【27卒・28卒向け】オリックスのインターンは内定直結?優遇・選考対策・コース内容を元に徹底解説
2026/06/22更新
近年、就活における企業研究の一環として、インターンシップへの参加が一般化している中で、特に金融・リース業界大手のオリックスのインターンシップは学生から高い注目を集めています。「多角的金融サービス業」として幅広い事業領域を展開するオリックスでは、学生が実際のビジネスを体感できる質の高いプログラムを提供しており、参加者からは「本選考への理解が深まった」「社員との距離が近く、リアルな職場体験ができた」といった評価が寄せられています。
一方で、オリックスのインターンシップは高い競争率を誇り、選考突破には戦略的な対策が不可欠です。実際に就活ハンドブックに寄せられた学生の声によると、「ESと適性検査の段階で多くの学生が落とされてしまう」「面接では論理的な思考力と協働性を重視される」といった傾向が見えてきます。特に、インターン参加後のadvancedプログラムへの招待や早期選考の案内については、全参加者が対象となるわけではなく、評価の高い学生のみに限定される点も重要なポイントです。
本記事では、オリックスのインターンシップの全容から選考対策、さらには本選考への影響まで、実際に選考を受けた先輩たちの体験談と最新の採用データをもとに詳しく解説します。金融業界での成長を目指し、オリックスという企業に魅力を感じている27卒・28卒の就活生にとって、実践的な選考対策の指針となる内容をお届けします。
オリックスのインターンシップ概要
オリックスが開催するインターンシップは、同社の多角的な事業領域を体感できる総合的なプログラムとして設計されています。金融サービスを軸としながら、不動産、環境エネルギー、事業投資まで手がける同社の特色を反映し、参加者は幅広いビジネス体験を積むことができます。
プログラムの核となるのは「ORIX BUSINESS SPRINT」と呼ばれる実践型ワークショップで、実際の企業課題をもとにしたケーススタディを通じて、オリックスの事業戦略や意思決定プロセスを学習します。参加者は5〜6名のチームに分かれ、現役社員がメンターとして付く形で進行されるため、リアルな職場環境を体感できる設計となっています。
インターンシップの開催時期と期間
オリックスのインターンシップは、主に夏季と冬季の年2回開催されています。夏季は8月〜9月にかけて、冬季は12月〜2月にかけて実施され、各回とも2日間の集中プログラムとなっています。開催地は東京本社が中心ですが、大阪オフィスでも一部プログラムが実施されることがあります。
参加定員は各回30〜50名程度で、全国から応募が集まるため競争率は非常に高くなっています。実際に就活ハンドブックに寄せられた学生の声によると、「ES提出だけでも数百倍の競争があった」という報告もあり、早期からの対策が重要です。
募集対象と応募資格
オリックスのインターンシップは、大学3年生・大学院1年生を主な対象としていますが、学部や専攻による制限は設けられていません。文系・理系を問わず幅広い学生を受け入れており、多様なバックグラウンドを持つ参加者同士の議論を通じて、実際の職場環境に近い体験を提供しています。
海外大学在籍者や留学生も応募可能で、グローバルな視点を重視するオリックスの企業方針が反映されています。ただし、プログラムは基本的に日本語で実施されるため、ビジネスレベルの日本語能力が求められます。
インターンシップの種類とコース内容
オリックスでは複数種類のインターンシッププログラムを展開しており、参加者の関心や将来のキャリア志向に応じて選択できる仕組みになっています。各プログラムはオリックスグループの事業特性を活かした実践的な内容で構成され、参加者は多角的な学習機会を得られます。
総合職向け業務体感ワークショップ
メインプログラムとなる総合職向けワークショップでは、オリックスの中核事業である金融サービスの業務を疑似体験できます。具体的には、企業向け融資案件の審査プロセスや、リース契約の提案営業をテーマとしたロールプレイが中心となります。
参加者は実在する企業の財務データを用いて与信判断を行ったり、顧客のニーズを分析して最適な金融ソリューションを提案する演習に取り組みます。現役の営業担当者や審査部門の社員がファシリテーターを務めるため、実務に即した視点でのフィードバックを受けることができます。
就活ハンドブックに寄せられた学生の声によると、「単なる座学ではなく、実際に手を動かしながら学べる内容だった」「金融業界のリアルな業務フローを体感できた」といった評価が多く見られます。
グループ会社別専門プログラム
オリックスグループの多様性を体験するために、主要子会社での専門プログラムも用意されています。オリックス不動産では不動産投資の案件評価や開発企画の立案、オリックス・レンテックでは建設機械レンタル事業の営業戦略策定などを体験できます。
これらの専門プログラムでは、各事業領域の専門知識を深く学習できる一方で、オリックスグループ全体の事業シナジーについても理解を深めることができます。参加者からは「金融だけでなく、実物資産を扱うビジネスの面白さを発見できた」という声が寄せられています。
企業説明動画プログラム
対面での参加が難しい学生向けに、オンラインでの企業説明動画プログラムも提供されています。このプログラムでは、オリックスの事業概要から採用に関する詳細情報まで、動画コンテンツを通じて学習できます。
ただし、動画視聴のみのプログラムは本選考での優遇対象とはならないため、可能な限り対面でのワークショッププログラムへの参加を推奨します。
インターンシップ選考フロー
オリックスのインターンシップ選考は3段階の選考プロセスで構成されており、各段階で異なる能力や適性が評価されます。選考全体を通じて、論理的思考力、コミュニケーション能力、そして協働性が重視される傾向にあります。
エントリーシート(ES)選考
第一段階となるES選考では、志望動機、学生時代に注力した経験、オリックスの魅力に感じる点などが問われます。字数制限は各設問300〜400字程度で、簡潔かつ具体的な記述が求められます。
特に重要なのは「オリックスを志望する理由」の設問で、同社の多角的な事業展開への理解と、自身のキャリア志向との整合性を明確に示す必要があります。就活ハンドブックに寄せられた学生の声によると、「単に『多様な事業に興味がある』と書くだけでは通過は困難で、具体的にどの事業領域でどのような価値を創出したいかまで踏み込んで記述することが重要」とされています。
また、学生時代の経験については、結果の大小よりもプロセスでの学びや成長を重視した記述が評価される傾向にあります。チームでの協働経験や、困難な状況での問題解決経験を具体的なエピソードとともに示すことが効果的です。
WEBテスト・適性検査
ES通過者は次にWEBテストを受験します。オリックスでは玉手箱形式のテストが採用されており、言語・計数・英語の各分野で高い得点が求められます。特に計数分野では、金融業界特有の数値計算や比率分析の問題が出題される傾向があります。
適性検査では性格診断に加えて、ストレス耐性や協働性に関する設問が重視されます。一貫性のある回答を心がけるとともに、金融業界で求められる慎重さと積極性のバランスを意識した回答が重要です。
実際に選考を受けた学生からは、「玉手箱の対策本で十分な準備をしても、時間配分が非常にシビアだった」「適性検査では正直な回答を心がけつつ、金融業界に適した人物像を意識した」といった体験談が寄せられています。
グループディスカッション・面接
最終段階では、グループディスカッションと個人面接が実施されます。グループディスカッションでは、オリックスの事業に関連したビジネス課題をテーマに、5〜6名のチームで解決策を検討し、プレゼンテーションを行います。
評価ポイントは発言の積極性だけでなく、他者の意見を聞く姿勢、建設的な議論への貢献度、論理的な思考プロセスの明示などが重視されます。就活ハンドブックに寄せられた学生の声によると、「一人で議論をリードしようとするよりも、チーム全体で質の高い結論に到達することを意識した方が評価される」とされています。
個人面接では、ES記載内容の深掘りに加えて、オリックスへの志望度合いや、金融業界で働くことへの理解度が問われます。面接時間は20〜30分程度で、リラックスした雰囲気の中で本音の対話が行われる傾向にあります。
内定直結性と優遇制度の実態
オリックスのインターンシップが「内定直結」とされる背景には、参加後の特別プログラムや早期選考への招待制度があります。ただし、全参加者が自動的に優遇を受けられるわけではなく、プログラム期間中の評価に基づいた選抜が行われることが重要なポイントです。
アドバンスドインターンシップへの招待
インターンシップで高い評価を獲得した参加者は、翌年1月に開催される「アドバンスドインターンシップ」に招待されます。このプログラムは通常のインターンシップよりも高度な内容で構成されており、より実務に近い課題に取り組むことができます。
アドバンスドプログラムでは、現役社員との1on1面談や、役員レベルとの直接対話の機会も設けられており、オリックスという企業への理解をより深めることができます。参加者の中には、「ここで初めて自分のキャリア志向と企業の方向性が明確にマッチすることを確認できた」という学生も多く見られます。
就活ハンドブックに寄せられた学生の声によると、「アドバンスドプログラムへの招待は通常インターン参加者の約3割程度で、狭き門だった」「招待される学生は、プログラム中の積極性だけでなく、チームでの協調性も高く評価された人が多い印象」といった報告があります。
早期選考への案内システム
アドバンスドプログラム参加者の中でも特に高い評価を受けた学生には、本選考開始前に早期選考への案内が送られます。この早期選考では、通常の選考フローを一部スキップできる場合があり、2月〜3月頃に実施される傾向にあります。
ただし、オリックス公式サイトでは「インターンシップへの参加は任意であり、参加状況が選考に影響することはない」と明記されており、インターン不参加者でも平等に選考が行われることが保証されています。これは、多様な人材を求める企業姿勢の表れでもあります。
本選考での実質的な優遇
直接的な選考スキップがなくても、インターンシップ参加者は本選考において実質的な優遇を受けることがあります。具体的には、ES選考での一定の加点や、面接での志望度合いの高評価などが挙げられます。
実際に選考を受けた学生からは、「面接官がインターンでの活動内容を覚えていてくれて、より深い話ができた」「志望動機を説明する際に、インターンでの具体的な体験を交えることができ、説得力が増した」といった体験談が報告されています。
ES(エントリーシート)対策
オリックスのES選考を突破するためには、同社の事業特性と求める人材像を深く理解した上で、戦略的な記述を行うことが不可欠です。金融業界でありながら多角的事業展開を行う同社の独自性を意識した内容作りがポイントとなります。
志望動機の書き方
志望動機では、オリックスの「多角的金融サービス業」という特徴を踏まえた記述が求められます。単に「金融に興味がある」だけでなく、なぜ従来の銀行ではなくオリックスなのかを明確に示す必要があります。
効果的なアプローチとしては、同社の特定の事業領域(例:不動産投資、環境エネルギー、海外事業など)に対する関心と、自身の経験や価値観とのつながりを具体的に描写することです。就活ハンドブックに寄せられた学生の声によると、「オリックスの事業の中でも特に○○分野に注目している理由を、自分の体験エピソードとともに説明したことで差別化できた」という成功例が報告されています。
また、同社の「Keep Mixed」という企業スローガンへの共感や、多様性を重視する企業文化への理解を示すことも有効です。具体例として、「異なる専門性を持つメンバーとの協働で成果を上げた経験」などを交えながら記述すると説得力が高まります。
学生時代に注力した経験(ガクチカ)の構成
ガクチカでは、結果の大きさよりもプロセスでの学びと成長を重視した記述が評価される傾向にあります。特に、チームワークや問題解決能力、そして継続的な改善への取り組みを示すエピソードが好まれます。
構成としては、STAR法(Situation, Task, Action, Result)を基本としながらも、Actionの部分で「なぜその行動を選択したのか」という思考プロセスを詳しく記述することが重要です。また、結果だけでなく「その経験から何を学び、今後どう活かすか」まで言及することで、成長可能性をアピールできます。
実際に通過した学生の例では、「ゼミ活動でのチームリーダー経験において、メンバーのモチベーション差をどう解決したか」「アルバイト先での業務改善提案をどのように実現に導いたか」といった、リーダーシップと実行力を示すエピソードが効果的だったとされています。
オリックスの魅力に感じる点
この設問では、企業研究の深さと志望度の高さが問われます。同社の公式発表データや最新のニュースリリースを参考にしながら、具体的な事業内容や戦略に言及することが重要です。
例えば、近年力を入れている環境エネルギー事業での再生可能エネルギー投資や、海外展開における現地企業とのパートナーシップ戦略などを取り上げ、それらがなぜ魅力的に感じるのかを自身の価値観と関連付けて説明します。
就活ハンドブックの調査では、「表面的な企業情報ではなく、最近の株主総会資料や中期経営計画まで調べて記述した学生の通過率が高い」という傾向が確認されています。
WEBテスト・適性検査対策
オリックスの選考で実施されるWEBテストは、多くの金融機関で採用されている玉手箱形式ですが、同社特有の出題傾向や難易度設定があるため、しっかりとした対策が必要です。
玉手箱形式テストの特徴
オリックスの玉手箱テストは、言語理解、計数理解、英語理解の3分野で構成されています。制限時間が厳しく設定されており、正確性と同時にスピードが重要な評価要素となります。
言語理解では、論理的文章の読解や語彙力が問われ、特にビジネス文書の理解力を測定する問題が多く出題されます。計数理解では、四則演算、図表読取、推論などの分野から幅広く出題され、金融業界で必要となる数値分析能力が評価されます。
実際に受験した学生からは、「計数分野で財務諸表の分析に関する問題が出題され、金融業界志望者としての基礎知識が問われた」「時間配分を誤ると最後まで解答できないため、事前の練習が重要」といった報告が寄せられています。
効果的な対策方法
WEBテスト対策では、まず玉手箱専用の対策本を使用して出題形式に慣れることが基本となります。特に重要なのは、制限時間内での解答スピードを向上させるための反復練習です。
計数分野では、基本的な計算スキルの向上に加えて、電卓の効率的な使用方法を習得することも重要です。また、図表読取問題では、データの要点を素早く把握する読解技術を身につける必要があります。
言語分野では、ビジネス関連の語彙を重点的に学習し、論理的な文章構成を理解する練習を継続することが効果的です。新聞の経済面や企業のIR資料を日常的に読むことで、実践的な読解力を向上させることができます。
適性検査での注意点
性格適性検査では、一貫性のある回答を心がけることが最も重要です。同じような内容を問う設問で矛盾した回答をすると、信頼性の面で減点される可能性があります。
金融業界では、慎重性と積極性のバランスが重視されるため、極端な回答は避けて、両方の特性を適度に示すような回答を選択することが推奨されます。また、チームワークや協調性を重視する設問では、個人主義的な回答よりも協働を重視した回答を選ぶことが効果的です。
就活ハンドブックに寄せられた学生の声によると、「正直な回答を基本としながらも、金融業界で求められる人物像を意識して回答したことで、無事通過できた」という体験談が多く見られます。
面接対策
オリックスの面接では、ESの記載内容を深く掘り下げる質問が中心となりますが、同社特有の多角的事業展開への理解度や、金融業界で働くことへの覚悟も重要な評価ポイントとなります。
一次面接の特徴と対策
一次面接は人事担当者1〜2名で実施され、時間は20〜30分程度です。基本的な質問としては、自己紹介、志望動機、学生時代の経験について聞かれることが多く、ESの内容を具体的に説明することが求められます。
特に重要なのは、「なぜ金融業界なのか」「なぜオリックスなのか」という志望動機の深掘りです。同社の事業の多様性を理解した上で、その中でも特に関心のある分野とその理由を明確に説明する必要があります。
実際に面接を受けた学生によると、「オリックスの不動産事業に興味があると答えたところ、具体的にどのような不動産投資手法に関心があるかまで詳しく聞かれた」「学生時代の経験について、困難をどう乗り越えたかのプロセスを詳細に質問された」といった体験談が報告されています。
最終面接での評価ポイント
最終面接では役員クラスの面接官が担当し、より戦略的な思考力や将来のキャリアビジョンが問われます。オリックスという企業で具体的にどのような価値を創出したいかを、事業理解に基づいて論理的に説明することが重要です。
また、金融業界の将来性や社会的役割についての質問も頻出します。フィンテックの台頭や規制環境の変化など、業界を取り巻く環境変化への理解と、その中でオリックスがどのような立ち位置にあるかを示すことが評価につながります。
就活ハンドブックに寄せられた学生の声によると、「最終面接では、入社後にやりたいことを具体的に聞かれ、事業部門名まで挙げて回答したところ好印象だった」「業界の課題について質問され、デジタル化への対応について自分なりの見解を述べた」といった成功例が見られます。
想定質問と回答のポイント
頻出質問への対策として、以下のような回答準備を行うことが効果的です。
「学生時代に最も力を入れたこと」では、具体的な数値や成果とともに、そこで発揮したリーダーシップや問題解決能力を強調します。「困難だった点とその解決方法」「チームメンバーとの協働で意識したこと」まで詳細に説明できるよう準備します。
「オリックスでやりたいこと」については、同社の具体的な事業部門や職種に言及しながら、自身のスキルや経験がどう活かせるかを論理的に説明します。中期経営計画や最新の事業戦略を参考にして、将来性のある分野への関心を示すことも重要です。

監修者からのアドバイス
三好 達也(キャリアアドバイザー)
オリックスの面接では、上記の対策に加えて「なぜその業界・その会社でないとダメなのか」という根本的な動機の一貫性が特に重視されます。多角的事業展開という同社の特徴を理解した上で、自分なりのキャリアビジョンと企業の方向性をどう結びつけるかが合否の分かれ目となります。面接対策で不安がある場合は、キャリアアドバイザーとの模擬面接を通じて客観的なフィードバックを得ることをお勧めします。
志望動機の書き方とポイント
オリックスに対する志望動機を効果的に表現するためには、同社の事業特性と求める人材像を深く理解し、自身の価値観やキャリア志向との一致点を明確に示すことが重要です。
オリックス独自の価値提案への言及
志望動機の核となるのは、「なぜ他の金融機関ではなくオリックスなのか」という差別化ポイントの明確化です。同社の「多角的金融サービス業」という独自のポジショニングを理解し、従来の銀行業務に留まらない事業展開への魅力を具体的に表現します。
例えば、「金融を起点としながら不動産、エネルギー、事業投資まで手がける総合力により、お客様の多様なニーズに対してワンストップでソリューションを提供できる点」に魅力を感じるといった記述が効果的です。さらに、自身がなぜその総合力に価値を感じるのかを、過去の経験や価値観と関連付けて説明します。
就活ハンドブックに寄せられた学生の声によると、「オリックスのREIT事業に興味があると書き、大学で学んだ不動産投資理論と関連付けて志望動機を構成したところ、面接で高く評価された」という成功例があります。
企業理念・価値観との適合性
オリックスの企業理念である「Keep Mixed」への共感を示すことも重要な要素です。多様性を重視し、異なる専門性や文化的背景を持つ人材が協働することで新たな価値を創出するという同社の姿勢に対して、自身の経験を通じた理解を示します。
具体的には、「異文化交流経験を通じて多様な視点の重要性を学んだ」「異なる専門分野のメンバーとのチーム活動で相乗効果を実感した」といった体験エピソードを交えながら、企業文化との適合性をアピールします。
将来のキャリアビジョンとの整合性
志望動機では、オリックスでの具体的なキャリアパスと将来への展望も示す必要があります。同社の多角的事業展開を活かして、どのような専門性を身につけ、どのような価値を創出したいかを明確に表現します。
「入社後は営業部門で顧客との関係構築力を磨き、将来的には海外事業でのプロジェクトマネジメントに携わりたい」といった具体的なキャリア設計を示すことで、長期的な成長意欲を表現できます。この際、オリックスの海外展開戦略や成長分野への理解も併せて示すことが重要です。
社会的意義への言及
オリックスの事業が社会に与えるポジティブなインパクトへの共感も、説得力のある志望動機の要素となります。例えば、環境エネルギー事業での再生可能エネルギー推進や、中小企業支援での地域経済活性化など、同社の社会的役割を理解した上での志望動機を表現します。
「持続可能な社会の実現に向けて、金融の力で環境エネルギー事業を支援する取り組みに参画したい」といった社会的意義と個人的な価値観の一致を示すことで、志望度の高さを表現できます。
採用実績と倍率分析
オリックスの採用動向を理解することで、選考対策をより戦略的に進めることができます。同社の採用実績と競争環境を詳しく分析します。
過去の採用実績と傾向
オリックスの新卒採用数は、過去4年間で着実な増加傾向を示しています。具体的な採用数の推移を見ると、事業拡大に伴った人材需要の高まりが確認できます。
採用職種は総合職が中心となっており、営業、企画、審査、システム、海外事業など多様な部門での募集が行われています。特に近年は、デジタル化推進やグローバル展開強化に伴い、IT関連スキルや語学力を持つ人材への需要が高まっています。
就活ハンドブックの調査によると、「内定者の出身大学は旧帝大から中堅私立大学まで幅広く、学歴による明確な足切りラインは設定されていない」という傾向が見られます。むしろ、学生時代の経験内容や志望動機の質が重視される傾向にあります。
選考倍率の実態
オリックスの選考倍率は金融業界の中でも非常に高い水準にあります。複数の調査データを総合すると、本選考の倍率は約45〜70倍程度となっています。
この高倍率の背景には、同社の事業の多様性と成長性、そして魅力的な待遇条件があります。従来の銀行業務に加えて、不動産、エネルギー、海外事業など幅広い領域での成長機会があることが、多くの就活生の関心を集めています。
インターンシップの倍率も約8〜240倍と非常に高く、早期からの準備と戦略的な対策が不可欠となっています。実際に選考を受けた学生からは、「ES提出の時点で既に激戦だった」「WEBテストのボーダーラインが非常に高く設定されている印象」といった報告が寄せられています。
採用大学の分析
オリックスの採用実績校は、国公立大学では旧帝大クラスから地方国立大学まで、私立大学では早慶上智からMARCH、関関同立まで幅広い層をカバーしています。
特に実績の多い大学として、慶應義塾大学、明治大学、早稲田大学、同志社大学、立命館大学などが挙げられます。ただし、これらの大学出身者が優遇されるというわけではなく、個人の能力や経験が重視される選考が行われています。
理系出身者の採用も積極的に行われており、特にシステム部門や事業投資部門では、工学系や理学系のバックグラウンドを持つ人材が活躍しています。
地域別採用動向
オリックスの採用は関東圏の学生が多数を占めますが、関西圏や地方大学出身者も一定数採用されています。同社は全国に拠点を持つため、地方出身者でも十分にチャンスがあります。
海外大学出身者の採用も行われており、グローバル展開を進める同社の方針が反映されています。語学力に加えて、異文化理解や適応力を持つ人材が重視される傾向にあります。
企業分析と事業理解
オリックス選考において、同社の事業内容と戦略を深く理解することは必須の準備事項です。「多角的金融サービス業」という独自のビジネスモデルを正確に把握しましょう。
オリックスの事業ポートフォリオ
オリックスは金融サービスを核としながら、6つの主要事業セグメントで構成される多角的な事業展開を行っています。法人金融サービスでは、企業向けの融資、リース、レンタル事業を中心に、顧客の設備投資ニーズに幅広く対応しています。
不動産事業では、投資用不動産の開発・運営からREIT事業まで、不動産のバリューチェーン全体をカバーしています。近年は、物流施設や住宅分野での投資を拡大しており、社会インフラの構築に積極的に参画しています。
環境エネルギー事業では、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー分野で国内トップクラスの実績を持ちます。2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、社会的意義の高い事業として注力分野となっています。
保険事業では、生命保険と損害保険の両分野で事業を展開し、個人顧客の多様なリスク管理ニーズに対応しています。銀行事業では、ネット銀行として個人向け金融サービスを提供し、デジタル化の進展に対応した金融インフラを構築しています。
海外事業戦略
オリックスは海外事業を成長の柱として位置づけており、アジア、北米、欧州で多様な投資・運営事業を展開しています。特にアジアでは、現地企業との戦略的パートナーシップを通じて、各国の経済成長を支援する役割を果たしています。
米国では、航空機リース事業や不動産投資事業で高い収益を上げており、グローバルな資産運用ノウハウを活用した事業展開を行っています。欧州では、再生可能エネルギー分野での投資を拡大し、現地の脱炭素化ニーズに対応しています。
就活ハンドブックに寄せられた学生の声によると、「海外事業の説明会で、現地法人の日本人駐在員と直接話す機会があり、グローバルで活躍するイメージが具体的に描けた」という体験談があります。
競合他社との差別化要因
オリックスの最大の強みは、金融サービスと実物資産投資を組み合わせたユニークなビジネスモデルにあります。従来の銀行が融資という形で資金提供するのに対し、オリックスはリース、投資、運営まで一貫して手がけることで、より深い顧客価値を提供しています。
また、「Keep Mixed」の理念のもと、多様な専門性を持つ人材が協働することで、業界の常識にとらわれない新しいビジネスモデルを創出し続けています。このイノベーション創出力が、他の金融機関との大きな差別化要因となっています。
中期経営計画と成長戦略
オリックスは2024年度を最終年度とする中期経営計画において、「サステナブルな成長の実現」を掲げ、ESG経営の推進と収益性の向上を両立させる戦略を展開しています。
具体的には、環境エネルギー事業での投資拡大、デジタル技術を活用した業務効率化、海外事業での現地化推進などを重点施策としています。これらの戦略は、社会課題の解決と企業成長を同時に実現する「CSV(Creating Shared Value)」の考え方に基づいています。
4 5


まとめ
オリックスのインターンシップは、同社の多角的な事業展開を体感できる質の高いプログラムとして、多くの就活生から注目を集めています。プログラム参加を通じて、金融サービスを軸としながら不動産、エネルギー、海外事業まで手がける独自のビジネスモデルを深く理解できることは、就活生にとって大きな価値となります。
選考においては、ES、WEBテスト、グループディスカッション、面接という段階的なプロセスで、論理的思考力、協働性、そしてオリックスへの志望度の高さが評価されます。特に重要なのは、同社の事業特性を正確に理解した上で、自身のキャリア志向との適合性を明確に示すことです。就活ハンドブックに寄せられた先輩たちの体験談からも、企業研究の深さと一次データに基づいた具体的な志望動機が合否を分ける重要な要素であることがわかります。
内定直結性については、インターンシップ参加者全員が自動的に優遇されるわけではなく、プログラム期間中の評価に基づいた選抜が行われます。アドバンスドプログラムへの招待や早期選考の案内は、高い評価を獲得した学生に限定される仕組みとなっているため、参加が決まった後も最後まで気を抜くことはできません。
高い競争倍率の中で選考を突破するためには、早期からの戦略的な準備が不可欠です。オリックスの「Keep Mixed」という理念や多角的事業展開への理解を深めるとともに、自身の経験と価値観を同社のビジネスモデルと関連付けて表現できる準備を整えることが、成功への第一歩となるでしょう。





