Jオイルミルズのエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/04/18更新
はじめに
この記事ではJオイルミルズへの就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。
Jオイルミルズならではのエントリーシートでのアピール方法や実際の記載例を、明確かつ分かりやすく紹介しています。
また、Jオイルミルズが求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しく解説していますので、Jオイルミルズの内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。
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Jオイルミルズの概要
出典元:株式会社Jオイルミルズ
初めに、Jオイルミルズとはどのような企業なのかを簡単に紹介します。
Jオイルミルズとは
Jオイルミルズは、2003年に味の素製油とホーネンコーポレーション、吉原製油の3社が統合して設立された、食用油脂の製造販売を主な事業とする食品業界に属する企業です。
東京中央区の本社以外に、北海道から九州まで全国9ヶ所の支社・営業所と6ヶ所の工場、さらにはタイとマレーシアにも拠点を構えている国内有数の食用油脂メーカーとして、人々の健康や社会・環境への負荷抑制に貢献し続けています。
Jオイルミルズでは食用油脂の製造販売のほかに、植物性代替チーズやスターチ製品・大豆タンパク食品の開発・製造にも力を注いでいます。
変化し続けていく時代に合わせて、さまざまな商品を開発製造・販売することで、顧客の多様なニーズにも柔軟に対応している企業です。
Jオイルミルズの採用難易度
Jオイルミルズの採用難易度はやや高めと言えるでしょう。
これは、普段私たちがよく目にする大手食品メーカーであることと、一定の学歴フィルターが存在していることが想定できるためです。
大手食品メーカーをはじめとする、普段の生活から馴染みがあり知名度が高い企業は、就活生からの人気も当然高く、就職倍率は高くなります。
Jオイルミルズも人気企業の1つであり、さまざまなレベルの大学から、多くの就活生が応募することが想定されるでしょう。
また、Jオイルミルズの採用大学を確認すると、一定の学歴フィルターが存在している可能性が示唆されます。
日東駒専未満の大学の場合は、学歴フィルターに引っかかる可能性があると言えます。
このような要因から、Jオイルミルズの採用難易度はやや高めであると考えられるでしょう。
Jオイルミルズの採用大学
Jオイルミルズの採用大学の実績は以下の通りです。
採用実績は、最難関大学から標準レベルの大学以上となっていることがわかります。
<大学院> 東京大学、京都大学、大阪大学、北海道大学、九州大学、東北大学、名古屋大学、神戸大学、群馬大学、宇都宮大学、新潟大学、金沢大学、千葉大学、横浜国立大学 <大学> 大阪大学、神戸大学、東北大学、名古屋大学、山形大学、静岡大学、広島大学 |
標準レベル以上の名の知れた大学からの採用実績がほとんどなので、日東駒専未満の大学の場合は、学歴フィルターに引っかかる可能性があるでしょう。
しかし、日東駒専レベル以下の大学からの採用実績もあるため、諦める必要はありません。
エントリーシートや面接を含めた選考対策や、自己分析・企業分析をしっかりと行い、内定獲得へ一歩近づきましょう。
以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。
Jオイルミルズが求める人材とは?
結論から言うと、Jオイルミルズの企業理念やパーパスに共感し、その価値観に沿って主体的に行動できる意欲的な人材を求めています。
企業理念やパーパスなどについては、参照ページから改めて確認してください。
各採用プロセスでは、就活生と求める人材像が一致しているかどうかを確認することが予想されます。
そのため、エントリーシートや面接での自己PRをしっかりと準備し、Jオイルミルズが求める人材像に合致していることをアピールできるようにしましょう。
また、Jオイルミルズでは、多様化する社会の中で働く社員に向け、それぞれの自律的な成長を支援するために、CDP(キャリア・ディベロップメント・プログラム)をはじめとする充実した教育体系を整えています。
入社前や新人研修はもちろん、階層や部門ごとの研修、資格取得支援研修、さらには通信教育や自己選択型ビジネススクールなどの自己啓発プログラムまで、自律的なキャリア形成を支援し、社員一人ひとりの成長と挑戦を促進しています。
この企業の体制からも、受け身ではなく、自ら積極的に仕事に取り組み、自己成長のために努力を続けられる意欲的な人材を求めていることが明らかです。
参照ページ:株式会社Jオイルミルズ|企業情報|企業理念体系
Jオイルミルズ各社の採用方向性の違いは?
Jオイルミルズと味の素は、新卒採用において同様の「求める人材」を掲げています。
Jオイルミルズはパーパスとして、「壁を越え、共に挑み、期待を超える」を掲げ、その価値観に沿って行動できる人材を求めています。
このパーパスには、新たな可能性にチャレンジできる積極性や、仲間の多様な意見を受容し、柔軟な発想で新たな商品を生み出す創造力、顧客のニーズを理解し期待を超えていく意欲など、さまざまな求める人材像が込められています。
職種によって募集している学科は異なりますが、Jオイルミルズの充実した教育体系で一からしっかりと学ぶことが可能です。
自身の成長のために意欲的に学び、仕事に取り組み続けられる積極的な人材を採用していると言えるでしょう。
味の素でも、言葉は異なりますが、同じビジョンの元採用活動を行っています。
全職種共通として「味の素グループWayに共感し、チャレンジに前向きな、ASVを体現できる人財」を掲げています。
各職種の募集要項にも「何事にも前向きな方」「チャレンジし続けることを楽しめる方」など、Jオイルミルズ同様、主体的かつ積極的に取り組める意欲的な人材を求めています。
全職種において、2023年3月までに大学または大学院を卒業予定の方・2022年3月以降に大学・大学院を卒業で、2024年3月1日現在で正社員・契約社員でない方が対象です。
学部や学科は問わず、フレックスタイム制の勤務が可能で、職種によって東京本社や全国支社・事業所の勤務となるでしょう。
また、各種社会保険・退職年金制度・ワークライフバランス休暇などの福利厚生が充実しています。
選考ステップやスケジュールに関する詳細は、味の素のマイページで案内されています。
参照ページ:株式会社味の素|新卒採用サイト
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
企業は、就活生の能力や性格が自社にマッチしているかどうかを、エントリーシートの内容から重点的にチェックしています。
企業は、個々の能力や性格が、企業の文化や業務内容にどう適するかを見極めるために、就活生がどのような人物なのか、そして自社でどのように力を発揮できるかを知りたがっています。
また、就活生がその企業で働くモチベーションが十分かどうかも重要なポイントとして確認しています。
常に高いモチベーションで働ける社員は、より良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する傾向があるからです。
そして、「なぜ他の企業ではなくその企業を志望したのか」という点も明確に示す必要があることを覚えておきましょう。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートは結論から書き始めると説得力が増します。
以下の順番を意識すると良いでしょう。
- 結論を提示する
- 結論に至った理由を書く
- 理由を強調するために具体例を用いる
- 再び結論を強調する
この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。
以下の例文を参考にしてください。
結論:私が食品業界を志望する理由は2点あります。 理由:1点目は、人々の健康の基本となる「食」に関わる仕事に携わることで、人々がより健康的に過ごせる社会を生み出したいと考えているからです。 具体例:私は大学で、生態系にまつわる研究を行っていました。 研究では、人間と食の深い関わりについて根本から理解することができ、それまで何気なく口にしていた食べ物や調味料・飲み物の重要性を実感できました。 私たちが健康で過ごすためには、迷いなく食べられる「安心」「安全」な食べ物であることも大切です。 結び:普段何気なく食べている食べ物を「安心・安全」に食べられるよう努力して、私たちの元まで届けてくれている食品業界の一員として、人々がより健康的に過ごせる社会を生み出したいため、食品業界を志望します。 理由:2点目は、何事もチャレンジし続けられる自分の強みを最大限活かせるのは、食品業界であると考えているからです。 具体例:私は、アルバイトリーダーとしてカフェで働いています。 従来のアルバイトリーダーの仕事である他スタッフのシフトを組んだり、責任者としてレジの売上金を管理したりするだけではなく、カフェの売上向上を意識したイベントの開催や、生産性向上のためのスタッフとの個人面談を積極的に行っています。 イベントの開催は従事するカフェでは初めての試みで、幾度も店長や運営会社と打ち合わせを行い、集客率向上のためにできる工夫を考え実施しました。 結果、イベント当日の集客はもちろん、その後の営業日の集客率もアップし、結果としてカフェの売上向上につなげることができました。 結び:現状維持ではなく、何事もチャレンジしてさらなるステップアップを目指すための行動ができる私の強みは、多様な時代のニーズに応え続ける必要がある食品業界で最大限に活かすことができると考え、食品業界を志望します。 |
Jオイルミルズの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、通過率が上昇するでしょう。
Jオイルミルズでは、「Jou for Life-食で未来によろこびを-」や「壁を越え、共に挑み、期待を超える」といったバリューやビジョンを重要視しています。
もちろん上記のような基本理念を必ず入れなければいけないわけではありません。
Jオイルミルズは食用油脂の製造販売だけでなく、顧客のニーズに柔軟に対応した植物性代替食品やスターチ・大豆タンパク食品の開発製造も行っています。
商品の多角化という面から、自分のやりたいことや、将来像にマッチする形で文章を作成することもできるでしょう。
大切なのは、数ある食品業界および食用油脂メーカーが存在する中で、なぜ「Jオイルミルズ」を選ぶのかを論理的に説明することです。
参照サイト:株式会社Jオイルミルズ|企業情報|企業理念体系
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートの位置づけに関しては、主に就活生の論理的思考力を試しているセクションと捉えるのが良いでしょう。
もちろん文章の内容も評価の対象になっているものの、文章の構造や論理展開に問題がないかが最も注目されます。
このため、企業に提出する前に必ず論理展開や文章構造の見直しをすることを推奨します。
また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。
(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)
(b) 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)
(c) 未来目標系(見られている点:大局観、未来志向、社会貢献性)
(d) 価値観系(見られている点:個性的か、コンサルタント適性があるか)
(e) その他(長所・研究内容)
設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。
また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
Jオイルミルズの選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。
事務系・技術系・研究系のエントリーシート
自己PR
・選択したテーマに沿って、あなたらしい魅力が伝わるエピソードと、それによって得た結果(成果)を教えてください。
⑴学業・研究・資格取得
⑵部活・サークル・アルバイト
【記載例】
私の強みは、目標達成に向け自ら積極的にチャレンジし続け、粘り強く取り組むことです。 私は大学在学中に、専攻している情報学の知識を深めるために、IT系の資格取得を目標に日々勉学に取り組みました。 大学ではテニス部の部長として活動し、部活動の後には書店のレジスタッフとしてアルバイトにも従事していました。 そのため、最初は資格取得するための時間を作り出すことに苦労をしましたが、持ち前の粘り強さを発揮し、いつもより2時間早起きすることや、スマートフォンを触る時間を短縮することで勉強する時間を作り出しました。 国家資格であるIT系の資格取得は、2度の不合格を乗り越え、3度目にして合格・無事取得することができました。 ほかにIT系の資格を2つ取得し、自分の目標としていた資格は全て大学在学中に取得することができました。 学業と部活動、アルバイトのほかに資格を取得することは、自分の管理能力と精神力も鍛えるとても素晴らしい経験となりました。 積極的にチャレンジし、粘り強く諦めずに取り組む私の強みは、貴社の商品開発においても活かせると考えています。 |
ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点が評価できます。
また、目標達成のために行動したことを具体的に説明している点や、自分の強みが企業に活かせると明記している点も評価できます。
自己PR
・「周囲の方に聞いたあなたの印象」(誰から・どの場面で言われた印象か)を交えて具体的なエピソードに基づく自己PRをお願いします。(400字)
【記載例】
私の強みは、冷静に状況を判断し、課題解決に向けて積極的に行動できる力です。 私は席数が200以上ある、団体利用が多い大手洋食レストランでアルバイトをしています。 料理のお伺いや提供が立て込むランチやディナーの時間帯になると、スタッフに焦りが出てしまい、コミュニケーション不足などから普段発生しないミスが増えるという状況が続いていました。 私はこの状況を解決するべく、
以上3点を他アルバイトスタッフに、ポスターとアルバイトスタッフの連絡ツールであるSNSで周知しました。 またアルバイトスタッフの個人面談を店長に行ってもらい、状況改善に向けてできる対策に取り組みました。 結果として、忙しい時間帯のミスは削減され、お客様へスムーズに料理の提供ができる状況に改善されました。 スタッフ間のコミュニケーションも以前より盛んになり、店長には「個人面談を行ったおかげで、各スタッフとの意思疎通がかなり改善された。今後も定期的に個人面談を行っていきたい。」として、アルバイトリーダーへ昇格の案内をしていただきました。 状況を冷静に判断し、課題解決に向けて積極的に行動できる私の強みを、貴社でも存分に発揮し、お客様のニーズに応える製品開発に取り組みたいと考えています。 |
ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点が評価できます。
また、状況改善のために取り組んだことを箇条書きで表現している点も評価ポイントとなります。
エントリーシートの内容は、面接時に深堀りされる可能性があるため、内容を簡潔に説明できるように準備しておきましょう。
まとめ
この記事では、Jオイルミルズの会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。
Jオイルミルズは100余年以上の歴史を持つ老舗食用油脂メーカーで、国内外に多様な種類の食用油脂や、植物性代替食品を提供しています。
このような背景を持つJオイルミルズでは、「壁を越え、共に挑み、期待を超える」を存在意義として掲げており、この精神に共感できる人材を求めています。
特に、Jオイルミルズでは多様な意見を受容できる柔軟性や、自ら積極的に行動できる主体生、また人に寄り添う真面目な姿勢を重視しています。
また、社会の発展に寄与したいという強い意志を持つ人材が評価されます。
エントリーシートを書く際は、これらの価値観に沿った内容を心掛けることが重要です。
この記事が、Jオイルミルズの内定に一歩近づくための参考になることを願っています。