未経験エンジニアの需要はある?なる方法や勉強の仕方まで解説?
2024/10/24更新
はじめに
デジタル技術の急速な進歩に伴い、エンジニアの需要が急増しています。
しかし、エンジニアになるための道筋は必ずしも明確ではありません。
特に未経験者にとっては、どこから始めればよいのか、どのようなスキルが必要なのか、といった疑問が多く存在します。
インターネット上には膨大な情報がありますが、その信頼性や体系性には疑問が残ります。
- 未経験エンジニアの需要は?
- エンジニアの種類と各職種の特徴
- 未経験からエンジニアになるための5つのステップ
この記事を通じて、エンジニアとしてのキャリアをスタートさせるための具体的なアクションプランを立てる助けになれば幸いです。
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エンジニアの種類
エンジニアの世界は多岐にわたり、それぞれが特定の技術や領域に特化しています。ここでは、代表的な5つのエンジニアの種類について解説します。
これらの職種は、デジタル社会を支える重要な役割を担っており、それぞれが独自のスキルセットと専門知識が必要です。
ソフトウェアエンジニア
ソフトウェアエンジニアは、デジタル世界の基盤を支える重要な存在です。様々なプログラミング言語を駆使して、コンピュータプログラムやアプリケーションを設計、開発、テスト、保守します。
この職種の需要は高く、多くの企業がソフトウェアエンジニアを求めています。
Microsoftのような大手テクノロジー企業では、Windowsオペレーティングシステムや Office スイートの開発にソフトウェアエンジニアが不可欠です。
ソフトウェアエンジニアは、論理的思考力とプログラミングスキルを併せ持つ、デジタル時代の枠組みとなる職種です。
ウェブエンジニア
ウェブエンジニアは、インターネット上のデジタル体験を創造する専門家です。ウェブサイトやウェブアプリケーションの設計、開発、実装を担当し、ユーザーにとって使いやすく魅力的なオンライン環境を構築します。
HTML、CSS、JavaScriptなどのフロントエンド技術から、PHP、Ruby、Pythonなどのバックエンド言語まで、幅広い知識が求められます。
たとえば、AmazonやNetflixのような大規模なeコマースプラットフォームや動画ストリーミングサービスは、ウェブエンジニアの技術なくしては成り立ちません。
ウェブエンジニアは、インターネットの進化と共に常に新しい技術を学び続ける、柔軟性と創造性を兼ね備えた職種です。
システムエンジニア
システムエンジニアは、組織のIT基盤を設計、構築、管理する重要な役割を担います。
ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークを包括的に理解し、これらを効率的に統合して、安定したシステム環境を提供します。
システムエンジニアの仕事は、企業の業務効率化やセキュリティ強化に直結します。
たとえば、大手金融機関では、システムエンジニアが取引システムの設計や運用を担当し、24時間365日の安定稼働を支えています。
システムエンジニアは、技術的知識と問題解決能力を駆使して、組織の IT インフラを最適化する、縁の下の力持ち的な存在です。
データエンジニア
データエンジニアは、ビッグデータ時代の要となる職種です。大量のデータを収集、保存、処理するためのシステムやパイプラインを設計、構築します。
データベース技術、分散処理システム、クラウドコンピューティングなどの知識が求められます。
データエンジニアの役割は、データアナリストやデータサイエンティストが効率的に分析を行えるよう、データ基盤を整備することです。
GoogleやFacebookのような大手テクノロジー企業では、膨大なユーザーデータを処理するためのインフラ構築にデータエンジニアが不可欠です。
データエンジニアは、ビジネスにおけるデータ活用の基盤を支える、現代のデジタルエコノミーに欠かせない職種です。
AIエンジニア
AIエンジニアは、人工知能技術を活用したシステムや製品の開発を担う専門家です。
機械学習、深層学習、自然言語処理などの AI 技術を駆使して、画像認識、音声認識、予測分析などの機能を実現します。
AI エンジニアには、数学的思考力とプログラミングスキルの両方が求められます。
自動運転技術の開発では、AI エンジニアが車両の周囲環境を認識し、適切な判断を行うアルゴリズムの設計に携わっています。
AI エンジニアは、人間の知的活動を模倣し、さらには人間を超える可能性を秘めた技術を開発する、未来を切り開く職種です。
未経験のエンジニアが増えすぎている?
近年、未経験エンジニアの存在は増えつつあります。
その要因としては、スクールや学習サイトなどプログラミングを手軽に低価格で学べる環境が整ったこともあげられるでしょう。
しかし、学習できる環境は整っても、現場で活躍できる技術を持ったエンジニアはまだまだ不足している状況といえます。
また、未経験エンジニアと企業が求めているエンジニアの違いは以下の通りです。
未経験エンジニア | ・実務経験がない ・システム開発をしたことがない ・業界知識が不足している |
企業が求めるエンジニア | ・採用している開発言語・開発環境について一定期間の利用経験がある ・クライアントやチームメンバーと円滑なコミュニケーションができる ・受け身にならず自走できるエンジニア |
企業は、すぐに業務に入れる即戦力の人材を求めているのが本音です。
プログラミング言語や開発環境を使用できることに加え、プロジェクトに適応しながら作業をスムーズに進める力が必要とされます。
一方で未経験エンジニアだと実務経験がないことから、すぐに現場に適応するのは難しいといえるでしょう。
しかし、だからといって諦める必要はありません。
新卒の未経験エンジニアを採用している企業は、多く存在します。
中には、文系からエンジニアになったという方もいるでしょう。
企業も未経験ということは、理解した上で採用しているので、安心できます。
とはいえ、全く知識が要らないかといえば、そうではありません。
業界の知識を今のうちから学んでおくことは非常に重要です。
未経験エンジニアでも将来性は十分にある
未経験エンジニアは増加傾向にありますが、エンジニアの人手はまだまだ足りていません。
経済産業省が発表している「IT人材需給に関する調査」では、IT人材の不足数は2030年には最大約79万人まで広がると試算されています。
さらに、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が公開している「DX白書2023」でも、DXを推進する人材が質・量ともに不足していると回答した企業は約90%という結果でした。
これらのデータからもエンジニアの需要は未だ高く、未経験のエンジニアが増加したとしても将来性は高いといえます。
つまり、エンジニアを目指している学生にとっては、まさにチャンスといえるでしょう。
エンジニアの需要が高まる背景とは
ここでは、エンジニアの需要が高まっている背景を紹介していきます。
現在の状況を理解しておくことで、エンジニアになりたいと思っている学生は参考にしてください。
- デジタル化の加速
- テクノロジーの進化
- 業界ごとの求人数が高まっている
- 企業の採用傾向
デジタル化の加速
デジタル化の波は、ビジネスの在り方を根本から変えつつあります。多くの企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、従来のビジネスモデルをデジタル中心に再構築しています。
この流れは、エンジニアの需要を大きく押し上げる要因となっています。
小売業界では実店舗だけでなく、オンラインショップの開設やモバイルアプリの開発が不可欠になっています。
これらのデジタルプラットフォームを構築し、運用するためには、高度な技術を持つエンジニアが必要です。
デジタル化の加速は、あらゆる産業でエンジニアの重要性を高め、その需要を継続的に増加させる主要な要因となっています。
テクノロジーの進化
テクノロジーの進化速度は、かつてないほど加速しています。
人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、ブロックチェーン、5Gなど、次々と新しい技術が登場し、ビジネスや社会に大きなインパクトを与えています。
これらの新技術を理解し、実際のビジネスに適用できるエンジニアの需要は非常に高くなっています。
たとえば、製造業では IoT 技術を活用したスマートファクトリーの実現に向けて、センサーネットワークやデータ分析システムを構築できるエンジニアを求めています。
テクノロジーの進化は、エンジニアに常に新しい知識とスキルの獲得を求める一方で、彼らの価値を高め、需要を増大させる重要な要因となっています。
業界ごとの求人数が高まっている
エンジニアの需要は、さまざまな業界で高まっています。2023年の業界別エンジニア求人調査によると、IT業界が全体の40%、自動車業界が20%、金融業界が15%、医療業界が10%を占めています。
IT業界では、Web開発やアプリケーション開発、クラウドサービスの拡大に伴い、常に新しい人材を必要としています。自動車業界では、自動運転技術やコネクテッドカーの開発が進み、ソフトウェアエンジニアの需要が急増しています。
金融業界では、従来の金融知識とITスキルを兼ね備えた人材のニーズが高まっています。
上記の業界では、未経験者向けの採用枠や育成プログラムを設けている企業も多く、キャリアチェンジの機会が広がっています。
企業の採用傾向
企業の採用傾向は、未経験エンジニアにとって有利な方向に変化しています。
従来のスキルや経験重視の採用から、ポテンシャルや学習能力を重視する採用へとシフトしているのです。
IT人材採用調査によると、採用担当者の70%が「技術スキルよりも人間性や適性を重視する」と回答しています。
多くの企業が、論理的思考力、問題解決能力、コミュニケーション能力を重視しています。採用プロセスも変化し、課題解決型のワークショップと実践的なスキルを評価する機会が増えています。
また、インターンシップやアプレンティスプログラムを通じて、未経験者を育成しながら採用を検討する企業も増えています。
これらの傾向は、未経験者がエンジニアとしてキャリアをスタートさせる機会を広げています。
未経験からエンジニアを目指すなら知っておきたいこと
未経験からエンジニアを目指す学生に向けて、知っておくべき2つのポイントを紹介します。
エンジニアに関する理解を深めることで内定を獲得するための参考となるでしょう。
- エンジニアの種類を知る
- エンジニアに向いている人の特徴
エンジニアの種類を知る
エンジニアの世界は多岐にわたり、それぞれが特定の技術や領域に特化しています。
ここでは、代表的な5つのエンジニアの種類について解説します。
代表的なエンジニアの種類
- ソフトウェアエンジニア
- ウェブエンジニア
- システムエンジニア
- データエンジニア
- AIエンジニア
これらの職種は、デジタル社会を支える重要な役割を担っており、それぞれが独自のスキルセットと専門知識が必要です。
ソフトウェアエンジニア
ソフトウェアエンジニアは、デジタル世界の基盤を支える重要な存在です。様々なプログラミング言語を駆使して、コンピュータプログラムやアプリケーションを設計、開発、テスト、保守します。
この職種の需要は高く、多くの企業がソフトウェアエンジニアを求めています。
Microsoftのような大手テクノロジー企業では、Windowsオペレーティングシステムや Office スイートの開発にソフトウェアエンジニアが不可欠です。
ソフトウェアエンジニアは、論理的思考力とプログラミングスキルを併せ持つ、デジタル時代の枠組みとなる職種です。
ウェブエンジニア
ウェブエンジニアは、インターネット上のデジタル体験を創造する専門家です。ウェブサイトやウェブアプリケーションの設計、開発、実装を担当し、ユーザーにとって使いやすく魅力的なオンライン環境を構築します。
HTML、CSS、JavaScriptなどのフロントエンド技術から、PHP、Ruby、Pythonなどのバックエンド言語まで、幅広い知識が求められます。
たとえば、AmazonやNetflixのような大規模なeコマースプラットフォームや動画ストリーミングサービスは、ウェブエンジニアの技術なくしては成り立ちません。
ウェブエンジニアは、インターネットの進化と共に常に新しい技術を学び続ける、柔軟性と創造性を兼ね備えた職種です。
システムエンジニア
システムエンジニアは、組織のIT基盤を設計、構築、管理する重要な役割を担います。
ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークを包括的に理解し、これらを効率的に統合して、安定したシステム環境を提供します。
システムエンジニアの仕事は、企業の業務効率化やセキュリティ強化に直結します。
たとえば、大手金融機関では、システムエンジニアが取引システムの設計や運用を担当し、24時間365日の安定稼働を支えています。
システムエンジニアは、技術的知識と問題解決能力を駆使して、組織の IT インフラを最適化する、縁の下の力持ち的な存在です。
データエンジニア
データエンジニアは、ビッグデータ時代の要となる職種です。大量のデータを収集、保存、処理するためのシステムやパイプラインを設計、構築します。
データベース技術、分散処理システム、クラウドコンピューティングなどの知識が求められます。
データエンジニアの役割は、データアナリストやデータサイエンティストが効率的に分析を行えるよう、データ基盤を整備することです。
GoogleやFacebookのような大手テクノロジー企業では、膨大なユーザーデータを処理するためのインフラ構築にデータエンジニアが不可欠です。
データエンジニアは、ビジネスにおけるデータ活用の基盤を支える、現代のデジタルエコノミーに欠かせない職種です。
AIエンジニア
AIエンジニアは、人工知能技術を活用したシステムや製品の開発を担う専門家です。
機械学習、深層学習、自然言語処理などの AI 技術を駆使して、画像認識、音声認識、予測分析などの機能を実現します。
AI エンジニアには、数学的思考力とプログラミングスキルの両方が求められます。
自動運転技術の開発では、AI エンジニアが車両の周囲環境を認識し、適切な判断を行うアルゴリズムの設計に携わっています。
AI エンジニアは、人間の知的活動を模倣し、さらには人間を超える可能性を秘めた技術を開発する、未来を切り開く職種です。
エンジニアに向いている人の特徴
エンジニアの仕事には特定のスキルや知識が必要ですが、それだけではなく適性の有無も重要です。
ここでは、エンジニアの適性がある人の特徴を5つ解説していきます。
5つの特徴
- 論理的思考を持っている
- コミュニケーション能力がある
- マネジメントスキルがある
- 向上心がある
- プログラミングへの興味
論理的思考を持っている
エンジニアに向いている人の特徴の1つは、論理的思考ができることです。
エンジニアの仕事では、論理的に考える力がさまざまな場面で必要とされます。
未経験エンジニアでも論理的に考えられる人は、仕事で高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。
コミュニケーション能力がある
エンジニアにはコミュニケーション能力が必須です。
1日中パソコンに向かって作業するイメージを持たれがちですが、実は人とのコミュニケーションが欠かせません。
プロジェクトはチームで進めることがほとんどです。
そのため、誰とでも良好なコミュニケーションを取れる人はエンジニアに向いているでしょう。
マネジメントスキルがある
マネジメントスキルのある人がエンジニアに向いている理由は、以下のとおりです。
- プロジェクト管理ができる
- チームをまとめられる
- クライアントや他部署、メンバー間の調整ができる
マネジメントスキルがある人はリーダーシップを発揮してプロジェクトの成功に貢献できるため、エンジニアとして重宝されるでしょう。
向上心がある
向上心があり、自主的に学習を続けられる人はエンジニアに向いているでしょう
変化の目まぐるしいIT業界は、今トレンドのものが数年後に使われなくなる可能性もあります。
常にアンテナを張り、新しいIT技術やツールを習得していける人は長く活躍できるでしょう。
プログラミングへの興味
プログラミングに興味があり、いかに楽しめることは未経験エンジニアが長く活躍できる条件の1つです。
プログラミングは単にコードを書くだけでなく、高速な処理などを実現するためにさまざまな手法を学ぶ必要があります。
また、今は開発エンジニアだけでなく、インフラエンジニアもプログラミングスキルが求められることが増えています。
そのため、どのエンジニアを目指すにしても、プログラミングに興味があり、知識・スキルの習得が苦に感じない人のほうが楽しく働いていけるでしょう。
未経験からエンジニアになるための5つのステップ
エンジニアへの道は、計画的なアプローチと継続的な学習が鍵となります。
この章では、未経験からエンジニアになるための5つのステップを詳しく解説します。
エンジニアになるための5つのステップ
- プログラミング言語選び
- 基礎知識の習得
- ポートフォリオ作成
- インターンシップへの参加
- 就活対策
次項で詳しく解説しています。
プログラミング言語選び
エンジニアとしてのキャリアをスタートさせる第一歩は、プログラミング言語を選ぶことです。
言語選びは、目指す分野によって異なります。
Webエンジニアを目指すならJavaScriptやPython、モバイルアプリ開発ならSwiftやKotlinがおすすめです。
初心者にはPythonが人気で、文法がシンプルで学びやすいという特徴があります。
言語選びの際は、市場の需要も考慮しましょう。たとえば、2023年の調査では、JavaScriptが求人数トップで、次いでPython、Java、C++と続いています。
ただし、1つの言語に固執せず、複数の言語の基礎を学ぶことで、スキルセットを身につけられます。
選んだ言語で簡単なプログラムを作成し、その過程を楽しむことが長期的な学習のモチベーション維持につながります。
また、以下の記事では、プログラミングが学べるインターンシップについて紹介しています。
エンジニアに興味のある方は、参加することでよりイメージを付けやすくなるでしょう。
基礎知識の習得
プログラミング言語を選んだら、次は基礎知識の習得に取り組みます。
この段階では、選択した言語の文法、データ構造、アルゴリズムなどの基本的な概念を学びます。
オンライン学習プラットフォームやプログラミング書籍を活用し、体系的に学習を進められるとが効果的です。
たとえば、Courseraやedexなどのオンラインコースでは、大学レベルのプログラミング講座を受講できます。
また「プログラミング言語名+入門」で検索すると、初心者向けの良質な書籍が見つかります。
基礎を学ぶ際は、単に知識を詰め込むだけでなく、実際にコードを書いて動かすことが重要です。
小さなプロジェクトを通じて学んだことを実践し、エラーに直面しその解決方法を学ぶプロセスが、真の理解につながります。
ポートフォリオ作成
基礎知識を身につけたら、次はスキルを示すポートフォリオの作成に取り組みます。
ポートフォリオは、あなたのスキルと熱意を採用担当者に直接アピールする重要なツールです。
GitHubなどのプラットフォームを利用し、自分が作成したプロジェクトのコードを公開しましょう。
ポートフォリオには、さまざまな難易度と規模のプロジェクトを含めるとよいでしょう。
たとえば、簡単な計算機アプリから始めて、徐々に複雑なウェブアプリケーションやデータ分析プロジェクトなどに挑戦していきます。
各プロジェクトには、使用した技術、直面した課題とその解決方法、学んだことなどを詳細に記述します。
あなたの技術力だけでなく、問題解決能力や学習意欲もアピールできます。
ポートフォリオについて詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事もチェックしてみてください。
インターンシップへの参加
今まで学んだことを実際に試せるのが、インターンシップへの参加です。
多くの企業が未経験者向けのインターンシッププログラムを提供しており、実務経験を積む絶好の機会です。
インターンシップでは、実際の開発環境に触れ、チーム開発の流れや企業文化を学べます。
インターンシップ先を探す際は、大手企業だけでなく、スタートアップ企業も視野に入れましょう。
スタートアップでは、より多くの責任を任される可能性が高く、幅広い経験を積めます。
また、オンラインインターンシップの機会も増えているので、地理的な制約にとらわれずに参加できます。
インターンシップ中は、積極的に質問し、多くのプロジェクトに関わるよう努めましょう。インターンシップでの経験は、将来の就職活動で大きな強みとなります。
インターンシップの探し方はこちらを参考にしてください。
就活対策
最後のステップは、実際の就職活動に向けた準備です。
履歴書や面接対策、技術面接の準備などが重要になります。
履歴書では、これまでの学習過程、獲得したスキル、完成させたプロジェクトを簡潔にまとめます。
技術面接対策として、アルゴリズムや数学的問題を解く練習を積むのも重要です。
就活サイトやLinkedInなどのプロフェッショナルネットワークを活用し、積極的に企業にアプローチしましょう。
また、テックイベントやハッカソンに参加すると、業界の最新動向を知り、人脈を広げることができます。
面接では、技術的なスキルだけでなく、チームワークやコミュニケーション能力もアピールしましょう。
失敗を恐れず、各面接を学びの機会と捉え、フィードバックを次に活かす姿勢が、最終的な成功につながります。
未経験エンジニアの失敗しない企業選びのポイント
未経験のエンジニアになるために失敗しない3つの企業の選び方について解説していきます。
今後のキャリアに大きく影響しますので、未経験からエンジニアに転職する際は、企業選びをしっかりおこなうことが大切です。
- 未経験OKの求人
- 研修制度が充実している
- 自分の学習している言語が使える
未経験OKの求人
まずは、未経験者歓迎の求人を探すことが大切です。
やりたい仕事があっても、未経験者を募集していない企業に採用される可能性は低いです。さらに、教育制度が整っていることが多く、スキルを身につけやすい環境が整っている企業だと安心できます。
就職を成功させ、エンジニアとして活躍するためにも、未経験者歓迎の求人を優先して探すことが重要です
研修制度が充実している
未経験で企業を選ぶ際に最も重要なポイントは、研修がしっかり整備されている企業かどうかです。
エンジニアとして必要な基礎スキルを習得できるため、実際の業務でもスムーズに移行できるでしょう。
しかし、一部の企業では「研修が充実している」と謳いながら、実際の内容が異なる場合もあります。
- 参考書を渡され、自習を強う
- 講師がアルバイトで、指導スキルがない
- 仕事後や週末に研修が行われる
このような状況を回避するためにも、未経験からエンジニアを目指す際には、研修の有無だけでなく、その内容も事前にしっかり確認することが大切です。
自分の学習している言語が使える
自分が学習している言語を使える企業を選ぶようにしましょう。
エンジニアの職種や企業によって、扱うプログラミング言語は異なります。
学習した言語を使えると、スムーズに業務に取り組むことができ、スキルアップのスピードにも繋がります。
未経験エンジニアが増えても生き残る方法
今後も未経験エンジニアは増えていくと予想されます。
その中で生き残るためにはどうすれば良いのでしょうか。
ここでは、未経験エンジニアが増えすぎても生き残るための3つのポイントを解説します。
- ニーズのあるプログラミング言語を学ぶ
- 資格取得をする
- 知識をアップデートし続ける
ニーズのあるプログラミング言語を学ぶ
まず重要なのは、需要のあるプログラミング言語を習得することです。
そのような言語は今後も使用され続けると予想できるため、これを身につけておくことで、未経験のエンジニアが増えたとしても競争に勝てる可能性もアップします。
逆に、必要が少なく、古い言語ばかりに目がいっていると、仕事が減ってしまうリスクがあるため、慎重に選ぶ必要があります。
ただし、やりたいことによって最適な言語は異なるため、自分の目標に合わせて言語を選択していきましょう。
資格取得をする
資格の取得も未経験エンジニアが生き残るための1つの方法です。
- 実務経験を補完できる
- 次のキャリアに活かせる
- スキルアップできる
仮に実務経験が不足していても、資格を取得することで意欲が評価され、採用への可能性も高まります。
また、転職後も継続して勉強して資格を取得すれば、新しい仕事を任せてもらえたり、年収アップにつながるでしょう。
資格は必ずしも必要ではありませんが、自身の評価を高めたいなら取得しておくことがおすすめです。
知識をアップデートし続ける
IT業界の移り変わりは激しく、学習を継続していく必要があります。
新しい技術を取得し続けられなければ、市場価値が下がってしまう可能性があるためです。
エンジニアとして長く活躍していきたいなら、以下の方法を試してみましょう。
- IT専門の情報サイト(@IT・Qiita・日経クロステックなど)をチェック
- ITニュースアプリ(IT media・Apple Developerなど)をチェック
- IT系の雑誌をチェック
未経験エンジニア向け!おすすめ勉強方法2選
エンジニアとしてのスキルを磨くには、自分にあった学習方法の選択が重要です。
ここでは以下の勉強方法を解説します。
- プログラミングスクール
- オンライン学習サイト
プログラミングスクール
プログラミングスクールは、以下の代表的な2つのスクールがあります。
- TECHCAMP
- GEEK JOB
これらのスクールで基礎知識を身につけ、簡単なものでも、自力で成果物を作ってみましょう。
TECHCAMP
出典:TECHCAMP
技術試験に合格した専任アドバイザーがつき、しっかりときめ細やかなフォローの元、目標達成を後押ししてくれる「TECHCAMP(テックキャンプ)」。
スクールとしての教育体制が整っており、「学習」にとことん専念しやすい環境です。
- 3ヶ月で業界に通用する結果を出したい方
- 今まで独学でやってきたけど、分からないところがあってつまずいた方
- 専任のアドバイザー指導の元、最短でスキルを身につけたい
という方におすすめです。
名称 | TECHCAMP |
公式サイト | https://tech-camp.in |
学習スタイル | 通学 or オンライン |
学習期間 | 3ヶ月〜 |
費用 | 約24万〜 |
GEEK JOB
出典:GEEK JOB
授業料が無料という驚きのプログラミングスクール、GEEK JOB。
基本的には通学スタイルとなりますが、個別指導なので分からないところを気軽に質問できますし、
その分1人で黙々と取り組むよりも理解のスピードが早まり、
最短1ヶ月で学習を終了することも可能です。
また、個人のスケジュールに合わせて通学頻度を選べるので、平日夜間のみや、土日のみといった通い方も出来ます。
経済的にあまり余裕のない学生にとって、非常にありがたいサービスです。
名称 | GEEK JOB |
公式サイト | https://camp.geekjob.jp |
学習スタイル | 基本は通学 |
学習期間 | 最短1ヶ月〜 |
費用 | 無料 |
オンライン学習サイト
オンライン学習サイトは、自分で決められる学習スケジュールと豊富なコンテンツが魅力です。
中でも、Udemyは初心者から上級者まで幅広いコースを提供しており、特に人気があります。
たとえば「完全未経験からWebエンジニアになるコース」は、HTML/CSS、JavaScript、PHPなどを体系的に学べます。
また、Courseraでは、世界トップクラスの大学による本格的なコンピューターサイエンスの講座を受講できます。
上記のサイトの利点は、自分のペースで学習を進められます。
動画講義、実践的な課題、討論フォーラムなど、多様な学習リソースが用意されています。
さらに、修了証を取得できるコースもあり、就職活動の際のアピールポイントになります。
未経験エンジニアに関するよくある質問
さいごに、未経験のエンジニアについてのよくある質問について紹介していきます。
気になることがある場合は、しっかり解決した上で進むようにしていきましょう。
- 未経験エンジニアの年収は?
- フリーランスで働ける可能性は?
- 文系からでもチャンスはあるか?
Q.未経験エンジニアの年収は?
A.未経験のエンジニアの年収は、dodaの平均年収ランキングのIT/通信職の年収分布(2023年版)を見ると300万円〜400万円が最も多くなっています。
未経験で入った場合、平均を少し下回るくらいからのスタートとなることが多いですが、新卒で入社した場合は他の職種とそこまでの変化はありません。
また、エンジニア人生をスタートさせたあとは、キャリアの目標が立てられれば身に付けるべきスキルが明確になるため、努力次第で比較的短期間での収入アップも期待できます。
Q.フリーランスで働ける可能性は?
A.未経験の新卒の場合、卒業してすぐにフリーランスで働くのは難しいですが、会社で働いた後にフリーになる人はほかの業界と比較しても多いといえます。
大きな理由のひとつに、リモートでも仕事がしやすく、始めるにあたっての設備投資が比較的小さいこともメリットとして挙げられます。
フリーランスを目指すなら、企業に属している間に独立を見据えた準備が必要となるでしょう。
Q.文系からでもチャンスはあるか?
A.ITエンジニアといえば理系のイメージが強いかもしれませんが、文系出身の学生でも十分にエンジニアになることは可能です。
時には、数学などの知識が要求されることもありますが、これらの仕事では文系の素養も十分発揮できるはずです。
そのため、自分の得意なスキルを活かしつつ、足りない知識はそのつど勉強して身につけることでエンジニアとしての総合力を高めていくという点では、文系でも理系でも成功への道のりは同じだといえます。
さいごに
これまで説明してきたように、エンジニアは、今非常に需要が高く、供給が追いついていない職です。
今後さらに、需要が高まる分野のエンジニアも存在しています。
だからこそ、プログラミングや実務が未経験であっても、エンジニアとしての需要はありますし、活躍していける可能性も高いです。
時代の変化とともに、エンジニアに対するニーズも変化し続けていきます。
それに合わせて、自分も学習や成長を続け、変化していける人に、エンジニアとしての未来があるようです。
これからエンジニアを目指して就活を続けていこうと考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。