株式会社西日本新聞社のエントリーシートの対策法を徹底解説

株式会社西日本新聞社のエントリーシートの対策法を徹底解説

2024/4/20更新

はじめに

本記事では、西日本新聞社の選考を受けようと思っているものの、エントリーシートの書き方に自信のない就活生を対象に、選考突破のためのポイントを解説しています。

過去に出題された質問や実際の記載例もあわせて紹介するので、本記事を読めばエントリーシートの作成にすぐにとりかかれるでしょう。

また、求める人物像など選考前に知っておきたいことも詳しくアドバイスするので、ぜひ参考にして選考対策に臨んでください。

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西日本新聞社の概要

西日本新聞社 企業ロゴ

会社概要|西日本新聞社 (nishinippon.co.jp)

 

まず、西日本新聞社がどのような企業なのかを簡単に紹介します。

西日本新聞社とは

株式会社西日本新聞社は九州を中心に取材をし、読者に情報を提供することで九州に貢献することを目指しています。

「西日本新聞」の発行だけでなく、デジタル媒体での情報発信や文化・地域振興などあらゆる分野でビジネスを展開しています。

記者部門の社員は若手のうちから即戦力として活躍しており、海外の取材拠点でもグローバルに活躍することができるのが特徴です。

ビジネス部門では、新聞の販促を行うなど情報を人々に届けるための重要な役割を担っています。

オンライン媒体である「西日本新聞me」では西日本新聞で発信した情報だけでなく、地元に密着したテーマの連載やコラムなどを配信しており、九州地方で多くの人々のニーズに寄り添っています。

 

参照ページ

トップページ | 西日本新聞パスポート (nishinippon.co.jp)

西日本新聞社の採用難易度

西日本新聞社の採用難易度はやや高いといえるでしょう。

その理由は新聞業界ならではの対策をしつつ、西日本新聞社に入社したいのかを明確にしなければならないからです。

記者部門を志望する場合、記者として必要な文章力が重視されます。

そのため、エントリーシートの設問数が多く、作文を時間内に書く筆記試験があるので早い段階から選考対策を行う必要があります。

また、九州地方を中心に取材を行い情報発信をする西日本新聞社に入社したい理由を明確にできないと選考通過は難しいでしょう。

西日本新聞社の採用大学

腕を組んで立つ男性

西日本新聞社の採用大学の実績を以下に紹介します。

採用大学の実績をみると、比較的入試難易度が容易な大学の名前もあるので、いわゆる学歴フィルターはないと考えられます。

<大学院>

九州大学、早稲田大学、神戸大学、東京大学、熊本大学

<大学>

早稲田大学、慶應義塾大学、九州大学、北九州市立大学、九州工業大学、京都大学、大阪大学、鹿児島大学、鹿屋体育大学、関西大学、関西学院大学、熊本大学、西南学院大学、西南女学院大学、創価大学、中央大学、筑波大学、天理大学、東京大学、東京外国語大学、同志社大学、長崎大学、広島大学、福岡大学、法政大学、宮崎大学、明治大学、山口大学、立教大学、立命館大学、九州産業大学

 

新聞記者になるためには記事を作成するための独自の視点や文章力が必要になるので、学歴だけを理由に落とされることはないでしょう。

西日本新聞社は九州を中心に取材をするので、九州大学や長崎大学などの九州の大学が複数ありますが、早稲田大学や東京大学など関東の学生も選考を受けていることがわかります。

学歴フィルターが何か気になる方は、以下の記事に学歴フィルターについてまとめているので参考にしてください。

【徹底解説】学歴フィルターはどこから?実態(エピソード)と突破方法

西日本新聞社が求める人材とは?

結論からいうと、西日本新聞社のビジョンに共鳴し、その価値観に沿って行動できる人材を求めています。

選考では、九州に愛着と貢献したいという志と、情報発信を通して人々の暮らしや心を豊かにしたいという熱意があることをアピールする必要があります。

また、記者部門を志望する就活生には文章力も入社前の段階からチェックされるので、日頃から文章を書くトレーニングを積むことが選考突破のカギになるはずです。

西日本新聞各社の採用方向性の違いは?

西日本新聞グループには、広告会社や配送会社、不動産会社などあらゆる業界の企業があるので、各社の採用方向性は違うと考えられます。

どのグループ会社も福岡県にあるため、時に協業する可能性はあっても各社が求める人材は異なるはずです。

各社の採用ページ等を確認しましょう。

 

参照ページ:西日本新聞グループについて|西日本新聞社 (nishinippon.co.jp)

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

ポイントの概要

エントリーシートを書く際に最も重要なポイントは、設問で問われていることに回答することです。

当たり前のように感じるでしょうが、指定文字数が多い設問に対する回答を書いているうちに、本来答えるべき内容とは違った回答をしてしまう就活生が一定数います。

新聞業界では特に文章構成が正しいかは比重の重い評価項目になっているはずです。

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方

どれほど良い内容を書いていても、設問に対して回答していないと選考通過は難しいので注意しましょう。

設問に正しく回答するためには、冒頭の一文で結論を書くことがポイントです。

その後に結論に至った背景や理由を記述すると、非常に読みやすい文章になります。

エントリーシートはある程度型が決まっているので、以下の順番を意識して書くことをおすすめします。

  1. 設問に対する結論を簡潔に述べる
  2. 結論に至った当時の状況や理由を記載する
  3. 実際に行動したことや具体例などを用いて説得力をつける
  4. 上記を踏まえて、結論や学び、今後への展望を記載する

 

この流れで回答を作成することによって、論理的な構造になり、読み手は理解しやすくなるでしょう。

また、エントリーシートに明確な根拠が示されていると、面接でエントリーシートに基づいた質問をする際に、理由などを尋ねる必要がなくなります。

その結果より深い質問が可能になり、自身のアピールできる幅が広がるのです。

選考を通過しやすいエントリーシートは、読み手にとってわかりやすいことが何よりも重要です。

以下の志望動機の例文を確認してみましょう。

結論:地域の声を届け、地域づくりをリードする西日本新聞社で記者として働きたいです。

理由:私は生まれ育った家庭環境の影響で、障害のある方と数多く触れ合ってきました。その中で、障がい者を含めた少数者の苦悩は、周囲の理解不足や視線であると感じ、埋もれた声を拾い上げ、伝える記者を志しました。

具体:貴社は調査報道やキャンペーン報道に力があります。「新移民時代」では、日本に住む外国人の現状や課題に寄り添い、力強く報道しています。九州は近年、熊本や宮崎など、外国人労働者の増加率が全国トップクラスであり、「九州の日記」である貴社がその現状に焦点を当て、報道する姿勢に魅力を感じています。また、貴社はデジタル配信にも力があります。以前◯◯新聞社のデスクの方に「デジタルでは西日本新聞に敵わない」というお話を聞き、その存在の大きさを痛感しました。私は貴社で外国人の子どもの教育について取材したいです。教育は大人になり仕事をする上で基礎となります。しかし、日本に住む多くの外国人の子どもが学校に通えていない現状があります。私の住む地域では、幼少期に学校に通えなかった人たちが集う学校があり、現在そこに外国人も通っています。読み書きができないと事務仕事ですら苦しく、働き口がないとお伺いしました。また、今後入国管理法の改正により、外国人の子どもの教育の問題もより表面化するでしょう。

結び:個別取材を通して、外国人の子どもの苦悩や課題を訴え、記事にしたいです。

西日本新聞社の価値観やカルチャーを文章に取り入れる

エントリーシートでは、「他社でなはなくなぜその会社で、何を実現したいのか」を示す必要があります。

つまり、ほかの社員と一緒に社員の一員として同じ方向を向いて業務に取り組めることをアピールするためには、自身の価値観と企業の価値観や文化、目指すものの共通点を明確に示すことが重要です。

西日本新聞社は、人々の心や暮らしを豊かにするために情報発信をしているので、情報発信への想いや九州に貢献したい気持ちを文章に取り入れましょう。

 

参照サイト:西日本新聞RECRUITMENT (nishinippon.co.jp)

エントリーシートの位置付け、及び対策方法

桜の花

エントリーシートの位置付けは、新聞業界で働くために論理的で読み手に寄り添った文章力があるかを測るセクションといえるでしょう。

設問が就活生のどの要素を知るために設けられており、どのような回答をしたら自分らしさを伝えられるかを考えた上で記載しましょう。

誤字脱字や文章構成が正しくない場合は、大幅に減点されてしまう可能性もあります。

何度も読み返して、周囲の人に読んでもらい理解できるかを確認しましょう。

また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。

ジョーカツ エントリーシート

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

西日本新聞社の選考で過去に出題されたことのある設問と実際の記載例を紹介します。

エントリーシート

・大学または大学院でのゼミ、専攻テーマを入力してください。

【記載例】

グローバル化の進展に伴う文化の変遷、多文化的価値観の受容の取り組みや、国内外における文化外交の実例と成果の検討を行ってきました。卒業論文では、◯◯をはじめとする◯◯の諸権利の実現の可能性、および国内のマイノリティ政策の検討と課題の分析を行っています。


ポイント:この設問では、大学や大学院で何を学んでいるかをわかりやすく記載する必要があります。

難しい内容に取り組んでいることが評価のポイントではなく、研究について何も知らない人が読んでも理解できるように書くことを心がけましょう。

 

・趣味や特技を入力してください。

【記載例】

旅行を一番の趣味としており、特にこれまで自分が行ったことのない場所を開拓したときに一番喜びを感じます。また、大学に進んで以降、特に部活動での役職の関係からカメラに本格的にのめり込むようになり、旅行の際には手放せないものとなっています。


ポイント:趣味や特技で記載した内容をもとに面接でさらに聞かれる可能性があるので、趣味の魅力や特技を使って残した記録などを記載するようにしましょう。

趣味が複数ある方は、より自身の人柄をアピールできるようなエピソードを話せるものを選ぶことをおすすめします。

 

・西日本新聞社の記者部門にどんな魅力を感じて、入社を志望していますか。

【記載例】

私が貴社に魅力を感じている点は、福岡を中心とする九州一円の出来事を伝えるメディアとして、地域そして住民に密着した情報の発信を強みにしているというところです。それだけでなく、愛知リコール署名偽造事件において他紙と共同でスクープを報じるなど、社会の公器としてジャーナリズムを体現する姿勢に溢れていると感じました。幅広い情報を総合して伝え、社会に貢献するメディアとしての在り方に憧れを抱き志望いたしました。


ポイント:この設問では、西日本新聞社の記者部門の魅力について記述例のように冒頭で答える必要があります。

結論ファーストは重要なポイントなので、新聞業界の魅力や自身の新聞業界への志望理由から始めないように注意しましょう。

記者部門の魅力を具体的に述べたあとに、自身が社員の一員として加わることでどのようなプラスの影響があるかを考えて記載するのがポイントです。

 

・大学、大学院などの学生時代に得た経験や知識の中で、記者の仕事に生きると思うことを入力してください。 

【記載例】

私は学生新聞での取材や折衝の経験とゼミでの実地調査の経験から、物事の表層だけでなく奥深くまで思考を及ぼし探求することと、表現するにあたって「言葉」というものをいかに的確にかつ慎重に選ばなければならないかを知りました。このことを活かして、記者の仕事においては取材対象の内側を深く掘り下げること、そして取材したことをいかに読み手に的確に伝えることができる記事の執筆を追求したいと考えています。


ポイント:この設問では、どのような視点で物事を見て記者として活躍できる要素があるかが見られています。

経験や知識を述べるだけにとどまらず、記述例のようにどのようにその知識や経験を活かし、どのような姿勢で仕事に取り組むのかを具体的に記載するようにしましょう。

面接官が回答を読んで、就活生が入社したあとの姿をイメージできるように書けるかが選考通過のカギです。

 

・あなたが他者との関わりの中から学んだことのうち、最も印象深い出来事について入力してください。

【記載例】

中学生のころに出会った元ハンセン病患者の男性が非常に印象に残っています。発症して以降、家族との断絶や収容施設での非人道的な扱いなど自身の体験を語ってくれた際、まだ無知だった私は人が人として扱われなかったという現実と直面し衝撃を受けました。男性が完治してもなお、自分の人生を取り戻すことはできないと嘆いていたことが印象に残っています。この時の体験が、現在研究している分野へ進むきっかけの一つとなりました。


ポイント:最初にどのような出来事について記載するのかを簡潔に述べられている点が高く評価できます。

この設問において重要なのは、就活生が出来事を通して何を感じ、考え、学んだのかなので、出来事の説明の比重が多くならないように注意しましょう。

 

・新型コロナウイルスの影響下で過ごさざるを得なかったこの期間で得たものについて、漢字一字で表現し、その理由を入力してください。

【記載例】

「裕」。コロナ禍によって講義は全てオンライン化され大学に通学しなくなり、アルバイトも長く休業していました。その結果、これまで通学やバイトに費やしていた時間が一気に余ってしまいました。この突如できた空き時間には、近所の書店で買った本を読み、ネットから離れてみることを試みました。昼間から時間に追われずに読書にふける余裕は、こうした社会状況下でなければ得られなかったものだと感じます。


ポイント:この設問は西日本新聞社特有の設問であり、難しいと考える就活生も多いでしょうが、漢字よりも先に自身の大学生活がどうだったかを振り返るのがいいでしょう。

コロナ禍の大学生活を説明する文章を考えた上で、漢字一字を考えてみるとすんなりとぴったりな漢字が思い浮かぶかもしれません。

漢字は難しい漢字である必要はなく、自身が説明しやすい漢字にすると自分らしさがでる回答になるでしょう。

 

・紙面の「西日本新聞」(各地域面が読める紙面ビューワー版サービスやアプリを含む)について、どう感じていますか?評価するポイントと改善提案を記入してください。

【記載例】

地方総局発のローカルな出来事から、東京という国家の中枢で起きている出来事が一つの紙面に掲載されており、新聞を読むことで世の中全てに向き合うことができると感じています。「あな特」など読者と新聞社がスクラムを組んでジャーナリズムを達成しようという試みも非常に有意義であると思います。改善提案としては、過去の報道記事を再度検証し、現在における視点を導き出すような取り組みがあれば良いのではないかと思います。


ポイント:独自の視点から回答を作成している点が高く評価できます。

実際に複数記事読んでからエントリーシートの作成にとりかかるようにしましょう。

企業の商品やサービスの改善点を伝えるのは抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、何事も課題を解決してよりよいものを届けることは重要なので、改善点もしっかりと記載するといいでしょう。

 

・オンラインメディア「西日本新聞me(ミー)」(西日本新聞のデジタルニュースサービス)について、どう感じていますか?評価するポイントと改善提案を記入してください。

【記載例】

事件・事故の速報やホークス情報など、福岡に関する情報を収集しようと思ったときに西日本新聞meさえあれば重要な情報をすぐ手に入れることができる点は、地域住民のみならず他地方にいる人間にとっても非常にありがたいです。アプリ上で紙面レイアウトをイメージした見出しを掲げているのは特徴的だと思いますが、電子版としての差別化のために写真部分を動画にするなどの試みがあっても良いのではないかと考えています。


ポイント:西日本新聞社がターゲットとしている九州の住民以外へのアプローチにも触れられている点が高く評価できます。

また、改善点の部分では前の設問とは異なる切り口から評価できている点も読み手にとって好印象です。

まとめ

本記事では、西日本新聞社の選考情報やエントリーシートの書き方について紹介してきました。

最初の選考ステップの段階から、西日本新聞社で働くために必要となる「独自の視点」や「文章力」を測られているため、徹底的な選考対策をするか否かで結果は大きく変わるでしょう。

ぜひ、本記事を参考にして西日本新聞社の内定獲得を目指してください。

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