株式会社日立システムズのエントリーシートの対策法を徹底解説

株式会社日立システムズのエントリーシートの対策法を徹底解説

2024/05/28更新

はじめに

本記事では、株式会社日立システムズ(以下、日立システムズ)の選考を受けようと思っているもののエントリーシートの書き方がわからず選考対策が進まない就活生に向けて、エントリーシートのポイントを詳しく解説しています。

実際の記載例を用いながら、日立システムズならではのエントリーシートの書き方を紹介します。

これで日立システムズのエントリーシート対策はバッチリでしょう。

また、日立システムズが求める人物像や採用難易度についても紹介するので、ぜひ本記事を参考にしながら日立システムズの内定を目指して頑張ってください。

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日立システムズの概要

日立システムズロゴ画像

出典元:
会社情報:株式会社日立システムズ (hitachi-systems.com)

まずはじめに、日立システムズがどのような企業なのかを簡単に紹介します。

日立システムズとは

日立システムズは1962年に設立し、東京都の品川に本社を置くIT業界に属する企業です。

企業理念として「真に豊かな社会の実現に貢献する」を掲げており、ITの力で顧客のデジタル導入や更なる発展を支援しています。

さらには社会価値、環境価値、経済価値の向上も目指しており、人々のQOL向上や顧客の価値向上に貢献しています。

国内だけでなく、東南アジアやタイにも拠点をもつグローバルネットワーク企業です。

日立システムズの採用難易度

日立システムズの採用難易度はやや高いと考えられます。

日立グループは誰もが名前を知っているような大手企業であるため、安定しており優秀な学生も選考にエントリーすることが予想できます。

後ろの章で紹介しますが、日立システムズは学歴フィルターはないので、学歴に自信がなくても名の知れた企業に行きたいと思う就活生にとって受けやすい企業でもあります。

そのような理由から採用倍率も引き上げられるでしょう。

中途半端な対策では選考通過は難しいので、しっかりと選考に向けて準備を進めることが重要です。

日立システムズの採用大学

日立システムズの採用大学は以下の通りです。

日立システムズは採用の「オープン&フェア」を掲げており、学校名は一切関係ないと公表しています。

実際に高専卒・大学卒・大学院卒から幅広く採用されており、入試難易度のレベルも標準的なところから難関大学まであるので、いわゆる学歴フィルターはないといえます。

<大学>

早稲田大学、愛知大学、慶應義塾大学、青森大学、九州大学、岩手大学、横浜国立大学、大分大学、大阪市立大学、香川大学、鹿児島大学、神奈川大学、公立はこだて未来大学、成城大学、西南学院大学、専修大学、千葉工業大学、東北大学、東北工業大学、東洋大学、徳島大学、鳥取大学、富山大学、豊橋技術科学大学、長岡技術科学大学


学歴フィルターがないということは、誰にでも平等に内定獲得のチャンスがあります。

選考対策をどれほど入念に取り組んだかが重要であり、学歴に自信がない就活生も十分に狙える企業なので、ぜひしっかりと対策を行ってください。

学歴フィルターについて詳しく知りたい方は、以下の記事にまとめてあるので参考にしてください。

日立システムズが求める人材とは?

日立システムが求める人材は、簡潔にいうと日立システムズの理念や価値観に共感し、日立システムズの社員の一人としての責任を全うしようと行動できる人です。

企業の理念に共感している人ほど、活き活きと誇りを持って働ける可能性が高く、良いパフォーマンスを発揮してくれることが期待できるからです。

各選考ステップで、就活生と求める人材の要素が共通しているかをチェックされます。

そして具体的に日立システムズは、お客さまと「共に創る」を大切できる人を求めていると公表しています。

正解がないビジネスであるからこそ、お客さまの声に耳を傾け、お客様の伴走者として共に良い方向へと進んでいくために責任を果たせる人材こそ、日立システムズが求めている就活生です。

日立グループ各社の採用方向性の違いは?

日立グループは、日立製作所をはじめとして600社以上のグループ会社が属しています。

日立システムズのようにデジタルシステム&サービスの事業を担っている企業もあれば、クリーンエナジー&モビリティといった別の事業を担っている企業もあります。

担う事業が異なれば、顧客の規模や顧客・社会との関わり方も変わってきます。

したがって、日立システムズが目指すお客さまと「共に創る」の形は変わってくるはずです。

各社で社員の一員として意識すべきことや行動指針は異なるはずなので、各社の求める人物像や採用方法を確認する必要があります。

数ある日立グループの中で、自身が社会人として成し遂げたいことを実現できる企業が日立システムズ以外にも見つかる可能性は大いにあるので、ぜひ探してみてください。

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

ポイントの概要

エントリーシートでは志望度の高さだけでなく、就活生の価値観が企業と共通している要素があるかをチェックしています。

同じ業界に属する企業は複数あるので、似通ったビジネスをしている企業があることも少なくありません。

しかし、それぞれの企業が目指すものは異なるので、企業が掲げる理念や文化にフィットするかを選考で見極められるのです。

そうすることによって、ほかの社員と同じ方向を向いて業務に取り組めることが期待でき、就活生は働きやすい環境で働き、企業側にとってはチームにプラスの影響をもたらしてくれる人材を配置できます。

そのためには、自己分析を行ったうえで自身の経験したエピソードや自己PRするための自身の強みを選定する必要があります。

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方

選考を通過するために押さえておくべきポイントを紹介します。

エントリーシートは、結論を冒頭の1文に書くことが重要です。

「結論ファースト」というワードを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

まずは設問で聞かれていることを答え、その後に背景や理由を続けると非常に読みやすくなります。

以下の順番を意識して書いてみましょう。

  1. 設問に対する結論を簡潔に述べる
  2. 結論に至った当時の状況や理由を記載する
  3. 実際に行動したことや具体例などを用いて説得力をつける
  4. 上記を踏まえて、結論や学び、今後への展望を記載する


上記の流れで記載することによって、論理的であるために読み手にとって非常に理解しやすく説得力のある文章になります。

以下の自己PRの例文を参考にしながら確認してください。

結論:
私の武器は、「我武者羅に挑戦し続ける粘り強さ」と「傾聴力を生かした計画力」です。

背景:
高校時代、朝◯時に家を出て◯◯時に帰るというルーティンを◯年間続けましたが第一志望の大学に合格できませんでした。

自分を見つめ直す中で、新しい挑戦が今ならできると考え◯◯留学を決意しました。

具体:
当時は◯◯語を全く話せず無謀な挑戦に思われましたが、◯◯との交流や放課後学習など日本にいながらでも◯◯語に触れる機会を増やすことによって、奨学金をいただくまでに語学力を向上させることができました。

結び:
自分の挑戦し続けるハングリー精神で国内外の多様な社会に根底から影響を与える仕事がしたいと考えています。

日立システムズの価値観やカルチャーを文章に取り入れる

エントリーシートは就活生の能力や価値観を測るのに設けられていますが、志望度の高さを測るのにも最適なツールの1つです。

企業側は全ての就活生を面接に案内できるわけではないので、できるだけ志望度が高く入社後に戦力として活躍し得る就活生を面接前に選別したいと考えています。

エントリーシートの通過率をグッと上げるためには、「数あるIT企業の中で、なぜこの会社を選んだのか」を明確に示す必要があります。

競合他社と比較したうえで、日立システムズにしかない強みや自身の価値観とマッチする要素などをエントリーシートの回答内に盛り込むことが入社への熱意を示すためのポイントになります。

企業研究を丁寧に行っているかは、エントリーシートの頻出質問である志望動機の回答を読めばわかるので、その項目こそ内定へ近づくための重要なポイントです。

志望動機はしっかりと自己分析や企業研究をしたうえで、「日立システムズでなければならない理由」を面接官に伝えられるように時間をかけて準備をしましょう。

また、自己PRや学生時代に注力したことの設問でも、自身の価値観や行動の源泉が企業が求める人物像とマッチする要素もエントリーシートでアピールすべきことなどで忘れずに文章に取り入れてください。

以下の参照サイトは、就活生に向けられたメッセージなので一読することをおすすめします。

エントリーシートの位置付け、及び対策方法

選考におけるエントリーシートの位置付けは、主に就活生の相手の意図を読み取る力と相手に伝える力を測っているセクションと捉えるのがいいでしょう。

エントリーシートが通過するかは記載内容が評価されるのは当然のことですが、どれだけ良い内容が記載してあったとしても、設問で聞かれていることからズレた回答をしていては選考通過は難しくなります。

ズレていては、企業にとって聞きたいことが測れないからです。

正しく設問で聞かれていることに答えることが、エントリーシート作成の基本です。

まずは何を聞かれているのかを把握し、そのうえでどのような回答が高く評価されるのかを意識して回答を作成することを心がけましょう。

例えば、チームで取り組んだことについての記載が求められている場合、重要なのはどれほどの成果を出したかではなく、就活生がチームの中でどのような立ち回りをしたのかが重要になります。

その回答を通して、その就活生が入社後に自社の一員としてどのようにチームに貢献してくれるのかを測っています。

設問を読んで、企業側は就活生のどのような人柄や価値観を確認したいのかを一度考えてみましょう。

エントリーシートが書けたら、再度設問の意図と自身の回答がズレていないかを確認しましょう。

対策をするうえで必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

日立システムズの選考において実際にエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。

学業、ゼミで取り組んだ内容(200文字)

【記載例】

挫折をバネに語学力を磨きTOEIC◯◯◯を取得しました。

高校2年時、海外での語学研修に参加したが、周囲の生徒と比べて全く英語が話せず悔しく感じました。この経験から、これからは周りに負けないくらいの語学力を身につけたいと考えました。

そのため、高校ではオンライン英会話に挑戦したり、大学では国際交流委員会に所属して留学生と話したりする機会を積極的に作りました。

この結果、TOEIC◯◯◯を取得し、学部内で表彰されました。

ポイント:
冒頭の一文で簡潔に取り組んだことと結果を書いている点がわかりやすく高く評価できます。

行動の動機となった悔しい気持ちから積極的に行動したという一連の流れによって、高い行動力をアピールできています。

 

・学生時代に取り組んだこと(300文字)

【記載例】

学習支援ボランティアにて、組織改革を通して生徒に寄り添った指導体制をつくった経験です。

ひとり親家庭の生徒を対象とするこのボランティアでは、生徒の状況に合わせた指導が必要でした。

しかし課題として、適切な指導が検討されない状況がありました。

先生役である運営メンバー間の意見交換が少なかったからです。

そこで私は、以下のように施策をうちました。

・複数の先生を含めたグループ指導制への変更
・議事録、各先生とのやりとりによる情報共有

これらを通して、「先生がそれぞれ指導を行う場」から「先生同士の横のつながりを持って、全員で生徒を見守る場」へと改革しました。

指導における悩みが全体で共有された結果、解決案が多く生まれ、生徒に寄り添った指導ができるようになりました。

ポイント:
少ない指定文字数の中で、結論を冒頭に書き、そのあとに、背景や具体的な行動、結果の順で続けているので非常に読みやすい文章になっています。

400字の際は、背景のパートで自身の想いや施策の目的を記載するとわかりやすいですが、300文字の場合は記載例のように書くのがベストです。

 

・自己PR(300文字)

【記載例】

私の強みは、周囲の意見を整理し議論を進める推進力です。

この力は特に、大学でのゼミ活動で発揮しました。

私は現在、所属するゼミでゼミ長を務めています。

ゼミでは、授業の進め方を学生で決める習慣があります。

しかし、学生が積極的に意見を出す分、どうしても運営の議論に時間がかかってしまうことがありました。

そうした課題に対し私は、下記のような施策を提案しました。

・共通目的をもとに取捨選択する
・第三者である先生に意見を聞き新しい視点を持つ

みんながそれらを意識し議論を進めました。

その結果、学生全員が納得できる運営方法を決めることができました。

このように、意見の多様性を保ちながら、寄り添える部分を見つけ議論を前に進めることが強みです。

ポイント:
結論ファーストで簡潔に記載している点が高く評価できます。

課題に対してどのように取り組んだのかを明示しているので、読み手がイメージしやすい文章になっています。

また、結論では冒頭と同様の内容ですが上手に言い換えができています。

 

・志望動機(300文字)

【記載例】

官公庁・自治体をITの力で支えることで、社会変動の中でも市民の暮らしを守りたいと考え、貴社を志望します。

私は、地域の学習支援ボランティアへの参加を通じて、経済的な理由から教育機会が奪われていることや、公共サービスのIT化が追いついていない現状を知りました。

この経験から、ITの力で行政、ひいてはその先の市民を支えたいと考えました。

IT業界の中でも特に貴社は、「ワンストップ」に象徴されるように、行政を含めた顧客に対し、真の課題を見つけ対応することを強みとしています。

そのため、貴社で働くことを通して、行政に対し、社会変動に対応した適切な技術提供ができると考えます。

自分の強みである推進力を生かし、貴社を通じて、変化の中でも市民の暮らしを守りたいです。

ポイント:
記述例は読み手にとって内容がスッと入ってきやすい、論理的な文章構成となっています。

最初に結論を述べ、将来実現したいことの背景、なぜ日立システムズならそれが実現できるのかと続け、最後に自身の強みとのかけ合わせによって何ができるのかを記載していることで、非常に説得力があります。

選考通過するための要素が全て詰まっている回答といえるでしょう。

まとめ

本記事では、日立システムズの会社概要やエントリーシートの書き方について詳しく解説しました。

学歴フィルターがない企業であるからこそ、しっかりと対策をした就活生が内定を獲得できます。

最初の選考ステップを突破するためには、ポイントを押さえて読み手に伝えるべき要素を伝える回答にする必要があります。

日立システムズは、志望度が高く活躍するポテンシャルを持ち合わせた就活生を期待しているので、自身こそ入社すべき人材であることを自信を持ってアピールできるようにしましょう。

エントリーシートを記載する際は、求める人物像である「主体的に考えて行動できること」と共通するエピソードを入れることを意識するといいでしょう。

ぜひ本記事を参考に、内定獲得を目指してください。

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