就活で「大学の志望動機」を訊かれた時は、どう答えるべき?選考を制するポイント

就活で「大学の志望動機」を訊かれた時は、どう答えるべき?選考を制するポイント

2024/5/19更新

はじめに

就活において、大学時代に力を入れたこと・学生時代の研究内容などといった、学生時代のことを問われることは、決して珍しいことではありません。

中には「大学の志望動機」を訊かれるということもあるでしょう。

 

当記事では、面接やエントリーシートなどといった選考の場において、「大学の志望動機」を問われた際には、どう答えればいいのか、就活を成功させたい就活生にとって、欠かせない知識を、解説します。

 

当記事では、とりわけ、以下のような方に向けて、知識の解説を行なっています。

対象
  • 「大学の志望動機」を、就活で活かす方法を知りたい
  • 「大学の志望動機」を訊かれた時の答え方を知りたい

上記に当てはまる方はもちろん、そうではない方においても、役立つ情報を多数、ご紹介していますので、ぜひ、最後までご覧いただければ、幸いです。

上京を志す地方学生ならジョーカツ!

あなたのキャリアを加速させるチャンス!

無料で利用できる快適な個室シェアハウス、

東京までの交通費サポート付き

首都圏の注目企業への就活ならジョーカツ

ジョーカツに無料で相談する

首都圏の学生ならスタキャリ!

理想のキャリアを実現へと導く第一歩!

あなたにピッタリのキャリアアドバイザーを選び、

自分にマッチする優良企業をご紹介

首都圏企業のES添削から面接対策まで、就活ならスタキャリ

スタキャリに無料で相談する

なぜ「大学の志望動機」を訊かれるのか?

本題に入る前に、選考の場において、面接官は就活生に「大学の志望動機」にまつわる質問をするのでしょうか。

まずはじめに、その理由について確認していきましょう。

応募者の興味関心を知るため

「応募者の興味関心」を測ることは、企業にとって重要です。

価値観や性格は、入社後のミスマッチや早期退職を防ぐだけでなく、企業と応募者が長期的な信頼関係を築く上で重要な役割を果たします。

 

企業の中には、応募者の価値観や性格を把握するために、「大学の志望動機」をはじめとした問いを設けてるところも少なくありません。

企業は、そういった質問を通じて得られる情報を、応募者が自社の文化や価値観に適合できるかどうかを、判断するために活用しています。

つまり、企業がこれらの質問を設けるのは、応募者が自社に適した価値観や性格を持っているかどうかを見極めるためだと言えるでしょう。

 

このような企業からの内定を獲得するには、自身がどのような動機を持ってその大学を志望したのかを明確にすることはもちろん、大学で研究した内容に、自分がどれほどの熱意を持っているのか、これを明確にすることが欠かせません。

目的意識を持って行動できる人材かどうかを知るため

自身が立てた目標に向かって、最後までやり遂げられる人材が多く取り揃っているかというところは、企業全体のパフォーマンスをあげるにあたって、非常に重要な要素です。

そのため、企業の多くは、応募者がそれに当てはまるかどうかを、選考の時点で見極めたいと考えています。

 

大学入試の際には、将来の夢や目標をもとに、自身に最適な大学および学科を選択し、そこに合格できるよう努力するというフローが伴います。

つまり企業は、大学を選んだ理由と、実際にそこに入学するまでの過程を問うことで、応募者に、将来の夢や目標に向けて計画を立て、それに沿って行動した経験があるかどうかを見定めようとしているのです。

 

しかし中には、当時と現在とで、将来の夢が変わっているということもあるでしょう。

そのような場合には、なぜ、目標が変わったのか、その具体的な理由と、当時、目標を実現するため、どのように行動したかを示すことをおすすめします。

応募者の学びに対する考え方や姿勢を知るため

中には、「応募者の学びに対する考え方や姿勢」を知るため、こういった問いを設ける企業も少なくありません。

というのも、多くの業界や職種では、常に変化し続ける環境下で、新しいスキルや知識を習得し、適応していくことが求められるからです。

 

例えば、技術業界では新しい技術が次々と生まれています。この革新的な速度に対応するには、絶えず知識を取り込み続ける姿勢と、それに応じた能力が必要となってくるでしょう、ビジネスの世界においても、これは例外ではありません。このような業界では、市場の変化や競争の激化に迅速に対応する能力が求められます。

そのような環境において、一定の成果を実現するには、学びに対する熱意や積極性が不可欠であり、企業は「大学の志望動機」を通じて、応募者が「どのような学び方をしているか」「これまでの学びの経験はどのようなものか」などといったことを知ろうとしているのです。

 

こういった企業からの内定を獲得するには、エントリーシートや面接などと言った選考の場において、自身の学びに対する姿勢や考え方を明確にし、それを適切に伝えることが重要です。

よくあるNG回答例と改善ポイント

では次に、NG回答の例と、それを改善するために重要なポイントをご紹介します。

曖昧な回答

  • 社会に貢献したい
  • 自分の可能性を広げたい
  • 将来のために

以上に挙げた回答は、漠然としており、自身がなぜその大学を志望したのか、またそれを実現するため、どのような努力を重ねたのかといったことが伝わってきません。

先ほどもお伝えしたように、企業は「大学の志望動機」という質問を通じて、応募者の興味関心や、応募者が目標に向けて具体的に行動できる人材であるかを知りたがっています。

上に挙げたような回答は、そういった、企業が知りたがっている情報が含まれていないという点で、不適切だと言えるでしょう。

このような漠然とした回答が就活において有利に働くことは非常に稀であり、就活を成功させたい方においては、こういった曖昧な回答は避けた方が無難です。

 

では、どうすれば良いのでしょうか。

おすすめなのは以下の例のように、具体的な理由を挙げることです。

〇〇大学の〇〇学部は、自分が興味を持っている〇〇分野で非常に評価が高く、優れた教授陣が揃っているため、この大学で学ぶことで専門知識を深めることができると考えました。

特に、〇〇教授の研究に感銘を受け、自分もこの分野で貢献したいと考えました。

そのために、高校時代には〇〇クラブに参加し、関連する書籍を多数読み込み、自主的に勉強を重ねてきました。

上記の例文のように、自分の具体的な関心や努力、そしてその結果としての選択を述べると、面接官に対して強い印象を与えることができるでしょう。

大学名や偏差値を理由にする

  • 自分の偏差値だと、ちょうどいい大学が〇〇大学しかなかったから
  • 〇〇大学は有名な大学だから
  • 〇〇大学に落ちたので、仕方なく××大学を志望しました

この記事をご覧になっている方の中には、以上のような理由で、進学先を決めたという方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、これをそのまま選考の場に持ち込むことは、賢明ではありません。

 

こういった回答は、投げやりな印象につながりかねないからです。

企業は責任感を持って、選択を行える人材を求めています。

そのため、面接をはじめとした選考の場では、自分の選択がいかに計画的であり、将来の目標やキャリアプランにどのように結びついているかを強調することが重要です。

例えば、「〇〇大学は自分の興味のある分野で優れた教授陣が揃っており、最先端の研究が行われているため、自分の専門知識を深めるために最適だと考えました」といった具体的かつポジティブな理由を示すことが求められます。

選考官に響く、説得力のある志望動機を作るためのステップ

しかし中には、優れた志望動機を作るための方法が、わからないという方もいらっしゃるでしょう。

以下では、そのような方に向けて、説得力ある志望動機を作るにあたって重要な、2つのステップを解説します。

ステップ1:自己分析と企業・業界研究を徹底する

自己分析

まず大切なのは、自己分析や企業・業界研究を徹底し、知識を蓄えることです。

まず、自己分析についてですが、自己分析を徹底することで、自分の魅力を最大限まで引き出すことが可能になります。

しかし中には、自分の強みがわからないとお困りの方や、これを伝える方法を模索している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのような方におすすめなのは、エニアグラムやディグラムなどのツールを活用することです。

これらのツールを利用することで、自分の内面や性格を深く理解することが可能になります。

自分の強みや弱み、志向性を客観的に把握することをお望みの方が、これらのツールを活用しない手はないと言えるでしょう。

 

このほかにも、自己分析を行う方法はいくつかあり、そのうちのいくつかは以下でご紹介する記事の中で、詳しく解説しています。

当記事と併せて、ご活用いただければ幸いです。

企業・業界研究

次に、企業研究について詳しく説明します。

企業研究とは、志望する企業について徹底的に調査し、その企業のビジョンや業績、提供しているサービス、企業文化について理解を深める作業のことを指します。

企業研究を行うためには、まず企業の公式ウェブサイトを確認することが基本となります。

公式ウェブサイトには、企業のミッションやビジョン、経営方針、サービス内容、最新のニュースやプレスリリースなどが掲載されています。

これらに目を通すことにより、その企業がどのような価値観を持っているのか、どのような戦略で市場にアプローチしているのかを把握することができるでしょう。

 

また、報道記事や業界紙を通じて企業の最新の動向や業績についての情報を集めることも重要です。

これにより、企業が直面している課題や市場での立ち位置、競合他社との関係性などを理解することが可能です。

さらに、SNSを活用することで、企業の最新のプロジェクトやキャンペーン、社員の声など、よりリアルタイムな情報を得ることができるでしょう。

 

しかし、企業研究に不慣れであったり、選考までの時間が不足しているために、上記のような企業研究を行うのが難しいと感じる方もいらっしゃるかと思います。

 

なぜ、企業研究が重要なのかというと、企業分析を通じて得た情報は、面接やエントリーシートで自分の志望動機や適性をアピールする際に非常に有効な役割を担うからです。

具体的には、企業のビジョンに共感し、自分がどのようにそのビジョンに貢献できるかを示すことで、内定獲得の可能性を上げられます。

また、企業が求める人材像と自分の経験やスキルを結び付けて説明することで、自分がその企業に適している理由についても、具体的に示すことができるでしょう。

 

例えば、ある企業が「イノベーションを通じて社会課題を解決する」ことをミッションとして掲げている場合、自分が過去に関わったプロジェクトや活動の中で、どのように創造的な解決策を考え実行してきたかを具体例を挙げて説明することで、面接官からの印象を上げられます。

このように、企業研究を通じて得た知識は、選考のように、自身の価値を示すことが求められる場において、非常に有益なのです。

 

また、業界研究を通じて得た知識・情報についても、同様のことが言えます。

業界全体の動向やトレンド・市場シェアや将来性について把握することで、自分が志望する業界は社会の中でどのような役割を担っているのかといったことへの理解を深められます。

以下の記事では、そんな業界研究を行うにあたって役立つ知識を多数、ご紹介しています。

当記事と併せて、参考にしていただければ、幸いです。

ステップ2:具体的なエピソードに基づいてストーリーを組み立てる

自己分析や業界研究・企業分析を終えたら、これらの知識と、自身の経験をもとに、ストーリーを組み立てることが求められます。

基本的な内容である「なぜその大学を志望するに至ったのか」に加えて、「大学合格のためにどのような努力を重ねたのか」「その過程で、どんなトラブルや困難に直面し、どのように克服したのか」といった幅広いエピソードを用意し、それらの中から、企業の概要や求める人材に適合するものを取捨選択しましょう。

これにより、説得力を持って、選考に挑むことが可能になるのです。

志望動機を伝える際の注意点

最後に、作成した「志望動機」を伝える際の注意点をお伝えします。

ぜひ最後までチェックして参考にしてください。

嘘をついたり、誇張したりしない

まず重要なのは、嘘をついたり誇張したりすることなく、自分を、正直に表現することです。

中には、自分の学歴や経歴に自信がないことから、嘘をついてしまうという方もいらっしゃるかもしれませんが、そのような場合でも、前向きな姿勢を持って、選考に挑むことが重要です。

ですが、自分の強みや成長点を客観的に見つめ直し、それらを率直に伝えられるというのは、言い換えるならば、信頼性と誠実さという強みがあるということでもあります。

これらの強みや過去の経験から得た価値を強調し、将来の成長への意欲や取り組みをアピールすることで、自信のない部分を補うことができるでしょう。

そのため、自分の学歴や経歴に自信がない人でも、誠実さを持って選考に臨むことが大切です。

準備を入念に行う

次に重要なのは、企業研究や業界研究などに代表される準備を入念に行うことです。

例えば、「サステナビリティ」を重視する企業の面接で、SDGsをはじめとした関連事項への無関心や興味のなさを示すことは、逆効果であり、そういった失敗を回避するには、企業研究を行うことが欠かせません。

 

また準備を怠ることによるリスクは、それだけではありません。

面接への答え方や、エントリーシートへの回答によっては、企業の価値観やビジョンとの乖離が露呈し、面接官に不適合と受け取られてしまう可能性があります。

 

従って、面接をはじめとした選考に臨む前には、企業の戦略や情報を十分に理解し、それに対する自身の考えや意見などを整理しておくことが肝要です。

結論を明確に伝える

最後に、結論を明確に伝えることは、自分の意見や主張を効果的に伝える上で非常に重要です。

しかし、単に結論を述べるだけではなく、その結論を支持する論理的な根拠や具体的な理由を提供することが、読み手や聞き手に納得させるための鍵となります。

というのも、伝わりやすい文章というのは、結論が明白であるだけでなく、その背後にある論理的な展開が明確に示されているからです。

 

つまり、選考のように、論理的に持論を展開できるかといったところが見られる場においては、結論が何であるかをはっきりと示しつつ、その結論に至るまでの論理的な過程が読み手に明確に伝わるような構成が求められます。

草稿を作成する際には、そういったところを踏まえつつ、文章を組み立てることをおすすめします。

まとめ

就活において、大学時代に力を入れたこと・学生時代の研究内容などといった、学生時代のことを問われることは、決して珍しいことではありません。

中には「大学の志望動機」を訊かれるということもあるでしょう。

企業はこれらの質問を通じて、応募者の興味関心や、応募者が目標に向かって努力できる人間かどうかを知ろうとしているのです。

このような質問を制することは、就活を成功させるにあたって、必要不可欠なことであり、現在、就職に勤しむ方においては、こういった質問への対処法を身につけることが求められます。

当記事では、そんな就活生の方に向けて、「大学の志望動機」を訊かれた時は、どう答えるべきかといったことをご紹介しました。

 

当サイトでは、当記事の他にも、就活生の方にとって有益な記事を多数、公開しています。

以下はその中でも、一際関連性の高いものとなります。

当記事と併せて、参考にしていただければ幸いです。

上京を志す地方学生ならジョーカツ!

あなたのキャリアを加速させるチャンス!

無料で利用できる快適な個室シェアハウス、

東京までの交通費サポート付き

首都圏の注目企業への就活ならジョーカツ

ジョーカツに無料で相談する

首都圏の学生ならスタキャリ!

理想のキャリアを実現へと導く第一歩!

あなたにピッタリのキャリアアドバイザーを選び、

自分にマッチする優良企業をご紹介

首都圏企業のES添削から面接対策まで、就活ならスタキャリ

スタキャリに無料で相談する

  • line シェアする
  • twitter ツイートする
就活ハンドブック編集部

就活ハンドブック編集部

就活ハンドブック編集部です!  就職活動に関しての情報や地方からの上京就活生の役に立てるようなコンテンツを沢山配信していきます!