東京ガスが行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/5/15更新
はじめに
本記事では東京ガスのインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。
結論から言うと、東京ガスのインターンシップは、中軸社員とのグループワークや座談会を通じて東京ガスの業務をリアルに体感できます。
選考を意識して参加してもいいですが、東京ガスの事業内容や職場の雰囲気、どのような仕事をしているのかを感じ取るために参加してもいいでしょう。
特に以下のような就活生に向けて記事を執筆しています。
- 東京ガスの選考に参加したいけど、なにから初めていいか分からない
- 東京ガスの選考対策を知りたい
そんな就活生に向けて執筆しているので、ぜひ最後までご覧ください。
また東京ガスの企業研究は以下の記事から飛べるので、ぜひ併せて読んでみてください
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東京ガス株式会社の基本情報
出典
社名 | 東京ガス株式会社 |
本社所在地 | 東京都港区海岸1-5-20 |
主な事業内容 | [エネルギー・ソリューション] 都市ガスの製造および販売、LNG販売 電気の製造・供給および販売 エンジニアリングソリューション事業 ガス器具、ガス工事、建設等 [ネットワーク] ガス導管事業、都市ガス供給事業 [海外] 海外における上流事業、中下流事業等 [都市ビジネス] 不動産開発、土地・建物の賃貸・管理等 |
東京ガスは、渋沢栄一が中心となって1885年に創立した会社です。
渋沢栄一といえば、2024年7月3日に変更される1万円札のモデルとなっています。
東京ガスは、主にエネルギー・ソリューション、つまり都市ガスの製造・販売やLNGの販売を事業としていますが、その他にもネットワーク・不動産・海外資源開発なども展開しています。
都市ガスの国内販売シェアが約34%と国内No.1のシェア率を誇る会社です。
また小売電力販売件数も347.5万件と、新電力No.1(2023年3月末時点)の実績を誇っています。
ガスといえば、東京ガスというイメージを持っている人も少なくありません。
連結従業員数は、15,963人(2023年3月末時点)と多く、大規模な企業として知られています。
エネルギー業界は、環境問題と切っても切れない関係です。
東京ガスも環境問題にしっかり取り組み、二酸化炭素の排出量の削減、ならびに再生可能エネルギーの促進にも力を入れています。
東京ガスに必要とされる人材像
東京ガスが求める人物像は以下の4つです。
- 挑み続ける
- やり抜く
- 尊重する
- 誠意を持つ
ひとつひとつ詳しく見ていきましょう。
挑み続ける
東京ガスは挑戦し続ける会社です。
東京ガスは天然ガスを事業の柱としていますが、環境問題と密接な関係にあります。
天然ガスは化石燃料であるため、有限です。
新エネルギーに転換するためにも、日々挑戦し続けなくてはなりません。
新しい技術と天然ガスの組み合わせや新サービスの創造、暮らし、都市、地球に対するソリューションなど、挑戦すべきことが多くあります。
日々、挑戦し、学び続ける姿勢を持つことが重要なのです。
そのため、積極的に手を挙げ、自ら学び、挑み続ける姿勢を持っている就活生を求めています。
やり抜く
挑み続けることもそうですが、最後までやり抜くことが大切です。
挑戦して途中であきらめるのではなく、自分事として結果にこだわりやり抜く姿勢を重要視しています。
最後までやり抜くことは信頼関係にも関わることです。
東京ガスは日本で初めてLNGを導入し、現在まで継続して販売し続けてきました。
この継続力が信頼関係を築き上げ、これほどまで信頼される会社へと成長しました。
途中であきらめることなく、最後までやり抜く人材を求めているのです。
尊重する
会社の中には、さまざまな考えを持つ従業員が働いています。
価値観の違うもの同士でも尊重し、価値観を認め合うことで、互いに協力しながらプロジェクトに取り組むことが可能です。
会社は「個」で働いているのではなく「チーム」で働いています。
互いに尊重し、可能性を大切にすることが大切です。
自分よがりの考え方ではなく、世の中には様々な考え方を持った人がいることを知り、尊重できる人を求めています。
誠意を持つ
デジタル化社会による生活や仕事環境の変化、エネルギーの自由化による競争率の激化、気候変動など社会課題の深刻化など、東京ガスは新たな時代の入口に立っています。
先の予測しにくい未来であったとしても、未来を見据えた行動をしなければなりません。
とくに東京ガスはエネルギーを取り扱っているため、地球環境を左右する立場です。
「ステークホルダーと地球」の未来に対して、誠意ある行動が求められます。
もちろんこれは、従業員ひとりひとりも同じです。
会社が環境保全に取り組んでいても、個人の活動によって環境汚染を促進させては意味がありません。
そのため、従業員ひとりひとりが誠意を持って行動することが重要なのです。
東京ガスのインターンシップに参加するメリット
冒頭でも述べましたが、東京ガスのインターンシップは、中軸社員とのグループワークや座談会を通じて東京ガスの業務をリアルに体感できるインターンシップです。
インターンシップに参加するとどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
職場の雰囲気がわかる
東京ガスのインターンシップは、2日間実施されますが、ほとんどが業務体験ワークです。
実際に働く社員と接しながら業務の様子を見られるため、職場の雰囲気や社員の様子がわかりやすいです。
また2日目の最後には座談会を実施しているので、ネット上にはないコアな質問まで答えてもらえます。
現場の声が直接聞けるので、企業研究をより深められます。
実際に入社してみると「職場の雰囲気が思った感じではなかった」「思った仕事内容ではなかった」といった理由から退職する人も少なくありません。
職場の雰囲気はネットの情報だけでは測り切れません。
実際に現場を見て、意見を聞いて、体験することで入社後のギャップも防げます。
インターンシップに参加して、思った会社ではなかったと感じる人もいるでしょう。
その会社の様子を詳しく把握できることもメリットの1つです。
志望度の高さを示せる
インターンシップに参加したからといって、早期選考や優遇などはありません。
ただし、インターンシップに参加することで「志望度の高さ」をアピールできます。
インターンシップに参加したかしていないかで、企業側も受け取り方が変わります。
当然、インターンシップに参加しているほうが熱意がある、志望度が高い、と思ってもらえるのです。
本選考の面接時でも顔や名前を覚えてもらっていれば、有利になるでしょう。
場慣れできる
後ほど紹介しますが、インターンシップは誰でも参加できるのではなく、選考に突破した人のみ参加できます。
そのため、エントリーシートや適性検査、Web面接を受けなければなりません。
選考を突破できれば、自分の自信にもつながります。
もし、選考に突破できなかったとしても、東京ガスが実施した面接や適性検査を経験できる、というメリットがあります。
インターンシップに参加することがゴールではなく、東京ガスに就職することがゴールであるため、本番に向けて経験値が積めることは大きな収穫です。
参考書やネット上で対策するよりも、実際に会社が実施している選考を体験する方がより効果的に対策できます。
場慣れしておけば緊張も緩和できることがメリットです。
東京ガスが行っているインターンシップ内容
東京ガスが実施しているインターンシップは以下の2つです。
- TOKYO GAS WORKSHOP 2DAYS 東京ガス、ミライキカク
- 職場受入 OPEN COMPANY
一つずつ、詳しく見ていきましょう。
TOKYO GAS WORKSHOP 2DAYS 東京ガス、ミライキカク
2023年に実施された内容を見ていきましょう。
開催時期 | 8月下旬から9月上旬の2日間(計4日程) |
募集期間 | 6月1日(木)~7月4日(火)12:00 |
場所 | オンライン |
人数 | 各回30名程度 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 支給なし |
1日目の前半は、東京ガスの事業内容やミッションについて学びます。
1日目の後半から2日目の前半は、企画業務を体感する業務体験ワークです。
グループワークを交えながら、東京ガスの業務をリアルに体験します。
2日目の後半は、グループワークの発表や座談会です。
グループワークは「東京ガスがSDGsに対する問題を解決するための新規事業立案」を実施しています。
また最終的には班ごとに発表し、優秀なチームを選出しますが、本選考には影響しません。
中軸社員との座談会では、気になることを質問したり、今回のインターンシップのフィードバックをしたりなど、ためになる情報を取得できます。
実際に働く社員に質問ができる機会は少ないので、事前に質問内容をリストアップしておきましょう。
職場受入 OPEN COMPANY
開催時期 | 未定【およそ2024年1月~2月(5日間)】 |
募集期間 | 未定【およそ2023年11月~12月】 |
場所 | オンライン |
人数 | 各回15名程度 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 支給なし |
「職場受入 OPEN COMPANY」は、5日間実施されます。
東京ガスの公式ホームページでは、開催時期や募集期間が未定となっているので、マイページから応募して連絡を待ちましょう。
こちらの1日目の前半は、業務内容(事業紹介)を行います。
とくに東京ガスのDX部門のミッションについて考える内容となっています。
1日目の後半から5日目の前半までは、「データアナリスト(DA)の業務を体感するワーク」や「リアルな働き方や社風を体感するワーク」です。
TOKYO GAS WORKSHOP 2DAYS 東京ガス、ミライキカクと比べ、日数も長いためより職場の雰囲気を実感できます。
募集人数も少なく、日数も長いので、参加できれば顔や名前を覚えてもらうチャンスです。
しっかりと対策してから挑みましょう。
上記の2つのインターンシップ以外にも、「パネルディスカッション」「社員インタビュー」「施設見学会」といったイベントも随時開催しているので、気になるイベントがあれば積極的に参加しましょう。
東京ガスのインターンシップ選考対策
東京ガスのインターンシップは、内定に直結することがなく、東京ガスについてや事業内容、職場の雰囲気、社風などを知るために開催されています。
選考に直結することはありませんが「理系は旧帝以上の院生が多い」、「文系はビジネス経験のある人が多い」といった意見もあるので、選考難易度は高いと予想されます。
就活の準備にかかる時間は人それぞれですが、余裕をみて大学2年の冬など早めに就活対策を始めておきましょう。
本選考と違いインターンシップの面接はWeb面接です。
対面での面接となると意識するところや注意すべきポイントが多少変わります。
Web面接の対策に関しては以下の記事を参考にしてください。
選考フローごとの選考対策
選考フローごとにどのような対策をすればいいのか解説します。
自己分析
自己分析は、自分の長所や短所、強み、弱み、アピールポイントなどを明確にするために行います。
頭の中でイメージするのではなく、紙などに箇条書きでもいいので書き「見える化」することがポイントです。
自身の特徴を理解した上で、東京ガスの求める人物像にマッチするようなアピールをしましょう。
東京ガスの求める人物像は「挑戦」「継続」「誠意」「尊重」といったものがキーワードです。
同じ言葉を使わなくてもいいので、「最後までやり抜く力がある」「誰とでも協力的にできる」といったように近いキーワードを用いてアピールしましょう。
自己分析に関しては、以下のコンテンツを参考にしてください。
業界研究・企業分析
業界研究や企業分析をすることで、志望動機を明確化できます。
とくに企業分析を深めることで、「なぜ他の企業ではなく東京ガスなのか」というポイントをアピールしやすくなります。
たとえば東京ガスに似た企業でいえば「大阪ガス」「東邦ガス」「東京電力」などがありますが、それらの企業と何が違うのか、どこか魅力的なのか、といった点を見つけやすくするのが企業部分析です。
就職において志望動機を質問しない企業はありません。
他のライバルと差をつけるためにも、企業分析をしっかり行いましょう。
また、エネルギー業界以外の気になる業界も分析することで、エネルギー業界を客観視できるため、その他の業界研究も行いましょう。
そうすることで、志望動機や自己PRなどES・面接の受け答えをより一段とレベルアップできます。
業界研究や企業分析に関しては、以下のコンテンツを参考にしてください。
ES作成
自己分析や企業分析がある程度終われば、エントリーシートの作成練習に取りかかりましょう。
過去に出題された質問などは、ワンキャリやユニスタイルなどで検索できます。
出題される質問を把握し、事前に回答例を作成しておけば困ることがありません。
また自分で実際に作成したエントリーシートは、大学の先生やOB・OGなど、身近な社会人に見てもらいましょう。
自分では気が付かないことやミス、分かりにくい表現、誤字脱字などをチェックしてもらえます。
客観的なアドバイスをもらうことで、さらに魅力的なエントリーシートを作成できます。
面接・GD対策
エントリーシートを突破したら、面接練習です。
面接では、エントリーシートを軸にいくつか質問されます。
エントリーシートの内容を踏まえつつ、さらに具体的なエピソードやわかりやすい説明を心がけることが大切です。
東京ガスのインターンシップ面接は、個人面接なのでグループディスカッションなどの対策は必要ありません。
ただし、本選考とは違いWeb面接になるため、パソコンの使い方や後ろの背景など、面接外のところにも注意を払いましょう。
エントリーシートや面接の対策は、以下のコンテンツを参考にしてください。
東京ガスのインターンシップ選考の流れ
東京ガスのインターンシップ選考の流れは以下の通りです。
- プレエントリー(マイページ登録)
- エントリー(エントリーシートの提出・Web適性検査)
- Web面接
- インターンシップ
職場受入OPEN COMPANYも上記と変わりません。
さいごに
インターンシップに参加すると、職場の雰囲気(社風)やネット上にはない生の声(情報)がわかることや、本選考の事前練習として選考の流れを把握できます。
近年では、就活情報を先取りする就活生が増えており、インターンシップの重要性が高まっています。
東京ガスは違いますが、インターンシップに参加することで優遇されることもあり、選考を有利に進めるために活用する就活生もいるでしょう。
たとえ優遇されなかったとしても、顔や名前を覚えてもらうことで面接を有利に進められますし、志望度の高さもアピールできます。
「所詮、インターンだ」という軽い気持ちで臨むのではなく、本番さながらの臨戦態勢でシッカリと準備して参加することが重要です。
ぜひ本記事を参考にしてもらい、東京ガスのインターンシップに参加してください。