第一三共の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説【2027年卒向け】
2026/07/13更新
製薬業界を志望しながら「どの企業を軸に据えればいいか分からない」と感じる就活生は少なくありません。国内大手として確固たる実績を持ちながら、独自のADC(抗体薬物複合体)技術でグローバルのがん治療市場に挑む第一三共は、そうした就活生にとって常に最上位候補に挙がる企業の一つです。ロキソニンやルルといった生活に密着したOTC医薬品から、難治性がんに向き合う最先端の抗体薬まで、幅広い製品群を持つ同社の実態を深く理解することは、志望動機を鍛える第一歩となります。
就活ハンドブックに寄せられた学生の声と公式採用情報をもとに、第一三共の企業概要・募集職種・選考フロー・ES対策・インターン活用まで包括的に整理しました。選考で問われる価値観の軸や、一次面接の通過を分ける要素についても具体的に触れています。製薬業界を本気で目指す理系・文系の就活生を対象に、企業研究の仕上げとして活用してください。
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第一三共の企業概要と事業の全体像

第一三共は2005年に三共株式会社と第一製薬株式会社が経営統合して誕生した国内大手製薬企業です。東京都中央区に本社を置き、2026年3月31日時点でグループ従業員数20,171名・グループ企業数45社・32ヶ国・地域で事業を展開するグローバル企業として、製薬業界の中核を担っています(参考:第一三共株式会社「第一三共について」、2026年公表)。120年以上の創薬の歴史を土台に、低分子化合物から抗体・細胞を活用した最先端技術まで幅広い創薬プラットフォームを持つことが、他社との最大の差別化要因となっています。
グローバル製薬企業としての強み
第一三共の競争力の核を担うのが、独自のDXd ADC(抗体薬物複合体)技術です。がん細胞に特異的に結合する抗体に高活性の薬物を連結させ、正常細胞への影響を最小限に抑えながら高い治療効果を発揮させる仕組みにより、次世代のがん治療薬として国際的な注目を集めています。アストラゼネカとの大型グローバル共同開発体制が構築されており、国内の製薬企業がここまで大規模なグローバル連携を実現している例は多くありません。
研究開発への投資規模も業界内で際立っており、2025年度の連結研究開発費は4,660億円に上ります(参考:第一三共株式会社「第一三共について」、2026年公表)。製薬企業の競争力は長期的な研究開発投資の積み重ねで決まるため、この規模の数字は今後10年を見据えた先行投資の意思表示でもあります。
事業セグメントと売上規模
第一三共グループの事業は「イノベーティブ医薬品」「ジェネリック医薬品」「OTC・ヘルスケア」「ワクチン」の4領域で構成されています。2025年度の連結売上収益は2兆1,230億円を達成しており(参考:第一三共株式会社「第一三共について」、2026年公表)、主軸のイノベーティブ医薬品事業がグローバル市場での売上拡大を牽引しています。
OTC領域では「ロキソニン」「ガスター」「ルル」「ロートクリア」といったドラッグストアでもおなじみのブランドが安定した収益基盤として機能しており、処方薬の開発サイクルリスクを補完する役割を担っています。選考で事業構造を整理する際は、OTC事業から始めて処方薬・研究開発まで段階的に理解を深めることで、各職種との接点がイメージしやすくなります。
2030年に向けた中期経営計画
2026年5月に発表された第6期中期経営計画(2026〜2030年度)では、2030年度の売上収益3兆円以上・営業利益6,000億円以上という高い数値目標を掲げています(参考:第一三共株式会社「経営戦略とビジョン」、2026年公表)。さらに2035年の長期ビジョンとして「世界トップ5のがん治療企業」を明確に宣言しており、研究開発・商業化の両輪を高速で回す成長戦略が打ち出されています。
これだけ野心的な目標を掲げているからこそ、採用においても「変化の中で自ら動ける人材」を強く求める傾向があります。現状維持の安定志向だけで志望すると選考の中で見透かされやすく、「自分がどのような成長フェーズでこの企業に関わりたいのか」を自分の経験と紐づけて語れるよう準備することが、選考突破への近道となります。
第一三共が求める人材像と社風
企業が掲げる理念と採用基準は密接に連動しています。第一三共のケースでも、企業理念と求める人材像を照らし合わせることで、選考で評価されるエピソードの選び方や語り方の方向性が見えてきます。
企業理念「イノベーションに情熱を。ひとに思いやりを。」が示すもの
第一三共が掲げる企業理念「イノベーションに情熱を。ひとに思いやりを。」は、科学的探求と患者への人間的なケアを同時に求めるものです。技術力・研究力だけでなく、その技術を患者にとって意味のあるものにする「目的意識」を持った人材が求められているということでもあります。
「医薬品に関心がある」「研究が好き」という表層的な動機では、この理念との接続が弱くなる傾向があります。ESや面接では「自分が誰のために、どんな形で価値を届けたいのか」まで掘り下げた志望動機を準備することが、選考での説得力につながります。製薬企業の選考全般でこの視点は求められますが、第一三共では「思いやり」の部分、すなわち患者視点をどれだけ具体的に語れるかが特に評価軸に乗ってきます。
採用で重視される3つの資質
公式採用情報と就活ハンドブックに寄せられた学生の声をもとに整理すると、第一三共の選考で繰り返し評価される資質として「チャレンジ精神」「協働力」「科学的思考力」の3つが挙げられます。
チャレンジ精神は、2030年グローバルトップ5という成長戦略と直結する評価軸です。困難な状況でも前進し続けた経験を具体的なエピソードで語ることで、この方向性との合致が伝わりやすくなります。協働力は、MRや開発職が医師・薬剤師・研究者など多様なステークホルダーと連携する場面を想定したもので、社内外での調整経験やチームの中での自分の役割が問われます。科学的思考力は研究職・開発職志望者に特に強く確認される要素で、課題設定から結論の導き方まで論理的に説明できるかが評価の核となります。
就活ハンドブックに寄せられた学生の声によると、第一三共の選考を受けた学生が自己PRで強みとして挙げていたのは「チームワーク力と、諦めずに泥臭く努力し続けることができる力」でした。単独での成果よりも、周囲と協力しながら困難を乗り越えたプロセスの方が、第一三共の求める人物像と親和性が高くなる傾向があります。
社員の働き方と職場環境
第一三共は製薬業界のなかで比較的働きやすい環境として知られており、離職率は低水準が続いています。社内では職種別採用を導入しており、入社後に担当職種が大きく変わるケースは限られています。そのため「どの職種で入社するか」の選択が、その後のキャリアの出発点として非常に大きな意味を持ちます。
研究職・開発職はデータ解析・論文読解・実験設計を伴うため、自主的に深く取り組む姿勢が前提条件となります。MRは事業場外みなし労働時間制が適用されるため、自律的なスケジュール管理が求められる働き方です。職種ごとに仕事のリズムが大きく異なるため、インターンシップを通じてリアルな業務感覚を掴んでおくことが、ミスマッチを防ぐ手立てになります。
第一三共の募集職種と初任給
職種別採用を導入している第一三共では、エントリー時点から職種を選択する必要があります。どの職種が自分のバックグラウンドや将来像に合致するかを事前に把握したうえでエントリーすることが、選考準備の効率化につながります。
2027年卒の主要募集職種
2027年卒採用では以下の職種が主な対象となっています(参考:第一三共株式会社「募集要項」、2026年公表)。
- 研究職
- データサイエンス
- 開発職(開発職・開発職データマネジメント)
- メディカルアフェアーズ職(MSL・臨床研究担当)
- ファーマコビジランス職
- CMC薬事職
- MR
- コーポレートスタッフ
- 生産技術職(製造・試験分析・エンジニアリング・生産管理)
文系学生がエントリーしやすい職種としては「MR」と「コーポレートスタッフ」が挙げられます。MRは医薬品の適正使用推進を担う医療機関向けの情報提供職で、理系・文系を問わず応募可能です。コーポレートスタッフは財務・法務・人事・マーケティングなどの基幹業務を担い、多様な専門性を持つ学生が対象となります。
職種別の初任給(2026年4月予定)
第一三共の初任給は学歴・職種によって設定されており、製薬業界内でも高水準に位置します(参考:第一三共株式会社「募集要項」、2026年公表)。
| 区分 | 月額初任給(総合職系) |
| 学士(4年制) | 360,500円 |
| 修士・学士(6年制) | 381,100円 |
| 博士(3年制) | 401,700円 |
| 博士(4年制) | 408,400円 |
生産技術職は別途設定があり、修士卒で月額328,600円、学士卒で298,700円となっています。博士課程修了者への手厚い設定は、研究職を目指す大学院生にとって処遇面での安心材料となります。
職種別の仕事内容と求められるスキル
研究職は化合物の探索・最適化から前臨床試験まで幅広い工程を担い、高い研究遂行能力と論文読解・執筆力が求められます。大学院での研究テーマを30字以内で端的に説明できるか、課題設定と解決プロセスを論理的に語れるかが選考での評価軸になります。
開発職は臨床試験の立案・実施・データ解析・薬事申請を担う職種で、医師・CRO・規制当局など多様な関係者との協働経験や調整力が求められます。データマネジメント系の開発職では統計やプログラミングの素養も評価対象に含まれます。ファーマコビジランス職は医薬品市販後の安全性監視を専門とする職種で近年注目度が高まっており、2025年度のインターンでは約20名規模の対面型プログラムが実施されました。
第一三共の就職難易度と採用大学
製薬業界のなかでも第一三共への就職難易度はトップクラスに位置します。高い認知度と充実した待遇水準から志望者数が多く、採用枠に対して競争が激しくなる傾向があります。難易度の実態を理解したうえで、自分がどう差別化するかを戦略的に考えることが求められます。
製薬業界内での立ち位置
第一三共は武田薬品工業・アステラス製薬と並んで「国内製薬大手3社」に数えられており、グローバルなADC開発の進展から近年は海外での評価も急速に高まっています。製薬業界全体として就職難易度は高い水準にある中で、第一三共はその中でも特に激戦区となります。
就活ハンドブックに寄せられた選考体験によると、ESの通過後に実施される面接選考での倍率が特に高く、一次面接が最大の関門となる傾向が見られます。ESを磨くだけでなく、面接での発言内容・論理構成・表現力を総合的に鍛える準備が、選考突破に向けて有効です。
採用実績のある大学の傾向
採用実績は東京大学・京都大学・大阪大学・東北大学・慶應義塾大学など難関校が上位を占めますが、日本大学や近畿大学など幅広い大学からも採用実績があります。特に研究職は修士・博士課程修了者が中心となる傾向があり、大学院進学が実質的な前提条件となる場合があります。
文系・学部卒でMRやコーポレートスタッフを目指す場合は、大学の偏差値よりも「なぜ第一三共のこの職種でなければならないのか」という志望の一貫性と、コミュニケーション能力・論理的思考力の高さが評価の軸になります。
学歴フィルターへの考え方
公式には学歴不問の方針が掲げられており、採用実績も多様な大学から報告されています。ただし研究職では、大学院での研究内容そのものが選考材料の核となるため、研究テーマの質と説明力が競争力に直結します。学部卒・文系出身の場合は、職種の選択を慎重に行ったうえで、自分の強みを最大限発揮できるポジションに絞り込んで挑戦するのが現実的な戦略です。倍率の高さを理由に二の足を踏むよりも、準備の精度を高めることに注力することが選考への向き合い方として有効です。
第一三共の選考フローと各段階の対策
第一三共の選考は複数の段階で構成されており、各ステップで評価される要素が異なります。全体像を把握してから逆算的に準備することが、選考を通じた戦略設計の出発点となります。
エントリーシート(ES)の傾向と通過ポイント
第一三共のESは設問ごとの字数制限が厳しく設定されており、情報の取捨選択能力が直接問われます。主な設問として「研究テーマ(30字以内)」「志望理由(200字以内)」「第一三共で挑戦したいこと(500字以内)」「困難を乗り越えた経験(タフネスシート)」などが過去に出題されています。
200字の志望理由では「製薬業界全般への興味」ではなく「第一三共でしか実現できない理由」を一点突破する表現が刺さりやすくなります。「挑戦したいこと」は第一三共固有の強み(DXd ADCのグローバル展開・OTC事業の患者接点・データサイエンス推進)と自分のキャリアビジョンの接続を、具体的な職種名とともに語ることで説得力が増します。
録画面接とWebテスト(玉手箱)
ES提出後は録画面接またはWebテストが課されます。Webテストは玉手箱形式で、言語・計数・性格・英語の各科目が対象です。玉手箱は時間制限が厳しいため、問題形式に慣れるための事前練習が有効で、特に計数(図表の読み取り・計算)は速度と正確さを同時に求められる分野です。
録画面接は約15分間、自宅での受験が基本です。カメラ越しの印象(表情・話すスピード・論理構成)が評価されるため、実際にカメラで録画しながら繰り返し練習することが選考対策として機能します。話し始めに結論を置く習慣をつけておくと、限られた時間内でも評価者に伝わりやすくなります。
一次・二次・最終面接の違い
一次面接は社員2名によるオンライン面接(45分程度)が多く、志望動機・ガクチカ・学業への取り組みが中心テーマです。ESの内容を深掘りする質問が多く飛んでくるため、書いた内容を起点に何を聞かれても即興で答えられる準備が必要です。選考で最も絞り込みが行われる段階でもあり、面接前の模擬練習の回数が通過率に直接影響します。
二次面接は面接官1名との対話形式で、一次よりも個人の価値観・考え方への踏み込みが増します。「第一三共と競合他社の違いをどう理解しているか」「選んだ職種でしか実現できないことは何か」といった視点での質問が報告されています。
最終面接は役員5名の前での対面実施が基本で、入社後のキャリアビジョンや職種への専門的な理解が問われます。準備の量と深さが如実に出る段階であり、この段階まで進んだ学生は「企業理念と自分の将来像の紐づけが具体的だった」と振り返るケースが見られます。
第一三共への志望動機とESの書き方
「なぜ第一三共か」という問いは、第一三共の選考で最も核心に近いテーマです。製薬業界全般への興味とは別に、第一三共である理由・その職種である理由・今の自分がその職種に向いている理由という3層を丁寧に積み上げることが、選考通過の条件となります。
「なぜ第一三共か」の答え方
第一三共の固有の強みとして「DXd ADC技術のグローバル展開」「アストラゼネカとの大型共同開発」「OTCから処方薬まで幅広い患者接点」の3点が、競合他社との差別化ポイントになります。これらを自分のキャリアビジョンと接続することで、他の志望者との差が生まれます。
「がん治療の革新に携わりたい」という動機は多くの就活生が語りますが、「DXd ADCのグローバル臨床開発を担い、複数国での承認取得プロセスに関わりたい」というレベルまで具体化できると、事業理解の深さと志望の本気度が伝わります。患者に近い仕事がしたいという動機であれば、MR職での医師・薬剤師へのアプローチを通じた「適正使用推進という形の患者への貢献」という具体的なイメージと紐づけることで、説得力が高まります。
ガクチカ作成の注意点
就活ハンドブックに寄せられた学生の声によると、第一三共の選考では面接での質問の多くが志望動機とガクチカに集中する傾向が見られます。ガクチカでは独自性の高いエピソードが評価されますが、アルバイトやサークル活動といった一般的な経験であっても「困難の中でどう考え、何を変えたか」という思考プロセスを丁寧に語ることで評価を得ることができます。
第一三共の選考を受けた学生の中には、長期インターンシップでITエンジニアとして経験を積む中でチームワークの大切さに気づき、「チームで困難を乗り越えた経験」をガクチカの核にした事例があります(就活ハンドブックに寄せられた学生の声より)。単独での努力より、チームの中での自分の役割と周囲への働きかけを丁寧に描いたガクチカが、第一三共の求める人物像との親和性が高くなります。
企業研究の深め方
第一三共の選考では「競合他社と比較したうえで第一三共を選んだ理由」が問われる場面があります。アステラス製薬・中外製薬・武田薬品工業との比較軸を持っておくことで、「製薬業界への志望」と「第一三共への具体的な志望」を分けて語れるようになります。
比較の軸としては「ADC技術の先進性」「OTC事業での生活者との接点の広さ」「2030年の成長目標の野心的な水準」などが扱いやすいです。自分が志望する職種の視点からどの強みが最も直接的に関わるかを整理しておくと、面接での回答の一貫性が高まり、入社後のイメージを伴った志望動機として機能します。

監修者からのアドバイス
三好 達也(キャリアアドバイザー)
上記のガクチカ作成で触れたように、第一三共の選考では「チームの中での自分の役割とその変化」を具体的に言語化できるかどうかが一次面接の通過を大きく左右します。「チャレンジ精神」「協働力」という評価軸に合ったエピソードを選べているか、また志望動機との整合性が取れているかは、自分一人では客観的に判断しにくい部分です。選考前にキャリアアドバイザーとの面談を活用して、ガクチカと志望動機のストーリーラインをぜひ一緒に整理してみてください。
インターンシップと早期選考優遇の活用
第一三共はインターンシップへの参加が本選考の流れに影響すると複数の学生から報告されており、本選考の準備の場としてだけでなく、早期接触の機会としても積極的に活用する価値があります。夏・秋のインターン情報を早めにチェックし、エントリー準備を前倒しで進めることが選考戦略の第一歩です。
インターンプログラムの種類と内容
2025年度実績では以下の2つのプログラムが実施されました(参考:第一三共株式会社「募集要項」)。
- 実施期間:2日間(オンライン形式)
- 募集人数:50名程度
- 対象:文系・理系学生
- 実施期間:2日間(対面形式)
- 募集人数:20名程度
- 対象:理系学生
MR職インターンはオンライン形式のため全国から参加しやすく、文系・理系を問わず応募できる点が特徴です。医薬品の情報提供という仕事の実態を体感しながら、社員との接点を作れる機会として活用できます。
インターン参加者への優遇傾向
就活ハンドブックに寄せられた学生の声によると、第一三共のインターン参加者に対して本選考での一部選考免除や早期案内といった優遇が設けられているとの情報があります。ただし公式には詳細が明示されていないため、先輩の経験談や採用担当者との接点で最新情報を確認することが有用です。
インターンへの参加は選考上の優遇獲得以外にも、社内の仕事文化・社員の人柄・業務のリアルを事前に把握できる場として機能します。本選考での「第一三共らしい」志望動機やガクチカの作り込みに、インターンで得た気づきを紐づけることで、説得力の高い自己表現が生まれます。
第一三共でのキャリアパスとグローバル展開
入社後にどんなキャリアを歩むかをイメージしたうえで職種を選ぶことが、長期的な満足度につながります。第一三共は2035年「世界トップ5のがん治療企業」を目指す戦略のもと、グローバルでの活躍機会が拡大する環境にあります。
入社後の職種別キャリア
研究職は入社後まず大学院での研究テーマに近いプロジェクトに配属され、創薬の上流から下流まで幅広い工程を経験します。グループの研究拠点は日本・米国・欧州に広がっており、海外研究所への異動・派遣の機会も存在します。研究職として積み上げたキャリアが、のちのプロジェクトリーダー・グループリーダーへの道につながる構造です。
開発職はフェーズI〜IIIの臨床試験を担い、承認申請・薬事対応まで一気通貫でプロジェクトに関わります。グローバル開発案件への参画機会が多く、英語でのデータ報告・学会発表のスキルが実務の中で積み上がっていく環境です。MRは担当エリアの医療機関への訪問活動からスタートし、経験を重ねたのちに本社マーケティング部門や製品管理部門へのキャリアアップも現実的な選択肢として開かれています。
グローバルでの活躍機会
第一三共グループは32ヶ国・地域で事業を展開しており(参考:第一三共株式会社「第一三共について」、2026年公表)、英語力を活かしたグローバルな仕事への参画が入社後の現実的な選択肢として存在します。DXd ADCのグローバル開発が本格化する現在は、英語でのコミュニケーション能力を持つ人材へのニーズが特に高まっています。
入社時点で英語に自信がない場合でも、入社後の社内研修や海外赴任機会を通じてビジネス英語を実践的に磨いていける環境が整っている点は、長期キャリアを見据えた際の大きな魅力のひとつです。グローバル視点でのキャリアを描く理系・文系の学生にとって、第一三共のグローバルな開発・商業化の現場はその舞台となり得ます。
まとめ
第一三共は120年以上の創薬実績と独自のDXd ADC技術を武器に、2035年「世界トップ5のがん治療企業」を目指す国内大手製薬企業です。グループ従業員数20,171名・連結売上収益2兆1,230億円(2025年度)という規模を誇り、イノベーティブ医薬品からOTC・ワクチンまで幅広い事業で医療に貢献しています。
新卒採用は職種別で実施されており、研究職・開発職・MR・コーポレートスタッフなど多様な職種が対象で、初任給は学士卒360,500円・修士卒381,100円と業界内でも高い水準に設定されています(2026年4月予定)。
選考の難易度は高く、「なぜ第一三共か」を競合他社との比較を踏まえて語れる準備が突破の鍵となります。インターンシップへの早期参加で企業・社員・業務のリアルを把握し、その経験を志望動機・ガクチカに紐づけることが選考準備の質を高める近道です。
製薬業界の中でも難関と位置づけられる企業への挑戦だからこそ、企業研究・ES対策・面接練習を総合的に積み重ね、万全の状態で選考に臨んでください。









