株式会社ADEKAのエントリーシートの対策法を徹底解説

株式会社ADEKAのエントリーシートの対策法を徹底解説

2024/5/18更新

はじめに

この記事では株式会社ADEKA(以下ADEKA)への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。

特にADEKAならではのエントリーシートでのアピール方法から実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。

また、ADEKAが求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、ADEKAの内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。

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株式会社ADEKAの概要

ADEKAのロゴ

出典元:株式会社ADEKA

 

初めにADEKAとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。

ADEKAとは

株式会社ADEKAは東京都荒川区に本社を置く化学品・食品・ライフサイエンス事業を行う化学事業に属する企業です。

旧社名は旭電化加工業株式会社で、2006年5月1日に現社名に変更しました。

企業間で取引をするBtoB中間素材メーカーです。

創業100年を超える大手化学素材メーカーであり、半導体材料や樹脂添加剤に加え、ホイップクリームなどの開発・販売をする食品事業、化学品と食品分野で培った技術を生かした農薬・医薬品などを研究・販売するライフサイエンス事業など、幅広く事業展開しています。

 

これらの事業は、「人々のくらしを豊かにする」というモットーのもと、時代と共に変化する社会課題に応えるため持続可能な社会と暮らしの実現を目指して展開されており、「中間素材業界」として世界トップシェアを誇っています。

ADEKAは海外市場にも進出しており、特にアジア・中東に注力しています。

欧州、北米、南米にも製造・販売拠点を置いており、グローバル市場での事業拡大を目指しています​​。

ADEKAの採用難易度

ADEKAの採用難易度は比較的高いとされています。

インターネットからの情報によるとADEKAの採用倍率は17.8倍でした。

化学業界はホワイトな企業が多いため、全体的に就活難易度が高いのが現状です。

これは、「2025年卒 入社希望者対象 就活活動〔前半〕就職ブランドランキング調査」で全業界の中でADEKAが259位にランクインしていることからも明らかです。
化学メーカーではADEKAは10位の人気です。

東京大学や京都大学のような一流大学から多くの応募があるため、ライバルのレベルも高く採用への道は険しいといえます。

 

ADEKAの採用大学

ADEKAの採用大学の実績を以下に掲載しますが、最難関大学から標準的なレベルの大学まで幅広く採用されており、所謂学歴フィルターはないと考えます。

<大学>

東京大学、一橋大学、東北大学、山形大学、筑波大学、埼玉大学、千葉大学、東京工業大学、お茶の水女子大学、横浜国立大学、信州大学、名古屋大学、京都大学、広島大学、山口大学、九州大学、熊本大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、学習院大学

 

しかし採用実績のある大学を見ると、最難関大学と呼ばれる偏差値の高い大学の出身者も多く、選考難易度は高いです。

以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。

ADEKAが求める人材とは?

結論から言うと、ADEKAの企業理念である「新しい潮流の変化に鋭敏であり続けるアグレッシブな先進企業を目指す」に共鳴し、その価値観に沿って自主的に行動でき、問題解決能力の高い人材を求めています。

「世界とともに生きる」というもう1つの企業理念にもマッチしていて、国際感覚が豊かで今後海外でも活躍をしたい人材が求められます。

改めて参照ページから確認してください。

各採用プロセスにおいても、就活生と求める人材像がマッチングしているか否かをよく確認していることが分かります。

 

また、入社前に必要な知識やスキルは入社時に必須ではありませんが、研究職として「豊富な専門知識を有していること」、「飽くなき探求心があること」など研究に対して豊富な知見と情熱を持つことが重視されていることも書かれています。

新卒求人サイトでは、人材育成の充実と向上心のある人材の支援を重要視していることも、メッセージに記載されています。

この観点から、ADEKAの門をくぐりたい人は化学の知識が豊富で研究熱心であるほど優位であるといえるでしょう。

研究職や製造には理系が積極的に採用されています。

文系からは化学の知識が少なくとも事務系の採用がありますが、採用後に化学について知識をつける必要があります。

 

株式会社ADEKAの採用の方向性は?

株式会社ADEKAでは「新しい潮流の変化に鋭敏であり続けるアグレッシブな先進企業を目指す」「世界とともに生きる」の経営理念に沿って、

  • プラス思考で自主行動型であること
  • 問題解決能力の高い人材
  • 国際感覚豊かな人材

を求めています。

採用は技術・研究職と事務系がありますが、いずれの場合であっても求める人物像に変わりはありません。

飽くなき探求心を持ち、自ら成長を望み問題解決や新しい高品質な商品・サービスの提供をしていこうとする心構えが必要です。

そして国際情勢にも関心をもち知見を広げ、実際に海外でも活躍していこうという意欲のある人材が求められています。

 

入社時に必須とされる資格などはありませんが、化学に関しての豊富な専門知識と語学力などがある場合は優位であると思われます。

海外への対応力も上げていこうと考える人材が高い評価を得られます。

入社後は研修や語学学習などへのサポート体制もあるため、積極的に学ぶことが必要でしょう。

 

採用は大学卒以上のみで、大学院からの採用人数も多いです。理系は主に技術職、文系であれば事務やサポートの採用があります。

フレックスタイム制の勤務が可能で、技術職であれば日本各地の工場、研究所、営業所への転勤の可能性があるのです。

海外の拠点も多いため、海外赴任することもあるでしょう。

各種社会保険、家賃補助、ワークライフバランス支援制度などの福利厚生が充実しています​​。

選考ステップやスケジュールに関する詳細は、ADEKAの採用ページで案内されています​​。

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

ポイントの概要

エントリーシートでは、企業が応募者の能力や性格が自社にマッチしているかを重点的にチェックしています。

企業は、応募者がどのような人物であるか、そして自社でどのように力を発揮できるかを知りたがっています。

これは、個々の能力や性格が、企業の文化や仕事にどうフィットするかを見極めるためです。

また、応募者がその企業で働くモチベーションが十分かどうかも重要なポイントです。

常に高いモチベーションで働ける社員は、より良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する傾向があるからです。

そして、「なぜ他の企業ではなくその企業を志望したのか」という点も明確に示す必要があることを覚えておきましょう。

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方

エントリーシートは結論から書き始めると説得力が増します。

以下の順番を意識すると良いでしょう。

  1. まず結論を提示する
  2. 結論に至った理由を書く
  3. 理由を強調するために具体例を用いる
  4. 最後に再び結論を強調する

 

この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。

以下の例文を参考にしてください。

結論:私が化学業界を志望する理由は2点あります。

理由:1点目は、自主性を持って物事に取り組み、常によりよいものを目指して挑戦するというポリシーや問題解決力が、最大限に発揮されると考えるからです。

具体例:私は大学で化学素材の研究と応用を行ってきました。この経験を通して、根気よくコツコツと向き合う根気強さを身に着けました。研究が滞ってしまったときも粘り強く、様々な視点から問題に向き合い、問題解決能力を高めることができました。

結び:この強みを発揮できると考え化学業界を志望します。

理由:2点目は、化学業界に従事することで人々の生活の向上や、環境問題に取り組み社会貢献をしたいと思っているからです。

具体例:現代では気候変動や資源問題など、人々の生活を維持するためには解決不可避な様々な問題が発生しています。

今後の化学業界の維持、そして人々の生活を維持するためには次なる新素材の開発や環境負荷の低い製品の製造が不可欠です。化学業界では安全性が高く環境への負荷の少ない素材の開発や販売に直接関わることができ、志望理由にマッチしています。

結び:そのため、自身が社会貢献できる環境があるという点から化学業界を志望しています。

ADEKAの価値観やカルチャーを文章に取り入れる

エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、通過率が上昇するでしょう。

例えばADEKAであれば「新しい潮流の変化に鋭敏であり続けるアグレッシブな先進企業を目指す」であったり、その他バリューやビジョンだったりを文章の中で取り上げましょう。

もちろん上記のような基本理念が必ずなければいけないわけではありません。

例えばADEKAは特に「グローバル」に特化した企業と評価されています。

その強みを活かし、自分のやりたいことや、将来像にマッチする形で文章を作成することもできます。

大事なのは数ある化学業界企業や代替可能な業界がある中で、なぜ「株式会社ADEKA」を選ぶのかを論理的に説明することです。

 

エントリーシートの位置付け、及び対策方法

エントリーシートの位置づけに関しては、主に就活生の論理的思考力を試しているセクションと捉えるのが良いでしょう。

勿論文章の内容も評価の対象になっているものの、一番は文章の構造に問題が見られないかであったり、論理展開に問題がないかを最も注目しています。

そのため、企業に提出する前に必ず論理展開や文章構造の見直しをすることを推奨します。

また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。

 

(a) 志望動機系(見られている点:チャレンジ精神、チームで協力できるか)

(b) 過去の経験系(見られている点:どんな研究をしてきたのか、問題解決はどのようにしてきたのか)

(c) 未来目標系(見られている点:グローバルに挑戦したいと考えているか、今後も学びたい意思があるか)

(d) 価値観系(見られている点:チャレンジ精神、海外で活躍したいか、転勤は可能か)

(e) その他(長所・研究内容)

 

設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。

また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

ADEKAの選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。

株式会社ADEKAのエントリーシート

志望動機

ADEKAを志望された理由を教えてください。会社選びにおいて重視している点と合わせて記入をお願いします(400文字以下)

【記載例】

私が貴社を志望した理由は、自身のやりたいことと事業内容が一致したからである。

私が会社選びで重視しているのは、バイオと化学の技術を活かし、人々の暮らしを豊かにすることができるか否かである。貴社では、化学品・食品分野において幅広い製品を生み出しており、それらを通じて人々の生活に貢献している。そういった観点から、貴社の事業内容は私の会社選びの基準に合う理想的なものであると感じた。

また、私は会社において新たな挑戦をし続けたいと考えている。

貴社は新規事業創出にも積極的な印象がある。特に、今後ライフサイエンスや環境・エネルギー分野へ力を注ぐという点で、人々の健康や環境保全に貢献できる新たな挑戦をしていると感じた。

これらの観点から、私が培ってきた知識や経験を活かして人々の暮らしに貢献できるとともに、新たな挑戦・価値の創出ができる環境であると考え、貴社を志望した。

ポイント:最初に自分の方向性を示し、そこから企業の特性に関して執筆し、いかに自分と企業がマッチしているかが述べられていてわかりやすく訴求性があります。

また、ADEKAの企業理念である「新しい潮流の変化に鋭敏であり続けるアグレッシブな先進企業を目指す」とした自身のチャレンジ精神がマッチしていることが述べられておりアピールできているといえるでしょう。

入社後、ADEKAで何をしたいのかが分かりやすくなっています。

共感する理念

・当社の二つの経営理念のうち、より共感するものはどちらですか。また、あなたはそれについてどのように貢献したいと考えていますか。

【ADEKA経営理念】

[1]新しい潮流の変化に鋭敏であり続けるアグレッシブな先進企業を目指す

[2]世界とともに生きる(300〜400文字)

【記載例】

共感する理念:[1]新しい潮流の変化に鋭敏であり続けるアグレッシブな先進企業を目指す

技術革新が急速に進む現代において、時代の潮流変化を捉え、適応していく能力は、今後の企業の命運を分けていく重大な要素であると私は考える。そのような社会においては、狭い領域での技術や製品に固執してはならない。市場のニーズや時代の流れに適応した、臨機応変な事業を進めていくことが求められる。そのためには、社員一人一人が開拓者としての意識をもち、既存の知識・技術にこだわらず、広い視野をもつことが大切である。

私は、貴社の高い技術や豊富な経験を最大限に活かしつつ、こうした変化・競争の激しい社会のなかで新たな価値を創出していきたいと考えている。その一方で、うわべだけの知識・技術とならぬよう、物事の本質を捉えることを肝に銘じながら、真に有用で信頼に足る事業の展開に貢献していきたい。

ポイント:企業の特徴をよく理解し、必要な業種であると理解していること、また理念について共感していることが読み取れています。
挑戦、問題解決が自分でできる主体的な人材を求めているADEKAに対して、「開拓者として」関わることが大切と理解していることも示せているといえるでしょう。
真に価値のあるものを創出していきたいという意気込みと、本質的な化学業界の必要性についても延べ、そこに尽力することをアピールできているのも良いです。

現在あなたが所属している学科

・現在あなたが所属している学科(専攻)を選んだ理由と、そこで学んだことをどのように当社で生かしていきたいか教えてください。(300〜400文字)

私が現在の専攻を選んだ理由は、その研究内容と教育環境の2つにある。

私は、専攻を選ぶうえで有機化学と生物分野を学べることを前提としていた。当専攻はケミカルバイオロジーを得意とする研究室が多く、化学を応用して生命現象を理解・制御するというコンセプトは、私にとって非常に魅力的であった。

また、進学前から先輩方には研究への熱意を感じ、早期から研究者として自立している印象があった。私もこの環境に身を置いて成長したいと感じ、進学を決意した。実際に、研究室配属後は主体的な行動が求められ、自ら成長する意識を高められた。特に、学部時代から学会発表に参加したり、自身で考案したテーマで研究を行ったりと、研究者としての行動力・発想力が鍛えられた。

以上のように、専攻で学んだ化学・生物の専門的知識や経験、技術と、一人前の研究者としての行動力・発想力を活かし、貴社におけるイノベーションの発展に貢献したい。

ポイント:冒頭に自分の求めているもの(価値観)明確に示しているのがポイントです。

周り(環境)からの影響を受け自身がどのように成長できたのか、またその経験を活かしてどのように活躍していきたいかがきちんと記載されています。

行動力・発想力などADEKAの求める人材としての資質はすでに持ち合わせていることもきちんとアピールできているといえるでしょう。

まとめ

この記事では、ADEKAの会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。

ADEKAは創業100年を超える大手化学素材メーカーであり、半導体材料や樹脂添加剤など多くの中間素材で世界トップシェアを誇っています。

このような背景をもつADEKAでは、新しい潮流の変化に鋭敏であり続けるアグレッシブな先進企業を目指す」「世界とともに生きる」を経営理念として掲げており、この精神に共感できる人材を求めています。

特に、ADEKAではプラス思考で自主行動型であること、問題解決能力の高い人、国際感覚豊かな人を重視しています

 

エントリーシートを書く際は、これらの価値観に沿った内容を心掛けることが重要です。

この記事が、ADEKAの内定に一歩近づくための参考になることを願っています。

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