松竹株式会社のエントリーシートの対策法を徹底解説

松竹株式会社のエントリーシートの対策法を徹底解説

2024/4/19更新

はじめに

この記事では松竹株式会社(以下、松竹と略)への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。

特に松竹はエンターテインメント業界に属する企業であり、一般企業とは選考基準が違うのも特徴です。

本記事では松竹を意識したエントリーシートでのアピール方法から実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。

また、松竹が求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、松竹の内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。

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松竹株式会社の概要

松竹株式会社 企業ビル 外観

出典元:松竹株式会社 公式HP

 

初めに松竹株式会社とはどんな企業なのかを簡単に紹介します。

松竹株式会社とは

松竹は日本の総合エンターテインメント企業です。

映画や演劇の制作・配給を主軸に事業を展開しています。

創業は1895年。1920年に法人化されて以降、日本の伝統文化である歌舞伎の継承と発展にも深く関わってきました。

その歴史と伝統は日本のエンターテインメント業界において重要な位置を占めています。

松竹は東京証券取引所プライム市場に上場しており、従業員数は597名。

本社は東京都中央区築地に位置しており、演劇事業、映像事業、不動産事業、その他事業を柱としています。

創業から約120年以上経過した今日においても、飛躍し続けている企業です。

松竹株式会社の採用難易度

松竹の採用難易度はやや高めであると判断しました。

理由としては東京大学や京都大学のような一流大学から多くの応募があり、採用実績にも難関大学が名を連ねています。

また、企業の性質上、クリエイティブ性も求められると推定できますが、芸大系では名門の東京芸術大学からの応募も多いようです。

松竹はネームバリューもあり、従業員の待遇も良いと評判になっているため、競争率も高くなっています。

以上の理由から採用難易度は平均より高めであると判断しました。

松竹株式会社の採用大学

松竹の採用大学の実績を以下に掲載しますが、難関大学が多く採用されており、所謂学歴フィルターはあると考えた方がいいでしょう。

<大学院>

上智大学、千葉大学、東京芸術大学、京都大学、東京大学、東北大学、慶應義塾大学

<大学>

青山学院大学、関西学院大学、関東学院大学、学習院大学、慶應義塾大学、神戸大学、昭和女子大学、白百合女子大学、上智大学、中央大学、東北大学

 

採用実績には誰でも名前を聞いたことがある有名大学が名を連ねています。

確実に内定獲得を狙いにいくならマーチレベルの学歴は必要と考えられるでしょう。

しかし、採用フローでは他の企業と比べ面接が多く、就活生の人柄を見定める機会を設けているため必ずしも学歴だけを見ているとは言い切れません。

以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください

【徹底解説】学歴フィルターはどこから?実態(エピソード)と突破方法

松竹株式会社が求める人材とは?

考えながら歩く就活生 女性

松竹は連綿と日本文化の発展に寄与し続けてきた企業です。

時代の変遷によって事業拡大など変化はありましたが、日本文化の継承・発展していくという根本の思いは変わりません。

結論として、松竹が求めているのは以下のような人材です。

  • 仕事に対して関心を持ち、心から楽しむことができる人材
  • 日本古来の伝統芸能を大切にし、継承できる人材
  • 人に興味を持ち、楽しませることができる人材
  • コミュニケーションスキルがある人材
  • チャレンジを恐れない人材

下記のものは実際に、松竹で働いておられる従業員の方のコメントから抜粋したものになります。

松竹は映像・演劇に主軸を置く企業。やはりコンテンツを提供し続けていく企業である以上、人を楽しませる能力を求められるのは間違いないでしょう。

また人を楽しませる以前に、自分自身が業務に対してやりがいと面白味を感じていないと良いコンテンツは提供できません。

総括すると、松竹が属する業態そのものに興味を抱いている人材が求められていると言えます。

 

参照ページ:松竹人|松竹株式会社 新卒採用 (shochiku.co.jp)

松竹株式会社の採用方向性の違いは?

談笑する2人の就活生 男女

松竹には事業ごとの大きな採用方向性の違いはないと言えるでしょう。

理由として、希望する事業別に採用フローが設けられていないからです。

松竹の事業は、映像事業、演劇事業、不動産事業など多岐にわたります。

映像事業では、映画製作から海外映画の買付、宣伝、配給までを手掛け、近年ではモバイルファーストを意識したコンテンツ作りに注力しています。

演劇事業では歌舞伎をはじめとする伝統芸能の興行。

不動産事業では劇場管理・駐車場管理を始め、地域の都市開発でも大きく貢献しています。

また、インターネット事業なども展開していますが、主に映像、演劇、不動産の

3つがメインの事業です。

しかし、どの事業を選んだとしても採用フローに違いはありません。

考慮する点があるとすれば、映像事業ではクリエイティブ性が要求されるため、

芸大関連の就活生が優遇される可能性はあるようです。

以上の理由から、松竹では事業別に採用方向性の違いないと判断できるでしょう。

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

メモを取る就活生 女性

ポイントの概要

エントリシートにおいて企業が注目するのは、就活生が持つ独自性や能力がどのように企業のビジョンやニーズに合致しているかです。

企業は、就活生が自社の理念や文化を深く理解し、それを自身の経験やスキルと結びつけて語れるかを見ています。

特に就活生の志望動機は重要で、単に企業を選んだ理由だけでなく、その企業でどのように成長し、貢献したいかを明確に示す必要があります。

また、自己PRでは、自分の強みや特技を具体的な事例や成果を交えて説明し、職務におけるポテンシャルをアピールしてください。

課題解決能力も重要な要素で、過去に直面した問題をどのように解決したか、その過程でどのようなスキルや知識が役立ったかを述べることが求められます。

さらに、コミュニケーション能力の提示も忘れないでください。

特に松竹はエンターテイメント業界の裏側を支える業務です。

円滑にコンテンツを提供し続けるには、コミュニケーション能力は欠かせません。

松竹のエントリーシート対策では、自己の体験談を素材にし、具体的かつ明確にコミュニケーション能力を提示する必要があります。

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方

エントリーシートは結論から書き始めると構成が整った文章となります。

以下の順番を意識すると良いでしょう。

 

  • まず結論を提示する(わたしは貴社で働きたいと思っています)
  • 結論に至った理由を書く(なぜなら~)
  • 理由を強調するために具体例を用いる(例えば~)
  • 最後に再び結論を強調する(~以上の理由からわたしは貴社を志望致しました)

 

上記の構成で書くと、理路整然とした文章となり読み手にストレスを与えません。

この方法はPREP(プレップ)法と呼ばれ、記事の構成やビジネスシーンなどでも多用されているものです。

エントリーシートに目を通すのは、何百枚、何千枚と目にしてきた熟練のビジネスパーソン。

構成が悪い文章と良い文章は一目で分かります。

悪い構成の文章は、まともに目を通してもらえない可能性もあるのです。

通過率を底上げするためにも、エントリーシートはPREP法を用いて記入しましょう。

以下に例文を記載しておきます。記入時に参考にしてみてください。

結論:私はエンターテイメント業界への熱意と、私のクリエイティブな才能を活かしたいと思い貴社を志望しました。

理由:貴社の革新性と新価値創造への姿勢に共感し、自分の力を試したいと考えています。大学での演劇活動や短編映画制作を通じて、ストーリーテリングや視覚表現を磨き、これらのスキルが貴社の事業に貢献できると信じています。

具体例:例えば、限られた予算で効果的な舞台装置をデザインし、観客に印象を残した経験や、独自の視点で物語を紡ぎ、映画祭で賞を受賞したことがあります。これらの経験から、チームワークやプロジェクト管理のスキルも身につけています。

結論:貴社で働くことで、スキルを伸ばし、成功に貢献し、世界中の人々に感動を与える作品を創出することが私の目標です。エンターテイメント業界で学び、成長し続けることを楽しみにしています。

松竹株式会社の価値観やカルチャーを文章に取り入れる

エントリーシートに志望する企業の価値観やカルチャーを取り入れることは

とても重要です。

なぜなら、価値観やカルチャーを取り入れることで、企業の歴史や価値観について学んでいるということを示せます。

松竹の場合、以下のようなポイントを文章に取り入れると良いでしょう。

  • 伝統芸能への想いや尊敬
  • 伝統芸能のビジョン
  • 創造性が提示できる事例

あくまで一例ですが、松竹は伝統芸能の継承と発展とともに成長を続けてきた企業です。

企業の基盤となる伝統芸能について触れておくと良いでしょう。

エントリーシートの位置付け、及び対策方法

エントリーシートの位置づけに関しては、主に就活生の論理的思考力を試しているセクションと捉えるのが良いでしょう。

エントリーシートは、就職活動において非常に重要な位置を占めています。

これは、企業が就活生の人となりや適性を初めて知る機会です。

エントリーシートを通じて、就活生は自己PR、志望動機、過去の経験などを伝え、企業にアピールしましょう。

対策方法としては、まず自己分析を徹底的に行い、自分の強みや経験、価値観を明確にすることが重要です。

次に、志望する企業の理念や求める人材像を研究し、それに合った自己PRを考えます。

また、具体的なエピソードを交えて説得力を持たせることも大切です。

特に松竹の場合はコミュニケーション能力が重要視されている傾向があるので、

チームで活動した結果、齎された成果などを詳細に記入すると良いでしょう

さらに、何度も推敲を重ね、誤字脱字がないか、言い回しが適切かを確認しましょう。

最後に、エントリーシートは自分自身を表現するためのものですから、正直かつ自然体で書くことが大切です。

自分の言葉で自分の思いを伝えるよう心がけましょう。

これらの対策を踏まえ、エントリーシート作成に取り組むことで、企業に自分を効果的にアピールすることが可能になります。

 

また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。

ジョーカツ エントリーシート

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

机に置かれたノートパソコン

松竹の選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。

志望動機

1番やってみたい仕事とその理由を教えてください。(400文字以下)

【記載例】

私には【伝統を新鮮に、平和を地域に】との強い思いがあります。これを実現するために、入社後は歌舞伎事業に携わりたいです。

歌舞伎は娯楽に留まらず、当時の社会を理解し未来への知見を得られる存在です。

今後は伝統を大切にしつつ、新しい事柄を取り込み「新鮮な状態で」次世代へ伝えることが必要と考えます。

歌舞伎の魅力を現代に伝えることは、文化の継承だけでなく、新たな価値の創造にもつながります。

私は、デジタルメディアやソーシャルネットワーキングを活用して、若い世代に歌舞伎の素晴らしさを伝え、より多くの人々が歌舞伎に触れる機会を増やしたいと考えています。

また、地域社会との連携を深め、歌舞伎を通じて平和と和解のメッセージを発信することで、社会に貢献することも私の目標です。松竹に入社し、これらのビジョンを実現するために全力を尽くします。

 

ポイント:文章もPREP法になっていて相手方に伝わりやすい構成になっています。

また、松竹に入社してからの明確なビジョンを提示できている点が高得点です。

自己PR

大学・大学院時代に、自身の挑戦が成長に繋がった経験を教えてください。

(400文字以下)

【記載例】

行動の継続という挑戦が成長に繋がりました。私は学部生時、経済・経営を学ぶ目的で◯◯への留学を経験しました。

現地では週に1度、1人3分間経済政策に関するスピーチを行うテストがありました。

当初は人前で話すことが苦手で、専門的な語学の知識も不足していたため、クラスの最低点を取りました。

しかし、私は諦めませんでした。毎日、経済用語を学び、スピーチの練習を重ねました。

また、現地の学生や教授とのディスカッションを通じて、自分の意見をしっかりと伝える力を養いました。数ヶ月後、スピーチのテストでクラス平均点を超える成果を収めることができました。

この経験は、私にとってただの言語能力の向上だけでなく、困難に立ち向かい、乗り越える力を身につける大きな成長の機会となりました。

松竹での仕事でも、この挑戦と成長の精神を活かし、新たな価値を創造していきたいと思います。

 

ポイント:具体的なエピソードが入っていますね。

しかし、末尾が~したと2回以上続いている箇所が見受けられます。

末尾が同じものは2回までにしてください。どれだけ良い内容でも末尾に同じものが続くだけで単なる感想文のような印象を与えてしまいます。

 

ご自身の強みを教えてください。(400文字以下)

私の強みは集中力が人一倍強いということです。一旦、一つ目標を決め、それをやり抜くと決めたら邁進し、やり抜くまで頑張ることができます。

中高大とサッカー部として活動を続けているのも一つのことを頑張ることができるからです。

私の集中力は、目標に向かって努力し続けることができるという点で、松竹での仕事においても大きな強みとなります。

例えば、新しいプロジェクトに取り組む際、多くの課題や困難が生じることが予想されますが、私は一つひとつの課題に対して集中し、解決策を見出すまで粘り強く取り組むことができます。

また、部活動で培った持続力は、長期的なプロジェクトにおいても、最後まで高いパフォーマンスを維持するために役立ちます。

このように、私の集中力と持続力は、松竹での成功に不可欠な要素であり、チームに貢献することができると自負しています。

 

ポイント:自分の強みを解像度高く理解しています。自己分析を繰り返した結果と言えるでしょう。

また、自分の強みがどのように松竹に寄与することができるかまで示しています。

この例のように自分の強みがいかに企業にとって有益か示しましょう。

 

自分で考え行動し、困難を乗り越えた経験について教えてください(400文字以下)

私は予備校でのアルバイトを通じて、体験生の入学促進活動に携わりました。

初期の段階では、スタッフが生徒に対して不安を煽る営業手法に頼っており、結果として入学率は低迷していました。

この問題を解決するため、私は生徒の真のニーズを理解することに注力しました。

具体的には、面談を通じて生徒一人ひとりの学習目標や関心事を深く掘り下げ、それに基づいたパーソナライズされた学習プランを提案するアプローチを取り入れました。

この変更により、生徒たちは自分たちの目標に合ったサポートが得られると感じ、入学を決意しやすくなりました。

結果、入学率は3割から5割へと大幅に向上し、私の取り組みは予備校内での新たな標準となりました。

この経験から、誠実さと生徒のニーズへの真摯な対応が、信頼関係を築き、目標達成に不可欠であることを学びました。

 

ポイント:このような設問の場合、積極性をアピールしましょう。

そして、行動の結果として得られた成果は具体的に。

解像度を上げるためにも、成果には前年比など比較対象を用意し、数字を用いることをおすすめします。

この記入例のように〇割や%などの値を使うと、より真実味が出てGOODです。

 

以上、幾つかの記入例を紹介しました。

松竹のエントリーシートでは、自己PRを掘り下げるための設問が多く用意されている傾向です。

他には「松竹入社10年後には、どのような人物になっていたですか?」「趣味を教えてください」などの設問も過去には見受けられました。

いずれの設問も、自己分析を怠っていると薄い内容となってしまいます。

必ず自己分析を行い、自己の能力がいかに企業に寄与できるか示してください。

 

参照ページ:松竹のES(エントリーシート)の体験談一覧|就活サイト【ONE CAREER】

まとめ

この記事では、松竹の会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。

松竹は120年以上の歴史を誇る大手エンターテイメント企業です。

ここまで松竹が進化を続けてこれたのは、伝統芸能だけに依存せず、恐れず挑戦してきた結果だと考えられます。

松竹では企業共に成長できる人物が求められています。

「もっとやれる」「もっと成長したい」と願っている就活生にピッタリな企業です。また、その熱い想いが評価される企業でもあります。

エントリーシートには、熱い想いを込めてください。

松竹は情熱を胸に秘めている人を求めています。きっと企業側に伝わるはずです。

不安をお持ちの方は、友人やご家族にエントリーシートを読んでもらってください。

第三者目線で的確なアドバイスをもらえるはずです。

この記事が、松竹の内定に一歩近づくための参考になることを願っています。

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