水道機工のエントリーシートの対策法を徹底解説

水道機工のエントリーシートの対策法を徹底解説

2024/5/8更新

はじめに

水道機工株式会社(以下水道機工)への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方に向けての記事です。

エントリーシートをどのように構成したらいいか、描き方そのものにも不安を抱えている方へ向けて、水道機工のエントリーシートのポイントについて詳しく解説しています。

水道機工だからこそ注意しておきたい部分や、エントリーシートでのアピール方法、実際の記載例まで明確かつわかりやすく紹介しています。

また、水道機工が求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しく解説していますので内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。

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水道機工の概要

水道機工株式会社 企業ロゴ

出典元:水道機工株式会社

 

はじめに水道機工とはどんな企業なのかを簡単に紹介します。

水道機工とは

水道機工は、水処理エンジニアリング企業です。

人間の営みに欠かすことのできない水の供給を中心事業としている企業で、シェアは圧倒的ともいえる57%を誇っています。

非常に歴史の古い企業であり、日本の水処理業界のパイオニアと呼ばれてきました。

いまから100年ほど前、1924年日本の水道普及率がまだ20%程度しかなかった時代に、エル・レイボルト商館都市工業部として創業しています。

現在では、浄水堂施設だけではなく下水処理などにも強みを発揮し、受注している内容の9割が官公庁からと非常に安定しているのが特徴です。

売り上げも営業利益も右肩上がりの成長を続けています。

インフラ事業を中心に行っているため、経営は売上が急激に減少するようなことはありません。

 

水道事業ということで見ると、日本は世界でも珍しい水道水をそのまま飲める国です。

世界を見渡しても安全に水が飲める国は15カ国程度しかないといわれてきました。

この水道事業を100年という長きに渡って培ってきた経験は、非常に大きなものとなっています。

競争企業も少なく圧倒的な力の差を見せてきた水道機工ですが、用水と廃水というところでも強みを発揮するようになりました。

どのような製品をつくるとしても水は大事な素材です。

生産活動によるこの水は廃水として処理しなければいけません。

工場での廃水の処理などにも強みを発揮するようになり、工場ごとのプロセスに合わせ技術を提案できるところにも強みを発揮しています。

現在では、土木や農業分野でも強みを発揮するようになりました。

水に含まれている濁質分を天然物の力で処理する凝集剤は、水の安全という部分に着目しています。

石油由来の処理剤が中心だったなか、水資源を安全に活用できる製品づくりなどを推進しているのです。

河川にそのまま放流できない重金属処理も同様で、重金属処理剤によって安全な水をつくり出すところに主眼が置かれています。

薬剤を販売するだけでなく、重金属ごとの処理フローといったことまで対応しているのが水道機工の特徴です。

 

水道機工の採用難易度

水道機工の採用難易度は高いことが考えられます。

747万円あたりが、水道機工の平均年収です。

職種によって違いがありますが、機械業界の平均年収が617万円あたりなので、かなり高額な水準であることがわかります。

残業時間は平均19.8時間前後で、新卒の離職率は21~23年の実績で0%です。

平均勤続年数が14.6年、平均年齢が44.1歳とかなり長いところも特徴で、一度勤めはじめると離職する人が少ないこともわかります。

採用数は少なく、21~23年の実績で4~8名の採用です。

採用コースは4つあり、それぞれ1~5名の採用予定であることから考えれば、かなり狭き門になっていることがわかります。

エントリー数ははっきりしていないため、競争倍率はわかりませんが、採用実績から見ても、かなり厳しい状況になるでしょう。

後半で採用大学を取り上げますが、幅広く採用していますが基本は理系の採用です。

総合職では文系採用もありますが、この時点で競争はかなり厳しい状況です。

これらの情報から判断すると、難易度は必然的に高くなります。

 

募集は4コースです。

開発・設計職、営業職(全学部応募可能)、電機設計職、施工管理職になります。

エンジニアとして幅広い職種が用意されていますが、全体的に採用は少ないことから、数値以上に厳しいものになるはずです。

 

水道機工の採用大学

水道機工の採用大学の実績は以下の通りですが、学歴フィルターはあるように見えません。

<大学院>

北海道大学、弘前大学、筑波大学、千葉工業大学、明治大学、お茶の水女子大学、電気通信大学、東京電機大学、信州大学、岐阜大学、立命館大学、山口大学、九州工業大学、福岡工業大学、宮崎大学など

<大学>

北海道大学、金沢大学、北里大学、京都大学、近畿大学、岐阜大学、工学院大学、芝浦工業大学、神奈川大学、信州大学、千葉大学、千葉工業大学、中央大学、東京電機大学、東京都市大学、東京都立大学、東京農業大学、東京理科大学、東洋大学、日本大学、早稲田大学、立命館大学、同志社大学、名古屋大学、福岡工業大学など

 

採用実績のある大学を見るとさまざまな学校が並んでいます。

ハイレベルの大学の名前が散見できますが、23年の実績を見ると全体的に幅広く偏差値50程度の大学も出てくるのが特徴です。

ここからも、学歴フィルターはほぼ働いていないといえるでしょう。

水道機工の場合、面接を重視することを明言しています。

このことからも、大事なことは能力であり、学歴ではないといえる状況です。

 

以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。

水道機工が求める人材とは?

水道機工が求める人材として、掲げられている情報はいくつもあります。

 

  1. 目標達成意欲

責任と情熱をもって、高い目標を掲げて取り組める人

  1. コミュニケーション力

多くの人材とのコミュニケーションにより、問題解決ができて、お互いの信頼を獲得できる人

  1. 知的好奇心

自己研鑚を含め、新しいことに対して好奇心を持っている人

 

水道機工の募集内容にある、求める人材をまとめたものです。
ここからわかる共通事項は、自主的に行動できる人材であることといえます。
行動力によってコミュニケーションもとれるようになるでしょう。

知的好奇心に至っては、みずから行動しなければ満たすことはできません。

問題解決なども同様ですし、情熱があるからこそ坑道にもつながります。

これらの条件は、人材像という言葉だけでなく、エントリーシートの内容にも関係するため、注意して取り組むとよいでしょう。

水道機工各社の採用方向性の違いは?

水道機工は、グループ企業がいくつか存在します。

株式会社水機テクノス、株式会社現代計装、SUIDO KIKO MIDDLE EAST、SUIDO KIKO VIETNAMが該当します。

採用方向ですが、はっきりと打ち出しているのは、水機テクノスのみです。

採用の方向性としては、設計/施工管理/運転維持管理/営業と技能職コースと似ていますが、文理不問というところに大きな違いがあります。

給与にも違いがあるものの、もっと現場に近い位置の企業です。

水を支える仕事ではありますが、キャリアを積むということでは、専門の知識と経験を磨き上げられるといえます。

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

ポイントの概要

エントリーシートは、企業側でチェックするものです。

でも、どこを見るかを理解しているかどうかは、選考に大きな違いを生み出します。

ポイントを理解できれば、対策としても通用しやすくなります。

 

まず、文体と誤字脱字はチェックの基本です。

絵文字や記号などを使っている場合などは注意しないといけません。

例文でも多く見られますが、文末表現も重要です。

ですます調の場合でも、です。です。です。ます。ます。ます。など連続して使用すると、稚拙に見えます。

基本は連続させないと覚えておいたほうがよいでしょう。

 

エントリーシートとは、自分を知ってもらうための大事な書類です。

どんなことを伝えたいか、答えとともにメッセージを込めないといけません。

ですが、過剰演出は逆効果です。

 

次に設問に対して答えをみます。

質問したことに対して、どのような答えを返してきたかが大事なポイントです。

自由に書いていい場合でも、その意図を理解しなければいけません。

 

エントリーシートとして重要なのは「なぜ志望したのか」という理由です。

水道機工の場合、水に関する企業で、さまざまな分野に派生してきました。

この沿革の部分も含め、水道機工を志望した理由と意味を回答しないといけません。

それも明確な内容を作り上げなければ伝わりにくいのです。

エントリーシートとしては、どんなことも明確に伝えることが大切といえます。

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方

エントリーシートの書き方の基本は論理性です。

なにを伝えたいか、質問の答えとともに作成していきます。

ポイントは、回りくどくせず、はっきりさせることです。

余計な装飾を付けると、本来伝えなければいけないことが、隠れていきます。

そこで論理性をもって、筋道を通し作成することが必要です。

論理性を高めると、ストーリーもできます。

PREP法がよく使われますが、以下のような構成を使う手法で、必然的に論理性の高い文章を作れます。

  • 結論
  • 理由
  • 具体例
  • 再び結論

PREP法では、4つにわけた構成が重要です。

特徴的なのは結論が最初にあることでしょう。

結論ありきでスタートすると、理由と具体例で装飾しやすくなります。

装飾するのも最初の結論からになるので、必ず論理性が高まるのです。

ただし、ただ並べてしまうと面白みのない文章になります。

そこで、具体例では最後の結論を膨らませやすい内容も付け加え強調しなければいけません。

自分が伝えたいこと、アピールしたいことも加え、最後の結論で結べば論理性もついてくるというのがPREP法のメリットです。

 

PREP法の注意点は、万能ではないことにあります。

長文と相性が悪く、長くなればなるほどメリハリのない文章ができあがり、論点が見えなくなるのです。

エントリーシートのような、400文字など限定された環境だからこそ、効果を発揮します。

 

このPREP法で書かれた文章は、テンプレートにしやすいメリットもポイントです。

結論は自分の思うこと、装飾の仕方をテンプレートで入れ替えていくだけで、簡単にできあがります。

結論から見れば、文字数的にも300文字程度になるでしょう。

流れも利用し、構成も使えば、簡単に作れます。

 

以下に例文をあげてみますので、構成を考えてみてください。

結論:私は普段からコミュニケーションを重視してきました。理由:学生時代には、サークルを含め、さまざまな組織で難題にぶつかった経験があります。そのときにもコミュニケーションをとることで解決できた例がたくさんありました。

具体例:登山サークルに参加していたときでした。とある山にあがったとき、途中から予期せぬ天候の変化に見舞われたのです。全員ばらばらになりかけそうになりましたが、このままでは危険性が高まると感じ、全員とコミュニケーションを密にし、安全な場所を見つけやり過ごすことにしました。もちろん、目的の場所にはいけません。そのことに異を唱えるメンバーもいるなか、お互いの状況を話し合い、安全にすごし下山できました。

結論:どんなことでもリスクがありますが、これまでの経験からも、コミュニケーションが解決の糸口をつくり乗り切るきっかけになると感じてきました。御社でもこの能力を活かし、活躍できると思っています。

水道機工の価値観やカルチャーを文章に取り入れる

エントリーシートで大事なポイントは、「なぜこの会社を選んだのか」を盛り込むことです。

これはどんな企業でも変わりません。

自社が選ばれた理由は、さまざまな理由や背景、その人の行動、理解度などが浮き彫りになります。

大事な情報がたくさん隠れているため、エントリーシートの定番となっているのです。

 

水道機工の場合には、「水」が重要なキーワードになります。

水とともに活動してきた水道機工だからこその文化もあるでしょう。

100年もの歴史を持つ企業ですので、長年培った理念や文化も背景にあります。

価値観にもつながるため、しっかり理解してエントリーシートに生かさなければいけません。

エントリーシートの位置付け、及び対策方法

エントリーシートを提出する理由は何でしょうか。

ここに大事な位置づけと対策方法が隠れています。

エントリーシートとは、提出書類であり、スクリーニングの材料です。

ですが、それだけのためにつくるわけではありません。

水道機工の場合、面接を重視しています。

このときにエントリーシートが活用されるのです。

基本的なこととして、水道機工はあなたのことを知りません。

知らないからこそ、エントリーシートから情報を得て深掘りしていくのです。

 

以下のような位置づけもありますので理解してください。

(a)志望動機系(熱意、業界の理解など情報収集能力)

(b)過去の経験系(論理性、コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)

(c)未来目標系(大局観、未来志向、社会貢献性、ライフプランなどビジョン)

(d)価値観系(個性的か、コンサルタント適性があるか)

(e)その他(長所・研究内容)

 

これらは一般的にエントリーシートで分析されている内容です。

エントリーシートの設問には、見えない意図があります。

表面では聞いてこない内容が隠れていることを理解しておきましょう。

 

対策上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

水道機工の選考においてエントリーシートで問われた内容のデータは、そこまで多くありません。

採用人数が少ないことが要因としてあげられますが、特徴的なのは文字数が少ないところです。

200文字以上で、400文字をリミットとするようなケースもありますし、400文字以内になった場合もあります。

過去には200~250文字のケースもあったことから、論理的整理が必要です。

総合職のエントリーシート

志望動機

志望動機(200文字以下)

【記載例】

大学院で化学を学んだ知識が、御社の水という部分に生かせると思っています。私の研究室では、上下水道で活用できる研究を行ってきました。事業にも転用できるものであり、幅広く活用できると思っています。水質改善や廃棄物の資源化にもつなげられる分野であり、御社研究部門でも十分に活用可能な知識です。御社に入社した際には、新しい研究にも貢献できるものと思っています。

ポイント:水道機工の水という部分と、化学で学んだ知識を掛け合わせています。

上下水道で利用できるだけでなく、新たな事業にも転嫁できるという部分を前面に出しました。

実際にはどんな研究をしてきたか具体例が必要ですが、十分転用できるでしょう。

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【記載例】

私は、気配りが効くと思っています。目の前の人が、どのようなことを求めているのかを敏感に察知して行動できるからです。高校生から現在にいたるまで、ファストフード店のアルバイトを続けてきましたが、常にお客さまに目を配る意識を持って行動しています。頼まれていなくても椅子やテーブルを整理し、お子さんがいればおもちゃをプレゼントするサービスもしてきました。店内からは見えないことですが、快適に過ごしてもらえるようトイレ清掃にも力を入れています。経営側からも信頼してもらえ、現在はバイトリーダーとして新人教育にも携わるようになりました。このような経験は、より多くのお客さまのためにプラスアルファの提案をする力になっていったと思っています。

ポイント:提案力という部分に注目しています。

水道機工では、それぞれの環境に合わせた提案をしている点が重要です。

エントリーシートとしても、アルバイトをしているだけでなく、どんなことに力を入れてきたのか、それが水道機工とどうつながるかを考えて作っています。

将来的なビジョンの部分でもつながる内容です。

まとめ

この記事では、水道機工の会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。

水道機工は、水に特化し100年の歴史を持つ古参企業です。

さまざまな歴史がありますが、水に関してのシェアの高さは圧倒的といっていいでしょう。

水道機工では、「100年先も人と地球をつなぐ情熱で、笑顔あふれる環境を技術と製品で創造し、社会に貢献します。」という理念があります。

ライフラインとしての公共性まで踏まえ、理解していかなければいけません。

「水」に対するこだわりは、多くの新しい技術も生み出してきました。

エントリーシートでも理解して活用していく必要があるでしょう。

この記事が、水道機工の内定に一歩近づくための参考になることを願っています。

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