就活のコートは何がおすすめ?選び方のポイントとマナーを解説
2024/10/22更新
はじめに
就活生にとっては秋から春にかけての寒い時期、就活をする際にコートが必要です。
しかし普段使っているコートだと、スーツに合わなかったり、カジュアルな印象になったりしてしまいます。
そこで本記事は、就活で着用するコートの選び方について、色・素材・デザインなどの観点から丁寧に解説していきます。
また面接時のマナーやおすすめのブランドなどの情報も網羅的に解説しています。
特に以下のようなお悩みのある学生は必見ですので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
- コートの色やデザインの選び方のコツが知りたい
- 面接時のコートの着こなし方が分からない
- 就活コートにぴったりなブランドが知りたい
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就活で着るコートを選ぶポイント
就活では、どのような色やデザインのコートが良いのか、悩みどころですよね。
以下では、就活で着用するコート選びのポイントは以下の5つです。
それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。
- コートの色
- コートの素材
- コートのデザイン
- コートの丈
- コートの機能
就活のコートの色
就活で使うコートは、カジュアルすぎなものや派手なものでなければよく、コートの色は、スーツに合わせるのが基本です。
派手な色は、就活ではやめておきましょう。
色でいうと、あまり華美でない落ち着いた下記のような色がおすすめです。
コートの色
- ブラック
- グレー
- ブラウン
- ベージュ
これらを選択するのがベターです。
カジュアルすぎないフォーマルな印象の色を選ぶようにしましょう。
就活のコートの素材
正直、コートの素材に関してあまり決まりはありません。
そのため、素材が持つ特性で判断してください。
ウール素材のコート
ウールは保温性が非常に高く、寒い冬でも暖かく過ごすことができます。
また、ウール素材はしなやかで上品な光沢があり、フォーマルな印象を与えるため、ビジネスシーンに最適です。
しかし、ウールはやや重さがあり、たたんだ際にかさばりやすいというデメリットもあります。
そのため、持ち運びの際や長時間の着用には注意が必要です。
コットン素材のコート
コットン素材のコートは、春や秋の少し暖かい季節にも適しています。
コットンは生地にハリがあり、着用時にしっかりとした印象を与えるため、カジュアルになりすぎず、ビジネスシーンでも使いやすい素材です。
しかし、コットンはシワになりやすく、特に色の濃いものは色あせが目立ちやすい傾向があります。
シワが気になる方は、アイロンがけを定期的に行うことで、きれいな状態を保ちましょう。
化学繊維のコート
ナイロンやポリエステルなどの化学繊維で作られたコートは、軽量で着心地が良いです。
防水性や撥水性に優れているため、雨の日や風の強い日に重宝します。
また、シワになりにくいという利点もあり、手入れが簡単です。
ただし、ウールやコットンに比べると保温性が劣るため、真冬の寒さには少し物足りなさを感じるでしょう。
静電気が起こりやすい点にも注意が必要です。
就活のコートの丈
さて、悩みがちなコートの丈です。
男女ともに、スーツのジャケットよりも長ければ問題がないとされています。
あまりに長すぎるのは問題ですが(アパレルなど、個人のセンスが問われる業界であれば別)、上記を目安として押さえておけば大丈夫です。
女性の場合は膝丈ぐらい、またはスカートよりも少し短めのショート丈などでも良いでしょう。
就活のコートの機能
本社が入ってるビル内に入った時や、面接室に入り、椅子に腰掛ける時など、就活ではコートをたたむシーンがたくさんあります。
そのせいでシワがついてしまうと、シャツなどと同様で人事に与える印象が落ちてしまいます。
コートの中には、あらかじめシワ防止機能があるもの、もしくはシワがつきにくいものなどがあるので、コート選びの際の参考にすると良いでしょう。
また、就活で着るコートには、防風や防水などの機能も求められます。
冬の寒さや急な雨に対応できるコートは、悪天候の日でも安心して着用できます。
機能性と見た目の両方を兼ね備えたコートを選ぶことで、就活をスムーズに進めることが可能です。
就活におすすめなコート3選
以上のポイントをふまえて、具体的に就活におすすめなコートのデザインについて解説します。
以下を参考にして、自分の好みやTPOにあったコートを見つけてくださいね。
- トレンチコート
- ステンカラーコート
- チェスターコート
トレンチコート
トレンチコートとは、肩当てやベルトがついているコートのことです。
特に、就活中の女性には鉄板です。
色はベージュが基本ですが、ネイビーなどもあります。
比較的薄手なので冬は寒い可能性がありますが、マフラーを巻くなどして工夫すると良いでしょう。
以下の記事ではトレンチコートの選び方をさらにくわしく紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。
ステンカラーコート
後ろ襟が高く、前が低く折り返しているビジネス用途のコートです。
特に、男性のビジネスマンがよく着ています。
首元までカバーしてくれるので防寒性は高いですし、社会人になっても長く着られます。
男性であれば一着は持っておいて損はないでしょう。
チェスターコート
チェスターコートは、クラシカルでスマートな印象を与えるデザインが特徴です。就活ではフォーマルな印象を大切にしつつ、動きやすさも求められます。
ポリエステルやナイロンなどの化学繊維を使用したチェスターコートは、軽量で動きやすく、機能性を重視する方に最適です。
自宅で洗濯できるものやコンパクトに折りたためるものもあり、とても便利です。また、ウール素材のチェスターコートは保温性が高く、冬場でも暖かく過ごせるでしょう。
ウエストにベルトがないデザインなので、持ち運びが楽で、たたみやすい点も魅力です。
就活でのコートに関するマナー
就活ではコートの選び方だけでなく、コートの取り扱い方にも気をつける必要があります。
それでは、実際にコートを着用する際の、気をつけるべきマナーについて解説します。
以下を踏まえて、ビジネスマナーをしっかり身につけましょう。
コートを脱ぐタイミング
コートは、建物に入る前に脱ぎましょう。
そもそも、コートなどのアウターは、室内で着用するものではありません。
大きなホールなどがある複合ビルなどであれば別ですが、エスカレーターやエレベーターの近くや、人の往来が多い場所だと、ビル内での着脱は迷惑です。
また、外の汚れを持ち込まず、ホコリが舞うのを防ぐためにも、建物に入る前に脱いでおきましょう。
これで清潔感を保てます。
少し寒いですが、コートはビルの外で脱いだ方がスマートです。
コートを着るタイミング
コートを着るタイミングは、脱ぐタイミングと一緒で、「ビルの外」が基本です。
たとえビルの1階であっても、面接関係者がいないとも限りませんので、やはり建物の外での着脱は徹底しておきましょう。
コートのたたみ方
コートを脱いだとき、そのまま持ち歩くのは少し不格好に見えることがあります。特にフォーマルな場や人前でのマナーとして、コートのたたみ方を知っておくことは大切です。ここでは、簡単かつ見た目が美しいコートのたたみ方をご紹介します。
コートを裏返す準備をする
まず、コートを脱いだら両手でしっかり持ち、肩部分に手を入れます。このとき、手をコートの内側から外側に向かって入れるのがポイントです。これで、コートを自然に裏返す準備が整います。
コートを内側に折り込む
手を通した状態で、コート全体を内側に折り込むようにします。この動作によって、コートの裏地が外側に見えるようになります。このとき、襟のタグがしっかりと表に出るように調整しましょう。これが正しいマナーです。
コートをきれいに二つ折りにする
次に、裏地が外側に出た状態で、コートを上下にきれいに二つ折りにします。このステップで、コートがコンパクトになり、持ち運びが楽になります。また、折りたたんだコートは片手に軽くかけて持ち運ぶと、エレガントな印象を与えます。
コートの置き方にも注意
最後に、たたんだコートをどこに置くかも考慮しましょう。たたんだコートは、鞄の上など平らな場所に置くと良いです。鞄が自立するタイプであれば、さらに安定感が増します。
この手順を守ることで、コートを美しく保ちながらスマートに持ち運ぶことができます。就活では、こうした細やかな気遣いが、好印象を与えるでしょう。
コートはバッグの上に置くことを覚えておきましょう。
好印象を与えるコートの持ち方や鞄の扱い方は以下の記事でも紹介しているので、あわせてチェックしてみてくださいね。
就活でのコート着こなし術
さあ、コートを選んだ後は着こなしに関してです。
コートの着こなし術
- ボタンの留め方
- マフラーの合わせ方
上記について見ていきましょう。
当然、メンズとレディースで変わってくるので、それぞれに分けて解説していきます。
4就活でのコート着こなし術メンズ編
ボタンの留め方
ボタンを留めてもいいのですが、1番下のボタンは留めないことが一般的です。
マフラーに関して
マフラーは、コートの色に合わせて選びましょう。
あまりに明るい色だったり、派手に柄が入っていたりするような目立つデザインのものは、ビジネスシーンにマッチしているとはいえません。
また、基本的にマフラーは、オフィスに入る前に取り外してカバンの中に入れるので、薄手のマフラーの方が便利です。
就活でのコート着こなし術レディース編
ボタンとベルトに関して
レディースの場合は、ボタンだけではなく、ベルトもついている場合が多くあります。
基本的に、ボタンを閉める際はベルトも締めましょう。
ボタンはし閉まっているのにベルトが垂れ下がっていると、だらしない印象に見えてしまいます。
また、ボタンは開いているのにベルトだけ閉まっていても、コーディネートとしては成り立ってもビジネスシーンとしては不適切です。
ですので、ボタン・ベルトは締めるのであれば、両方ともきっちりと締めるようにしましょう。
ただし、一番下のボタンは開けるようにしてください。
さらに、ボタンを閉じない場合は、ベルトを背中側で蝶々結びにし、清潔感あるスタイルを心がけましょう。
後ろ姿もマナーの1つです。
マフラーに関して
メンズの場合とは異なり、女性はある程度の明るさと華やかさも必要です。
ですので、コートかマフラーのどちらかに、顔周りが明るくなる色を持ってくるようにしましょう。
マフラーとのコーディネート
- 明るい色のコート+暗い色のマフラー
- 暗い色のコート+明るい色のマフラー
を意識すると、良いコーディネートになるでしょう。
就活のコートどこで買う?おすすめ4大ブランド
ここまでどのようなコートが良いかについて解説してきました。
しかし、「そんな条件に合うコートは持ってない!」という方もいるでしょう。
そんな皆さんのために、就活にオススメのコートのブランドとして、下記の4つを紹介します。
- スーツカンパニー
- スーツセレクト
- AOKI
- ユニクロ
スーツスクエア
就活では定番のスーツブランドです。
就活向けのシンプルなデザインのコートを、多く取り扱っています。
スーツスクエア(旧スーツカンパニー)は、ビジネスウェアに特化したブランドで、メンズ・レディーススーツを展開しているブランドです。
特徴は、ハイファッションで高品質な商品をリーズナブルな価格で提供している点です。
2023年5月に、スーツカンパニーからスーツスクエアに名称を変更し、複数ブランドを一つの店舗で展開しています。
また、防水加工、防寒性など機能的な側面でも非常に心強いブランドといえます。
メンズ・レディース問わずオススメのブランドです。
スーツセレクト
就活生にはお馴染みのスーツブランドです。
スーツセレクト(SUITSELECT)は、著名なクリエイティブディレクター佐藤可士和氏が監修するスーツブランドで、品質とコストパフォーマンスを兼ね備えたアイテムを提供しています。
ビジネスやパーティーなど多様なシーンで活躍するスーツだけでなく、ジャケットやコート、シューズなど幅広いアイテムも展開しています。
さらに、家庭で洗えるスーツもあり、手入れが簡単です。
価格帯は2~5万円程度で、とてもリーズナブルです。
スーツと一緒にコートも合わせて購入するのも1つの手段として良いでしょう。
また、細身のデザインが多いので、そのようなデザインを求めている方におすすめです。
AOKI
非常に有名な、紳士服ブランドです。
AOKI(洋服の青山)は、65年の経験を活かして、社会の変化に対応したスーツを提供しています。
特に「金のスーツシリーズ」は、希少なオーストラリア産ウールを使用し、高級感あふれる光沢やしなやかな肌触り、美しい発色が特徴です。
高度な縫製技術により、立体的で美しいシルエットが実現されています。
少々お値段が張るのがネックですが、「花粉症対策」や「スリム仕立て」など高い機能性は担保されています。
ユニクロ
こちらは、就活スーツなどは扱っていませんが、ベーシックでスタンダードなデザインが多いです。
かつお値段も1万5,000円以内と比較的安価であるため、就活生のお財布事情でも手が届きやすいでしょう。
ユニクロのコートは、ウールのような温かみと高級感がありながら、軽く柔らかな素材で作られています。
そのため長時間の着用でもストレスが少なく、チクチクしにくい心地よい風合いが魅力です。
また、膝丈に調整されたデザインは、フォーマルな場面でもスタイリッシュに見えるため、就活のシーンで好印象を与えることができます。
お客様の声を反映して改良されたこのコートは、機能性とデザイン性を兼ね備えた一着です。
就活で着るコートに関するよくある質問
就活で着るコートに関して、おおまかにどのようなものを選べばよいのかイメージがついたかと思います。
最後に就活のコートに関するよくある質問をまとめたので、ここで不安や疑問点を一気に解消しましょう。
就活で着るコートのNGなデザインは?
カジュアルな印象になりがちなダウンジャケットやブルゾンは避けた方がよいでしょう。
また、レディースの場合は華やかな印象を与えるファーコートもNGです。
取り外しができる場合は、あらかじめ外しておきましょう。
いつまでにコートを用意すべき?
12月からは最高気温が10℃以下になる日も出てくるため、遅くとも12月までには就活用のコートを揃えておきたいところです。
就活が本格化するころにはしっかり防寒できるように、しっかり自分に合ったコートを選んでおきましょう。
さいごに
コートは、冬の就活で必須アイテムです。
本記事では、就活で着用するコートの選び方に関して、色や素材、デザインの観点から解説してきました。
就活でのコート選びは誰もが悩むポイントかと思いますが、ビジネスマナーに合ったものを選べば相手に好印象を与えられるでしょう。
また、コートそのものだけでなくそれをどのように扱うのかも見られている可能性があります。
コートの着脱やたたみ方といった立ち振る舞いも意識して、企業側に「マナーがある学生」だと印象づけることが大切です。
今回の内容をふまえて今一度自分のマナーを振り返り、就活にぴったりなコートをみつけてくださいね。