が、どれくらいの意欲をもって、どんな風に成長できるポテンシャルを持っているのかを見極めたいと考えています。

これらの企業目線をふまえた上で、自分が企業にとって長期的にみて採用する価値のある人間であることをアピールしましょう。

 

志望動機を効果的に伝えるための技術などをもっと具体的に知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

技術営業の志望動機の例文

(理由)

私が貴社を志望した理由は、「技術とサービスを融合させ、お客様に最適なソリューションを提供する」という理念に強く共感したからです。

 

(根拠)

大学でIT関連の研究室に従事する中で、新しい技術をただ導入するだけでは意味がないことを学びました。大切なのは、その技術を活用して課題をいかに解決するかというユーザー視点です。貴社では最先端の技術力と高い営業力を兼ね備え、お客様一人ひとりのニーズに真剣に耳を傾けて課題解決につながるソリューションを提案されていると承知しております。

 

(ビジョン)

そんな貴社で、技術営業としての経験を通じて実践的な知見を積み上げ、技術と営業の両面の能力を高めていきたいと考えております。そして将来的には、常にお客様の成功を第一に考え、的確な提案でお客様の事業発展を後押しできるプロフェッショナルな技術営業を目指します。

新卒で技術営業を募集している企業

新卒で技術営業を採用する際、「文理不問」や「ITに関する知識不問」で募集されている企業が多く見つかります。

ここでは、実際に新卒で技術営業を募集している企業についていくつかご紹介します。

新卒で技術営業を募集している企業例
  • クオリティソフト株式会社
  • 株式会社ウイルテック

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

クオリティソフト株式会社

クオリティソフト株式会社

出典元:クオリティソフト株式会社

職種プリセールス
業務内容技術的な側面から、顧客課題のヒアリング及び解決策の提案
採用フロー1.応募

2.書類選考

3.一次面接

4.適性検査

5.最終面接

初任給月給240,000円
歓迎条件ITパスポート
勤務地東京都千代田区

 

株式会社ウイルテック

株式会社ウイルテック

出典元:株式会社ウイルテック

職種ロボットエンジニア職
業務内容ロボット導入を検討する顧客へのヒアリング、ロボットの選定、導入
採用フロー1.会社説明会

2.一次選考

3.最終選考

4.内定

初任給月給210,000円(大卒)
勤務地神奈川県大和市/大阪府吹田市

 

まとめ

この記事では、技術営業の業務内容、そのやりがい、適性のある人の特徴、志望動機の書き方について説明し、さらに具体的な例文や新卒採用を行っている企業についても紹介しました。

志望動機を書く際は、業界・企業の分析を行い、構成を決めてから執筆を開始すると、スムーズに進めることができます。

この記事を最後まで読んだ後は、企業の採用担当者の心に響く志望動機を作成し、実際の選考プロセスで実践してみてください。

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