巴工業のエントリーシートの対策法を徹底解説

巴工業のエントリーシートの対策法を徹底解説

2024/4/20更新

はじめに

この記事では、巴工業への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。

特に巴工業ならではのエントリーシートでのアピール方法から実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。

また、巴工業が求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、巴工業の内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。

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巴工業の概要

巴工業株式会社 企業ロゴ

出典元:巴工業

 

初めに、巴工業とはどんな企業なのかを簡単に紹介します。

巴工業とは

巴工業の主要なビジネスは、遠心分離機を中心とする分離機器の製造販売(機械事業)と、化学工業製品を中心とした先端商品の輸入販売(化学品事業)です。

これらの事業は、それぞれの独自性を活かし、着実な業績を築いています。

機械事業では、遠心分離機やそれに関連する各種分離機や応用装置、さらには関連機器の製造・販売を行っています。

巴工業の遠心分離機は、国内外の化学プラントや食品プラント、下水処理場などで広く利用され、高い評価を受けている企業です。

遠心分離機のシェアは国内トップクラスであり、数多くのスタンダードを確立してきました。

製品はユーザーのニーズに合わせてカスタマイズされ、営業はユーザーの要望に基づいてプランニングを行います。

技術・生産部門では、機能、素材、強度、構造などを総合的に考慮し、「オンリーワン」の製品を提供しています。

2021年には、最新のAI技術を搭載した遠心分離機を発売し、生産性の向上や労働環境の改善、技術者不足の解決に貢献しました。

巴工業を通じて、自らの業績を世界に残す可能性が広がっています。

一方、化学品事業では、合成樹脂、化学工業薬品、無機材料、電子材料、洋酒類などの輸入販売および関連製品・加工品を取り扱っています。

化学品本部は、世界各国で高付加価値な商品を提供する化学工業製品の専門商社です。

建築資材や添加剤、吸着触媒など、25,000種類以上の商品を扱っています。

巴工業は先進技術を実現するための素材の調達に携わり、ユーザーのニーズを理解し、素材メーカーと協力して最適な製品を提供しています。

さまざまな材料や素材を活用することで、新しいアイデアを生み出し、ユーザーに最適なソリューションを提供しているのです。

巴工業の採用難易度

巴工業の採用難易度は標準程度です。

これは、採用大学のレベルが多種多様になっていること、選考フローに特出した特徴がないこと、福利厚生が比較的標準的であることから明らかです。

巴工業の採用大学

巴工業の採用大学の実績を以下に掲載しますが、最難関大学から標準的なレベルの大学まで幅広く採用されており、いわゆる学歴フィルターはないでしょう。

<大学院>

青山学院大学、茨城大学、宇都宮大学、大分大学、大阪工業大学、大阪府立大学

<大学>

愛知県立大学、青山学院大学、秋田大学、宇都宮大学、愛媛大学、大阪市立大学、岡山大学、鹿児島大学、神奈川大学、金沢大学、関西大学、関西学院大学

 

上記には偏差値が高い大学も採用大学にありますが、巴工業は多様な学生層からの就活生を積極的に採用しています。

よって、学歴が原因で不採用になることは考えにくいです。

しっかりとエントリーシートや面接対策をして、内定を獲得できるようにしましょう。

以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。

【徹底解説】学歴フィルターはどこから?実態(エピソード)と突破方法

巴工業が求める人材とは?

笑顔で立つ男性 求める人材イメージ

株式会社巴工業は、求める人材として下記のものを公表しています。

  1. まずは主体性。

絶えず自己成長を図り、チャレンジングな姿勢と目標達成意欲を持って、失敗を恐れることなく、やりぬける人を求めています。

  1. 次に柔軟性。

個性を尊重し、相手の立場に立った対応を心掛け、異なる考え方や変化を受容できる素直な心を持った人を求めています。

  1. 最後に誠実性。

高いモラルとコンプライアンス意識を有し、お客様、お取引先様、株主様、地域社会の方々、共に働く役員・社員等に、思いやりの心を持って誠意ある対応ができる人を求めています。

 

以上の3つは、巴工業の経営理念の『高い技術と優れた製・商品を供給し、社会に貢献する』に関連しています。

エントリーシートや面接中にこれらの意識を持っている人材かどうかを見られるので、ぜひ意識して選考に臨みましょう。

 

参照ページ

求める人材

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

ポイントの概要

エントリーシートは、企業が就活生の能力や性格が自社にマッチしているかを重点的にチェックするための貴重な手段です。

企業は、就活生がどのような人物であり、自社でどのように力を発揮できるかを知りたがっています。

これは、個々の能力や性格が、企業の文化や仕事スタイルにどうフィットするかを見極めるためです。

例えば、企業がチームワークを重視している場合、就活生が協調性や柔軟性を持ち合わせているかどうかが重要です。

逆に、自律性やクリエイティビティを求める企業であれば、そのような能力や性格を持つ就活生が適しています。

エントリーシートでは、これらのポイントに焦点を当て、自身の経験や特性を通じて、企業のニーズに適合することを示すことが重要です。

また、就活生がその企業で働くモチベーションが十分かどうかも重要なポイントです。

常に高いモチベーションで働ける社員は、より良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する傾向があります。

エントリーシートでは、自身のキャリア目標や志向、その企業に対する関心や理解を具体的に表現し、自らのモチベーションを示すことが重要です。

さらに、「なぜ他の企業ではなくその企業を志望したのか」という点も明確に示す必要があるでしょう。

これには、その企業のビジョンや文化、製品やサービス、業界での地位などに関する理解と共感が必要です。

就活生はその企業を選んだ理由を論理的に説明し、自身の目標や価値観が企業と共鳴することを示す必要があります。

エントリーシートを通じて、就活生は自らの能力や志向を十分にアピールし、企業とのマッチング度合いを明確に示すことが重要です。

それによって企業側もより適切な判断を行うことができ、双方にとって有益な関係が築かれるでしょう。

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方

エントリーシートは結論から書き始めると説得力が増します。

以下の順番を意識すると良いでしょう。

 

  • 結論を提示する
  • 結論に至った理由を書く
  • 理由を強調するために具体例を用いる
  • 再び結論を強調する

 

この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。

以下の例文を参考にしてください。

結論:私がコンサルティング業界を志望する理由は1点あります。

理由:自らの経験から製造業が持つ魅力と可能性を感じているからです。

具体例:以前、私は大学時代にインターンシップとして、ある製造メーカーで働く機会を得ました。

その経験は、私に製造プロセスの複雑さとその背後にある技術の深さを理解させました。

工場の床で働くことで、製品がどのように設計され、製造され、テストされるかについて直接的な見識を得ることができました。

また、製造業界が革新的な技術を採用し、日々進化していることも目に見えました。

この経験から、私は製造業が持つ挑戦と機会の両方に魅了されました。

製造プロセスの最適化や品質管理の向上など、継続的な改善の重要性を理解しました。

さらに、製造業が地域経済に与える影響や、製品が顧客の生活にどのような影響を与えるかについても深く考えるようになりました。

結び:私はこのメーカーでの経験を通じて、製造業が私にとって魅力的で意義のあるキャリアのパスであることを確信しました。

そして、この志望するメーカーがその道を歩むための最適な場所であり、自らの能力を最大限に発揮し、成長するための環境を提供してくれると信じています。

巴工業の価値観やカルチャーを文章に取り入れる

エントリーシートにおける重要なポイントの一つは、なぜその会社を選んだのかを明確にすることです。

就活生が企業に対する理解や関心を示し、自身の志望度合いを明確に伝えることが、通過率を上昇させる鍵となります。

例えば、巴工業に応募する場合、その企業の基本理念やビジョンを理解し、自身のキャリア目標や価値観とのマッチングを示すことが重要です。

巴工業は「高い技術と優れた製品を供給し、社会に貢献する」という基本理念を持っています。

この理念に共感し、自らもその一員となり、技術力や製品の提供を通じて社会に貢献したいという意欲をエントリーシートで表現することが重要です。

さらに、巴工業が「遠心分離機」に特化した企業であることを踏まえ、その強みを活かして自身の志望動機を具体的に表現することも重要となるでしょう。

例えば、遠心分離機の技術や製品に興味を持ち、その分野でのキャリアを積極的に築いていきたいという意欲を示すといいです。

遠心分離機の分野は将来的に成長が見込まれる分野であり、その成長に貢献したいという志向も示すことができます。

エントリーシートでは、企業に対する理解や関心を示すだけでなく、自身の将来像ややりたいことについても具体的に述べることが重要です。

巴工業とのマッチング度合いを論理的に説明し、なぜ自分がその会社を選ぶのかを明確に伝えることで、企業側に自己の価値を示すことができるでしょう。

 

参照ページ:

トップメッセージ

エントリーシートの位置付け、及び対策方法

エントリーシートは、就職活動において極めて重要な位置にあります。

これは、企業が就活生の論理的思考力やコミュニケーション能力、そしてその人物の総合的な価値観や目標を理解するための貴重な手段です。

したがって、その作成には十分な注意と準備が必要となります。

エントリーシートを企業に提出する前に、論理展開や文章構造の見直しを行うことは極めて重要です。

なぜなら、企業はこの文書を通じて、就活生の論理的思考能力を測るとともに、そのコミュニケーション能力や課題解決能力を評価するからです。

文章の構造が明確で論理的であることは、企業にとって就活生の専門性や組織への適合度を評価する上で重要な要素です。

エントリーシートの各セクションには、異なる評価基準がありますが、全体的に論理的思考力や課題解決能力が求められるでしょう。

そのため、就活生は具体的な事例や経験を交えながら、自身の考え方や行動の根拠を論理的に説明する必要があるのです。

例えば、自己分析や自己PRのセクションでは、自身の強みや弱みを正確に把握し、それらを論理的に展開して自己PRとして効果的に表現する必要があります。

同様にして、志望動機や将来のビジョンを示すセクションでは、企業に対する理解や関心の深さ、そして自身の将来の展望と企業とのマッチング度合いを論理的に説明することが求められます。

最終的に、エントリーシートは企業に対して自己紹介を行う重要な機会であり、就活生の論理的思考力と文章の構造が、その評価に大きく影響してきます。

したがって、企業に提出する前には論理展開や文章構造の見直しを十分に行い、自己のプロフェッショナリズムと熱意を最大限に示すことが大切です。

また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。

 

(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)

(b) 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)

(c) 未来目標系(見られている点:大局観、未来志向、社会貢献性)

(d) 価値観系(見られている点:個性的か、コンサルタント適性があるか)

(e) その他(長所・研究内容)

 

設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。

また、対策をする上で必要な情報が下記の記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。

ジョーカツ エントリーシート

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

巴工業の選考において、過去のエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。

エントリーシート

志望動機

巴工業の志望動機を書いてください。(600文字以下)

【記載例】

私が巴工業を志望する理由は、自身の経験からその優れた教育プログラムと産業界への貢献を見出しているからです。

数年前、私は学生の時にロボティクスのプロジェクトに参加しました。

そのプロジェクトでは、自律型ロボットの開発に取り組み、それが地域コンペティションで成功を収めました。

この経験から、私は工業分野での技術革新の重要性を理解しました。

その後、巴工業がその分野でのリーダーシップを示していることを知り、自身の技術力を向上させるための最適な環境であると感じました。

また、巴工業の産学連携プログラムについても魅力を感じています。

産業界との密接な関係は、理論と実践を結びつけ、卒業後のキャリアに直結する貴重な経験を提供してくれると信じています。

私は、このようなプログラムを通じて、自分のアイデアを実際の製品やサービスに昇華させる方法を学びたいと考えています。

さらに、巴工業の多様な学生コミュニティにも魅力を感じています。

異なるバックグラウンドや専門知識を持つ人々との交流は、新しい視点を得る絶好の機会であり、自己成長に欠かせないと考えています。

巴工業での学びを通じて、私は自分の能力を最大限に発揮し、産業界でのリーダーシップの道を歩む準備ができていると自信を持っています。

 

ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点が評価できます。

また、自分の現在軸から未来軸へ論理構造を作ることで、巴工業で何をしたいのかが分かりやすくなっています。

ただし、体験談に関するボリュームがやや少なめなため、面接で深堀される可能性が高いでしょう。

自己PR

・自己PR(何かご自身でやり遂げた経験を具体的にご記入ください)(400字)

【記載例】

私の強みは、独自の経験と熱意を通じて成果を上げる能力と、チームでの協力やリーダーシップを発揮することができることです。

例えば、大学時代に参加した国際プロジェクトでは、異文化間のコミュニケーションや問題解決能力を磨く貴重な機会を得ました。

私はプロジェクトチームの一員として、様々な国籍や背景を持つメンバーと協力しながら、共通の目標に向かって取り組みました。

その中で、私はチームのリーダーとしてメンバーをまとめ、課題の解決に向けて方針を提示し、プロジェクトを成功に導きました。

私はチームプレイヤーとしても、リーダーシップを発揮することができる自信があります。

これらの経験から得たスキルと洞察を活かし、新たな挑戦に積極的に取り組み、成果を上げることに自信を持っています。

 

ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点が評価できるでしょう。

また、時系列に順序だてて、かつ端的に表現している点は評価ポイントです。

しかし、上記の文章では、「国際プロジェクト」の成果が必ずしも巴工業に応募する根拠とはならないので、エントリーシートが通過したとしても面接時に深堀りされる可能性があることを忘れないでください。

まとめ

この記事では、巴工業の会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。

巴工業の主要なビジネスは、遠心分離機を中心とする分離機器の製造販売(機械事業)と、化学工業製品を中心とした先端商品の輸入販売(化学品事業)です。

このような背景を持つ巴工業では、「高い技術と優れた製・商品を供給し、社会に貢献する」を存在意義として掲げており、この精神に共感できる人材を求めています。

特に、巴工業では主体性、柔軟性、誠実性の3つを重視しています

また、社会の発展に寄与したいという強い意志を持つ人材が評価されるでしょう。

エントリーシートを書く際は、これらの価値観に沿った内容を心掛けることが重要です。

この記事が、巴工業の内定に一歩近づくための参考になることを願っています。

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