フジ日本精糖のエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/4/24更新
はじめに
フジ日本精糖への就職を考えているけれど、
- どんなことを書けばいいのかわからない
- 伝わるエントリーシートの書き方ってどうすればいいの
そう思うことありませんか?
この記事では、フジ日本精糖への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。
特に、フジ日本精糖が求める人材像に着目してエントリーシートでのアピール方法から実際の記述例まで、わかりやすく解説しています。
また、フジ日本精糖の選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしています。
この記事を見ることで、フジ日本精糖の企業概要、採用難易度、求める人材像、採用の方向性、エントリーシートを書く際に企業が注目していること、過去のエントリーシートでの質問の内容とその回答例について記載しています。
フジ日本精糖の内定位を目指す就活生は、ぜひ最後までご覧ください。
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フジ日本精糖の概要
出典元:イプロス医薬食品技術
はじめに、フジ日本精糖とはどんな企業なのか簡単に紹介します。
フジ日本精糖とは
フジ日本精糖は、食品製造メーカー業に属する企業です。
精製糖や砂糖などの製造から販売を主力事業としています。
この事業の他に、自社のフードサイエンスのノウハウを活かした機能性食品事業や不動産事業を行っています。
機能性食品事業の主な事業内容は、食品添加物、マイタケエキスや各種果汁などの機能性食品素材の開発、製造、販売です。
従業員は58名、資本金は15億2400万円の少数精鋭企業になります。
また、事業の他にも食品を取り扱う企業として、以下の企業理念と経営方針を掲げています。
【企業理念】
『私たちは、「夢のあるたくましい会社」を目指し、健康な生活づくりに貢献します。』
【経営方針】
- 顧客第一主義の徹底
- 会社の発展と共に社員が成長する企業文化の形成
- 公正で透明性のある企業活動の推進
- 社会に評価される企業価値の向上
- 社会に貢献する企業市民活動の充実
さらに、これらの経営方針に基づき
- 全社での省エネルギーや環境に優しい製品開発・製造などの環境への取り組み
- 社会支援活動
- 地域貢献活動
など、地域や社会との絆を大切にさまざまな活動に取り組んでいます。
フジ日本精糖の採用難易度
フジ日本精糖の採用難易度はやや低いと考えられます。
その理由は、IR情報から業績については好調ですが、知名度が比較的低いことや競合他社との比較においても特筆して売上高が高いというわけではないからです。
また、次の項に記載している関連会社の採用大学の情報から一流大学の出身者もいますが、中堅大学出身者もいることがわかります。
そのため、ほとんど学歴フィルターはないと考えられることも理由の一つとして挙げられます。
フジ日本精糖の採用大学
フジ日本精糖の採用大学の実績はインターネット上には公開されていませんでした。
そのため、ここでは関連会社であるユニテックフーズ株式会社の採用大学について以下にまとめています。
よろしければ、参考にしてみてください。
また、採用大学のランクに関しては以下の記事を参考にしてください。
【徹底解説】学歴フィルターはどこから?実態(エピソード)と突破方法
筑波大学、茨城大学、千葉大学、東京農工大学、首都大学東京、明治大学、慶應義塾大学、法政大学、早稲田大学、日本大学、東京農業大学、東京薬科大学、静岡大学、信州大学、京都大学、同志社大学、関西大学、和歌山大学、広島大学、お茶の水女子大学、東京大学 |
参照ページ
フジ日本精糖が求める人材とは?
フジ日本精糖は現在、新卒募集を行なっていません。
そのため、ホームページ上では求める人材について具体的な記述がありませんでした。
そこで、食品製造業で一般的に求められる人材についてご紹介します。
主に、以下の2つは最低限必要な要素です。
- 食品への興味:これは当然のことではありますが、日頃から食品に対してどのような意識を持っているかは重要です。業界の最新動向や企業の課題など常に考えておくことがおすすめです。
- 顧客ニーズの追求:食品製造メーカーはお客様に自社の商品を買ってもらい売上につなげることが最重要です。そのため、顧客のニーズを追求し、ビジネスにつなげていく積極性が求められます。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
エントリーシートを書くときのポイントは、主に以下の4つです。
- 文の見た目(字が綺麗か、量が十分か)
- 文章の構成力
- 企業が求める人材にあっているか
- テンプレートになっていないか
1つ目の文の見た目について、エントリーシートでは多くの応募文を企業の人事の方が全て読んで合格、不合格あるいは保留に分類します。
そのため、エントリーシートを見たときに読みやすい字で書けているか、やる気が感じられる文量になっているかなど文の見た目が重要です。
2つ目の文章の構成力として、文章構成を作らずいきなり文章を書き始めるのはおすすめしません。
なぜなら、文章構成が煩雑な文は話に筋が通っていないことが多いからです。
これでは、話が迷子になってしまいあなたが読み手に何を伝えたいのかわからない文章になってしまいます。
しかし、事前に伝えたい内容について整理し、構成を作成しておくことで、その文の目的を見失わずに書くことができます。
3つ目の企業が求める人材にあっているかについて、文の見た目や構成ができたら次に内容です。
そこで最重要となるのは当然ながら採用する人が自社が求める人材像に見合っているかになります。
これまでの経験や自己分析の結果をもとにエントリーシートを書いたとしても、求める人材像につながっていないと内容として不十分です。
4つ目のテンプレートになっていないかについて、人事の方はこれまで何枚ものエントリーシートを読んでいます。
そのため、エントリーシートがテンプレートなのか一瞬で判断することができます。
自分の言葉で、「企業に入りたい」という意志を書くことが非常に重要です。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートを書くときに、おすすめの文章の型があります。
それは、PREP法という結論ファーストで書く文章構成方法です。
PREPとは、具体的に以下の要素からなります。
- P:Point(結論)
- R:Reason(理由)
- E:Example(具体例)
- P:Point(結論)
このように最初に結論を伝える構成にすることで相手は、あなたの話の目的地をわかった上で文章を読むことができます。
また、内容が変わる時には改行すると読みやすさがグンと上がります。
以下の例文を参考にしてみてください。
P(結論) 私が、食品製造業界を志望する理由は主に2つです。 R(理由) 一つ目は、貴社に入社できると、大学で学んだ専門知識を生かした業務を行うことが可能だからです。 E(具体例) 私は大学時代に農学部〇〇学科に所属していました。卒業研究では、機能性食品成分と人間の生理機能について行いました。 これまで食品添加物は体に悪いというイメージがありましたが、学校で講義を受ける中で日々技術は進歩していることを学びました。 これまでに学んだことから、フードサイエンスが多くの人々の食生活に貢献することに対する価値を非常に感じています。 P(結論) 食品製造業界で就職することは大学で学んだ専門知識を活かすだけでなく、私自身が熱中できることを仕事にできると考えたからです。 R(理由) 二つ目は、責任感が強く、チャレンジ精神がある私の強みは食品製造業界で最大限発揮できると考えたからです。 E(具体例) 私は高校、大学時代に所属するバレー部で部長をしていました。 高校の部活と違い、大学の部活は年齢や学部、出身地などさまざまなバックグラウンドを持つ人が多いです。 そのため、どうしたら部員が部活に取り組みやすい環境づくりができるのかを部長として常に考え行動してきました。 時には周囲を巻き込みながら必要に応じてミーティングや話し合いの場を適宜設けていました。 こうした工夫により、日々チーム一丸となって部活に取り組むことができ、最後の大会ではベスト4に入る過去最高の成績を収めることができました。 P(結論) この経験から、リーダーとして部のどこに課題があるのか解決するためにはどうしたらいいか検討し、行動する。 間違っていると感じた場合は修正して再度行動するという責任感とチャレンジ精神は食品製造業界で発揮できる強みであると考えています。 |
文章を一通り書き終えたら、一度読み返して見ることをおすすめします。
ここでのポイントは、
- 全体を通じて何が言いたいのか冒頭に一言で記述できているか
- 結論と理由が論理的に整合性があるか
です。
さらに、読み返す方法でおすすめなのは声に出して読むことです。
声に出すことでより修正点に気づきやすくなります。
フジ日本精糖の価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「テンプレートになっていないか」は、企業の独自性について触れることが重要になります。
具体的には、なぜその企業でなくてはいけないのか、同じ業種の他の企業ではだめな理由です。
例えば、フジ日本精糖の独自性は企業理念や経営方針、これらに基づく社会貢献活動に現れています。
これらの情報をもとに、自己分析した結果から強みややりたいことが企業の独自性とどこでつながっているのかを記述することで文章を書くことがおすすめです。
また、ここで重要なのはエントリーシートを書くときのポイントにもあったように文の目的と構成を事前に考えることです。
目的と構成ができていないと独自性と自身の強みが噛み合わず、話が迷子になるため読み手に伝わらない文章ができあがってしまいます。
まずは文で伝えたいことを一言で表せるようにし、PREP法を用いて構成を組み立ててから書き始めるのがポイントです。
エントリーシートの位置づけおよび対策方法
エントリーシートの位置づけは、面接での質問内容のネタです。
面接では、エントリーシートで問われた内容をさらに深掘りしていきます。
そのため、まずはエントリーシートで「何が問われているのか」さらに「問われている背景」も考えることが重要です。
質問に対してただ回答するだけではあと一歩足りません。
なぜなら、同じような経験をしている就活生は大勢いるからです。
つまり、ただ質問に回答するだけでは他の就活生の回答に埋もれてしまいます。
企業の採用担当の方は多くの就活生のエントリーシートを見てきています。
就活生が強みとしていることや志望動機の内容は似たようなものばかりです。
ポイントは、プロセスを記述してあなたが体験した経験に独自性を持たせることです。
応募者がエントリーシートで質問している内容の回答に至ったプロセスを論理的に記述していると、あなたの独自性がでます。
これが、採用担当者に読んでもらえるエントリーシートです。
まずは、設問で何が問われているのかを考えてそれに対する回答を一言で記述できるようにしておくと良いです。
そこから回答の理由や具体例などを自己分析の内容から深掘りしていくと、相手にわかりやすく伝えることができます。
また、食品業界全体としてES作成時のポイントは以下の三つです。
- 原材料価格の高騰やコロナ禍以降のライフスタイルの変化など業界で一般的に言われている課題について自ら考える主体性
- 消費者のニーズに応え続けるチャレンジ精神
- 製品の安全性への責任感
これらは業界で一般的に求められる人物像です。
ぜひ、自分のこれまでの経験と照らし合わせて当てはまる点を考えてみてください。
エントリーシートで問われることは企業によりさまざまです。
それぞれの内容の対策についてさらに詳しい情報が欲しい方は、必要な情報を以下のエントリーシート対策記事にまとめて記載しております。
ぜひ、こちらをご活用ください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
フジ日本精糖の選考においてエントリーシートで問われたことがある質問はインターネット上の情報から見ることはできませんでした。
そのため、食品製造業で出題されると考えられる質問と記載例をご紹介します。
開発職のエントリーシート
志望動機
【質問例】
「食」に携わる仕事をしたいと思ったきっかけはなんですか?(200字程度)
【記載例】
きっかけは主に二つあります。 一つ目は、父が若くして糖尿病を患ったことです。 二つ目は、大学でフードサイエンスの可能性に感銘を受けたことです。 父は仕事が忙しく、普段から偏った食事をしていたことが原因で発症しました。 日々の偏った食生活により病気になる人がいる一方で、消費者の健康を考えたさまざまな技術が発展していることを大学で学ぶことができました。 そのため、食に携わる仕事を通して病気になる人を減少させたいと感じたことがきっかけです。 |
ポイント
質問の結論を最初に端的に述べていることです。こうすることで読み手は伝えたいことの大枠をわかった上で文を読んでいくことができます。
内容は、食に携わる自身の具体的なきっかけを書いています。
また、フードサイエンスというフジ日本精糖が行っている事業についての布石を置いていることで企業の志望理由にもつながる内容となっています。
将来展望
【質問例】
弊社でどのようなことに挑戦したいですか?(200~400字)
【記載例】
御社の地域に貢献する企業として、積極的に絆を深めるだけでなくこのような活動の中でフードサイエンスを通した課題解決と売上の向上を図りたいと考えています。 なぜなら、社会の課題や消費者のニーズの発見が新たなビジネスにつながると考えているためです。 御社では積極的な社会貢献活動やSDGsへの取り組みを行っており、こうした活動によるつながりから消費者のリアルな声を感じることが重要であると考えています。 そのため、さまざまな社会貢献活動に取り組んでいる御社で、食を通して社会の課題解決及び売上の向上に貢献したいです。 |
ポイント
エントリーシートを記述する際のポイントは、PREP法を用いることです。
PREP法とは、文章構成を
P(結論)→R(理由)→E(具体例)→P(結論)
とする方法です。
言いたいことを最初に記述することで読み手が話の大枠を理解した上で読み進めることができます。
また、フジ日本精糖の経営方針に掲げる事項の内容について触れることで唯一性を出すことができます。
まとめ
この記事では、フジ日本精糖の会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。
フジ日本精糖は、主力である精糖事業だけでなく、機能性食品事業にも力を入れている食品製造業に属する企業です。
企業理念に、『私たちは、「夢のあるたくましい会社」を目指し、健康な生活づくりに貢献します。』を置いています。
また、食品製造会社として地域支援や環境に関する活動などの社会貢献活動を積極的に行っています。
フジ日本精糖の就職難易度は、やや低いと考えられます。
その理由は、関連会社の採用大学情報によると上位大学から中堅大学までさまざまな大学の新卒者を受け入れているからです。
また、エントリーシートを書くときはいきなり文を書き始めずに、まずは文の目的と構成をしっかり決めることが重要です。
こうすることで読み手は話の大枠を理解した上で読み進めていくことができます。
その上で、内容については独自性を取り入れるようにすることが必須です。
独自性を取り入れるためには、結論の根拠や具体例を論理的に組み立てることが重要です。
過去から未来までの時系列で考えたことのプロセスを記述していく方法がおすすめです。
この記事が、フジ日本精糖の内定獲得のための参考になれば幸いです。