NTTコムウェアのエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/5/24更新
はじめに
この記事ではNTTコムウェア(以下NTTコムウェア)への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。
特にNTTコムウェアならではのエントリーシートでのアピール方法から実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。
また、NTTコムウェアが求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、NTTコムウェアの内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。
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NTTコムウェアの概要
NTTコムウェアとは
初めにNTTコムウェアとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
NTTコムウェア株式会社は、情報通信システム及びこれに関わるソフトウェア又は、各種装置の開発、製作、運用、保守及びそれらの受託を主な事業内容としている企業です。
NTTコムウェアは、情報通信システム及びこれに関わるソフトウェア又は、各種装置の販売及び賃貸、電気通信事業法に基づく電気通信事業、電気通信工事の請負、通信機器及び各種ネットワークサービスの販売取次業務、情報処理サービス業並びに情報提供サービス業、ネットワークを介して提供される音声・映像・文字等のコンテンツ製作及び販売、前各号に関する企画、調査、研究、研修及びコンサルティングの受託を行っています。
NTTコムウェアの採用難易度
競争が激しい情報通信業界の中でのNTTコムウェアの立ち位置をご紹介します。
競合企業との売上高を参照し他社と比較してみても、NTTコムウェアの売上高はそこまで高くありません。
しかしながら、一般企業と比較すると、優秀な企業であることがわかります。
理由として以下の要因があると考えています。
- 年間500プロジェクトの実績:大量のプロジェクトをこなせる豊富なIT人材と確かなナレッジによる技術力があります。
- システム開発・運用を支える4100名の技術者:システムの企画から開発、基盤構築、運用までの一連のプロセスを支える技術者約4100名を有するプロフェッショナル集団です。技術者の人材タイプ/グレードを認定するNTTコムウェアのスキル認定制度を運営し、育成しています。
- アジャイル開発を支える2600名の技術者:高度な技術力、人間力、そしてプロジェクト経営力を体得した強靭なエンジニアがプロジェクトの成功を導きます。
- データ活用を支える2700名の技術者:2700名を超えるデータサイエンス技術者を有しており、その中には、iCDに準拠した「ComCP+ データサイエンティスト」として認定を受けている、データサイエンスのスペシャリストも含まれています。
以上の要素によりNTTコムウェアは年間500プロジェクトに携わる実績が生まれています。
NTTコムウェアの採用大学
NTTコムウェアの採用大学の実績を以下に掲載しますが、最難関大学が多く、標準的なレベルの大学もありますが、所謂学歴フィルターはあると考えます。
<大学> 北海道大学東京大学、東京工業大学、首都大学東京、青山学院大学、学習院大学、慶應義塾大学、国際基督教大学、立教大学、早稲田大学、横浜国立大学、神奈川工科大学、埼玉大学、長岡技術科学大学、京都大学、、琉球大学、長野工業高等専門学校など |
しっかりとエントリーシートや面接対策をして、内定を獲得できるようにしましょう。
NTTコムウェアが求める人材とは?
結論から言うと、NTTコムウェアのパーパスに共鳴し、その価値観に沿って行動できる人材を求めています。パーパスやビジョンなどは非常に重要視される内容なので、改めて参照ページから確認してください。各採用プロセスにおいても、就活生と求める人材像がマッチングしているか否かをよく確認していることが分かります。
NTTコムウェアの採用方向性の違いは?
NTTコムウェアでは「未来をデザインし、心がつながる豊かな世界を実現する」をかかげています。そのためには全員がベースとして、困難に対峙しても全力で挑み続ける強い挑戦心を持ち続けることと、 その上で「思考力」、「活動力」、「コミュニケーション力」の3つの力を備えることが重要だと考えています。それぞれの中身を見ていきましょう。
- 挑戦心:前例のない未知の領域においても困難な目標を掲げ当事者意識を保ちながら目標達成に向けて全力で挑む意思
- 思考力:現状を踏まえた上で周囲に影響を与えるビジョンを描き、様々な事象を構造的に把握し、本質を捉えた考え方ができる力
- 活動力:いかなる時も活力に満ち溢れ、失敗を恐れずに決断を下し、素早く主体的に行動を起こすことができる力
- コミュニケーション力:チームで成果を出すことにこだわり、自ら率先した働きかけにより協力関係を築き、周囲を動かすことができる力。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
エントリーシートでは、企業が就活生応募者の能力や性格が自社にマッチしているかを重点的にチェックしています。
企業は、就活生応募者がどのような人物であるか、そして自社でどのように力を発揮できるかを知りたがっています。
これは、個々の能力や性格が、企業の文化や仕事にどうフィットするかを見極めるためです。
また、就活生応募者がその企業で働くモチベーションが十分かどうかも重要なポイントです。
常に高いモチベーションで働ける社員は、より良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する傾向があるからです。
そして、「なぜ他の企業ではなくその企業を志望したのか」という点も明確に示す必要があることを覚えておきましょう。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートは結論から書き始めると説得力が増します。
以下の順番を意識すると良いでしょう。
- まず結論を提示する
- 結論に至った理由を書く
- 理由を強調するために具体例を用いる
- 最後に再び結論を強調する
この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。
以下の例文を参考にしてください。
結論:私がITコンサルティング業界を志望する理由は2点あります。
理由:1点目は、周囲を巻き込みながら問題解決できる私の強みはITコンサルティング業界で最大限に発揮されると考えるからです。
具体例:私はバイトリーダーとして塾の運営を行っています。運営においては、問題共有する場を設けたり、生徒との個人面談を担当することで諸問題を解決してきました。特に、ITを活用した効率的な運営方法として、教材のデジタル化や授業のオンライン化を提案し、実際にそれが成功した経験があります。
結び:この強みを発揮できると考えITコンサルティング業界を志望します。
理由:2点目は、幅広い業界に深く携わることにより様々なスキルを吸収し、成長したいと考えているからです。
具体例:現代ではコロナウイルスをきっかけにIT、グローバル化がより一層進み、日々社会が激しく変化しています。その変化に適応し、活躍していくためには自身の能力を高めていくことが不可欠です。ITコンサルティング業界では幅広い業界の企業をお客様とし、課題解決のための様々な戦略提案や、ニーズを満たすため日々インプットできる環境にあるため、志望理由にマッチしています。
結び:そのため、自身の成長できる環境があるという点からITコンサルティング業界を志望しています。
NTTコムウェアの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、通過率が上昇するでしょう。例えばNTTコムウェアであれば、「私たちの描く未来」として「すべてがつながり、新しい価値が生まれる社会、Smart Worldの実現。」を掲げています。
また、「Smart World」の説明として、「ICTソリューションによって、あらゆるシーンを支えるサービスを提供することであり、また将来にわたって通信インフラを支え続けること」と説明しています。
もちろん上記のような基本理念が必ずなければいけないわけではありません。自分のやりたいことや、将来像にマッチする形で文章を作成することもできます。
大事なのは数あるリース業界の企業や代替可能業界がある中で、なぜ「NTTコムウェア」を選ぶのかを論理的に説明することです。
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートの位置づけに関しては、主に就活生の論理的思考力を試しているセクションと捉えるのが良いでしょう。
勿論文章の内容も評価の対象になっているものの、一番は文章の構造に問題が見られないかであったり、論理展開に問題がないかを最も注目しています。そのため、企業に提出する前に必ず論理展開や文章構造の見直しをすることを推奨します。
また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。
(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)
(b) 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)
(c) 未来目標系(見られている点:大局観、未来志向、社会貢献性)
(d) 価値観系(見られている点:個性的か、コンサルタント適性があるか)
(e) その他(長所・研究内容)
設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。
また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
NTTコムウェアの選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。
エントリーシート
志望動機
・NTTコムウェアを志望する理由を教えてください
【記載例】
私がNTTコムウェアを志望する理由は、その技術力と社会貢献への強い意識にあります。情報学部として、私はテクノロジーが社会にどのように影響を与えるかを深く理解しています。NTTコムウェアは、そのようなテクノロジーを活用して社会問題を解決するためのソリューションを提供しています。
また、NTTコムウェアは、従業員のスキル向上とキャリア成長を重視していると感じています。私は自己成長とスキルの向上を重視しており、NTTコムウェアはそのための最適な環境を提供していると考えています。
最後に、NTTコムウェアの企業文化に深く感銘を受けました。社員一人ひとりが尊重され、チームワークと協力が重視されていることが印象的でした。私はこのような環境で働き、自分のスキルを活用して会社の成功に貢献したいと考えています。これらの理由から、私はNTTコムウェアを強く志望しています。
ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点は評価できます。また、企業ページや社長メッセージなどの内容を引用しているのも企業分析を行っていることが伝わり、評価される可能性があります。しかし、引用した上で「なぜ魅力的なのか」が薄いので、面接の時に聞かれる可能性があります。
将来像
・当社を志望する理由と当社で挑戦したいこと(400字以内)
【記載例】
IT技術を駆使して、企業の課題を解決したいと考えており、貴社はその実現性が一番高いと考えるからです。私は◯◯塾にて、ITを活用し、事務作業の一部を自動化することで1日当たり30分の削減を実現しました。この経験から、ITに無限の可能性を感じ、自分の発想やIT技術を用いて業務を効率化することで、あらゆる問題を解決したいと思い、SIer業界を志望しています。中でも、貴社を志望する理由は、顧客に寄り添った最適な解決手段を提供することが出来るからです。これは、単なるシステム導入に留まらず、顧客のビジネスの根幹まで深く関わることができる貴社だからこそ、クライアントの業務に合わせた課題解決をすることが出来ると考えています。そして、私は将来的に、チームを率いるプロジェクトマネージャーを目指しています。そのため、ITスキルとマネジメント力を身に付け、顧客のパートナーとして、ビジネスを成功に導ける人材になりたいです。
ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点は評価できます。また、時系列に順序だてて、かつ端的に表現している点は評価ポイントに該当するでしょう。しかし上記の文章にある「事務作業の一部を自動化」は具体例としてどのようなツールと行い、どのようなプログラミングをしたのかなどのイメージがしにくいものとなってしまっています。実際に使用したツールを伝えると、人事の方に伝わりやすいでしょう。
また、エントリーシートが通過したとしても面接時に深堀りされる可能性があることを念頭に置きましょう。
ガクチカ
・学生時代に一番こだわりを持って取り組んだ経験
【記載例】
アルバイト先の◯◯塾での業務を改善して効率を大幅に上げた経験があります。私の校舎では、事務作業に時間が取られて、本来の業務である生徒の対応が疎かになっているという問題がありました。そこで私は事務作業に◯◯を活用し、自動化することを目指しました。◯◯を独学で習得することから始め、事務作業を自動化することで1日当たり30分の時間短縮を実現しました。削減した時間を利用して、生徒の対応時間を増やすことに成功しました。
ポイント:最初に自身の行った活動の内容を述べ、そこから自身の成長になった経験などを述べているのは評価できます。
また、具体的な成果を挙げていることも評価できます。
なぜ、そのツールに目をつけたかなども理由としてあげられれば、より理論的に判断したことが伝わるでしょう。
ガクチカ
・あなたが集団で成果を上げた経験を教えてください。
【記載例】
物流事業のアルバイトで出荷遅延件数の削減に貢献できた経験です。検品と商品管理業務においてミスが多発していましたが、バーコードなど技術的な問題でなく、むしろそれ以前の口頭のみで指導する体制が原因だと考えました。そこで、業務の手順を図式化したマニュアル作成を提案しました。正社員への説得に難航しましたが、同僚も指導に問題があると考えていることを知り、協力を得て対策案として伝えました。結果、出荷遅延を減少することができました。
ポイント:最初に自身の行った活動の内容を述べ、そこから自身の成長になった経験などを述べているのは評価できます。
具体的な成果を挙げられるとより良いでしょう。
まとめ
この記事ではNTTコムウェアのエントリーシートの対策法を解説していきました。
NTTコムウェアは情報通信業界に属する企業です。NTTドコモ・NTTコミュニケーションズのソリューションと組み合わせ、お客さまのビジネス拡大と業務DXに貢献しています。
また、「私たちの描く未来」として「すべてがつながり、新しい価値が生まれる社会、Smart Worldの実現。」を掲げています。
しかし学歴も重視をする企業であるため、学歴より学位と感じる方は、より一層エントリーシートの対策を行い、企業分析を行いましょう。
対策をしっかり行って選考に望んでください。
ぜひこの記事を参考にして励んでくださいね。