NECネッツエスアイのエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/5/18更新
はじめに
この記事では、NECネッツエスアイ株式会社(以下、NECネッツエスアイ)への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。
特にNECネッツエスアイならではのエントリーシートでのアピール方法から実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。
また、NECネッツエスアイが求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、NECネッツエスアイの内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。
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NECネッツエスアイ株式会社の概要
初めに、NECネッツエスアイとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
NECネッツエスアイとは
NECネッツエスアイは、1943年に東京都港区に本社を置く情報・通信業界に属する企業です。
日本を代表する情報・通信企業として、当社は施工力とICT技術力により、海底から宇宙まで多岐にわたる技術領域を支える存在です。
国内外で高い評価を受け、情報・通信業界のリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。
また、国内トップクラスのITサービス売上高を誇り、通信インフラの設備工事やSIから施工・サービスまで幅広い事業を展開し、社会に新しい価値を提供しています。
NECネッツエスアイの採用難易度
NECネッツエスアイの採用難易度は比較的高いと言えるでしょう。
「日本国内のIT業界における売上ランキング」でNECネッツエスアイがトップ50位以内にランクインしていることからも、日本国内における優秀な人材を必要しているのは明らかです。
神戸大学や早稲田大学といった一流大学だけではなく、京都産業大学や甲南大学まで幅広い大学から多くの応募があります。
競合他社のレベルが高い中でも様々な大学からの採用実績を持ち、潜在的な能力だけでなく、個性や企業のポリシーへの共感度も重視しています。
採用枠が応募数に対して限られているため、内定を勝ち取るには激しい競争が待っていますが、それが難易度を高める要因の一つです。
NECネッツエスアイの採用大学
NECネッツエスアイの採用大学の実績は以下の通りです。
難関大学以上の採用実績となっており、いわゆる学歴フィルターは存在していると考えられるでしょう。
<大学> 東京理科大学、大阪大学、関西大学、京都大学、近畿大学、湘南工科大学、神戸大学、上智大学、東海大学、名城大学、奈良大学、岡山大学、京都産業大学、早青山学院大学 <高専> 鈴鹿工業高等専門学校、岐阜工業高等専門学校 |
採用実績のある大学を見ると偏差値が高い大学が大半を占めていますが、NECネッツエスアイは4大卒だけでなく、高専など多様な就活生を積極的に採用しています。
よって、学歴が原因で不採用になることは考えにくいでしょう。
以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。
NECネッツエスアイが求める人材とは?
結論から言うと、NECネッツエスアイでは就活生に対して求める人物像に対して3つのポイントを挙げています。
ポテンシャルを備え、その価値観に沿って行動できる人材を求めていると言えるでしょう。
勤務地は全国各地に広がっており、将来のキャリアパスにおいて転勤の可能性も含まれることを考慮しておくことは非常に重要です。
具体的な勤務地や事業内容に関する情報は、参照ページを再度確認することをおすすめします。
各採用プロセスにおいて、企業は就活生と求める人材像がマッチングしているかどうかをよく確認しているのです。
社会をより良くする強い意志を持つことが重要です。
入社前に必要な知識やスキルは必須ではありません。
各種研修プログラムが用意されているため、必要なスキルを習得できる環境が整備されています。
この点から、NECネッツエスアイに就職したい人は情報・IT関連の知識がなくても大丈夫だと理解できるでしょう。
ただし、業務上で設備施工やソフトウェアを扱うことから、PCスキルやシステム的な分野のノウハウや技術スキルが必要な業務や部署はあります。
そのため、学生時代に入社後に必要な能力に備えておくと有利です。
NECネッツエスアイ各社の採用方向性の違いは?
NECネッツエスアイは日本電機株式会社に属しており、新卒採用において共通する「求める人材」を掲げています。
NECネッツエスアイは「誰もがより活き活きと働ける環境の創造」、「先進テクノロジーを活かした楽しく豊かな街づくり」、「発展する社会の安心安全を支える万全なサービスの提供」の3つを経営理念に掲げています。
コミュニケーション技術の活用や、幅広いパートナーとの共創等を実現することが目標です。
この目標を実現するためにも、求める人物像として3つ挙げています。
3つのポイントに沿って行動できる人材が求められるでしょう。
高い専門性と社会変革への強い意志が重視され、多様な興味や専門性を持つ人は歓迎されます。
具体的には、時代の変化を楽しみながら新しい価値を生み出せる人、最後まで諦めずにやり遂げられる人、チームワークを大切に考えチームのパフォーマンスを最大限引き出せる人です。
入社時には高度な知識やスキルは必須ではありません。
NECネッツエスアイでは、社内の研修制度や自己啓発のカリキュラムを通じて、知識やスキルを身につけるためのサポートを積極的に行っているからです。
同社では、2023年4月以降に専門学校や高専、大学または大学院を卒業予定の方を総合職として募集しています。
学部や学科は問わず、勤務先は全国各地に事務所があります。
また、同社では各種社会保険や独身寮、保養所、契約リゾート、企業年金などの福利厚生が充実しているのも魅力です。
さらに、公的資格取得支援制度を設け、受験費用や取得時の奨励金の付与も行っています。選考ステップやスケジュールに関する詳細は、NECネッツエスアイの新卒応募用のウェブサイトやマイナビで案内されていますので、そちらをご確認ください。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
エントリーシートでは、企業が就活生の能力や性格が自社にマッチしているかを重点的にチェックしています。
企業は、就活生がどのような人物であるか、そして自社でどのように力を発揮できるかを知りたがっています。
これは、個々の能力や性格が、企業の文化や仕事にどうフィットするかを見極めるためです。
また、就活生がその企業で働くモチベーションが十分かどうかも重要なポイントです。
常に高いモチベーションで働ける社員は、より良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する傾向があるからです。
「なぜ他の企業ではなくその企業を志望したのか」という点も、明確に示す必要があることを覚えておきましょう。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートは結論から書き始めると説得力が増します。
以下の順番を意識すると良いでしょう。
- 結論を提示する
- 結論に至った理由を書く
- 理由を強調するために具体例を用いる
- 再び結論を強調する
この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため、読み手の理解が深まります。
以下の例文を参考にしてください。
結論:私が情報・通信業界を志望する理由はこれから企業が益々の発展を遂げる上で通信インフラサービスは必要不可欠であり、お客様の課題解決の一助を担いたいと考えているからです。
理由:私は、学生時代からチームワークを活かした取り組みが好きで、個人の力だけでは成し遂げられなかった成果をチームメートの全員で達成感を味わう瞬間が、一番幸福感を感じるからです。
具体例:私は学生時代に吹奏楽部に所属していました。
しかし、コロナ禍の影響で、全員が一堂に集まって練習したり、音を合わせる機会が限定されました。
それでも、私たちは呼吸を合わせて音楽を作り出す作業を進めていました。
この時、顧問教師が主導してスケジュールを組んだり、構成を考えたりしていました。
しかし、私は「自分たちの音楽は自分たちで考えないと意味がないのでは?」と疑問に感じました。
そして、その疑問を持ち、部長と顧問教師に勇気を出して発言しました。
その結果、私は担当楽器のリーダーに任命されました。
これまで人を束ねた経験はありませんでしたが、急な欠席や練習場所が確保できないトラブルなどを乗り越えながら、大会に出場することができました。
ただ、部員の一人として受け身で指示されたことを柔軟にこなすのも大切ですが、「自分がどうしたいのか?」「何が課題なのか?」を考えるきっかけにもなった出来事でした。
結び:チームワークを重視する貴社でこの強みを発揮できると考え情報・通信業界を志望します。
NECネッツエスアイの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、通過率が上昇するでしょう。
NECネッツエスアイであれば、「他部署と連携して日々の仕事に取り組んでいる」ということを文章の中で取り上げることをおすすめします。
もちろん上記のような基本理念は必須ではありません。
例えば、NECネッツエスアイは特に「設備施工」に特化した事業として評価されています。
多くの会社が長期にわたってサービスを提供しており、今後もその強みを活かし、情報・通信業務において独自のICT技術を駆使して進化を続けるでしょう。
このような状況の中で、自分のやりたいことや将来のビジョンにマッチする企業を見つけることが重要です。
特に、「NECネッツエスアイ」を選ぶ理由を論理的に説明することが大切です。
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートの位置づけに関しては、主に就活生の論理的思考力を試しているセクションと捉えるのが良いでしょう。
もちろん文章の内容も評価の対象になっているものの、文章の構造に問題が見られないかや、論理展開に問題がないかも重要です。
そのため、企業に提出する前に、必ず論理展開や文章構造の見直しをすることをおすすめします。
また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。
(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)
(b) 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)
(c) 未来目標系(見られている点:大局観、未来志向、社会貢献性)
(d) 価値観系(見られている点:個性的か、運送業適性があるか)
(e) その他(長所・研究内容)
設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。
対策をする上で必要な情報が以下の記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
NECネッツエスアイの選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。
総合職のエントリーシート
志望動機
・情報業、通信業、IT業界を志望する理由をご記入ください。(400文字以下)
【記載例】
私が貴社を志望する理由は2つあります。
1つは私のキャリア形成において世の中に広く貢献する仕事がしたいという就職理由とのマッチ度が高い点です。
私は就職活動をする上で世の中の多くの人の生活を便利にし、企業の抱える課題を解決する仕事に携わりたいと考えており、これからの時代は情報通信ビジネスが主流になると考え、専攻学科を選択しました。
変化の早い情報通信分野において最先端のノウハウを学ぶことは、情報・通信業界で働く上で必要不可欠であり、学びを通じて将来のキャリアパスに対して具体的なイメージを持つことに繋がると考えています。
海底から宇宙まで幅広い技術領域を多岐にわたる技術で支える貴社において、学生時代に習得した知識を活用していきたいと考えています。
今後のキャリア形成ではこの経験と知識を活かし、業務におけるチームの一員として力を発揮し目標達成に向けてチームをけん引する人材になりたいです。
貴社の通信インフラの設備工事やSIから施工・サービスまで幅広い事業領域において、自身が必要なスキルを業務の中で習得できる環境に身を置き、スキルとノウハウを磨いていきたいという領域に特にマッチしており、貴社を志望します
2つ目は研修制度に魅力を感じたからです。
「階層別研修プログラム」が整備されており、役職や社歴、立場に応じて必要な能力を会社の支援のもとで身につけることができる環境に魅力を感じました。
自己啓発に対して会社の支援を受けられるのは大変ありがたいことであり、整備された研修カリキュラムを通じて自分自身が成長できると確信しています。
変化する昨今、従業員に求められる能力は上昇していることからも、今後はより一層人材育成が必要不可欠であり、急務といっても過言ではないため、自分の意思で自己啓発できる人材が必要であると考えました。
そのためには幅広い知識が必要です。
貴社は将来のキャリアでも活用できる環境であり、クライアントや現場スタッフからも必要とされる人材を目指しながら、理想のキャリアパスを実現できる環境が整っていると感じるため、志望します。
ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点が評価できます。
また、自分の現在軸から未来軸へ論理構造を作ることで、NECネッツエスアイで何をしたいのかがわかりやすいと言えるでしょう。
自己PR
・自己PR(何かご自身でやり遂げた経験を具体的にご記入ください)(400字)
【記載例】
私の強みは、なりたい自分に到達するには何をしなければいけないかを明確化し、具体的な計画を立てて物事に取り組む客観的な視点と実行力です。
その強みを発揮した経験として、大学時代に自分の目を通して日本全国を見渡したいと考え、日本横断一人旅した経験が挙げられます。
旅の中で、日本地図を眺めたり、これまでの授業を通じて積み重ねてきた各都道府県のイメージを持って旅をスタートしたとき、実際に現地の方々と交流することで初めて耳にする方言に驚きました。
スーパーの惣菜売り場では見たことのない料理が平然と売られているのを見て、新鮮味を味わいながらも、改めて日本各地域に特色があり、文化も異なることを実感したのです。
店内にはもちろん日本料理である寿司や天ぷらが提供されており、店主の方に食材の入手方法を尋ねたところ、日本食専門のスーパーマーケットがあることを知りました。
この旅で得た経験から、より一層日本各地の企業と結びつきのある仕事に従事したいと考えるようになりました。
情報通信サービスの重要性やネットワーク環境の不可欠性を再認識し、安定したサービス提供と主力事業への注力が必要であることを学びました。
この強みを活かして、情報通信事業を通じてクライアントの課題を解決し、社会に貢献していきたいと思います。
ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点が評価できます。
また、時系列に順序だてかつ端的に表現している点も評価ポイントです。
しかし、上記の文章では「一人旅」の成果が必ずしも情報・通信業界に応募する根拠とはなりません。
そのため、エントリーシートが通過したとしても、面接時に深堀りされる可能性があることに注意しましょう。
まとめ
この記事では、NECネッツエスアイの会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。
NECネッツエスアイは情報・通信業界に属する企業で、ICTを駆使したソフトウェアや設備工事など様々な事業分野を手がけています。
お客様のニーズに合わせたサービスの提供を目指しており、日本シェアトップクラスの売上実績を誇る企業です。
NECネッツエスアイは、私たちが共感できる経営理念を掲げ、「誰もがより活き活きと働ける環境の創造」「先進テクノロジーを活かした楽しく豊かな街づくり」「発展する社会の安心安全を支える万全なサービスの提供」の3つの価値観に基づいているのです。
特にNECネッツエスアイでは、変化に対応し、新しい価値を創造できる方、主体的に、粘り強くやり遂げられる方、チームの目標を個の目標とできる方を重視しています。
また、社会の発展に寄与したいという強い意志を持つ人材も評価されるでしょう。
就職難易度は高めなので、しっかりとしたエントリーシート、面接対策が必要です。
エントリーシートを書く際は、NECネッツエスアイが求める人物像や価値観に沿った内容を心掛けましょう。
この記事が、NECネッツエスアイの内定に一歩近づくための参考になることを願っています。