住友重機械工業が行っているインターン内容とは?参加メリットや選考対策も紹介
2024/5/22更新
はじめに
本記事では住友重機械工業のインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。
結論から言うと、住友重機械工業はインターンシップに参加するにあたっては専攻はなく「抽選」という形を取っています。
しかし、選考がないからと言って何も対策をしなくても良いというわけではありません。
住友重機械工業のインターンシップは内定に直結する可能性があるため、事前の対策が必須となります。
インターンシップに参加する前には本選考で内定が出るレベルまで対策を進めておく必要があります。
住友重機械工業のインターンシップはエントリーする就活生もレベルが高いことが特徴です。
インターンに参加して本選考に繋げたいと考えているのであれば、対策は必須になります。
本記事では特に以下のような就活生に向けて記事を執筆しています。
- 住友重機械工業の選考に参加したいけど、なにから初めていいか分からない
- 住友重機械工業の選考対策を知りたい
住友重機械工業に就職を目指す就活生に向けて執筆しているので、ぜひ最後までご覧ください。
また、住友重機械工業の企業研究は以下の記事から飛べるので、ぜひ併せて読んでみてください。
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住友重機械工業株式会社の基本情報
出典元:住友重機械工業
社名 | 住友重機械工業株式会社 |
本社所在地 | 〒141-6025 東京都品川区大崎2丁目1番1号 |
主な事業内容 | メカトロニクス、インダストリアルマシナリー、ロジスティックス&コンストラクション、エネルギー&ライフライン |
主要取引先 | 山善、ダイドー、ドーワテクノスなど |
住友重機械工業は東京品川区に本社を置く、歴史のある総合機械メーカ―です。
「一流の製品を世界に届けたい」「社会へ貢献できる製品を届けたい」という想いを持ち、機械の製造販売を行っています。
住友重機械工業の活動は日本国内だけにとどまらず、グローバルにも活躍しています。
国内の拠点は14箇所、グループ会社も数多くある点が特徴です。
主な事業内容はメカトロニクス、インダストリアル マシナリー、ロジスティックス&コンストラクション、エネルギー&ライフラインの4つです。
主な事業内容のなかでも変速機は国内シェア率NO1を誇る製品です。
製品カテゴリーはかなり幅広く、半導体精密機械、建設機械、物流運搬機械、産業機械、船舶、医療機械、エネルギー分野、化学分野、ITソリューションなどを手掛けています。
街の暮らし全体を支えるシステムやソリューションを、住友重機械工業1社でまかなえるくらいの規模がある企業です。
近年では時代の流れにも呼応し、環境などにも配慮した考え方になってきています。
財閥企業の住友グループの一角として、最先端メカトロニクス分野でグローバルな展開をしながら、SDGsへの積極的な取り組みもしています。
住友重機械工業に必要とされる人材像
住友重機械工業が求める人材像は、はっきりとした形では公表していません。
しかし、公式サイトでは下記のように掲載しています。
「一流を、世界へ。」
「世界が必要とする、私たちにしかできないことを。」
「高い志を持ち、世界のどこででもモノづくりにチャレンジする意欲のある方との出会いを求めています。」
重機械・工業機械に携わる業務上、「モノづくり」というキーワードが欠かせません。
これは、多くの工業系企業も使うキーワードとしても知られています。
社会全体に影響を与えながら、課題解決や目標達成できる製品開発を目指すため、常にチャレンジし続ける人材を求めているという意思表示です。
この他にも、ダイバーシティに関する考え方に積極的な方針を固めました。
以下のような基本方針も公表しています。
- 事業のグローバル化に対応し持続的成長を図るために、ダイバーシティ・マネジメントを強化・推進する。
- ダイバーシティ・マネジメントを強化・推進するに当たり、まずは女性のキャリア形成促進を重要な経営施策のひとつとして推進する。
- 多様な人材が、個性や能力を活かしながら活躍できるように、就労環境整備や両立支援を含むワークライフバランスの実現を推進する。
また、2027年1月までの目標として、女性の雇用の強化と外国籍社員など多彩な登用をするとの公表もあります。
新卒採用された際には、ゆくゆくあらゆる人々との交流が必要不可欠になるでしょう。
公平に別け隔てなく、お互いの実力を認めて奮起しそうな人材が相応しいといえます。
最終面接では、住友重機械工業に限った話ではありませんが、どの企業においても役員や社長が面接官になる場合が多いです。
上の立場にある人は今後、一緒に働いていくわけではなく、企業の存続のために未来について方針を決めていく人たちです。
そういった人たちに自分自身をアピールする際には、自分がこの会社に入ることで「未来に変化を与えることができる」とイメージさせることが重要になります。
さらに必要な人材を考える際に最も重要なポイントは住友重機械工業に自身が貢献できるかという点です。
最終面接では、「一緒に働いていける学生か」というポイントではなく、「この学生は企業の未来に必要な人材か」で判断されるケースが多いです。
求める人材像をしっかりと理解することが、選考の段階から重要となります。
公式サイトなどから事前に企業について情報を収集しておきましょう。
住友重機械工業のインターンに参加するメリット
住友重機械工業のインターンに参加するメリットについて解説します。
住友重機械工業のインターンは本選考に繋がる可能性もあるため、非常に大切です。
ここではメリットについて解説していきますので参考にしてみてください。
本選考に向けた予行演習になる
住友重機械工業の本選考は以下のようなフローとなっています。
- エントリー
- 会社説明会
- 書類選考・適性検査
- 面接(複数回)
- 内々定
住友重機械工業の本選考では面接が複数回実施されています。
本選考の面接は、インターンシップで学んだ内容を多く活かすことが可能と言われています。
つまり、住友重機械工業の採用試験を受けるのであれば、インターンシップで情報を取得できれば、本選考を優位に進めることができることが間違いないと言えます。
また、本選考に向けた面接の予行演習になることは大きなメリットです。
面接では質疑応答が重要になりますが、本番の雰囲気から緊張してしまい、思い通りの結果にならないことも多くあります。
インターンシップに参加することは本選考において有利になるポイントが多いことは間違いありません。
住友重機械工業のインターンシップでは社員との交流があります。
実際に勤務をしている先輩社員の話を聞くことでも、本選考に向けた情報収集になるため必ず知識を深めるようにしましょう。
内定に直結しやすくなる
インターンシップは内定に直結しないと言われるケースが多いですが、住友重機械工業のインターンシップは内定に直結していると言われています。
インターンシップ参加者の中で特に優秀だと判断された場合、最終面談に呼ばれて内定が出る可能性も過去にはありました。
しかし、インターンシップのそもそもの目的は自社や業務内容の理解を深めてもらうことです。
ここですぐ内定が出なくとも参加すること自体が採用担当者へのアピールになります。
インターンシップで採用をもらえなかったことで住友重機械工業への就職を諦める必要はありません。
インターンシップに参加をすることは参加してない学生より業界理解・企業理解を深めて、志望動機や自己PRの質を高めることができます。
情報収集がしっかりとインターシップで出来れば、十分に内定率は高まるでしょう。
住友重機械工業が行っているインターン内容
住友重機械工業で過去に実施されていたインターンについて、概要を紹介します。
住友重機械工業のインターンシップは「ものづくりの本質を体感しよう」という言葉を掲げ就活生にアピールをしています。
インターンシップ自体は8月〜9月に実施されますが詳細が確定しないまでは公式サイトに記載がありませんでした。
オープンカンパニーについては2024年5月現在も情報の掲載がありました。
コースは以下の3つとなっています。
- オープンカンパニー製造所コース
- オープンカンパニー部門別コース
- オープンカンパニー座談会コース
ここでは実際のインターンプログラムついてコースごとに詳しく解説していきますので参考にしてみてください。
また、オープンカンパニーの詳しい情報を知りたい方は住友重機械工業の公式サイト下部に「実際の参加者の声」の記載があります。
参加に迷っている人はぜひ、確認してみてください。
オープンカンパニー製造所コース
開催時期 | 6月~9月の1日間で実施予定 |
場所 | オンライン開催 |
応募条件 | 4年制大学の学部・修士・博士課程在籍の理系学生(学部専攻は問わない) |
住友重機工業のオープンカンパニー製造所コースは6月〜9月の1日間で実施がされる予定です。
実施場所はオンラインでの開催となっています。
製造所コースは住友重機械工業のさまざまな事業部門や職種について知れる概要となっています。
また。住友重機械グループが仕事で大切にする想いや、仕事の面白さ・難しさについて、技術系社員との交流を通じて体感していただけるコースです。
オープンカンパニー部門別コース
開催時期 | 7月~12月の2日~4日間で実施予定 |
場所 | 住友重機械工業の製造所もしくはオンライン開催 |
応募条件 | 4年制大学の学部・修士・博士課程在籍の理系学生(学部専攻は問わない) |
部門別コースは自分自身が興味のある部門やプログラムから選択ができます。
実際の仕事内容を学べたり、業務プロセスの体験が可能です。
研究開発・設計・生産技術といった総合機械メーカーの仕事の理解を深められるコースとなっています。
オープンカンパニー座談会コース
開催時期 | 11月~12月の1日間で実施予定 |
場所 | オンライン開催 |
応募条件 | 4年制大学の学部・修士・博士課程在籍の方 |
座談会コースについては文系の就活生でも応募が可能です。
社員との交流会があり、実際の仕事の内容が理解できるコースとなっています。
研究職・設計職・一品受注系の製品(環境プラント等)・量産系製品(減速機等)などの詳細が知りたい就活生におすすめのコースです。
住友重機械工業のインターン選考対策
インターンは何も準備せずに受けることができますが、対策を事前にすることで本選考に向けての準備になる可能性があります。
ここでは、住友重機械工業のインターン選考対策を詳しく解説します。
概要
住友重機械工業はインターンシップが内定に直結する可能性があります。
夏のインターンシップまでにある程度準備を進めておくと、内定をもらえる可能性が高まるでしょう。
通常のインターンシップは興味本位で体験しにきたという学生も多いですが、住友重機械工業のインターンでは早期選考ルートに乗ろうと対策を事前にバッチリしてくる学生も多いです。
他の就活生と差をつけるには、自分も業界理解・企業理解を入念に行った上で、当日に早期選考ルートに乗れるようアピールしましょう。
就活の準備にかかる時間は人それぞれですが、余裕をみて大学2年の冬には就活対策を始めておきましょう。
選考フローごとの選考対策
選考フローによって対策は異なります。
ここでは選考フローごとに対策をご紹介します。
自己分析
住友重機械工業のインターンシップ選考対策としては自己分析が欠かせません。
なぜなら、自己分析をすることで、自身の長所・短所、得意・不得意を客観的に把握できるからです。
自分自身の特徴を理解した上で、住友重機械工業の求める人物像にマッチするようにアピールすることを意識しましょう。
たとえば、住友重機械工業はチャレンジ精神が高い人材を求めています。
過去に資格を自ら進んで取得した経験や問題解決に向けて積極的に取り組んだ経験などをアピールすると良い判断材料になるでしょう。
また、チャレンジ精神だけではなくコミュニケーション能力や忍耐力などもアピールポイントになります。
自己分析ができれば、評価アップの可能性は高まります。
自己分析では、定番の志望動機やガクチカだけを考えるのではなく、「他の競合他社ではなくて、なぜ住友重機械工業なのか」を考え抜いて明確に説明できるようにしましょう。
当たり障りのない回答をすれば、企業に対する情熱度はないと認識される可能性もあります。
業界研究・企業分析
業界研究や企業分析を実施することで、業界内で住友重機械工業の立ち位置や競合他社との違いが見えてきます。
また、住友重機械工業以外の気になる業界も分析することが重要なポイントです。
他業界を客観視することで、本来希望している業界の良いところが見えてきます。
志望動機や自己PRなどをはじめ、エントリーシートの記入や面接の受け答えをより一段とレベルアップさせるため必ず業界研究や企業分析は行いましょう。
エントリーシート作成
自己分析や企業分析をある程度進めたら、過去に出題されたエントリーシートをワンキャリアやユニスタイルなどで見つけて練習しましょう。
作成したエントリーシートはOB・OGに見せるのがおすすめです。
なぜなら、OBやOGは実際に企業で働いていた経験もあるため、参考になる情報を持っているからです。
もし、上記のような人がいない場合でも諦める必要はありません。
家族や友人に見てもらうこともおすすめできます。
身近な社会人に客観的に見てもらうことで、気づきにくいミスや分かりにくい表現を指摘してもらうのが可能です。
住友重機械工業のインターン応募までの流れ
住友重機械工業のインターン選考は抽選となっています。
応募までの流れは以下の通りです。
- 住友重機械工業の公式サイトよりエントリー
- 抽選
- インターンシップ参加
抽選は定員を超えた場合のみに実施がされます。
そのため、早めに応募をしておくことがインターンシップに参加できる確率を高めます。
インターンの応募までの流れを把握しておき、事前の対策をして有利に本選考まで持っていきましょう。
さいごに
本記事では住友重機械工業に就職を目指す就活生にインターンについてご紹介していきました。
近年では、早期から就活情報を取りに行く学生が増えており、その中でインターンシップの重要性は高まってきています。
インターンシップは本選考に関わりのないものと言われてきましたが、学生の適性把握や優秀層の早期取り込みの手段として活用する会社が増えているのが現状です。
住友重機械工業でも口コミをインターネット上で調査をすると本選考に関係があると回答をしている人が多く見受けられました。
本来のインターンの目的とは少し趣旨が異なってきています。
今後は、従来にも増して、企業側は採用選考のためのツールとしてインターンを利用することが当たり前の世界になってくると考えられます。
「所詮、インターンだから本選考とは関係ない」という軽い気持ちで臨むことはおすすめできません。
インターンは本番さながらの臨戦態勢でしっかりと事前に準備して参加することが重要です。
他の就活生と差をつけるには、自分も業界理解・企業理解を入念に行った上で、当日に早期選考ルートに乗れるようアピールしましょう。
就活の準備にかかる時間は人それぞれですが、余裕をみて大学2年の冬には就活対策を始めておくことをおすすめします。
この記事が住友重機械工業に就職を目指す就活生に向けて役に立つことを願っています。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。