日本パーカライジング株式会社のエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/4/19更新
はじめに
この記事では日本パーカライジング株式会社(以下日本パーカライジング)への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。
特に日本パーカライジングならではのエントリーシート対策、アピール方法から実際の記載例まで、就活生の方に寄り添って詳しく解説しています。
また、日本パーカライジングが求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、日本パーカライジングの内定を目指す就活生は、ぜひ選考にしてください。
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日本パーカライジング株式会社の概要
出典元:表面に機能 日本パーカライジング株式会社 (parker.co.jp)
初めに日本パーカライジング株式会社とはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
日本パーカライジングとは
日本パーカライジング株式会社は、1928年に設立された化学メーカーで、金属の腐食や摩耗から保護する表面処理剤や表面改質技術を専門に提供しています。
長年の経験と高度な技術を基に、国内外で幅広い用途に製品が使用されており、近年では金属以外の対象への応用や機能の多角化にも力を入れている企業です。
従業員は943名で中小企業のファインケミカル分野では、確固たる地位を築いていると言えるでしょう。
また、海外にも拠点を置いており、ファインケミカルのスペシャリストとして更なる飛躍が期待されています。
日本パーカライジング株式会社の採用難易度
日本パーカライジングの採用難易度は高くないと言えるでしょう。
なぜなら採用実績から見ても、難関大学だけが優遇されているワケではないと分かるからです。
また、海外からも積極的に従業員を受け入れ、学歴に左右されず良い人材なら受け入れようという姿勢が窺えます。
業界の性質上、専門性が高い大学の採用実績もあります。以上の理由から、日本パーカライジングの採用難易度は高くないと判断しました。
日本パーカライジング株式会社の採用大学
日本パーカライジングの採用大学の実績は以下の通りですが、学歴に統一性はない採用実績となっており、所謂学歴フィルターは存在しないと考えられます。
【国内】 岩手大学、信州大学、東北大学、長岡技術科学大学、京工業大学、東京女子大学、東京農工大学、東京理科大学、日本大学、法政大学、明治大学 【海外】 インドネシア大学、山東科技大学、シンガポール国立大学、バンドン工科大学、グラスゴー大学 |
日本パーカライジングは全国津々浦々に事業所を構えています。
その強みを生かし、全国各地の大学から新卒を受け入れていることが分かりますね。
地方出身だからといって、内定率が下がるということはありません。
採用実績に様々な大学の名前が見受けられます。
結果、日本パーカライジングの採用基準には、学歴フィルターはないと推測できます。
学歴フィルターについて詳しく知りたい方は、以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。
日本パーカライジング株式会社が求める人材とは?
結論から述べると、日本パーカライジングは企業のパーパスに共鳴し、チャレンジスピリットを持った人物が求められています。
日本パーカライジングは長い歴史を持ちながら、挑戦を続け、ファインケミカル分野の第一線で活躍してきた企業です。
これまで企業が残した功績は燦然たるものですが、決して驕ることなく、企業の可能性を追求し続けてきました。
今日では、金属表面処理のノウハウを活かし、ビルメンテナンス・太陽光分野にも事業を展開。
また、日本パーカライジングの技術力は自動車製造においても寄与し、自動車塗装下地処理で日系自動車マーケットシェア約70%を達成しています。
ファインケミカル分野において確固たる地位を築くことができたのは、チャレンジスピリットを絶やすことなく、研鑽し続けてきた結果でしょう。
日本パーカライジングは採用ページにて「あなたと世界を変えていく!」と熱いメッセージを全国の就活生に送っています。
日本パーカライジングが発信する熱い想いに共感し、想いに沿って行動できる人物が求められているのです。
日本パーカライジング株式会社事業別の採用方向性の違いは?
日本パーカライジングは、薬品事業、加工事業、装置事業、ビルメンテナンス事業、太陽光発電事業の5つの事業を主としています。
細分化すると更に事業は多岐にわたりますが、事業別の採用方向性の違いはないと判断しました。
選考フローでは、就活生は技術系・営業系・企画系の3つの職種から志望職種を選ぶことになります。
しかし、職種によって選考フローに違いはありません。
日本パーカライジングで重要視されているのは面接。つまり、就活生の人柄を何よりも見たいと思っています。
その証拠に計3回にも亘る面接が設けられているのです。
実際にリクナビの募集事項には「人それぞれの良い部分を見て、当社の戦略と合致するか見ています」と述べられていました。
企業からのメッセージからも学歴が技術云々だけでなく、就活の人柄を重視していることが分かります。
事業によって採用方向性の違いはないので安心してください。
大事なのは、熱い想いとチャレンジスピリットを示すことです。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
新卒の方がエントリーシートを作成する際には、自己PRと志望動機が特に重要です。
自己PRでは、学生時代に取り組んだプロジェクトや活動、アルバイト経験などを通じて培ったスキルや強みを具体的に示しましょう。
例えば、チームでのプロジェクトを成功に導いた経験や、困難を乗り越えたエピソードなど、自分の能力を如何に発揮したかをアピールすることが大切です。
志望動機では、その企業を選んだ理由や、自分がどのようにして企業の成長に貢献できるかを具体的に述べてください。
企業の事業内容や理念に対する理解を示し、自分のキャリアビジョンと企業の目指す方向性がどのように一致するかを説明することが求められます。
また、企業が提供する製品やサービスに対する熱意や、業界の動向に対する関心も重要なポイントです。
エントリーシートでは「400文字以内で記述しなさい」と指定されていることが多くあります。
この場合、簡潔かつ具体的な表現を心がけることが重要です。
また、自分の経験や考えをストーリー性を持たせて伝えることで、読み手に強い印象を残すことができるでしょう。
また最近では、AIが発達しライティング技術も向上していますがAIに頼ることは控えましょう。
自分の言葉で誠実に書くことで、企業に対する真摯な姿勢をアピールできるはずです。
エントリーシートは、自分を知ってもらうための第一歩です。自分自身を深く理解し、それを効果的に伝えることが、成功への鍵となります。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートは結論から書き始めると説得力が増します。
以下の順番を意識すると良いでしょう。
自己PRの場合
- 結論:(例)私の強みは〇〇であると自負しています。
- 理由:(例)なぜなら〜だからです。
- 具体例:(例)例えば~(具体的なエピソードを入れる)
- 結論: (例)〜以上の経験から〇〇が私の強みだと言えます。
始まりと終わりは必ず結論を持ってきてください。
そして、理由・具体例の順番でエピソードの解像度を上げましょう。
PREP法と呼ばれるこの文章構成を使うことによって、伝えたい事が明確になり、
読み手はスムーズに文章を読むことができるのです。
プロのライターなどもよく使用する方法であり、PREP法をマスターすると、あらゆるシーンで応用できるでしょう。
特に理由付けが必要となるエントリーシートにおいては重要です。
企業の人事部の方は、月に何百通とエントリーシートに目を通しておられることでしょう。
その中で構成のしっかりしているエントリーシートだと自然に目が止まります。
エントリーシートの通過率を上げるためにも、下記に紹介する例文を参考に練習してみてください。
結論:私は日本パーカライジングで化学技術の革新に貢献し、持続可能な社会の実現に向けて働きたいと考えています。 理由:化学は日々の生活に欠かせない要素であり、特に環境に配慮した製品開発は今後の産業において重要です。 私の化学専攻の知識と、研究所での実験経験が、貴社の研究開発に貢献できると信じています。 具体例:大学での研究では、廃棄物からのバイオ燃料生成に関するプロジェクトを成功させ、その成果を学会で発表しました。この経験は、貴社の環境に優しい製品開発に役立つと考えています。 結論:これらの経験を生かし、日本パーカライジングの一員として、化学技術の進歩と社会への貢献を目指します。 |
日本パーカライジングの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートでは必ず志望する希望の価値観やカルチャーを取り入れましょう。
日本パーカライジングの企業理念や事業内容を理解したうえで作成したエントリーシートでない場合、定型文のような内容が薄く面白味のないものになってしまいます。
価値観やカルチャーを取り入れることは、即ち企業の理解度に直結します。
特に日本パーカライジングは事業内容が複雑な企業です。
事業内容の理解は内定率に直結すると言っても過言ではないでしょう。
事業内容を把握しておくことは大前提になります。
その上で日本パーカライジングが就活生に求めるチャレンジスピリットを示しましょう。
企業公式ホームページやリクナビの採用ページなどを熟読することをおすすめします。
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
企業はエントリーシートを通じて、就活生のコミュニケーション能力、論理的思考能力、そして何よりもその人が持つ熱意や価値観を見極めます。
特に、就活生の個性や強みが明確に表現されているかが重要です。
エントリーシートの対策方法を紹介します。
- 自己分析の徹底: 自分の強み、弱み、経験、価値観を深く理解することが重要です。
これにより、自己PRや志望動機に説得力を持たせることができるでしょう。
- 企業研究の実施: 応募する企業の理念、文化、事業内容を研究し、それに合わせた内容をエントリーシートに反映させます。
企業が求める人材と自己の経験やスキルがどのようにマッチするかを示すことが大切です。 - 具体例の提示: 自己PRでは、抽象的な表現を避け、具体的なエピソードや成果を交えて記述します。
これにより、自分の言葉に説得力とリアリティを持たせることができるはずです。
- 添削とフィードバックの活用: 第三者にエントリーシートを添削してもらい、客観的なフィードバックを得ましょう。内容のブラッシュアップが大事です。
- 継続的な改善: 一度作成したエントリーシートは完成形ではありません。フィードバックや自己分析を元に継続的に内容を改善していきます。
対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
日本パーカライジングの選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。
総合職のエントリーシート
志望動機
・あなたが思う”日本パーカライジングのここが好き!”を教えてください。(400文字以下)
私の夢を実現できるところです。その夢とは、自らが関わった製品に囲まれて生活することにあります。 同好会でチームのために奔走した経験から人のために働く喜びを感じ、社会ではより多くの人のために働きたいと考えたことがこの夢を掲げるようになったきっかけです。 様々な業界に幅広く関わることで社会により多大な影響を与え、様々な業界に幅広く関わることで社会により多大な影響を与えることができる日本パーカライジングで働くことは、私の夢への最短距離です。 日本パーカライジングは、持続可能な社会を実現するための技術開発にも力を入れており、私の持つ環境への配慮という価値観とも合致しています。 このように、私の価値観や夢を実現するための理想的な環境がここにはあると確信しています。 私は、日本パーカライジングで働くことで、自分自身の成長はもちろん、多くの人々の生活を豊かにすることに貢献できると信じています。 |
ポイント:志望動機の設問としては、少し特殊な質問です。
日本パーカライジングを好きな理由からいかに自己が企業に寄与できるかアピールしましょう。
この記入例の惜しいポイントとしては末尾が2回以上続いている点です。
原則〜ます、〜ですなどは連続して2回以上続かないように注意してください。
文章に抑揚がなく、人間味のない文章になってしまいます。
一度、仕上げた後に音読してみると不自然な点が分かりやすくなりますよ。
自己PR
・あなたの趣味・特技を教えてください。(文字数制限なし)
趣味は絵を描くことです。 毎晩決まった時間に水彩やデジタルツールを使って風景画を創作します。イメージを形にすることが楽しく、自分が生き生きとしています。 特技は繊細な色彩表現です。10年間、美術学校や個人レッスンを継続し、大学では地元の社会人美術団と美術サークルに所属しています。 そこで、多様な技法や表現方法を学び、自分だけのスタイルを確立しました。 私の絵は、感情や物語を伝える力があります。 それは、日本パーカライジングでの仕事にも活かせると考えています。 例えば、製品のデザインにおいて、ユーザーの心に響く色彩や形を提案できるでしょう。 また、プレゼンテーションや企画書のビジュアル面で、情報を分かりやすく、かつ魅力的に伝えることができます。 私は、チームプロジェクトにおいても、この特技を生かしてきました。 美術団やサークルでの展示会では、メンバーの作品を引き立てる展示方法を考案し、来場者の注目を集めることに成功しました。 この経験は、チームでの協働やプロジェクト管理にも役立っています。 日本パーカライジングで働くことで、私のこの特技と情熱を、より大きなスケールで社会に貢献するために活かしたいと思っています。 私の創造性と、会社の革新的な技術が融合することで、世界に新しい価値を生み出せると信じています。 私は、日本パーカライジングでのキャリアを通じて、自分自身の成長はもちろん、社会全体の豊かさに貢献できると考えています。 |
ポイント:特技・趣味に関する情報が具体的に詰まっていてGOODです。
しかし、前回と同様に末尾が2回以上繰り返されています。
自己PRも同じく末尾の連続には注意が必要です。
・あなたが学生時代に打ち込んだこと(文字数制限なし)
学生時代、私は環境保護ボランティアの宣伝活動に力を入れ、イベントの成功へと導きました。 元自然愛好家の祖父を亡くしたことがきっかけで、環境保護の重要性を広めるボランティア活動に取り組むようになりました。 当初、イベントの来場者数が低迷し、資金調達の目標が滞り、メンバーの負担が重い状況でした。 議論の末、その原因は本団体の知名度の低さと「環境保護活動」の啓発不足と仮定しました。 私は、宣伝活動により、この状況を改善することを決意しました。 SNSを活用し、インパクトのあるビジュアルコンテンツを作成して情報を拡散。また、地域コミュニティと連携し、ポスターやチラシを配布することで、イベントの認知度を高めました。 その結果、来場者数は大幅に増加し、資金調達も目標を達成することができました。 この経験から、私はチームワークとコミュニケーションの重要性を学びました。また、目標に向かって効果的な戦略を立て、実行する力も身につけました。 日本パーカライジングでの仕事においても、これらのスキルを活かし、会社の目標達成に貢献できると確信しています。 |
ポイント:~したの連続使用にも注意してください。
感想文のようになってしまい非常に良い内容なのに読み手に稚拙な印象を与えてしまいます。
体言止めなども利用してみると良いでしょう。文章が引き締まるはずです。
しかし、内容そのものはかなり具体的に書かれていました。同じ設問で悩んでいる方は、参考にしてみると良いでしょう。
参照ページ:日本パーカライジング|21年卒 総合職のエントリーシート(ES)の選考体験談|就活サイト【ONE CAREER】
まとめ
この記事では、日本パーカライジングの会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。
日本パーカライジングは約100年の歴史を誇る化学メーカーです。
ファインケミカルのスペシャリストとして数多くの功績を残しながらも、今もまだ成長を続けています。
チャレンジスピリットを抱き、これからもより進化が期待できる企業です。
日本パーカライジングでは、向上心があり強い意志を持つ人材が評価されます。
エントリーシートを書く際は、これらの価値観に沿った内容を心掛けることが重要です。
この記事が、日本パーカライジングの内定に一歩近づくための参考になることを願っています。